2015/08/15 - 2015/08/22
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108JETさん
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ランスで3泊した後、パリに移動。1週間程度のフランス旅行でパリに何泊するかは難しいところ。「パリはフランスではない」という格言があるが、パリでしかできないこともある。今回は同行者がフランス旅行の経験も浅く、一応パリの何たるかが多少なりともわかる(次の旅行の参考にする)という意味で、中心地に2泊する事と次第。
旅慣れた方には退屈かもしれませんが、こんな人間もいる、ということでお読みいただければ幸いです。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ランス3泊の後、パリへ移動。TGVで1時間ほど。パリ、東駅に着く。
パリ2泊で何をする、というのは、一人旅ではなかなかの難問だが、同行者の希望が明らかで、マルシェに行きたい、パリで調達した食材で食事したい、といったものだったので、とりあえず予定は立てやすい。
ただ、パリの8月、マルシェほか、「普通のパリの店」は閉店が多い。まあ、それを知ってもらう意味でも、また、私自身8月のパリがどうなっているか、細かくわかっているわけではないので、ともかく行ける範囲で巡ることに。 -
東駅前のカフェで昼食。正直な所、ホテルチェックインまでの時間つぶし。私はサーモンのタルタル。カメラの設定を間違えていて、赤色が強く出ているが、日本のサーモンとさして変わらない色。周りの飾りはやや強めに出ているが、サーモンよりは赤い色合い。やや唐辛子を利かせた味。日本でも作ってみよう。
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同行者は鮭の切り身に火を入れたもの。いずれも特別なものではないが、フランス東方から入線する列車が多い東駅。シュークルートやアルザス・ワインが手頃に楽しめる。パリは、物価は高いが、国鉄の各駅周辺には、そこから出て行く(入ってくる)地方の郷土料理をメニューに揚げている店が多い。これもカメラの設定の関係で色合いが派手になりました、、、すみません。
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ホテルは、凱旋門近くのAdagio。これもAccor系列だが、簡易キッチンと食器などが揃っている、いわゆるアパートホテル。ダブルのシングルユース。
パリでの行動を考えこの近辺で絞り込んだが、シャンゼリゼ通り付近で100ユーロ台、となると選択の幅が狭い、かつ自炊可能、となるとなにか妥協しなければいけない。 -
機能的には問題ないがそろそろリニューアルすべき時期だと思う。一歩の部屋の電気コンロが片方機能しなかったり、もろもろ古びた感じ。これが安めの価格設定に反映されているのだろう。
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夕食は、近く、といっても、凱旋門とシャンゼリゼ通りを越えていくだけで結構歩くのだが、モノプリで食材を調達、自炊を試みてみる。
これは、トゥルーズのソーセージ。ポピュラーで、肉の味がはっきりした好みの味だが、きちんと焼くには少々コツがいる、というか30分強、フライパンでこんがりと、しかし焦がさずに中まで火入すること。我慢が全て。
この画像は、焼き上がり。 -
ソーセージを焼いている間、チーズやにんじんのサラダ、プチトマトなどで「飲む」。
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翌日、バスティーユの朝市に。。。
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一応、朝市の形をなしているし、店数も多いが、野菜果実系にかたよっていて、何となく充実感が得られない。同行者もやや不満気。
やはり時代の変化と夏休み時期が影響しているのか。 -
人出も少なく、なんとなく覇気がない。実は、前日、東駅近くのマルシェ・サンカンタンも覗いたのだが、午後だったせいもあるのかもしれないが、開いている店は半分以下。同行者の希望は、ランスに続いてパリでもかなえられず。まあ、パリの住人の多くは南の方かふるさとの国に遊びに行っている時期、商売にはならないだろう。
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で、思い切って、メトロでいけるフルスペックのスーパーに足を運ぶことに。凱旋門を挟んで反対側の新都心(と言っても40年ほど前の開発だが)、デファンスに行く。
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ホテルに買ったものを置き(さすが、質はともかく大スーパーは概ね、買いたいもの見てみたいものが揃う)、少し遅目の昼食に。
このガレット屋は以前行ったことがあるのだが、個人的にいろいろな因縁があり、敢えて足を運んだ店。 -
お約束のシードル(りんご酒)を頼み・・・私はチーズやらベーコンやらが入った少し重めの品。
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同行者は、目玉焼きはのっているが、中はほうれん草の、やや軽めの品。店員は、日本に留学してたという若い女性。ぎこちない学生風日本語を話す。私のフランス語よりはまともなのかもしれないが。
総じてコストパフォーマンスもよく、特に選択の幅が広い。ガレット、クレープの選択肢も広く、その他のメニューも幅がある。 -
ホテルに戻ると、部屋の掃除が今始まらんとするところ。貴重品だけ持って、外にでる。ひとまずカフェで休憩。私はビール、同行者はホットココアに生クリームを乗せたもの。
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パリ2日目の午後、「シャンゼリゼ通りを歩きたい」との同行者からのプリミティブな提案。特に他に案もなく、出かける。
日本でもおなじみな店が並んでいるが、Paul(パン屋)に入ってみる。と、巨大なマカロンを売っており、迷った末、前のお客さん(中年男性)が迷わず買っていくのを見て「背中を押された」、ピスタチオのマカロン、それにクロワッサンを2個買う。 -
で、夕食。引き続き、まずはチーズ類。
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アーティショの塩ゆで(沸騰した湯に入れて30分強)。見た目は悪いが、味はそら豆のようなあっさり系。葉のようなパーツの根本を前歯でしごきとって食べる。食べる部分は少ない。
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あとは、鴨のコンフィとその油で炒め焼きにしたジャガイモ。コンフィは缶詰を開けて焼くだけ。昨日に続いてガッツリ系の肉。定番といえば定番で、今は日本でも手に入るし、自分で作ることもさして難しくない(鶏肉でも代用可)が、まあ、フランスで食べてみよう、ということで決着。
缶詰にはやや小さめの鴨のもも肉のコンフィが3つ入っていた。パテやコンフィ、この辺のものを日本にお土産で持って帰りたいのだが、規制で事実上不可能。関税の引き下げで日本国内の価格が下がるか、持ち込み規制を廃止して欲しい、というのが素朴な願い。 -
やはり2泊、移動距離の長いパリ、しかも8月。あまりいろいろとはできなかったが、まあそういうもの。
3日目は、早朝から冷蔵庫に残っていたものを端から食べて、シャルル・ド・ゴール空港へ。昼過ぎのキャセイ・パシフィックで日本へ帰る。 -
帰国便でも、飲んだり食べたり眠ったり。ある人が名づけた「シベリア・シンドローム」、機内のマップを見ていると欧州が遠ざかり、シベリアの上を通過する頃には、休暇の終わりを実感する寂しい一時。
また行く機会があるといいのですが。。。オンタイムで羽田着。こうして私の今年の夏休みは終わりを告げました。
ここまでお付き合いいただいた読者の皆様、ありがとうございました。
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