フランス夏の終わりの気まま女子旅！②(パリ＊アパルトマン生活編　その１)ヴァンヴの蚤の市を巡り、16区ローカルまち歩きと絶品キャフェランチ、お膝下ルイ・ヴィトンブティックのショッピング！

2014/09/26 - 2014/10/04

今回の旅は４編に分割しています。
①友人と二人でパリ4泊、TGVでニース３泊の行程
②友人がニースから帰国、私はTGVでパリへ戻り、７日間のアパルトマン生活初体験
③パリの街角ウォッチングとバスの旅
④パリ田舎探し～帰国


パリへ戻る前夜シーフードレストランで頂いた牡蠣に当たりまして、友人との最後の夜を台無しにしたわたくし。翌朝何とか体調を持ち直し、TGV　でニースからパリへ戻るところから旅は再スタート。

ここから１週間に及ぶパリのアパルトマン生活編。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、無事に定刻発車のTGVに乗り込みパリへ思いを馳せているうちに気がつけば爆睡していました。最初のパリでは友人と一緒だったので気持ちも緩みきってたなぁ〜、と反省。下車前にもちこんだクリスプをおもむろに取り出し、むしゃむしゃっと食べて気持ちを切り替えます。

リヨン駅に着いたのは１5時半でほぼ予定通り。アパルトマンのある７区エッフェル界隈まではメトロ１番線でコンコルドまで行き、そこで８番線に乗り換えてラ・トゥール・モブール駅で下車。約３０分くらいのメトロ旅。メトロの乗換え時にスーツケース担いでくれたおじさんにほっこりする。ニースでお土産に買ったオリーブオイルと石鹸、どちらもまぁまぁ重たくてほんま、じんわり汗。救いは降りた駅にエスカレーターがあった事！ほとんどの駅で無かったり部分的だったりするので、思わず心の中でガッツポーズ。

サン・ドミニク通りを行くとエッフェル塔が見えて、オォォォー！と一気にテンション上がります。それにしても狭い通りにたくさんの人。今まで自分が歩いてきた観光客で溢れかえったパリの目貫通りとは違い、お年寄りや子連れのママさん達、学校帰りの高校生くらいの若者等々、パリ人の日常生活がそこにありました。わたしすでに感無量です〜。待ち合わせの通りの前で今回利用したエージェントに電話。現地で大家さんと連絡とることになっていたのですが、携帯番号を書き写し忘れて連絡とれなかったんです。聞いた番号に掛けると、自分が立っている場所が間違いであることが分かり、大家さんのガイダンスで何とか修正。電話無かったら、夜中まで立っていたかも、、と思うと冷や汗でた。。旅行いく時はプリペイ専用の電話とSIMを持っていきます。自分で旅を組むと、現地で連絡手段が必要となるし、日本の携帯を契約して行くとバカに高いからね。あと、どーでもイイ事ですが、エージェントの担当者、名前とか文面から男性かなと思っていたら、アフリカ人女性だった。

さて、細いパッセージを入ってちょうど真ん中あたり、ありました、探していた家！

大家さんは玄関で待っててくれました。挨拶して（といっても、ボンジュー！という一言しか言えない自分）、中へ招き入れていただきます。写真は共用廊下。手前右１階ほお部屋が大家さんの物件です。

入るなりベッドが！

振り返るとキッチンがありました。奥にシャワーとトイレもあります。
小さいが清潔感があり、私にとっては１週間の生活には十分すぎるスペースです。
フランス人の大家さんアンヌさんが英語でWiFiやオンデマンドテレビの使い方をレクチャーしてくれます。かなりフランス語なまりで聞きづらいのですが、フランス語はちんぷんなんでまだ救われます。デポジットとして約４００ユーロを払い、１週間分のレント代３５０ユーロを手渡し、契約書をもらって手続き終了。今回、英語の広告でエージェントサイトを見つけて経由で契約したので利用手数料で別に１００ユーロ払いました。まぁ、ホテルステイより自由効くので許容範囲かな。

さて、もう17時前です。晩御飯（昼飛ばしたのでチョー空腹）買いに出かけなくちゃ！と息つく間もなく外出します。近くに食材買うのに良い通りがあるとアンヌさんに聞き、早速行ってみます。クレール通りといいます。色んな名店がひしめくパリ屈指のグルメロード、とか？パリのガイドブックにも載ってるプラリュというエクレア？の店発見。エクレアのベンチがあり、腰掛けて買ったばかりのエクレアを食べることができるみたいっす。

プラリュ スイーツ

もう少し歩くと、花屋さん。物凄くいい匂い！何か買って部屋に飾ろうか、とも思ったのですが、お腹減りすぎてまた今度、ということに。汗

ロティサリー発見！ウウェーイ、ナイスこんがりチキンです！もうこれに決まり！
小さめの、でももも肉が美味しそうなところを見繕ってもらいグラムを計って、まずレシートをもらいます。それを持って店の奥の方に行くとレジのにーさんがお会計してくれて、払ったレシート持って店の前に戻るとチキンを選んでくれたおじさんが袋に入れてスタンばってます。（最初はこのシステムがわからんかった・・なんせ誰も英語聞けないし喋らないから　汗）両手で受け取りお辞儀をしたら、びっくりされた。あっ、ここは日本ではなかった！と慌てて手を振る。逃げるように元来た道を帰る見慣れぬ東洋人、と思われた、きっと。

帰りにご近所のカルフールでその他食材を買い込むとこうなった・・・汗。
買いすぎ注意。

で、一人なのにこの夕食の完成。絶対太るパターン・・・汗
こないだまで一緒だった友人はあまり食べない人だったので、一人になったとたん、「好きなだけ食べても、誰にも何も言われへんし！」という開放感を味わう。
チキンレッグにリコッタとスピナッチのトルテリーニ、バゲットはカルフール産ではあるが焼きたて、サラダは半熟ゆで卵、オリーブ、トマト、リーフサラダにチーズとフムスのペーストまで贅沢に盛る。お腹空いてるのでこれでもか、というくらい盛ったら、

こんなに大きくなった。汗
バルサミコとオリーブオイルで美味しく頂きました。ええ、残さずに！爆

その後、部屋の片付けも早々に、すぐ寝ました！

DAY2 27/09/2015
近所散歩してたら、見たことある看板、カヌレの有名なルモワン！
滞在中に買いに来よっと、とスルーしてお散歩続行です。甘いのそんなに好きじゃないので、天下のルモワンに対してもかなり強気です。笑

ルモワン スイーツ

アルマ橋を渡ると対岸にエッフェルが！今日も絶好調に晴れてるので気分もアゲアゲです。今日はシャンゼリゼ散策してそこからバスでモンパルナスに行く予定。

アルマ広場 広場・公園

２５分ほどゆっくり歩いて、シャンゼリゼ大通りに出ました。
何度見ても、「オオォォォー！」となります。
沿道の紫のノボリ、Qatar Prixと書いてありました。Boulogneの森のロンシャン競馬場であるみたいっす。競馬とか一回見に行ってみたいもんだなぁ。

シャンゼリゼ通り 散歩・街歩き

シャンゼリゼをさーっと通り過ぎ、一本裏道でバスを待ちます。このために私はパリの交通マップを買いました。英語版は５ユーロです。バス停にも案内はあるのだけど、ロンドン
ほど分かりやすくないし、なんせ遅れることが多いみたいです。だいたい全部フランス語の駅名なんで、英語で書いてあってもわからない。

ようやく来たバスにとりあえず乗る、とモンパルナス来ましたー！写真、逆光でした・・。
ここでランチにガレット食べようと思ってます。
昔はガレット発祥の地ブルターニュからの列車が到着する駅がモンパルナス。そのせいでブルターニュ移民が多かったモンパルナス駅周辺には今もガレット店が軒を連ね、観光客もそれ目当てでやってくるみたいっす、私みたいに。

モンパルナス 散歩・街歩き

いろいろ検索した結果、初めてなので老舗のジョスランへ。

クレープリー ル プティ ジョスラン 地元の料理

甘いのは苦手なので、おかずガレットです。
これは大道のジャンボン・フロマージュ、つまりハムとチーズです。冒険なしです。

感想：塩辛い、少し。ちょっと脂っこいし。
（甲子園口にフランス人のおじさんがガレット出すフレンチレストランがあって、そこの方が美味しいと思ってしまった！）でも、これも経験。私は飲めないのでお水でしたが、ガレットにはシードルというりんごの発泡酒が定番です。

満腹のお腹を抱え、散歩がてら歩きます。レンヌ通りを歩いて買い物など楽しみながらサンジェルマンへ。ショーウィンドウのディスプレイもおされ〜！

サン ジェルマン デ プレ地区 散歩・街歩き

本屋発見！

これ、本！かわいい！手に取ったら２キロくらいありそうで即戻す。

本屋で時間を潰したあと、またサン・シュルピス教会前へ出ました。まだ地理が掴めてません。この日はチャリティ主催のお店が出ていました。フランス語すぎてちんぷんかんぷんです。あかんなー、自分。

サン シュルピス広場 広場・公園

手作りの小物など売ってるようです。

そしてサンジェルマン・デ・プレ教会まで出ました。それにしてもいい天気で気持ちいい。９月末は大した年間行事もないけれど、旅行者は少ないし私はベストな時期だと思ってます。

サン ジェルマン デ プレ教会 寺院・教会

地図で行くと、この角を曲がる・・・
パリの花屋さんはどこもセンスがいいです。

サン・ドミニク通りを家の方向に歩く。ひたすら歩くと教会が。サント・クロティルド教会というそうです。地元の人のための教会ですね、前の公園でバギーを持った母子のグループがベンチに座り談笑中。それにしても立派。

正面奥にグラン・パレが見えた。家もすぐそこ。

アンヴァリッド駅 駅

アンヴァリッドです。国立廃兵院。ナポレオンが眠っているということですが、だからってあんまり入る気にはなれない。。

アンヴァリッド 建造物

公園を抜けて

そして近所のパン屋さんで夕食用にプチなパン達購入。こうゆう硬いの、好きです。

ル ムーラン ド ラ ヴィエルジュ パン屋

近所のカルフールへ。
見つけました、フィッシュスープのセット！ニンニクさえあればこれで本場の味が楽しめます。

ネクタリンとペアも量り売りなので１個ずつ購入。

今日の収穫。
サンジェルマンのシティ・ファルマで購入。あそこの美容部員さん達は、自分の持ち場に入った客に次々と自分担当の商品を勧めます。なので、Aの化粧水が欲しいな、と思ってお店に入っても、Bの棚の前に立つとお姉さんはBを勧めます。Aが欲しいのよ、というと「あなたの肌はカクカクしかじかなので、Bがオススメよ！でも、Aがどうしてもいいのなら、そちらのことは私には解らないわ」という具合。安いけど、自分で買うものには責任を持て、ということでしょうかね。なかなか面白いシステムです。

シティファルマ その他の店舗

そして、モンパルナスを背にレンヌ通り右側をサンジェルマン方向へ歩くとキッチングッズのお店が２件あります。写真のグッズは１件目の小綺麗なお店で。
マッシュルームのホコリ取りブラシ、レモンにぶっ刺してスプレーとしてサラダに使えるポンプ、一人分の茶葉を入れてコップに浮かべるだけで手軽にリーフティが楽しめるツール。

２件目の食器屋さんで買ったのは、バターナイフ、シルバーのデザインスプーンにカモのナイフスタンド。全部で２０ユーロでした。

そして今日の晩飯。買ってきたバンズに昨日のチキンの胸肉部分の残りを小さく割いて挟んでます。サラダはアボカドを加えてちょっとだけ違いを出してますが、ほとんど昨日と一緒。一人暮らしだと、こうなりますよね。。ははは

DAY3 28/09/2015 AM8.00
私は最寄りのラ・トゥール・モブールから８番線に乗り、６番線経由で１３番線に乗り換え、向かった先がこちら。ヴァンヴの蚤の市！
朝早いのにすでに人でいっぱいです。なんか見つかるかなぁ、ワクワク。

ヴァンヴ 蚤の市 市場

シルバー類大好き！見てるだけでドキドキします。

奥の木にもたれ掛かった人形さんがやばい！かなりシュールです。

なんだりゃ・・？

灰皿？燭台、ブックスタンドなど、アールヌーヴォーの名残か？

こうゆうところではこんな個性的な人達にも出会えます。

ぐるぐる回ってたら、いつの間にか１２時過ぎてる！
お腹も減ってきたし、駅の方へ戻ることに。

駅前に戻ると、朝はなかった青空市場が出現しているではないか！

オーガニックの野菜も売り切れ寸前！し、しまった！出遅れたか！！

調理に少しばかりて手間が掛かって、かつ大量のゴミが出るアーティチョークはあまり人気ないのか、たくさん残ってる。。私も調理となるとめんどくさい・・と思ってしまい購入せず。

そして気になったお店がこのモロカン料理。
通りかかったら、ほんとにすっからかんになりかけ・・。
私の思考：さぞうまいに違いない、ネコ、買うんだ！とにかく何でもいいから手に入れろ！！
「よしっ」
という、一人旅ならではの妄想＋自問自答の過程を経てお店のネーサンに声を掛ける。そしてカスっかすの残り物ゲット！

お昼ご飯を買ったので、家で食べようと帰宅の途へ。
おなじみのエッフェル塔です。３日目にしてすでに地元民の気分。もう初日の感動はなし。頭の中は買ったご飯を食べることと、午後の計画でいっぱい。

アンヴァリッド 建造物

アンヴァリッド広場の隅でまたしてもpétanqueに興じるおじさんグループ発見！
時間があれば、見たかったのだが、今日は忙しいのです、わたくし。

さて、お昼。買った物を半分皿に盛ってこのボリューム！
クスクスを中心に。かぼちゃとりんごとレーズンのタジン、とろとろ玉ねぎのタジン（よくわからないのでそう呼びます）、野菜のタジン、牛肉の爆弾（ミートボール）。です。要はそれぞれの食材をタジン鍋で調理している。

感想：なんやこれー！！めっちゃうまいやーーーん！！見た目以上に味に奥行きがあり、完璧なバランス。

教訓：売れ残りに福あり。

そして、蚤の市で唯一の戦利品。
アクセサリのお店でクロスが欲しくていろいろ物色してたら、お店のおばさんが「今手に持ってるのより、このクロスの方が物がいいわよ」と。単品のクロスと左端の小さなメダルを四つ葉のクローバー付きのチェーンに通すおばさん。「ほら、素敵」
四つ葉のクローバーをやたら勧められるが、いらんなぁと思っていた。が、見ているうちにだんだんいいんじゃないか、と思い始め結局購入。ラッキーを呼び込んでくれるかも？レシートはお昼ご飯の分、ペンダントは３５ユーロでした。

夕方まで実はうたた寝しており、暗くなる前に散歩。
アンヴァリッドの裏に向かって歩きます。ここにも公園があり、地元民がベンチや芝生に座り思い思いの週末を過ごしています。
日本にもこうゆう場所がもっとあればいいのにな。

DAY4 29/09/2015
午前中はやや曇り空。
昼前まで部屋でだらだらして、やってきたのは１６区パッシー。メトロの駅もここら辺まで端っこになると地上を走ります。

中谷美紀さん（そんな人いましたよね）の「パリで逢いましょう」というBSの番組で紹介されたお店でランチがしたくでやってきました。１６区のマダムたちは「パッシーマダム」と異名をとるほどここは昔からの富裕層の町。そんな高級な住宅街にも昔ながらの庶民の通りがあり、そこに地元の人々が毎日朝昼晩と通う、憩いの場的なカフェがあります。

ここ。ラリー・ド・パッシー
早速入ります。

今日のランチの中からお肉を選びました。今日は仔牛肉のグリルにグラタン・ド・フィノワ。デザートはやめて、前菜にサラダをもらい、〆にエスプレッソをダブルで。お酒の飲めない私ではありますが、こうゆう食事を取ると赤ワイン、飲みたくなります。アルコールゲキ弱なんですが、ワインの味とか香りは好きなんです。料理は、ブラボーなお味でした！！！ボリューム満点、合計で１７ユーロです。安い！！

うはうはでお店を出て、ハイストリートでちらりとショッピング。
日本にはまだないお店ですね、アン・ドゥ・トロワ。黒のトップスを１枚買いました。滞在中の服の足しに・・・
お店の人、とても親切でした。英語、やっぱり誰も喋らないんですね。英語が通じるのは、観光地だったからなんだ！そう言えばさっきのカフェでもフランス語の嵐でした。もっと勉強しておけばよかったな、と反省。

そしてパン屋発見。
ここのショーケースにはいってたある物が私の心を揺さぶりました。
ソッコー入って購入！
フランスのパン屋もお会計が面白いです。まず、パンを選ぶとお姉さんがあっちに行ってお金払って、と言います。レジの方へ行くと機械があって、お札の場合は店員さんに渡すけど、お札と少額の小銭など混ぜて払う場合、小銭だけで払える場合は、目の前の機械にコイン投入すると中のレジと連動してるので差額のお釣りが下から出てくる。お札はネーサンがくれる、というもの。写真がなくてすみません。次の旅行で必ず撮ります。はい。

帰り際、ワイン屋さんのウィンドウ。。こんなホコリ被ったやつ、大丈夫なんだろうか・・・それにしてもこんな高そうなワインはやはり土地柄でしょうね。売れるみたいっす。。

さて、パン屋さんで買ったお土産オープンです！
一枚の紙でも折り方一つで、高さも付けて箱のような空間ができるんですね。このまま渡されました。もちろん袋もなし。なので、手のひらに載せて帰宅。節約になる。

じゃーん！
タルト・ペイザンヌ（と書いてあったが、よく知らない自分　汗）！

タルト生地は甘くなく、下の層にはサツマイモの生地、上の四角いやつらはりんごです。こーゆうの、普段食べないんですけどね・・・なんか気になって仕方ないのでランチのデザート節約した、という言い訳をして買いました。これが、私至上最高に気に入りまして一つぺろり。ずっしり大きなワンスライスなんですが、、素材の味そのもので優しい味。無心で食べました。ふー

PM1.30
マルティール通り、というモンマルトルの一画を目指してメトロに乗りました。ここもBSの「パリで逢いましょう」で紹介されたところです。

寺院の脇を裏通りへ進み

この先の登り坂がマルティール通り。
わくわくが止まらない。ローズベーカリーとか、パン屋のメゾン・ランドゥメンヌとか・・

坂の下の八百屋さん。アメリの映画に出てくる八百屋を思い出す。

少しあがってきました、が、店がことごとく閉まっている！
月曜日はお休みの多いパリ。。計画が甘かったみたいっす。

シャーないのでそのまま歩いて散策し、サクレクールをもっかい冷やかすことに。しかし、階段多いねぇ〜

モンマルトルのケーブルカー その他の交通機関

確かここ、とあるユーチューブで見ましたが、雪が降るとスノボができるらしい。ほんまかうそか知らんけど、そんなん見たよう。

どんより曇りのサクレクールと、メリーゴーラウンド。
この後は、疲れて家に帰り、引きこもっていたので写真なし！
こーゆうなか日も長旅には必要。

サクレクール寺院 寺院・教会

DAY5 30/09/2015

昨日、帰りのメトロで見かけたオネーサンの足元がかっこよすぎて、帰ってからINTERNET PATROL。その結果、今日は朝からこちらへ！今までの旅行で免税品を買ったことは１ー２回の自分。ブランドにはほとんど興味ないのに、なぜ今？？という疑問は胸にしまいまして。海外で初めて入るルイ・ヴィトン、しかも本店！いやぁ〜緊張する・・・
という心の動揺はおくびにも出さず颯爽と店内へ入ります（入ったつもり・・）。さっそく声かけてくれたおネーサンに「カクカクしかじか」と伝えると、２階へどうぞ、と。奥のエスカレータで上がると、そこは素敵な靴のブティック！でも中国人と中東の人だらけでした！（どっちも負けてないくらいお金持ってそう・・・挫けそう、私）
何とか隙を見て店員さんに声掛ける。「こんなん欲しぃんやけど〜」と伝えると、ここにはないからもう一つのお店に行ってみて、と親切に場所の説明をしてくれた。

ルイ ヴィトン (シャンゼリゼ本店) ブランドショップ

本日２軒目のルイ・ヴィトン、モンテーニュ店
アジア人どころかお客さんが居ない！？なんとも静かで優雅な空間。
暇だからなのかオネーサンが速攻で接客に入ってくれます。

そう、探してたのはこれ。
本店ではサイズがなくて、１０分ほどのこちらの店舗に来たのでした。

早速履いてみる→ぶっかぶか→がーんっ！　３８でいいと思っていたのに・・・
ネーサン曰く、このデザインは少し大きめなので、みんなサイズダウンして買うそうで。ただ、この店舗には３７はなく。「ちょっと待っててね、他の店に聞いてあげるわ」と。やさしー　涙

ルイ ヴィトン (モンテーニュ店) ブランドショップ

そして待ってる間、なんか飲みたい？みたいなこと聞かれたのでアイスティを頼むと速攻出てきた。味は完全にネスティのレモンだったけど、その気持ちが嬉しい。

待ってる間に他の商品も物色。
１０分くらいして、ネーサンが戻ってきた。「ラファイエットに現品ならあるそうよ！すぐに行きますか？取り置き頼んだげる」と。「ええ、行くともよ！」と一発返事で返すと、写真の窓際に案内される。「あそこのバス停から＠番のバスに乗って、どこどこでおりてくださいね。」と。。親切すぎるパリ人をここで発見！！

大都会パリでの一人暮らし、優しさに触れたひと時でした。（大げさ）

さて、ラファイエットで結局買ったのはこちら！
モンテーーニュ店でネーサンが電話掛けてくれてる間、自分で物色してる時にちょっと気になっていたやつです。ラファイエットのヴィトンで先程の黒と履き比べたら、こちらの方が好みだった、という結末。黒より相当値段張る（先っちょはパイソンなんです・・）高級品。

（日本に帰って、履いてみたらややきつくて、えっ？ってなって、日本の代理店に電話しました。パリ向けの靴は幅が狭いので、日本人の足型には合わないんですよ、と。「し、知らんかった〜！交換できませんか？」と尋ねたところ、調べてくれて「神戸そごうにあるんですが、メゾンじゃないから交換後の返品なしって条件でしたら」、とお返事。速攻OKして取り替えに行きました。なので、少し幅広サイズゲット（そんなに広いとは自分では思ってなかったが、ネーサン曰くフランス人は相当細いみたいです。）ちなみに、日本での価格は１２万くらいでした。。絶対買えねぇ〜

さてさて。
ラファイエットを出て、空腹に気づく。ラファイエットのヴィトンではアイステぃに懲りてホットティを注文します。マリアージュフレールのジャスミンティーのティーバッグで、アイスの１０倍美味しかった、が、そのせいか急に空腹に襲われる。で、お昼は、悩んだ末に行く予定だったお店ではなく、その店へ向う途中で見つけたこちら。オペラとサントノレの間にある。オーベルニュ・サント・ロッシュ？だと思う。汗

お客さんが大勢居たのでお食事の写真だけ。
これはにーさんが勧めてくれた、「お腹減ってる人向けの前菜」汗
ポテトは茹でてあるだけですが味が濃い！上のシャルキュトリがこれまた絶品で、上のソースはオランデーズとマヨの間的な繊細な塩味で抜群！

そして食べきったら、まぁまぁ満腹！量が多いね、しかし。

そしてメインに据えたのが、今回絶対食べたいと思っていた、牛肉のタルタル。
これぞ、フランス人の心の食事！（よく知らないけど、伝統料理ではあるらしい）

生の牛ミンチ（多分ミンチしたての）の上にケイパーやらエシャロットやらピクルスやら、ネギやら生卵やら（もはやユッケ・・）などいろいろ別盛りで来た。どーやって食べるのか、サッパりワカラン、と伝えるとにーさん嬉しそうに、作ってあげるよ、とナイフとフォークで混ぜ始めて、出来上がりがこれ。ま、不味そう・・・汗
最後にケチャップとウスターソース的なものいれて、マスタードもいれて。

感想：ケチャップの味しかしない。臭くないし、肉は新鮮。しかし、味はケチャップ。
そして巨大なこいつを、旅行に来て初めて１/３くらい残した（それでも無理して食べた自分を褒めてあげたい）。隣のおじさんのサーロインステーキがうまそうでした！笑

このレポ見た人はこの店行かないでしょうね。でも、タルタル以外は完璧でした。ホスピタリティ、雰囲気、前菜と最後のコーヒーも。全部で２２.5ユーロ。ボリュームとサービスでこれは安いです！おすすめです！！苦笑


で、次Vol.2へ続きます。
最後まで読んでくださった方、お付き合いどうもありがとうございました。