2015/08/15 - 2015/08/22
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108JETさん
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8月に夏休みが取れ、フランス旅行。目的地はシャンパーニュ地方の中心都市ランス3泊、パリ2泊。今回は帯同者一人の2人旅。しかし相変わらずの無計画、場当たり的な旅行になりそう。同行者が満足できるかもわからぬまま、香港経由のパリ行きキャセイ・パシフィック航空で羽田を発つ。旅行中に写真を撮るのが億劫で、特に有名地の掲載画像も少なく、読者の皆様にはあまり参考にならぬかもしれませんが、よろしければお付き合いの程を。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
お盆休みも終盤の8月15日から1週間、フランス旅行に出かけることに。常々一人旅が多いのだが、今回は身内の同行者1名。羽田発キャセイ・パシフィック航空CX549で羽田発。
キャセイは可もなく不可もなく、特に大きな不満はないのだが、やはりフランスへは直行便で行きたい。ただ値段、空席、特に無謀にもビジネスクラスで安いチケットを探すとどうしても経由便になってしまう。長い搭乗時間、乗り継ぎも面倒で、実質一日ロスするし、今回は早朝着なので、疲労やホテルのチェックイン時間の可否も気になるところ。
出発はオンタイム。香港までは3時間強のフライト。 -
キャセイ・パシフィックは、比較的早い時期からビジネスクラスに斜め配置のフルフラットシートを導入していて、最近は短距離路線でも選択できるようになった。
導入当初は、隣に気兼ねすることなく通路に出られ、前後、足元の広さに驚愕したものだが、人間の慣れとは恐ろしいもの。他社も含め、これが標準になってくると、かつてのシートには戻れなくなってしまう。ビジネスクラス、というだけで広さを実感できた時代もあったのだが。そういえば、去年の夏休みもキャセイ利用でした。
香港までは3時間余りの飛行。短距離路線ながら、きちんとした機内食が出る。出発が夕方ということもあって、ちょうどいい夕食。到着も予定通り。 -
香港では、4時間の乗り継ぎ便待ち。しかもさらに40分遅れの表示。加えてなかなか搭乗口が決まらず、一度決まったものの再度変更に。
アジアのハブ空港は広大で、搭乗口次第で、ずいぶんと移動を要することになる。結局出発は1時間半以上の遅れに。パリでの列車への乗り継ぎまでの時間もかなり余裕があったので、これぐらいの遅れはちょうどいい、と思っていたのだが、なんとシャルル・ド・ゴール空港への到着はオンタイム。
機内食は、味、内容ともいまひとつで、ほとんど口にせず。睡眠も短時間しかとらず、パリ到着時点でかなり疲労。まあ、経路、航空会社、ダイヤの選択は自己責任なのでしかたない。乗務員のサービスは、いつもながら、さらっとした、私には好ましいものであった。 -
ランスの宿泊は、Suite Novotel。大手ホテルチェーンのAccorのブランドの一つ。値段の割に広く、Accorブランドの標準的なスペックをもつ安心感があるホテル。ネットやエアコン等が相応に完備している。
古き良き時代の独立系ホテルの良さはなく、ビジネスホテルの佇まいとサービスだが、同行者が海外旅行の経験も浅く、無難な選択をした次第。駅から徒歩数分。中心部からは離れているが、地方都市なので、たいがいは徒歩、歩き疲れてもトラム(路面電車)で移動できる。最近は、中心市街地に週末(日曜の午前中)も開いているスーパーができ、このホテルからも徒歩数分でカルフールの小さな店で生鮮品を含め、食べ物や飲み物も買え、便利な時代になった。駅にもモノプリのコンビニが有り、惣菜なども最低限の買い物可能。
あと、このホテルは12時からチェックインできる。早朝シャルル・ドゴール空港に着き、TGVとTERで1時間のランスでは、早めにチェックインできるのは楽。今回は12時より少し前に到着したが、なんとか部屋を用意してもらえた。ダメでも12時まで荷物を預けてロビーなどで休憩することはできる。 -
部屋はこんな感じ。高級感はないが、空間は広い(ダブルのシングルユース)。荷物をおいても手足を伸ばせる。
リニューアルは適宜行っているようで、簡素ながら清潔感ある空間。ネットは、無線LAN、無料と有料で速度が違う。ネットサーフィンやメールなら無料でも問題ない。動画を見る、といった特別な使い方をしなければ有料を使う必要はないだろう。 -
ホテルのすぐ東側、斜向かいに現代史の記念物がさり気なくある。第2次世界大戦で、ドイツ軍がアメリカ他の連合国に降伏文書に署名した場所。1945年5月7日、ここランスの連合軍総司令部で西部戦線の戦争終結が正式に合意された。壁面に「ここで1945年5月7日に欧州における第2次世界大戦終結の署名がなされた」という記述がある。ドイツの首都ベルリンへは、旧ソ連軍が突入、占領し、米国、英国など西側連合軍は、オランダへの大規模空挺作戦と機甲部隊の進撃で一気にドイツに攻め込もうとした英国軍発案のマーケット・ガーデン作戦(映画「遠すぎた橋」、その原作でコーネリアス・ライアンの同名の名著に詳しい)の失敗などにより、進軍が遅れたため、ドイツ国内には進軍できたものの、司令部はフランス国内のランスにとどまってしまった。戦後のドイツ分割、冷戦構造を生み出した一つの証拠が偲ばれる場所である。なお、「ヨーロッパ戦勝記念日」はソ連との正式の署名や発効の日など諸々あって、一般には1945年5月8日とされている。
米英仏の他、今はなき旧ソ連の旗(一番右)も掲げられており、第二次大戦の構図を残している。欧州、特にフランスは、このような戦跡を大事に残しているが、日本ではよく調べないとどこに何があるかわからない。ネット時代になっても日本語のサイトにはほとんど情報がない。改善を望みたいところ。 -
早朝着、昼前にホテルに入ったので、空腹と疲労がつのる。駅を挟んで反対側のCafé de Reimsに飛び込みで入る。観光地の標準的なレストランだが、メニューは比較的充実している。
私は、「アンドゥイエット(内臓のソーセージ)のグリエ」にマスタードソースをかけたもの。そこそこ美味しい。最近は、この手のレストランもどこもあまり差がなくなってきた。内蔵料理などは、かなり癖に差が出るものなのだが、仕入先ルートの統合や冷凍食材、化学調味料の利用など、いろいろだろう。国内外から多くの旅行客も来るし、なかなか「特徴」にこだわることは難しくなってきたのかもしれない。 -
同行者は、「Café de Reims風のサラダ」。フランスのサラダは、野菜よりも具(この皿は鶏肉とコンテチーズ、生ハムなど)のほうが多いぐらいの重いもの。疲れた体にはこれだけで充分すぎるぐらいの量。
ピシェの赤ワイン(500cc)をあわせる。
食後はコーヒーにとどめてもお腹いっぱいになってホテルに戻る。長旅の疲れと満腹感で、今日は終了。夕食も摂らず現地時間の夕刻6時頃には就寝とあいなった。明日以降に備える、、、ということで初日終了。 -
昼食の帰りにランス駅のパン屋さんでフランを買う。プレーンなものとココナツがかかったもの。箱に入ったお持ち帰り用。
ホテルに戻って冷蔵庫に入れておいたが(今回のホテルの部屋は冷蔵庫、電子レンジポットが備わっている)、先述のように疲労で早く寝てしまい持ち越し。方々、早く寝たのと時差ボケで早朝4時半に目覚めてしまう。で、超早めの朝食として食べることになった。写真はそれぞれ半分に切ったもの。2人で分けたが食べごたえあり。甘いもの好きの同行者は満足した様子。。。 -
再度休憩の後、近くのスーパー(カルフール・シティ)に朝の買い出しに。カルフールブランドの街なかの小型スーパーだが、平日は7時から夜10時まで、日曜も午前中は開いており、生鮮品も含め最低限の食材・雑貨が買える。ホテルから一番近いスーパー。
飲み物とチーズ、プラコップなどを買う。 -
ホテルに戻り、買ってきたBonne Mamanのラム酒風味のババを食べる。2度めの朝食。
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特に珍しいものではないが、かなり多めのラム酒が入ったシロップにぐっしょりと浸かっている。甘さも強いがおいしい。真ん中はバニラクリーム。朝からどっかり甘いもの、少々食べ過ぎの感あり。。。
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10時の開館を目指して、徒歩で「ランス・自動車博物館」に行くことに。ホテルから3キロ強あり、かつ迷いながら辿り着いたので、かなりの疲労感。8月半ばにして、秋の気配。冷たい風がふき、予想最高気温20度と北部ヨーロッパの典型的な夏の終わりの気候。http://www.musee-automobile-reims-champagne.com/fr
収蔵品は600点にのぼり、今年が開館30周年とのこと。フランス製を中心に1900年代初頭のかなり古いものから最近までの珍しい欧州車・バイクが並んでいる。 -
これは1913年製、ルノーのタクシー。パリで使われていたらしい。パリでの自動車によるタクシーの普及は1905年頃から始まったとされ、方々、日本でのタクシーは、その7年後の1912年に東京で始まり、いわゆる「円タク」が大阪で1924年に導入されると、大きく普及した。日本での自動車文化が欧米より大きく遅れていたのは致し方ないとは言え、それでも、よく頑張っていたと見るべきか、むずかしいところ。
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消防車なども並んでいて、収蔵品の幅が広い。アルザスのミュールーズにある戦前の高級車ブガッティを中心に据えた自動車博物館に肩を並べる規模か。
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フランスのこの種の博物館としては、手入れの良い自動車が並んでいる。フランスでは、レストアされて磨き上げられた車や飛行機が博物館に並んでいるのは稀で、古いものは古いものなりに、使われていた痕跡を残して見せる事が多いようで、お国柄か。
夏休みの平日、観覧者はごく少数であった。 -
「お約束」の世界遺産、ランス中心部のノートルダム大聖堂。修復中で、前面の特徴のある彫刻類は一部覆われていた。これは背後からの写真。
-
そして、修復中の前面。
汚れを取り、白い地肌を取り戻すことになるらしい。
もともと、13世紀半ばに完成したこの聖堂は、第一次大戦でほぼ全損、焼失し、1938年に再建したもの。日本でも世界遺産に登録される施設、そしてそれが大きな勲章、という見方が多く、私もそれを全て否定するわけではないが、「再建されたもの」を含め、一定の欧米の価値観に基づいた認定であることは心に留めておくべきだと思う。 -
さんざん歩いて、お腹もすき、昼食に。街のレストランで私はステーキのポワーブルソース(胡椒と生クリームを合わせたもの)。レア(セニヤン)に焼いてもらう。モルゴンの赤ワインを開ける。「ランスに来てシャンパンなし?」う〜ん、確かにお約束の飲み物だが、、、値段も値段だし(産地だからといって、特に安いわけではない)、料理も選ぶし、あと2泊でパリに移動ですが、飲まないまま終わる可能性高し、です。シャンパンのカーヴ巡りも以前行ったこともあり、同行者には「今回の旅行には組み込まず」と了解を得ての訪仏。
で、今日の昼食は、まず失敗のない、赤身肉のステーキと赤ワイン、となった次第。ソースはやや化学調味料の刺激を感じるが、まあこの時代、この手の食堂としてはまずまず、というところ。 -
同行者は、鴨の蜂蜜ソース。
鴨肉の薄切りをレアに焼いたもの。果物などの甘みのあるソースを合わせることが多いが、これは蜂蜜を使っている。
ステーキも鴨も、レアであってもきちんと強火で火入しており、香ばしさを重んじている。 -
強気に、デザートも。
私はカシスとライムのシャーベット。ミントの葉に見えるのは、「麩菓子」のような模造品で、安手のレストランによくあるご愛嬌。 -
同行者は、レモン風味のタルト。味は、上々だったようだ。
コーヒーで酔いを覚まし、街を一周り、ホテルに戻る。
ランスは地方都市としては大きな街であるが、旧市街に限れば徒歩でも充分回れる。ただ、郊外の農村の雰囲気に触れたり、「シャンパン街道」めぐりにはやはりレンタカーなどの自動車が必須。今回は同行者もいることもあり、移動は徒歩と公共交通機関の利用にとどめたが、まあ、わずか3泊、あれこれ行かず、のんびり過ごすにはこのような旅行のしかたもいいかもしれない。
ランス編2に続く。
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