JALビジネスクラスでバカンスシーズンのパリへ

2015/07/21 - 2015/07/27

母と二人、毎年恒例夏の海外旅行は母の強い希望でパリに決定。
6年ぶり、2度目のパリはのんびり芸術とグルメを楽しむことをテーマにしました。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ジャルパック

成田から出発。さくらラウンジです。この日は本当に空いていてびっくり。
のんびりゆっくりできました。

カレーを食べたかったけど機内でも食べられるので機内食を満喫するために我慢我慢。

しばらく貸し切りでした。

機内アナウンスシステムの点検ということで搭乗が約30分遅れました。
今回は初の「JAL SKY SUITE」ビジネスクラスです。
楽しみに乗り込んでいざ出発。
フルフラットになるシート、全席お隣に気を遣うことなく通路に出られる設計は素晴らしい。
収納スペースもたくさんあります。

足を伸ばしてもこの広さ。モニターも大きくて楽しい〜。

メニュー。
洋食をチョイス。

前菜はごく普通。

メインのステーキは柔らかかった。

最初の機内食が終わったらその後は好きな時に好きなものをタッチパネルで注文します。
カレーライスのつもりだったのになぜかラーメン。あっさり。

朝食はフミコの洋食にしてみました。普通。

シャルルドゴール空港へ到着、今回はエアー、ホテル、往復送迎付きのJALパックにしたのでお迎えの車に乗ってホテルへ。
リヴォリ通り沿いの「サンジェームスアルバニー」です。
チュイルリー公園の真ん前、便利な立地です。
お部屋はエアコンが壊れているというショックなスタート。
翌日別のお部屋を用意してもらうことを確認してそのまま爆睡。

ロビーは綺麗です。こぢんまりしたホテルですが、素敵な中庭があり、スタッフの皆さんはとっても親切でした。

サン ジェームズ アルバニー パリ オテル スパ ホテル

翌日移動したエアコンがちゃんと動いているお部屋。
広くなり、日当たりもよくなり、エアコンもしっかりきいています。
当たり外れが大きいようです。バスルームの水圧は変更前のお部屋のほうがよかったです。

ホテルは貴族のお屋敷だった当時、マリーアントワネットが訪れたことがあるそうです。

最初のディナーはオペラ座のすぐ近く「ルグランカフェカプシーヌ」。
30％も割引になるネット予約を見つけたので行ってみました。
日本語メニュー有りの観光客が多いお店です。味もサービスもなかなかです。

ル グラン カフェ カプシーヌ 地元の料理

オマール海老は調理前に見せてくれます。動いていました。

調理後。
美味しかった〜。

ルーブル美術館へはホテルから徒歩10分以内で到着。
開館時間の9時には既に長蛇の列！ピラミッド入口は避けてライオンの門からミュージアムパスを使って入館。

ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

お目当てのルーベンス作「マリードメディシスの生涯」の連作の間へ。
フィレンツェで絶大な権力を誇った銀行家のメディチ家より国家予算並みの持参金をもってフランス王家へ嫁いだマリーの依頼により描かれた連作。
混雑していなかったのでゆっくり鑑賞。

名物「モナリザ」前は近寄れません。

「サモトラケのニケ」前も開館当初は空いていたのに1時間後にはお祭り騒ぎ。
観光客であふれていました。人の多さにギブアップ。

オプティスュドウエストでフォアグラランチ。
ネットで見つけたフレッシュフォアグラが食べられるレストラン。
エッフェル塔近くにあります。HPで予約が出来ます。
フレッシュフォアグラ、フォアグラテリーヌ、フォアグラソテーのフォアグラセットを注文。

オ プティ スュド ウエスト フレンチ

フレッシュフォアグラはテーブルに置かれているトースターでトーストしたパンに乗せるととろけ始めるので半生の状態で楽しめます。

フォアグラのソテー。脂まみれなのですが、不思議と全然脂っこくない味。これもおいしかった！！！

メインは鴨のローストです。鴨くささがまるでなく、柔らかくて食べやすい。
これでお腹いっぱい。デザートは泣く泣くあきらめました。

食後の散歩。徒歩10分程度でエッフェル塔です。
ものすごいにぎわいでした。

エッフェル塔 建造物

楽しみにしていた「プラザアテネ」へディナーに向かいます。
この外観！到着してすぐテンションアップ。

プラザアテネに夏の間オープンするテラスレストラン「La Cour Jardin」
どうしても来たかった！日本からHPで予約しました。

到着したのは19時。まだガラガラです。
パリのディナータイムは開始が遅いです。

前菜はオマールエビ。盛り付けがとにかく綺麗！芸術品です。
が、ここで悲劇が。あまりの量に前菜だけで超満腹。
しかもランチはフォアグラ三昧。気分まで悪くなってきました。

メインはお魚にしたのですが、これまたびっくりな量。悲しいことに残してしまいました。
食べ過ぎが続いているせいなのか、味については特に感動は無く。
楽しみにしていたデザートも、食後のカフェについてくる有名なマドレーヌも満腹過ぎてたどり着けず。
食事プランも今後はしっかり検討して、量もきちんと考えないと！

ホテルでの朝食はテラスでいただきます。
日中はとても暑かったのですが、朝晩は涼しくてテラスが気持ちいい！

朝食はそれほど種類は多くないですが、ハム、チーズ、野菜、果物、ホットミールと基本的な品はそろっています。パンの種類は多いです。

ギャラリーラファイエットへお土産探しに。
ホテルから徒歩15分位でした。
新しくなったグルメ館の品ぞろえは素晴らしい。
日本人好みのお土産が全て揃うと言っても過言ではないくらい。

食品は免税率が低いものの、グルメ館地下に食品専用の免税カウンターがあるのでここでまとめて食品を買って免税手続きをすると便利です。
バターやチーズ、紅茶にブイヨンにマロンクリームにフォアグラの缶詰に、と買い込んで免税手続きもすぐに終了。

ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート

ギャラリーラファイエットは天井がとても有名ですが、屋上からの景色も素晴らしいです。
パリが一望できます。

ノートルダム寺院。中に入るためには果てしない行列に並ばなくてはいけません。
最後尾がどこかもわかりません。
セーヌ川までいってしまいそうな長さでした。

その前にシャントシャペルも行列の長さにあきらめていたのですが、ここもまたあきらめ。

「Sex and the City」シーズン6に出てきた「KONG」。
キャリーがロシア男の元妻とランチをしたお店です。
ホテルで予約してもらいました。

予約、いらなかったです。がらがらです。

がらがらの理由はこれでしょうか？
お料理、だめでした。
今回の旅ではホテルもレストランも観光名所も気持ちのよいサービスを受けましたが、このお店だけはスタッフの対応がとにかく横柄でびっくり。

雰囲気はとってもいいです。

金曜日はルーブル美術館が遅くまで開いています。
団体がいないので入館もスムーズ、ゆっくり回れます。

うっとりと館内をまわっていると悲劇が！
母がスリにあい、ホテルのルームキー（カード）が盗まれてしまいました。
急いでホテルに戻りました（涙）
本当に一瞬の出来事でした。

オルセー美術館。
最近館内の撮影が可能になったそうです。
入ってすぐのカウンターでオーディオガイドを借りて中へ。
オーディオガイドは5ユーロです。

オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

印象派の宝庫。ルーブルより空いていてすんなり入れてよかった！

館内には素敵なカフェがありました。
次回はここに寄りたい。

ドガのバレリーナは絵画が有名ですが、彫刻も素晴らしい。

ゴッホ、ゴーギャンあたりはすごい人だかりでした。

チュイルリー公園。
ジプシーの少女にしつこくされて腕をつかまれて焦りましたが何事も無くホテルへ戻れました。

チュイルリー公園 広場・公園

地下鉄の駅も素敵な雰囲気。
シャンゼリゼに向かいます。

凱旋門に向かってぶらぶら。

ヴィトン本店。
大行列です。行列で待つ人のためにテントがはられていました。

凱旋門が近付いてきました。
みなさん撮影タイム。

やっぱり感動します。

たった数日なのですが母がフレンチに疲れた、というのでホテル近くの中華「えびす」へ。
日本のホテルの中華料理店でシェフをされていた方のお店だとか。

スタッフは全員日本語、メニューも日本語、ビールは日本のメーカー、やっぱりほっとします。
どうしてもお米が食べたくなってしまう日本人です。

えびす 中華

オマール海老

イベリコ豚の鉄板焼き、美味しかったです。
見た目よりあっさり。

ツールドフランス最終日、朝からホテルの前リヴォリ通りは通行止め。
道路を渡れません。ホテルのスタッフに「どうすれば渡れるの？」と聞くと、「わからない」と。

オランジェリー美術館に行く計画がパー。
コンコルド広場まで歩いてみましたが結局渡れませんでした。
日曜日なのでお店はほぼ閉まっています。

スマホを駆使してホテル近くの評判のよいお店で最後のエスカルゴ。
この日は雨が降り、前日までの気温が嘘のような寒い日。
外を歩くと震えてきました。

スープ。丼サイズにびっくり。
二人でシェアしても全然減らない。

せっかくなのでクロックムッシュを注文してみました。
味は・・・・、普通。

コンコルド広場。
ツールドフランス観戦の人たちでいっぱいです。

そろそろ選手団がやってくる！という時間にホテルを後にします。
ちょっとだけでも見たかった。

送迎車で空港へ。
JALはエールフランスラウンジを利用します。
おしゃれでした。

シャルルドゴール空港 ターミナル2E 搭乗ゲート K エアフランスラウンジ 空港ラウンジ

ワインはたくさんありました。

ゲート付近もおしゃれです。

機内食は和食。美味しかった〜。

ご飯とお味噌汁はやっぱり最高です。

カツサンドもいただきました。

成田到着！
国内線に乗り換えてセントレアへ。

成田→セントレアは国際線仕様の機材でラッキー。
また同じ787に乗れました！

セントレア到着〜。

今回一番評判がよかったお土産、「Da Rosa」のレーズンチョコ。
ホテル近くのヴァンドーム店で購入。これはまた食べたい。

ダ ローザ (サンジェルマン店) イタリアン

5泊7日、本当にあっという間で行きたいところはまだまだたくさん。
また来年もパリにしようかな、と今から考えています。
楽しかった〜。