SWウズベキスタン＆トルクメニスタン(3)　ヒヴァ

2015/09/20 - 2015/09/20

SWの5連休＋1日でウズベキスタンとトルクメニスタンに行ってきました。

1泊2日のトルクメニスタンツアーを終えてウズベキスタンに戻り、ヒヴァに到着。夜のフライトまでの短い時間でしたが、城壁に囲まれた内城イチャン・カラを散策しました。

＜行程＞
【1日目(9/18)】
　中部11:50→仁川13:50（OZ＝アシアナ航空）
　仁川16:50→タシケント20:20（OZ）
　タシケント泊
【2日目(9/19)】
　タシケント6:45→ウルゲンチ8:25（HY＝ウズベキスタン航空）
　ウルゲンチ〜クニャウルゲンチ〜地獄の門
　テント泊
【3日目(9/20)】
　地獄の門〜ヒヴァ
　ウルゲンチ21:10→ブハラ22:10（HY）
　ブハラ泊
【4日目(9/21)】
　ブハラ〜サマルカンド
　サマルカンド泊
【5日目(9/22)】
　サマルカンド〜タシケント
　タシケント22:20→
【6日目(9/23)】
　→仁川8:50（OZ）
　仁川16:10→中部18:00（OZ）

エリア ヒワ(ウズベキスタン)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: ウズベキスタン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

トルクメニスタンの出国手続とウズベキスタンの入国手続を経て、13:45頃にウズベキスタンに再入国。ここからはまたツアーで同行した日本人の方とは別々となり、昨日と同じドライバーの車でヒヴァに向かいました。

14:48頃、国境から1時間弱でヒヴァの「オタ・ダルヴァザ門（西門）」前に到着

オタ ダルヴァザ門 (西門) 史跡・遺跡

イチャン・カラを囲む城壁

イチャンカラの城壁 史跡・遺跡

門の右手にはどなたかの像

イチャン・カラに入城。
西門内で呼び止められてチケットを買わされましたが、まだスムを入手しておらず米ドルで支払ったため、後から考えるとかなり損しました。米ドル建で入場料12米ドル、写真撮影料3米ドルと表示されていましたが、スム建はたぶん公式レート換算なので、闇レートで入手したスムで支払えば合計10米ドル相当以下で済んだと思います。

イチャン カラ 旧市街・古い町並み

温かそうな帽子のお店

1852年に完成した「ムハマンド・アミン・ハン・メドレセ」。
かつては神学校でしたが、現在はホテルとして使用されています。

ムハンマド アミン ハン メドレセ 史跡・遺跡

未完成のミナレット「カルタ・ミナル」
1852年に着工されたものの、工事が中断されて現在に至っているそうです。
ヒヴァでは珍しいカラフルな建造物。

カルタ ミナル 建造物

「ムハマンド・アミン・ハン・メドレセ」の中庭

17世紀に建てられたハンの宮殿「キョフナ・アルク」

キョフナ アルク 城・宮殿

宮殿の奥に「アクシェイフ・ババの見張り台」が見えますが、こちらは後ほど訪れます。

青いタイルの装飾が綺麗な宮殿内の建物

宮殿内に博物館もありました。

観光用のラクダ。
一緒に写真を撮ると有料です。

東西のメインストリート沿いには土産物屋が並んでいました。

メインストリートの向こうにはジュマ・モスクのミナレット

パフラヴァーン マフムード通り 散歩・街歩き

メインストリートから南に行った所に「パフラヴァン・マフムド廟」

パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会

東側には「イスラーム・ホジャ・メドレセ」のミナレットが見えました。

1910年に建てられた「イスラーム・ホジャ・メドレセ」。
中世の街という印象ですが、意外と新しい年代に建てられた建造物が多いです。

イスラーム ホジャ メドレセとミナレット 建造物

メドレセ内は博物館になっていました。

イスとテーブルでしょうか。

民族衣装を着た人

陶磁器などの露店

ジュマ・モスクのミナレット

10世紀に建てられた「ジュマ・モスク」

ジュマ モスクとミナレット 寺院・教会

多柱式建築で、彫刻が施された213本の柱が並んでいます。

メインストリートの中心に無料の公衆トイレがありました。

イチャン・カラの東端の「アラクリ・ハン・メドレセ」

アラクリ ハン メドレセ 寺院・教会

アラクリ・ハン・メドレセの中庭

これから伝統舞踊が行われるようで、別料金なので追い出されてしまいました。

まだスムを持っていなかったので通り掛かりのホテルで両替すると、50米ドルがこんな札束となりました（大半が1000スム札で、残りは5000スム札、500スム札、200スム札）。
交渉の結果、1米ドル＝4200スムのレートとなりましたが、後で他の人から聞いた話では、1ドル＝4800-5000スム程度が相場だったようです。ちなみに、サマルカンド駅の両替所に掲示されていた公式レートは1ドル＝2654スムでした。

城壁の東側の市場

まだ昼食を食べていなかったのでサムサを購入（1500スム≒0.35ドル≒43円）

野菜・果物の露店

衣類、雑貨、電化製品など様々な物が売られていました。

再びイチャン・カラに戻り

1830年代に建てられた「タシュ・ハウリ宮殿」

タシュ ハウリ宮殿 城・宮殿

豪華な寝室

綺麗なタイルの装飾

ヒヴァの主な見所はあっさり回り終えてしまったので、ヒヴァで一番高いイスラーム・ハン・メドレセのミナレット（45m）に登ってみました（5000スム≒1.2ドル≒144円）。

かなり暗く急な118段の階段を登りました。
下りてくる人がいるとすれ違うのが大変ですが、意外とすぐに最上部に着きました。

ミナレットから北西方面の景色

南側の景色

ミナレットの影が見える北東方面の景色。

タシュ・ダルヴァザ門（南門）。
ここからならチケットなしでイチャン・カラに入城できます。

タシュ ダルヴァザ門 (南門) 建造物

住宅街とミナレット

キョフナ・アルク内の「アクシェイフ・ババの見張り台」にも登ってみました（5000スム）

見張り台からイチャン・カラ中心部方面の景色。
3本のミナレットが見えますが、中央が先ほど登ったイスラーム・ホジャ・メドレセのミナレットです。

見張り台から北側の城壁方面の景色。
城壁の上を人が歩いているのが見えました。

どこから城壁に登れるのかと城壁沿いに歩いてみると

北門付近から城壁に登ることができました。

城壁の上

バフチャ・ダルヴァザ門（北門）。
門の左手に乗合タクシー乗り場がありました。

城壁外のチャイハナで夕食

先月の中央アジア旅行ではラグマンとプロフばかり食べていたので、「チュチュヴァラ」（中央アジア風水餃子）を頂いてみました（7000スム≒1.7ドル≒202円）。

イチャン・カラの城壁

空港に向かうにはまだ時間の余裕があったので、イチャン・カラの住宅街をしばし散策。メインストリート沿い以外は殆どが住宅街でした。

所々で子供たちに「ハロー！」などと声を掛けられました。
ウズベキスタンでは、あまり「ニーハオ」とは言われなかった気がします。

住宅街

住宅街の中の建物

住宅街

北門の外の乗り場から乗合タクシーでウルゲンチ空港へ。
所要約35分で料金は20,000スム（≒4.8ドル≒576円）でした。思ったより高く妥当な金額なのか分かりませんが、トルクメニスタンツアーを手配した旅行会社にタクシーを依頼すると20ドルだと言われたので、それに比べれば安いです。

ウルゲンチ空港 (UGC) 空港

搭乗口の待合室は、同時刻にタシケント行きとブハラ行きがあったため、大混雑で席が足りない状態。ドリンクとスナックの売店がありました。

21:10発のブハラ行きに搭乗

Expediaでチケットを購入しましたが、エコノミーが選択肢になかったのでビジネスクラス（後日、もっと安いエコノミー席が販売されていましたが、、、）。
各座席にコンセントが付いていました。

最初にドリンクが出ましたが、僅か1時間のフライトのため機内食はありませんでした。

（ブハラ編に続く）

この旅行記へのコメント （2）

• kanaさん 2015/10/03 08:21:27

  うーん、インフレ(T ^ T)

  mondoさん こんにちわ
  
  なかなか充実したたびでさすがですね♪
  それにしても、公定レート、私が行った時は1ドル2550スムでしたが、更に上がってますねぇ
  来年用に持ってるスム、大丈夫かなぁ(^◇^;)
  そうそう、トルクメニスタンのビザ取得ですが、パスポートなくても大丈夫ですか？
  らいねんのGWに予定しているので、教えてくださいませ〜(^ ^)
  
  でわでわ
  kana

  mondoさん からの返信 2015/10/04 17:17:56

  Re: うーん、インフレ(T ^ T)

  kanaさん、こんにちは。
  
  早くもウズベキスタン再訪＆トルクメニスタンですか！トルクメニスタンのビザは、現地の旅行会社にパスポートのコピーなどをメールで送って招待状を発行してもらい、国境でアライバルビザを取得しまし た。
  
  ウズベキスタンのインフレは凄まじいですね。昨年の旅行記の情報とはレートが全然違っていて驚きま した。それ故に現地人は闇両替でドルを入手しようとしているのでしょうかね。