2015/09/30 - 2015/09/30
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ドクターキムルさん
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島崎藤村の墓があることで知られる大磯町の地福寺境内の花壇にはピンクのイヌサフランが咲いていた。なるほど綺麗な花である。
植物には毒があるものがあり、食すると中毒になる。秋のこの時期には「毒キノコ」での中毒やその誤食喚起がTVで報じられる。「毒キノコ」ではなくても、花を観賞するために栽培している植物でも有毒なものがある。
イヌサフラン(ユリ目イヌサフラン科)はヨーロッパや北アフリカ原産の多年草で、9月頃、地中から長い花筒を出してピンクの花を咲かせる。花が美しく、コルチカムの名で観賞用に栽培される。
植物全体、特に球根(鱗茎)や種子に、アルカロイドのコルヒチンを含有しており、食すると嘔吐、下痢、呼吸麻痺などの中毒症状が起きる。薬用としては、コルヒチン(痛風の鑑別薬)の製造原料となる。
イヌサフランは葉が北海道、本州中部以北の林下に生える多年草のギョウジャニンニク(ユリ科)に似ているためにしばしば誤食されるようだ。
ウィキペディアには中毒して死亡した例が記載されている。(1) 2007年4月には新潟県で50代の男性がギョウジャニンニクと一緒に誤ってイヌサフランを摂食し、その後死亡した。(2) 2014年9月には静岡県で70代の男性が、ギョウジャニンニクと間違えて栽培を続けていたイヌサフランを煮物にして食べ、その後死亡した。(3) 2015年9月には山形県で60代の女性が、観賞用として栽培していたイヌサフランを摂食し、その後死亡した(「自宅庭に20年、イヌサフラン食べた女性死亡」( 山形県食品安全衛生課は25日、有毒植物「イヌサフラン」(別名コルチカム)を食べた山形市内の高齢女性が食中毒症状を訴えた後に死亡したと発表した。
県が1955年に調査を始めて以来、イヌサフランの食中毒は初めて。
同課によると、女性は22日午後4時頃、自宅の庭に生えていたイヌサフランを生のまま食べ、吐き気などの症状を訴えて医療機関を受診し、入院。23日午後4時半頃に死亡した。
女性の吐しゃ物からイヌサフランに含まれる有毒物質「コルヒチン」が検出されたことや、家族への聞き取りなどから食中毒と断定した。女性宅の庭には20年以上前からイヌサフランが生えていたという。
イヌサフランは観賞用として栽培されるが、葉や花、球根など全体にコルヒチンが含まれる。球根が出回る秋にはニンニクやタマネギなどと、春にはギョウジャニンニクやギボウシなどと間違えられることが多いという。同課では、「球根は台所には置かず、観賞用の花壇と家庭菜園とは別に作り一緒に植えないでほしい」と注意を呼びかけている。2015年09月27日 09時51分 )(http://www.yomiuri.co.jp/national/20150926-OYT1T50132.html?from=ytop_main7))。
岡本信人でなくても、「知らない野草は決して口にしないで!」。
(表紙写真はイヌサフランの花)
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