子連れdeトルコ①イスタンブールを歩く

2015/08/08 - 2015/08/09

2015年夏休みの我が家の旅行先はトルコ。

なぜ、このご時世にトルコといいますと・・・。
それは、航空券を去年の夏に購入してしまっていたから。

あれから一年・・・・。
ISILによる人質殺害事件が発生し、トルコはシリアに空爆を開始した。
こんなことになるとは全く想像もできなかった中東情勢。
正直、トルコとシリアが国境を接している事もこの事件まで知らなかった。
幼い子どもを連れた旅行に行くべきか行かざるべきか、おおいに悩んだ。
外務省によるとイスタンブールは「注意喚起」の区域に入っている。
んーーー・・・注意喚起なら正直どこでもそうではないか？
家族４人、消して離れることなく一緒にいよう。
最新の注意を払って、イスタンブールの今を見に行こう。
そう決心しての渡航となった。

結果・・・・
私達がイスタンブールの旧市街を散策した日、アメリカ領事館では銃撃事件が発生。
しかし、私達は生きてます。
観光地は平和そのもの。
うっかり、トルコ人の人の良さにやられて警戒心も完全に無くしてしまった私達。

無事に帰ってきて、こうして旅行記・・・・書いてます！！

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

北海道千歳空港からコリアンエアーにて出発。
ナッツリターン事件以来ついついナッツを出させると反応してしまうが、客室乗務員は日本語もよく話せて優しい。
３年前より確実にサービスの質が上がった事を感じる。

千歳空港の免税店は２ヶ所。
小さいけど、定番の自分用の化粧品なんかは購入可能。
６歳の娘とウインドウショッピングを楽しんだ。

香水の香りの趣味が母親と娘で完全一致（笑)
娘がかわゆい（＾＾)

仁川空港へは３時間弱。
お食事を食べたらあっという間に到着だ。

仁川からの乗り継ぎ時間は１時間ちょっとだたったのに、機内に乗り込んでからなかなか離陸できず、結局１時間のDelayとなった。

結局12時間のフライト。

う〜〜〜〜ん。久しぶりの長距離だ〜。やっぱり長いな〜。
これを嫌ってヨーロッパ旅行を敬遠する気持ちもわからないでもないよね。

ついにトルコのアタチュルク国際空港に到着。
タクシーをつかまえて本日の宿泊先へ一目散に向かった。

ホテルは旧市街にあり、なんだタクシーの運ちゃんも簡単にはたどりつけない小さな小道に面していた。

トルコとの時差は6時間。
日本時間ではすでに日付を超えた時間だけれど、機内でしっかり寝たおかげで夜の散歩を楽しむ体力は残っている。

よし、ライトアップブルーモスク、おさえに行こう！

イスタンブールびっくりﾎﾟｲﾝﾄその①

旧市街は想像以上に坂が多い。

どこに行くにもアップダウンが欠かせない！
旅行記色々見て予習してたつもりも予想以上の人ごみとアップダウンにはびっくりだ。

ライトアップの時刻は夜10時までだったみたい。
ギリギリ見れた。

明日中を見るのが楽しみ★

軽くブルーモスクの外観を見たらお腹が減ってきた。
旧市街はカフェやレストランがたくさん。
片言の日本語を話す店員さんに誘われるがままにカフェに入ってみた。

イスラム教徒が90%を占める国にて畏れ多くもビールを注文してみる。

メニューにはないけどちゃんとビールを用意してくれた！！！

そして初トルコ料理が想像以上に美味！！！
機内食をしっかり食べたはずなのに、なんだかペロッと食べれちゃう感じ★
道民は羊の肉を食べなれているのでケバブが本当に口に合うのよね。

すっかり幸せな気分になってホテルへ戻った。

翌日〜。
今日はまる一日を旧市街の観光めぐりに費やす予定だ。

写真は部屋から見えた旧市街の街並み。
住宅街は結構混沌としている。

太陽が上に来ないうちにさっさとでかけよう。
ホテルから最初の大物「ブルーモスク」までは徒歩5〜6分と言ったところ。

外観の写真は後回しにして、早速中に入ってみる。
！！！！

みごと！！

これがイスラムのモスクです！

装飾がとても繊細だ。

モスクの中に入るために私もこのいでたち。
女性は腕、足、髪を隠さなければならないのだ。

ちなみに子どもは大丈夫。

しばし、この壮麗な内部に立ち尽くした。

ちなみにブルーモスクは入場無料。
中に入る前に荷物チェックと金属探知ゲートを通過する。

朝一でもこの人混みだし、イスラムの女性の衣装を見るだに中に何を隠し持っているのではないかと警戒してしまうから、このチェックはありがたや〜。

外に出るとかなり日差しも強くなってきた。
スカーフにさらに帽子をかぶって農家のおばちゃん状態になってみる。

イスラム教の目だけ出しているタイプの衣装はどんだけ中暑いのか知らないけど、日焼けの心配だけはしなくていいので少しうらやましい。。

ここでも日本語に堪能な親切なトルコ人に話しかけられ、
写真を撮ってもらった！

さて、次は現在も修復が続けられているアヤソフィアへ。
なんと、アヤソフィアは360年に建設されたとのこと。

1360年じゃないよ。

機械のない時代にこれだけの建物。
すごすぎる！

ここでは日本語のオーディオガイドを借りて解説を聞いてみた。
息子も以前スペインでオーディオガイドを聞きながら展示物を見たのが良かったみたいで、ガイドを熱望していたね。

この写真。
ステンドグラスがはめ込まれたのはずっと後の事。
イスラム教のモスクに改修したのも1400年代の事だそう。

巨大な円盤にはアラビア語。
この円盤7.5mもあるらしい。

それにしても、ビデオにiphone、カメラと、メディアが増えすぎて大変な事になってきた。
パパや子ども達とも分担しつつも、撮影したいものが色々ありすぎで困ってしまう　(´Д｀；)/ヽｧ・・・

アヤソフィアは２階に上ることもできる。
ただし、階段ではなく、このような石畳のスロープだ。

ひんやり。

2Fはギャラリーとなっており、食器、調度品などの展示がたくさん。

１０〜１３世紀のモザイク画もたくさん見る事ができた。

てゆ〜かこの写真に自撮り棒が映り込んでるしっ！
自撮り棒みんな使いすぎだしっ！

２階の窓をのぞくとブルーモスクが見えた！

さて〜二つの大物を満喫したところでいったんランチ休憩。

・・・の前に、トルコアイス♪

このトルコアイスを売ってくれる店のお兄ちゃんのパフォーマンスがすごいのだけど、動画じゃないので説明不能・・・・。

（息子も日記に書いてたけど、全然伝わらない感じ）

とにかく、楽しかったことだけ記しておく。

日本で情報を仕入れ、休憩はここに行こうと決めていた「セブンヒルズホテル」にやってきた。

ホテルの屋上が穴場中の穴場。
絶景中の絶景が楽しめるカフェになっているのだ。

セブン ヒルズ ホテル ホテル

屋上のカフェからは、ブルーモスクと、アヤソフィアをそれぞれ見る事ができて・・・・

さらに180°に広がる海！

「本当は秘密にしておきたい場所」

というのも納得ぅ。
素敵過ぎて、特別すぎて！

個人旅行される方は必ず訪れるべし！

ここで一言付け加えておくと、
このホテルの場所を探そうとウロウロしかける前に
またまた日本語堪能なトルコの兄ちゃんに話しかけられて、ホテルの行き方やら、昼間より夜の方がお勧めだから、予約しに行けば屋上に昼間も登らせてくれるとか、教えてもらった。

それから、この後行くカッパドキアのバルーンライドはイスタンブールで予約をしておくと確実かつ安いとの情報もGet

トラベルAgencyの場所まで教えていただき至れりつくせり＾＾
（セブンヒルズホテルの目の前にあるAgencyです）

それからランチにおすすめのレストランも教わって、親切なトルコ人の言われるがままに行動してみる。

（ちなみに彼らへの見返りは全く無。商売で教えてくれるわけではない）

あ〜冷えたワインに美味しい料理、貴重な家族水入らずの食事で幸せ全開です。

かなりのんびりランチを堪能して、繰り出して来たのは「地下宮殿」
劇混みだったけど、10分位並んだら入ることができた。

入り口が少しわかりにくい場所にあるけど、そこもトルコのおじちゃんが日本語で教えてくれるから心配はいらない。

日本人だとわかると嬉しそうにみんな話しかけてくれる。

アヤソフィアの時代に作られた地下貯水湖であるが、宮殿のように美しいので「地下宮殿」というあだ名がついたらしい。

本当は中はすごく暗いのだけど、カメラの性能がよいのでこんなに明るく撮ることもできた。

魚がたくさん泳いでいてビックリ。

中は想像以上に広くて見応えがあった。

娘は柱に下敷きにされちゃっているメデューサの話を聞いて本気で怯えてしまい、なだめて観光させるのに大変だった。

続いて旧市街で一番規模の大きい名所「トブカプ宮殿」へ。

86カラットのダイヤモンドとか、宝物をたくさん見る事ができた。
（撮影禁止だけどね）

が、しかし、だんだん建物の素晴らしさ、宝飾品の数々に堪能しつつもかな〜りお腹いっぱいな感じになってきた。

宮殿からの海側の景色が素晴らしい。

対岸もばっちち見える。

ここで日本人観光客にやっと出会った。

リスク管理のできた日本人は、この夏はさすがにトルコに来ていないだろうなと察する。。。。

アジア人は中国人と韓国人の観光客に占められていたね〜。

午後6時。
少しずつ日が傾いて来たところで、トプカプ宮殿を退散。
アヤソフィアの近辺に戻ってきた。

本当ならこの後、グランバザールでお買いものと行きたいのだけれど、この日は日曜日のため、グランバザールはお休み。

だいぶ閑散とした小規模なバザールをちら見する。

見るだけ〜。
スパイスが美味しそう！
バザールは帰国日にまで取っておこう。

バザールの後は再びセブンヒルズホテルへ向かう。
新鮮な海鮮達がテーブルにやってきた！

かなり大きめなスズキをチョイスして、お任せで料理してもらったら・・・

みごとな盛りでプレートがやってきた。

美味すぎ〜。
多過ぎ〜。

あ〜幸せ〜★

観光と食事と異文化と全てに満足したところで、本日終了。

送迎バスをチャーターして向かった先は・・・・

エアポートホテル！
明日からの移動に備えて夜のうちに空港まで移動です。
このエアポートホテルが高いだけあってリビング付きの豪華なホテルでちょっとテンション上がった〜。

明日は観光から一転、エーゲ海でのリゾートが待っている。
わくわくドキドキおやすみなさい。

この旅行記へのコメント （8）

• ねもさん 2021/10/06 21:13:37

  さすが旅人！←お互い!?

  さとこさん　お久しぶりです。
  きっと公開してない旅行がいっぱいかと、どんどんアップしてください。
  農家のおばちゃん、バカ受けです(笑)
  妄言、同郷のよしみでお許しを！

  さとこさん からの返信 2021/10/07 07:09:40

  Re: さすが旅人！←お互い!?

  ねもさん久しぶりです！
  去年ハウステンボスの旅行記を作って依頼、全く書いてないですねぇ。
  実は、本当にどこにも行ってないのですよー。夏休みは家族で金沢行ったけど観光じゃないので書く事無し！
  今は子ども達が受験勉強に必死なのでそれが終わったらやっと旅行の事を考えられるのかなぁと思ってます。
  公開できてない旅行はまともな写真がない旅行なのでもう書けないのですよ😭😭
  ねもさんの東北旅行記みながら、いったよ。行かなかったよ。とかぶつぶつ心でつぶやいてました^_^

• Mugieさん 2015/08/19 12:33:57

  懐かしい〜

  去年のトルコ旅行がなつかしいです。
  うちもブルーモスクとアヤソフィアの間で流ちょうな日本語のトルコ人に家族写真を撮ってもらいました!(^^)!
  旧市街の坂のアップダウンもすごいですよね〜
  昔だったらあそこに飛び込みで宿探してただろうから、さぞかし大変だろうと思いました。
  次はエーゲ海ですか！
  楽しみです。

  さとこさん からの返信 2015/08/19 21:13:40

  RE: 懐かしい〜

  旧市街、マップで見るのと実際歩くのじゃ全然違ってかなり面喰いましたよ〜。一年前のトルコはお子さんと3人でしたよね？バスも飛行機も上手に使って、お子さん二人連れて・・・・すごいです。
  我々も今回飛行機を多用しましたが、Delay続きと、空港から街への移動時間にもやられて結構大変でした。
  
  Mugieさんのクロアチアも臨場感を持って読ませていただきました。
  やっぱりいいですよね〜。フヴァルの後はどこへ行かれたのですか？まだ続きがあるのかなと楽しみにしております！

• akanezumiさん 2015/08/19 10:15:54

  イスタンブール！！

  さとこさん、こんにちは。
  
  不安な気持ちもありながら、でもトルコを満喫されてきたのですね！
  
  4年前に行ったイスタンブールの感激を思い出しながら、旅行記を読ませていただきました。
  私達は移動のめんどくささが先だってツアーにしてしまったのですが、ほとんどの食事がついており、その料理のまずかったこと(>_<)
  　
  イスタンブールでは、ツアーを離団して食べに行った地元のトルコ料理がとても美味しかったのを覚えています。
  食事に関しては、やはり個人旅行ですよね〜
  
  そしてトルコ人、とても親日的ですよね(^^)
  
  我が家の夏休みは、主人の強い希望でオーストラリアに行ってきました。
  さほど期待せずに行ったのですが、感動スポットてんこ盛りで、家族連れにはとても楽しめる場所でしたよ。
  
  帰国後バタバタとして、旅行記の作成はいつになるかわかりませんが、アップした折には、よかったら見てくださいね。
  
  akanezumi

  さとこさん からの返信 2015/08/19 21:07:19

  RE: イスタンブール！！

  akanezumiさん、こんばんわ！
  子ども達の時差ぼけがなかなか直らず、私もいまいち疲れがとりきれてないのですが、早く日記を書かないと引っ越しが迫って、それこそ日記をいつ書ける状態になるか分からなくなってしまうと思い必死に写真の整理なんぞをしております。
  
  トルコのツアーの食事はいまいちでしたかー。
  でも、ツアーの良いところは移動に神経をとがらせなくてもよいところですよね。トルコは渋滞や移動距離の長さを考えるとやはりツアーが大変楽ちんな感じがします。
  
  昔子連れでツアーに参加して、子どものペースが大人のツアーと全く相いれず大変な思いをしたことがあるのですっかり今ではツアーから遠ざかっておりますが（笑）
  
  オーストラリアはどちらに行かれたのでしょう？
  旅行記楽しみにしています。
  我が家も西オーストラリア〜エアーズロックまでかなり詳細なところまで計画を立てた事があるのですが、諸事情により断念。。
  まだ南半球には行った事がないのです。
  オーストラリアは物価が高いのがネックになって、最近は候補にあがりつつも落選続きなのです。
  でも、いつか必ず行きます！

• worldspanさん 2015/08/19 07:44:02

  おぉーっ、トルコ

  さとこさん、こんにちは。
  
  こないだお話をいただいていたトルコですね！トルコは食事が美味しいので子供たちも楽しめたんじゃないです？しかもイスタンブールはとてもある来やすいし、ガラタサライは治安が良いですし。自分も３年前に娘を連れていったことがありますが、食事は美味しく食べてました。残念ながらトランジットでの一泊で時間もなく、海岸沿いで食べることができるサバサンドを食べれませんでした。
  トルコでのトイレにドン引きされたとなると、次のギリシャでは娘さんは更にテンションが上がったんじゃないですか(笑)？
  続きを楽しみにしています
  
  worldspan

  さとこさん からの返信 2015/08/19 13:01:53

  RE: おぉーっ、トルコ

  worldspanさんこんにちは。
  
  トルコの食事は良いですね〜。
  豚肉を食べれない事は常にひっかかってましたが、子供たちはまったく気にすることもなく、鶏と牛、羊を満喫してました。
  トルコアイスは毎日食べました＾＾
  
  残念ながら我が家も一日でイスタンブールを撤収したため切望していたサバサンドは食べられませんでした〜（涙）
  
  次なギリシャではなく、トルコ側からエーゲ海を見るリゾートへ出発です！