2015/07/17 - 2015/07/18
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ケロケロマニアさん
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本旅行記においては、北海道東日本パスの五・六日目、和寒→網走→和寒の旅程について記させて頂きます。
2015年夏の前半は暫く北海道を離れておりましたので、純粋な道内の旅行記としては久々となります。
何故網走?
それはふるさと割クーポン利用での宿泊が目的です(笑)。
この夏におけるふるさと割クーポン利用はこれで最終となりますが、思えば、日向・別府・津・奥州・網走、と、5回も利用させて頂き、総額で16500円分お得になりました。国の補助事業のようですので、納税されている国民の皆様に感謝申し上げたいと思います。
でも、同じふるさと割クーポンでも、予約サイトによってお得度合いが異なったり、更に予約サイトのキャンペーン利用やクオカード・金券付きプランの利用等で、かなりお得になったりと、色々と楽しめる企画です。皆様もふるさと割クーポン制度が続く限りは、色々な予約サイトを確認して、いかに安く泊まることができるか、知恵を絞って楽しんでみて下さいね。
個人的にはふるさと割対象地域の多さでは○ゃらん、サイト利用時のキャンペーンの多さでは○るぶがお勧めかな、と思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
という訳で、北海道東日本パスの旅程としては5日目の旅の開始です。
和寒を昼前にゆっくりと出発です。
本当はもっと早く出ても良かったのですが、結局旭川から石北本線利用で特急を利用せずに網走に向かうには、15時頃に旭川を出発する特別快速「きたみ」を利用するしか選択肢がありません。
そう言えば、つい最近、JR北海道が道内の駅の幾つかの廃止を公言しましたが、この中には石北本線上、特に旧白滝村域内の白滝駅以外の各駅が含まれていましたね。一日1〜3往復しか停車列車のない秘境駅が続くエリアなだけに、残念でなりません…。 -
上の画像は下り(士別方面)の列車ですので、旭川へはこちらの上り列車で向かいます。雲一つない快晴に恵まれた旅の一日の始まりです。
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そして、特別快速きたみへ。
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英語表記でSPECIAL RAPIDとなっているのが味わい深い。
丁度、上には快速なよろ号の時刻表示もありますが、こちらは単なるRAPIDなので、やっぱりきたみは”特別”なんですね(笑)。 -
そしてSPECIAL RAPIDの発車するホームへ。
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54系での旅の開始です。
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鉄道マニアの垂涎の地、現存する道内の停車場で最高地点となっている上越信号場。駅としての扱いはないですが、標高634mを誇ります。
ここで列車待ち合わせがいつも行われていますが、旅客駅ではないので降りられないのが残念…。この辺、顧客サービスの一環として何とかならんもんかいな…。 -
北見が近づくと、流石に玉ねぎ畑が多くなりますね。
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きたみから北見にて普通列車に乗継ぎ、網走を目指します。特別快速きたみ、もう少し早く出発してくれると、もっと明るいうちに網走に着けるんだけどなぁ〜。
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夕闇迫る網走湖の景観。車窓からはなかなか撮影するタイミングが難しいのが残念です…。
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そして、19時半頃に漸く網走に到着。
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全国的には網走と言えばやはり刑務所や流氷のイメージの町かと思いますが、個人的にはモヨロ貝塚なんだよなぁ〜。
網走が誇る素晴らしい遺跡なので、もっと多くの方に訪問して頂きたく思っている場所です。 -
まあ、そりゃ、こんなのが観光客的には楽しいんですけどね(笑)。
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この時の気温はこんな感じ。
全国ニュースでは本州方面の猛暑が伝えられている時期でしたが、別世界のような気温です。もう秋の気配か??? -
さて、ふるさと割クーポン宿に泊まらなくてはなりませんので先を急ぎます。
予約した宿は駅前ではなく、ここから徒歩20分位かかります。
網走の市街地は駅とは少し離れているのが不便ですが、夏は快適に歩けるのでそれ程苦にはなりません。 -
今回泊まった宿はオホーツクイン。
一泊朝食付きクオカード1000円分付きプランで6000円。
3000円分がふるさと割クーポン利用なので、実質2000円で朝食付きシングルルームに宿泊出来た計算になります。
更に申し上げると、る○ぶのキャンペーンのポイントや通常ポイント、予約時に経由したポイントサイトのポイント、クレジットカードのポイントなどが総額で1000円分相当額以上付いているので、正確には1000円以下で宿泊出来た計算となります。
オホーツク沿岸の町の宿らしく、朝食はホタテ尽くしのメニューが色々と楽しめました。 -
朝からごっつぁんです!
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食後にはコーヒーのサービスもありました。セルフでなく、持って来てくれるのも嬉しかったです。
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まあ、そんなこんなで「ふるさと割」の一夜を満喫しましたので、後はまったりと町巡りをして過ごします。
まずは市役所へ。 -
網走駅の駅名看板は、刑務所の町らしく”町を去る受刑者が再び横道に逸れないように”という意味も込めて縦書きになっていることが有名だと思いますが、同じような木製看板が役所前にも設置されていました。同じ意味合いなのかな?
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網走には気象台もあります。
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次の週には見学会があったようですね。1週間後だったら参加してみたかったなぁ〜。
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裁判所もありますよ。
ここで裁かれて即刑務所送り、なんてこともあるのかしら…(~_~;)。 -
高台にある小さな公園。
展望が良いので、人生の節目節目で海を見ながら物思いに耽るために足を運ぶところでもあります。 -
薄曇りの天候でしたが、斜里岳や知床連山も遙かに望むことができました。
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そしてカエルりはこちらの近道で戻ります。
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途中にはロシア語看板も発見。
親愛なるお友達さん達、ここでゴミを散らかさないで…、って書いてますね。
ロシア人が宴会とかしていたのかな(笑)。
余談ですが、最後にTEが付けられているのが日本人らしい配慮だなと思います。
もっと命令形で良いのにね…。 -
こんな碑も発見。皇室の方は景色を眺めただけでこんな碑を建てられるなんて、落ち着かないでしょうね…。
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そしてこちらへ。
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ガラス製造体験なども楽しめる施設です。
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使用済み蛍光管などを再利用して新しい生命が吹き込まれた作品達。
名実ともに美しく感じられる光景です。 -
そして定番の道の駅にも立ち寄ります。
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先程の気象台の見学会に関する詳細なポスターも発見。
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そして、やっぱり網走と言えば…。
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そう、モヨロ貝塚ですね!
市街地からは結構近い立地なので、この時期はウォーキングを兼ねての訪問も楽しい所です。 -
何だか、最近の力の入れようは凄いように感じます。こんな立派な道標看板が設置されていました。
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多くの方に足を運んで欲しい所ですが、整備され過ぎると侘び寂びがなくなってしまうのもちょっと残念…。
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うわっ、こんな立派な案内板まで設置されてるし!
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こんな箇所が至る所に点在しています。
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住居跡が復元されている箇所もあります。
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解説はこちらで。北海道内でアイヌ民族以外の先住民族の歴史が感じられる場所、という意味で、本当に貴重なスポットだと思います。
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でも、基本的には地味な遺構なので、やっぱりメジャーな観光地として発展することはないんだろうなぁ〜。ま、そこが良いんですけどね(笑)。
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史跡としての価値がピックアップされがちですが、現代的な意味では自然観察を楽しむのにも良い所です。
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貝塚内をよく見ると、実は時代に差があり、オホーツク文化時代関連の史跡もあれば、続縄文文化時代に属する史跡もあります。
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それらが具体的な解説板で説明されています。こんな配慮も昔は全くなかったのですが、これはこれで勉強になって良いですね!
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住居跡のエリアに関してはこのような窪みがボコボコ点在しています。
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肝心の史跡は地味ながら、このような目新しい案内板は結構目立ちます(笑)。
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こうしてモヨロ貝塚を堪能した後は、最後に網走川沿いのウォーキングを楽しみながら駅へと向かいます。
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ちょうどこの時はイルミネーションが開催されていて、七夕時期ということもあり、このような短冊が架けられるコーナーも設置されていました。
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こんなのもロマンチックで良いですね。
四十路のおっさんには相応しくないですが…(-_-;)。 -
ハート形電飾の前で愛を語るのも良いかも?
だから、四十路のおっさんには関係ないって…(;´・ω・)。 -
意外と楽しいのが網走川沿いの散策。
こんなモダンアート(?)作品も発見。 -
川沿いには、オホーツク沿岸市町村の各市町村の木が並んでいたりします。
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こんな感じで…。
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市町村合併で今は吸収合併されてしまった町の名前なども見られますね…。
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網走は”星の町”として売り出そうとしているようですね。川沿いの柱にはこんなのも…。
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そして最後に駅に続く橋を渡って川の対岸へ戻ります。
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網走駅に到着しました。
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クリオネちゃんの解説板も発見。
クリオネがブームになったのはいつ頃でしたっけ???
薄汚れた風情が時の流れを感じさせてくれます…。 -
という訳で、昼過ぎの普通列車にてまずは遠軽を目指します。
特別快速きたみしか選択肢のない下りと違って、上りでは朝のきたみの他にこちらの普通列車乗継ぎの選択肢があるのが有り難いですね。 -
まあ、遠いようで近い網走なので、またそのうち訪問することでしょう…。
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宗谷本線でも見慣れたJR北海道塗装の40系にて遠軽を目指します。
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途中、こちらの駅で数分の停車時間があります。
他に選択肢がないので、このパターンでこの駅に降り立つのも定番になっています(笑)。 -
ここの味わい深い縦書きの木製看板も個人的には気に入っています。
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待合所はこんな感じ。
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そして外から40系を背景にパチリ。
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そんなこんなで遠軽に到着。
ここでは1時間20分程の乗継ぎ時間がありますので、プチ遠軽観光に出かけます。 -
遠軽のイラストマップですが、合併で大きくなった今の遠軽ではない時代に描かれたような風情ですね。
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遠軽のマンホール。
勿論、瞰望岩(がんぼういわ)が描かれています。 -
遠軽と言えばこちら!
…でしたが、2015年春に惜しまれつつ営業終了してしまいましたね。
この店構えも次来る頃には見られなくなっているのかな…。 -
という訳で、遠軽名物瞰望岩の展望台を目指します。
下から見ると、凄い立地に見えるんだよなぁ〜(怖)。 -
岩から転落してお陀仏にならないよう(?)、神社にて安全祈願をしてから…。
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何か伏見稲荷っぽい…(笑)。
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近くの公園にはSLもありますよ。
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このような除雪車両が展示されているのも北海道らしいですね!
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雪カキ車、という呼称がまた味わい深い!!!
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さて、全くの偶然だったのですが、この日はここ数年道内で定着している、道内各地を巡る日ハムのスポーツイベント「スマイルキャラバン」がたまたま遠軽に来ていました。
ブラスバンド演奏で賑わいを見せていました。 -
各種スポーツの体験コーナーも設置されていました。
そういや、去年は士別で見たな…。 -
出店も色々と…。
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瞰望岩とスマイルキャラバン会場の位置関係はこんな感じ。
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という訳で、スマイルキャラバンの賑わいを横目に見ながら、瞰望岩の展望台を目指します。
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瞰望岩の解説はこちらで。
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下から見ると凄い場所に見えるのですが、意外と展望台までの道はしっかりとしていて危険な箇所はありません。
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勿論、景色は抜群ですよ!!!
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下を見ると…。
スマイルキャラバンの会場が見えますが、柵とか全く設置されていないのが今時の日本としては凄いと思います。 -
このスリリングな光景が瞰望岩らしいと思うので、事故が起こって柵の設置、みたいな話にならないように願っています。
なので、観光で訪れる方はくれぐれも事故のないよう、節度を持った行動を心掛けて下さいね。 -
十分に景色を堪能しながら至福の時をしばし楽しみます。
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ここは本当に素晴らしいですね。
ここに登るためだけに遠軽に来るのもありだな、といつも思わせてくれます。 -
三角点(?)も発見。
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怪しげな天文台までありますよ(笑)。
という訳で、時間が迫ってきたので駅へと戻ります。 -
かにめしなき今となっては、これまでこの列車の車内恒例だったかにめしに代わる遠軽名物を入手しておかなければなりません。
全国的には無名かと思いますが、個人的には遠軽と言えばこのどらまき焼も連想してしまいます。 -
遠軽駅の佇まいは長年変わっていませんね。
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ただ、駅前の階段にこのようなデザインが施されて華やかになりました。
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賛否両論あるかとは思いますが、私はこういうの、大好きです(;'∀')。
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そして16時12分発の旭川行き普通列車に乗り込みます。
先程買い込んだどらまき焼はこんな感じ。
簡単に言ってしまえば、餡子をパン生地で巻いたような素朴なスイーツです。 -
特別快速きたみでは見られない、この沿線のローカル駅がじっくりと見られるのも、この列車の利点ですね。
これらの駅がもうすぐなくなってしまうんですね…。 -
立派な駅舎が残されているだけに寂しいですね。
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てか、既に営業終了している奥白滝駅の旧駅舎はいまだに見られますし…。
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勿論、信号場として現役の上越駅も頑張っていますし…。
駅としての歴史を終えてからも、さりげなく車窓から見守って欲しい小さな駅達です。 -
この列車、途中上川で40分位停車時間がありますので、元気があれば上川ラーメン食べに途中下車したりするんですが、この日は長旅の慢性的な疲れも残っていてそのまま車内で爆睡。
気付いた頃にはもう旭川でした…(^^;)。 -
最後はこちらの列車で和寒を目指します。
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そう言えば、遠軽では駅スタンプをゲットしました。
やっぱり遠軽はこの岩の町なんですね!
ただ、個人的には表紙でUPさせて頂いた小さいマンホールバージョン(?)に描かれているカエルさんなんですけど…(;'∀')。
何のこっちゃ…。 -
こうして網走を目的地とした和寒からの1泊2日の旅、兼、北海道東日本パス五・六日目の旅は終了となります。最後までご閲覧有難うございました。また続編にもお付き合い頂けましたら幸いです。
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