秘境・黒部峡谷トロッコ電車で終点「欅平」までアルペンルートと絶景の宿・立山高原ホテル 1泊

2015/09/21 - 2015/09/22

クラブツーリズムのツアーで行きました。
行程は以下の通り。

【9/21】
新宿駅8:00スーパーあずさ5号→松本駅10:38着→扇沢→（トロリーバス）→黒部ダム→黒部湖→黒部平→（ロープウェイ）→大観峰→（トロリーバス）→室道・みくりが池散策→（高原バス）→天狗平（立山高原ホテル泊）

【9/22】
立山高原ホテル→（高原バス）→美女平→（ケーブルカー）→立山→（バス）→宇奈月→（黒部峡谷トロッコ電車）→欅平散策→（トロッコ電車）→宇奈月→（バス）→黒部宇奈月温泉駅18：43北陸新幹線はくたか576号→東京駅21：16着

お天気に恵まれ、風もなく大自然の風景を堪能しました。
みくりが池や天狗平辺りは、紅葉も楽しめました。
今年の紅葉は、例年より1週間ほど早いそうです。

エリア 立山黒部(富山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 1.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

新宿駅から8:00発のスーパーあずさ5号に乗って松本駅下車。
10:38着。

みくりが池の紅葉見たさに、何か月も前からツアーの予約をして、ようやく今日を迎えた嬉しさ！

とりあえず、お天気に恵まれホッとしているところです。

一昨年6月に黒部ダムには行ってるのですが、観光放水はやってなくて、今回見られて良かったです。

放流バブルは水が岩盤に直下する衝撃を避けるため、水を霧状にして放流してるそうです。毎秒10ｔもの水が落下。観光放水といえども圧巻です。飛沫が体に当たって気持ちいい〜！
天気が良ければダブルレインボーも見られるのですが、残念ながらちょっと曇ってたので虹はオアズケでした〜

●黒部ダム放水期間

6月26日〜7月31日　6時〜17時半まで

9月11日〜10月15日　7時〜16時半まで

殉職者慰霊碑
くろよん建設中に殉職された171名の御霊を敬い、全員のお名前が刻まれています。

合掌

「黒部の太陽」という映画を事前に見てテンション上げて、この旅行に臨んだので、手を合わさずにいられませんでした。

厳しい自然環境との戦いのなか、ようやく完成した黒部ダム、こちらこそ感謝です！

さあ！黒部湖駅からケーブルカーで黒部平まで出発です。
約5分の行程です。

黒部平、到着〜
だんだん空気がヒンヤリしてきました。
100ｍ上がる度に1度下がると言われているので、扇沢は、約1400ｍ。
黒部平は、約1800ｍ。400ｍ違うから4度低くなってるのかな？

寒さはあまり感じません。

立山ロープウェイから見た紅葉。
ちらほら紅葉が始まってます。
キレイだ〜！

黒部湖がかすかに左奥に写ってます。
午前中は晴れていたのに、ちょっと曇ってきてザンネン。

室道です。
標高2450ｍ。さすがに寒いです。
10度切ってるみたいです。

室道周辺のほうが、広い範囲で紅葉してます。

みくりが池の散策です。今回ネイチャーと呼ばれるガイドさん付きで、色々説明を聞きながらみくりが池を一周しました。

湖面にくっきり逆さ富士みたく映ってます。
ハートマークを収めたかったけど、うまく撮れませんでした。

本当は、室道周辺を2時間の散策予定だったのが1時間くらいに短縮されてしまいました。

シルバーウィークということもあって、大渋滞にはまり、扇沢までなかなか辿り着かなかったのです。

それでも、1時間以上は散策できたので良かった良かった！

高原バス17：05分の最終バスに乗り込んで、天狗平で下車。
徒歩3分くらいで立山高原ホテルに到着。

一部改修工事を行って景観が悪いと聞いていたのですが、足場もすべて取れて、とってもキレイなホテルでした。

お部屋はこんな感じ。
ここは4人部屋なので、ベッドは4つあります。

改修したてなので、お部屋が新しい臭いがします。
キレイで気持ちがいい〜！

角部屋でいうことなしのお部屋です。
クローゼットも3つあり、とても機能的に作られています。

雲海に沈む太陽。目に焼き付けました。

標高2300ｍに位置する立山高原ホテル。
雄山・浄土山・別山・大日岳など立山連峰の山々をパノラマ状に見渡せます。

他にも牛肉焼きとか出ました。
みんなどれもおいしかったです。特に白エビのから揚げ、おいしかった〜

主人が日本酒を1合半ほど飲んで、1時間ほどしたら急に気分が悪くなってしまいました。
気圧の関係で、吐き気がしたり頭痛がしたり、いわゆる高山病になってしまったのです。
いつもなら、そんな量で酔っぱらうことないのに、やはり標高の高い場所はお酒は控えた方がいいと痛感しました。

すぐに横になって安静にしてたら元気になったのでホッとしました。

その後、外に出て満天の星を堪能したくらいなので、本当に回復したのでしょう。

それにしても、星空の写真ってうまく撮れないな〜。

2日目の早朝。

朝5時前に目が覚めて、早朝散歩。
昨夜、気持ち悪くなった主人、もうすっかり元気です。

今日は、雲ひとつない快晴。

6時半頃、立山連峰から顔を出す日の出も、しっかりこの目で収めました。

写真は眩しすぎて、うまく撮れず。

ホテルから高原バスで美女平まで。美女平からケーブルカーで宇奈月駅まで。

宇奈月駅からトロッコ電車で終点の欅平まで。

窓のない電車にギュウギュウ詰めで1時間半かけて欅平まで。
一列4人掛けでキュウキュウです。

空いてる席は一つもなく満席状態。
そんな中、渡されたお昼の弁当を頬張り、もうしんどいったらありゃしない。
これがツアーの宿命とでも言いましょうか、仕方ないですね。

ようやく欅平、到着〜。

また、同じようにすし詰め状態で帰らなくちゃいけないと思うと、凹みます。
何せ、身動きできないから腰とお尻が痛くなって・・・。

黒部ダムから落ちてきた水が、ここの川に注ぎ込まれ、やがて日本海へと流れ出るのです。

とても澄んだ水が、とうとうと流れています。

欅平をじっくり散策して、このツアーは終わりです。

バスで、黒部宇奈月温泉駅へと向かって北陸新幹線で帰ります。

因みにJRの黒部宇奈月温泉駅って、周りに何もありません。田んぼばかりが広がっているなかに、ポツンと真新しい駅が備えられていて、開発はこれからなんだな〜と感じました。

初めて乗る北陸新幹線。はくたか576号。
ほとんど各駅停車でした。
かがやきとはちと違います。

けど、座席は広すぎるくらいゆったりできていて、快適でした。
おまけにトイレに驚きました。ウォシュレットなんです。
トイレに入ると自動的にファ〜って蓋が開くやつ。

アルミっぽい無機色なトイレじゃないのです。
日本のトイレはすばらしい！！

21:16に東京駅に無事到着。

何事もなく旅を終えられたのに感謝、感謝。