とうとう、三度目のインド。<br />今度も、気ままな一人旅です。<br />今回は、デリーからラジャスタンを周って、ムンバイへ行き、デリーに戻ってくるという流れです。<br /><br />到着したムンバイは、ガネーシャ祭の真っ最中。<br />お祭りが大好きな私にとっては、見逃せないところ。<br />ホテル代の高いムンバイに滞在するのはちょっと痛かったけれど、致し方ありません。<br />初日は、ムンバイ独特のパールシーレストランへ行ったりも。<br /><br />9月16日(水)　大阪→東京→デリー→ジャイプール<br />　 17日(木)　ジャイプール→プシュカル<br />　 18日(金)　プシュカル→ジョードプル<br />★ 19日(土)　ジョードプル→ムンバイ<br />★ 20日(日)　ムンバイ<br />　 21日(月)　ムンバイ<br />　 22日(火)　ムンバイ→デリー<br />　 23日(水)　デリー→機内泊<br /> 　24日(木)　→東京→大阪→仕事

三度目のインド(2015年)6～お祭女、ムンバイ到着

38いいね！

2015/09/16 - 2015/09/24

54位(同エリア398件中)

#街歩き

エリア

ムンバイ(インド)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 一人旅

航空会社: ジェットエアウェイズ (運航停止)

旅行の手配内容: 個別手配

ムンバイ空港から出て、いよいよ街へ。
ここからタクシーに乗る。
街中へ行くには、スラムの横の道を通る。
映画「スラムドッグミリオネア」を思い出す。
あの映画、何度も観たな…。
あれは、原作「ぼくと１ルピーの神様」も、違った趣で面白いので、未読の方はぜひ。
灰色を基調としたスラムの街に、鮮やかな広告が。
さすが、ガネーシャ祭！

今回の旅、お祭り大好きな私にとってのメインは、ガネーシャ祭である。
日本のお祭も大好きなのだが、人が多いのに疲れてしまって、祇園祭などは、もう遠慮したい感じだ。
いや、もちろん、インドの祭が日本より人出が少ないことなんてあるはずはないのだが、インドでだと、何か別のスイッチが入ってしまうようで。

そういえば、日本では信じがたいほどの方向音痴の私だが、インドでは大丈夫。
人間、生命の危機を感じると、何かが発動するものなのか？？
それとも、私は前世インドに住んでいて云々なのか？
…いや、それを言うなら、今、日本に住んでいるだろう。
地図を見る

金額トラブルも何も無く、ホテル到着。

ホテルは、いつものように立地条件を第一に決めた。
できれば1日は有効に使いたいし、夜のライトアップされたチャトラパティシヴァージーターミナス駅も見てみたいから。

1人にはちょうど良い広さ。
落ち着く感じのベッドコーナーだ。

レジデンシーホテルフォートムンバイホテル

 場所が良く、スタッフも親切でした by ラムロールちゃんさん
灯りなど、このパネルで操作するのがイカす（←死語）

窓からの景色。
良いとは言えないが、こんなものだろう。
景色を求めるのなら、ホテルは海辺に決めるのが良いと思う。
（実は、海辺も良いかな…と、ちょっと迷った）
地図を見る

夕食は、今回、ぜひとも行ってみたかった、パールシー料理！
これまでは行きあたりばったりの食事だったが、ムンバイでは計画している。
1人だし、移動も無いし、何よりここは都会で、しかも海辺。
珍しい料理、美味しい食材がたくさんあるのだから、見逃せない。

ジミーボーイインド料理

 珍しいパールシー料理のレストランです by ラムロールちゃんさん
ということで、まずはパールシー料理。
ゾロアスター教徒のためのお店である。

ゾロアスター教…
世界史で出てきたな…
確か、鳥葬（遺体を祭壇に置いて、鳥についばませる）をやるはず…
ぐらいの知識しかないゾロアスター教と、こんな形で関わろうとは。
ちなみに、鳥葬は、今も行われているそう。
もちろん、信者以外がそういった場所に立ち入ることは許されない。
寺院へも入れない。

もともとペルシャからインドにやってきたゾロアスター教徒は、パールシーと呼ばれている。
本当はもう一件お店があって、そちらは本当にホテルのすぐそばだったのだが、行ってみたら、お昼しかやっていないことが判明、少し離れたここへ来た（と言っても十分に徒歩圏内）。
額の絵に、それらしい感じがあるが、言われなければわからないかもしれない。

パールシー料理に関する知識がないので、とりあえず、ノンベジタリアン用のコース料理を頼んでみた。
ドリンクは、パールシー料理には欠かせないという、ラズベリーソーダにしてみた。

ここからは、主な物だけピックアップして載せてみる。
何やら怪しげな包みが届いた。

さて、中は…
うっ…沼色の塊り…
これって食べ物…？
と怖気づいたが、割ってみたら、白身魚がこんにちは。

そしてお味は…

美味しいっ!!予想外の美味しさ!!
何と表現して良いのかわからない味だが、じんわりと味わい深い旨味が広がる。
ここにして大正解だったのかも。
お次は、チキン。
これは少しパサッとした感じで、白身魚ほどの感動はなかった。
最初にガツンと来ただけに、期待値が高すぎたのかもしれない。
(あくまでも、個人的好みの問題）
なが〜〜〜いお米。
画像では、ケチャップ味？などと思えるかもしれないが、ちょっと独特の味で、私は少し苦手だった。

…って、ここまでくると、少しお腹がいっぱいになりすぎていたせいもあるかもしれない。
一番好みだったのは、最初のあの沼色を塗って蒸された白身魚（マナガツオ）だったけれど。
デザートは、何と言えば良いのか…カスタードの、プディング？
素朴なやさしい味だった。
これまたボリューミーで、ああ、お腹いっぱい！
本当にいっぱいすぎて、前かがみになれなかった(笑)

真っ暗で人通りも少ない中、少々早足でホテルに戻った。

シャワーコーナーは中が見えるので、友人と来ていたら気まずいところだったが、今回は一人なので問題なし（ダブルの部屋だからか？）。
湯量も十分。

十分温まって、おやすみなさい…。
翌朝は、この旅一番の、ホテル朝食から。

豪華とは言わないが、そこそこバリエーションがあって良い。
卵料理やドーサを作ってくれる。
私は、プレーンドーサをお願いした（向かって右のクレープみたいなのがそう）
ああ、幸せな朝食。
この、ほんのりと甘いように感じるドーサ（写真右端のどてっとしたの）は、毎朝リピートすることになる（できればまた食べたい）。

思えばドーサをいただくのは三度目。
が、私の口にはここのが一番合っていた。
ちょっとムニムニしていて食感も良い。
ドーサの隣に置かれたお椀の中のココナッツサンバル？がまた美味しくて…！
お腹もふくれて準備が完了したところで、ガネーシャのパンダル（礼拝場？仮設寺院？）を探しに出かける。
ここは、今回見た中で一番豪華だった。
なんとも言えないムーディーな色づかい。
ネズミはガネーシャの乗り物だ。
切っても切れない関係にある。

ところで、このネズミさんが捧げ持っているのは、ドラクエのスラリンでもなければ、キスチョコでも小龍包でもない。
ガネーシャの好物・モダックというお菓子。
この時期のムンバイのお菓子屋さんでは、どこでも売っている。
イチオシ

でんとおわしますガネーシャ様。

近う寄れ。

ははー。
いちいち装飾過多なぐらいが、いい感じ。
ここは、小さなガネーシャ。
お参りして、こんなお菓子をもらった。
甘くてコリコリしていた。
あっちこっちにガネーシャさん。
イチオシ

最初にガネーシャを知った時は、象の顔なのに肌色って…と少し違和感を感じたものだ。
でも今では、肌色でなくては逆に変な感じがする。

知的で穏やかな、良いお顔。
お鼻の先が、サザエの実の先っぽみたいだ。

ガネーシャを堪能したら、次はムンバイ観光に出てみよう。

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この旅行記へのコメント（10）

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JJjJJさん 2015/11/26 20:21:40

あれは

カラス？
2枚目の写真に写ってるのは。
羽を満開に拡げて、なかなかのタイミングですね。
インドに関係ないけど…。

ピンク色.......ちょっとセクシー
いや正直に言えばちょっとエロい...イイ...

下ネタで　m(__)m

ラムロールちゃんさんからの返信 2015/11/26 20:46:28

えっ？カラス？？

と思って確認すると…
ほんと、写ってますね！
よく気づかれましたね〜。
ぜんっぜん気づきませんでした(*_*)

ふふふ。
そう、たしかにセクシー系な色合いですよね。
セクシーガネーシャ♪
お腹出てて、なかなかにマニアックな世界…(-_-;)

ラムロール

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まむーとさん 2015/11/26 20:10:59

ゾロアスター教

ラムロールちゃん、こんばんは♪

ムンバイは、素敵な所なのを初めて知った気がしたよ！
デリーよりもデープなイメージで、【活】のイメージ。ボヤボヤしてたらダメなような感じ→どんなんや？!

妹尾河童の「河童の覗いたインド」読んだ？
あの本でゾロアスター教を初めて知って、鳥葬のシステムが書いてあって、なるほどーと思った記憶があります。
ラズベリーソーダーはオッケーなのも面白いね。
色々戒律が厳しい中でなんでラズベリー？!
食べ物も美味しそう!
私は、ゾロアスター教が気になるよぅ!

ところで、私の今回の旅行記もピンク。
ラムロールちゃんもピンクで驚いたよ！

まむーと

ラムロールちゃんさんからの返信 2015/11/26 20:39:52

まむーとさん、こんばんは(^o^)丿

そうです、そうです、【活】のイメージだと思います。
大阪をあか抜けさせたような…。
基本、私は外国の都会ってそんなに好きじゃないんですが、ムンバイは好きになりましたよ。

「河童の覗いたインド」未読なんですよ。
そうですか、そんなことも書いてるんですね〜。
それは早速読まなきゃ!!

ピンク、ほんとですね！
ピンクつながり☆☆☆

ラムロール

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nenechanさん 2015/11/26 13:17:09

ご無沙汰でした

こんにちわー
いつもながら行動力すごい
暗い夜道もひとりですか・・・
・・・でも気を付けてね

スラムドッグミリオネア、私も何回か見ました
運命、運ってあるんだなあー・・・とこの年になると
余計にわかります

あれのどこまでがほんとの今のインドかわかりませんが
ごちゃごちゃ感とエネルギッシュなところは
そう違いはないのかなと思います・・・が
どんなもんだったんでしょう？

ラムロールちゃんさんからの返信 2015/11/26 20:26:40

お久しぶりです☆

nenechanさん、こんばんは〜♪

夜道は本当は、歩きたくなかったんですけどね！
人に聞いた時にはもっと近いような口ぶりだったんですが、意外に遠くて(^_^;)
インド人の言う距離は、×2した方が良いかもしれません…。

スラムドッグミリオネアの世界、今のインドと、そう遠くはないような気がします。
さらっと観光で見ただけでは、うかがい知れない部分もいっぱいありますけど、次の回に出てくる洗濯場なんか、とてもそんな感じがしました。

ラムロール

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ロータスさん 2015/11/26 09:20:55

ラムロールちゃん、おはようございます。

おはようございます。長いこと待ってましたよ〜。

お仕事、忙しかったんですね。

パルシー料理、珍しいですね。

食べたことないです。

噂では辛いと聞きましたが、そうでもないのですね。

沼色のお魚、食べてみたいです。

ラムロールちゃんさんからの返信 2015/11/26 20:19:53

ロータスさん、こんばんは☆

インド料理教室に行ったり(ダールとか、骨付きチキンカレーとか作りました♪)、ここのところ、なんだかバタバタしてました。
インド料理って、作るの本当に大変だなって実感したので、次回からは、もっと味わって食べようと思います。

パールシー料理、辛くはなかったですね、私が食べたメニューがたまたまかもしれませんが。
沼色魚は、本当に、おすすめです(^o^)丿

ラムロール

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たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん 2015/11/26 02:06:28

山手のお嬢さま〜♪

のラムロールちゃんにひとつお伺いです♪

料理の内容はさておきなんですが、?おなか?って大丈夫なもんなんですか？

衛生面ではなく、若かりし頃にインドに行ったツレ達が口を揃えて言っていた?おなかの具合の話?、それがずっと頭にこびりついて、架空の会社をでっちあげてまでビザを取ったにもかかわらず?行かなかった?理由になっているので。実際のところはいかがなもんなんでしょうかね？

あのシースルーのシャワールームは、アジアの欧米化ナイズしていることろの特徴ですね〜♪中国で体験しましたが。

たかティム。

ラムロールちゃんさんからの返信 2015/11/26 20:13:39

そうならいいんですけどね(-_-;)

たかティムさん、こんばんは☆

おなか、私は大丈夫みたいなんですよ。
まだインドで壊したことはないですね。
スパイスとか油とかにヤラレる人は多いようですが…。
今のところ、特に問題なくて。

シースルーのシャワールーム、そうなんですか。
確かに、中国でも見ました！
中国のは、模様まで書いてあって(波のような絵)、ここっていったい…(^_^;)となったのを思い出しましたよ。

ラムロール

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