2015/07/15 - 2015/07/21
2940位(同エリア6775件中)
LUPIさん
駅前のホテルに荷物を置き、ティボリへ向かいます。
地下鉄B線でTerminiからPonte Mammoloまで乗り
バスを使ってティボリを目指します。
ローマ地下鉄の乗客は相変わらず胡散臭く、乗客全員がスリに見えます。
油断は出来ませんね。そんな緊張感が味わえるのもローマの魅力のひとつ。
Ponte Mammoto駅のバス停にはティボリ観光の人もいれば、ローマ郊外に住んでおられる中東、アフリカ系の方が沢山乗り込んでこられます。当然乗り込む順番も無いのでゴチャゴチャ。兎に角、座席の確保です。
本当は切符を買わないといけないんでしょうが、いつ買うのか分からず、結局無料で乗れました。
バスで約50分。ティボリの町の入り口のバス停で下車します。
少し移動で疲れましたが、ヴィラエステを目指します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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山間にある小さな街です。街並みは別荘地って感じ白を基調にした建物が多く、南イタリアに似た雰囲気です。
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ヴィラエステに到着。
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エントランスに壺。エキセントリックな臭いがします。
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入場料(11ユーロ/人)。
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もともとは修道院だったものを1550年位にローマ教皇になり損ねて隠居生活に入った枢機卿イッポリート・エステが別荘として改築したそうです。
日本はこのころ、武田信玄と上杉謙信が川中島で戦っていた位の時ですね。 -
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別荘となる建物は庭園を見下ろすように建っており、水の音が聞こえてきます。
庭園へ降りていきます。行きは下りで帰りは上り確定です。 -
庭園を造ったのはピッロ=リゴリオ。
このリゴリオ、表ではミケランジェロの後を継ぎシスティーナ礼拝堂の彫刻を手掛けた、名彫刻家です。しかし裏の部分で変態作品を残しています。
庭園の作品は彼の裏面。
彼の変態さが爆発している2013年に訪れたボマルツォの怪物公園についても、また書いていこうと思います。 -
猿でしょうか。
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楕円の噴水。
ここを訪れたフランツ=リストは、大量に湧き出る水からインスピレーションをえて、ピアノ曲”エステ荘の噴水”を作曲したそうです。 -
オルガンの噴水。
噴水の水圧で音を出しています。 -
噴水の革命。水は権力の象徴だったのでしょう。
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それにしても凄い水の量です。
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ここで寝ころんで食事をしていたんでしょうか。
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トルコで発掘されたアルミテス像をモデルに更に噴水機能を持たせた怪作。
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夜は怖くて歩けませんね。
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百の噴水。
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天才作家+暇な貴族=デカダンス。
帰りは行きのルートとは違う遠回りのバスに乗ってしまい、少し不安になりながら
Ponte Mammoloまで戻りました。
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