2015/07/22 - 2015/08/06
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funasanさん
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中世の宝石と讃えられるチェコの首都プラハを見ずしてヨーロッパを語れない。ドレスデン中央駅からヨーロッパ特急列車のユーロシティー(EC)に乗ってプラハに移動する。
お泊まりは「プラハ・マリオットホテル」(写真)。ここに2泊する。早めにチェックインしてエグゼクティブ・ラウンジでまずはティータイム。午後のプラハ観光の後、再びラウンジでカクテルタイム(夕食)を楽しむ。その後はライトアップされたプラハ市内を散歩し夜遅くホテルに帰ってくる。朝は再びラウンジへ行き朝食も頂く。我々にとっては実質3食付の滞在となる。
マリオット・リワードのゴールドメンバーは宿泊する客室のグレードにかかわらずエグゼクティブ・ラウンジが無料で利用できる。よって最低料金で予約してラウンジを使いまくる作戦である。安くて豪華に旅する裏ワザの1つ。
ただし、マリオットゴールドを獲得&維持するのに結構お金がかかる。安く泊まったつもりでも、宿泊日数が多くなり結局マリオットに多大な貢献をすることになる。マリオットの思うツボである。
為替は1チェココルナ=5円で換算する。
◎私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
(新刊『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』案内あり)
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7月27日朝ドレスデン中央駅(写真)に行き、9:07発プラハ行きの特急列車ECに乗る。座席は2等車で料金は34.6ユーロ(4671円)。
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月曜の朝にもかかわらず車内(写真)は混んでいる。幸いオープンサロンカーの2席が空いていたので確保する。大きなスーツケースは座席の頭上にある棚に上げる。これが結構大変である。
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この列車は「ドレスデン→プラハ→ウイーン→ブタペスト」へと続く国際特急列車である。プラハまでの所要時間は2時間18分。1ヶ月後、シリヤ方面から大量の難民がドイツ目指してブタペスト中央駅に殺到する事態は想像さえできなかった。
写真:コンパートメント・カー -
我々の席の前に若いカップルが座っていたので30分ばかりお喋りをする。チェコ第2の都市ブルノにある大学に通うチェコ人の学生さん達である。2人とも流暢な英語を話す。
写真:食堂車 -
ドイツのドレスデンからチェコのプラハへは国境を越えて列車は進む。しかし車内ではチケットの検札のみでパスポートの検査はない。チェコは2005年にEUに加盟し(国境検査を撤廃し地域内移動自由を保証する)シェンゲン協定に加盟しているからである。
11:25プラハ駅(写真)着 -
プラハ駅構内3階にアールヌーヴォー様式の美しい天井壁画に覆われたカフェ(写真)がある。一見する価値があるが、ここを見つけるのに多少苦労した。
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プラハ中央駅前(写真)に立つ。相変わらず空気は爽やかで夏の高原の風が吹く。ここから重いスーツケースを引っ張ってマリオットホテルまで歩くのだが、気分はルンルン、Go,Goだ。
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プラハ中央駅前は広い公園(ヴルフリツキ公園)になっており緑が美しい。しかし、ドイツの公園とは明らかに雰囲気が違う。ベンチには浮浪者や無職者と思われる人達があちこちにたむろしている。一瞬、緊張感が走る。
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公園を抜けると電車通りになり、プラハらしい古風な建物が現れる。そこに路面電車(トラム)が走る。いい感じ〜。
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豪華な建物(写真)の横を1ブロック進み左折するとプラハの国内列車の発着駅「プラハ・マサリク駅」に至る。
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そして、マサクリ駅から続く道なりに「プラハ・マリオットホテル」(写真)が建っている。
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玄関のドアーを開けてホテル内に入ってみると…
ピカピカに磨かれたロビー・フロント(写真)が待っていた。ただし、それ程豪華さはないようだ。早速チェックインをする。 -
パスポートとマリオットのゴールドメンバーカードを提示して、チェックインをする。少々粘って高層階の眺めの良い部屋を探してもらう。今夜はリバークルーズ客が大勢宿泊し満室らしい。
写真:ロビーから吹き抜けの2階 -
時刻は午後1時、まだ部屋には入れないので先にエグゼクティブ・ラウンジ(写真)に行く。ラウンジは朝6時から深夜までオープンしており、ルームカードで入室可能である。(部屋キーはまだもらえないので、ラウンジアクセス可能なカードをもらった)
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ホテル最上階の7階にあるエグゼクティブ・ラウンジ(写真)に入る。室内はやや狭く、これではカクテルタイム時には満席になってしまう感じである。
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眺めの良い窓側の席(写真)に座り、ここでティータイムにする。ただし、この窓側の席は3席しかないので早いもの勝ちであろう。
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この時間帯のサービス内容は各種ジュース類、コーヒー、紅茶、ビスケット2種、ピーナッツ類、等である。時々、日本のお菓子「あられ」が出てくる。
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我々の部屋の準備が出来たので部屋に向かう。エレベーターホール(写真)は重厚な感じでよい。
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そして、待望の部屋(写真)に入る。客室面積は30?でマリオットにしてはやや狭いかな?という印象である。プラハの旧市街地中心に近くアクセス抜群のロケーションなので止むおえない。
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客室料金は2名1室利用、食事なしで3105チェココルナ(15525円)である。ただし早めの予約で「全額前払い、返金不可」の最低料金。ここに2連泊する。
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ピカピカに磨かれた大理石のバスルーム(写真)は意外と広い。
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バスタブ(写真)もあり、湯船にお湯を張ってお風呂が楽しめる。日本人なら当たり前の習慣がヨーロッパでは希少価値となる。
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我々の部屋(写真)は6階のエグゼクティブ・ルーム。バスローブもあり風呂上りにゆっくり寛げそうだ。ゴールドメンバー特典として部屋のアップグレードもある。
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プラハマリオットは旧市街の中心近くにあるので周囲はビルに囲まれている。そんな状況の中でも部屋の窓からの眺め(写真)は悪くはない。
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ホテルの6階と7階がコンシェルジュ・レベルの客室になっており、不思議なことに6階にも専用のコンシェルジュ・ラウンジ(写真)がある。しかも、こちらの方が広くて豪華だ。
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ただし、ここには飲食物は一切ない。6階と7階のラウンジは階段でつながっており、7階の飲み物や食べ物を調達して6階に持ってくることになる。我々はここのラウンジ(写真)が大いに気にいる。
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6階のラウンジの一角がビジネスコーナー(写真)になっており、インターネット、印刷等、無料でできる。また、ラウンジ内に各国言語の新聞の抜粋記事があり情報収集に便利である。
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午後3時から5時半までアフタヌーン・ティータイムがはじまりケーキも出てくる。よって、ここで本格的なアフタヌーン・ティー(写真)が楽しめる。ただし、サンドイッチやスコーン類はない。
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ホテル地下に本格的なフィットネスクラブ(写真)がある。スタッフも常駐し何やら町のクラブのような賑わいがある。
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トレーニング・ジム(写真)は驚くほど広く、マシンは勢揃いしている。とてもホテル専用のジムとは思えない施設である。
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どうやら、ここはプラハ在住のメンバー対象のスポーツクラブ運営のようである。室内プール(写真)は狭くて貧弱である。
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ホテルフロント階にあるバー・ラウンジ(写真)。私はこういう場所が好きであるが、エグゼクティブ・ラウンジに行けばいつでも無料で飲食できるので、ここはパスをする。
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エグゼクティブ・ラウンジではアフタヌーン・ティータイム終了後、午後5時半から7時半まで「オードブル・カクテル・タイム」(写真)がはじまる。
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7階のラウンジの一角にビュッフェコーナー(写真)があり、サラダ類、ハム、チーズ、ホットディッシュ類が置いてある。
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アルコール類(写真)も豊富にあり、グラス1杯のみなどというケチな制限はなく好きなだけ飲める。
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少々年代の入ったワインもあり、ワイン、チーズ、ハムでカクテルタイムが楽しめる。すべて無料なので酒好きにはたまらないシーンであろう。
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妻はワイン、私はジュースで乾杯!健康のために、パプリカ、スティック人参、キュウリ、そして青菜等サラダ類をモリモリ食べる。チーズやハムをサラダと一緒に食べればドレッシングはいらない。
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その後、ホットディッシュ各種、パン各種と続く。お腹が足らなければ、何度もお代わりをすれば良い。
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最後はデザート類とコーヒー(写真)。これで完璧な夕食となる。我々夫婦は経費節約のためここで夕食を済ませてしまうのである。カクテルタイム終了後は午後7時半から9時半まで「レイト・イブニング・デザート・タイム」となる。ラウンジは深夜12時までオープンしている。
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ラウンジでの朝食は朝6時から10時まで、朝日を浴びながらビュッフェの朝食は実に気分がいい。ただし、ホテルの一般のレストラン「ミッドタウン・グリル」で朝食を取ろうとすると(ラウンジアクセス可能なゲストでも)追加代金350チェコ・コルナ(1750円)が必要である。
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さらに一般のお客がレストランで朝食ビュッフェを取ろうとすると670チェコ・コルナ(3350円)もする。ラウンジでの朝食ビュッフェ(写真)は非常に充実しており全く不満はない。
1泊2食アルコール、アフタヌーン・ティータイム付きで一人約7500円。マリオット・ゴールドの特典を最大限に生かした滞在である。(プラハ観光篇に続く)
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