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昨夏の石鎚登山に続いて、今年は大山登山を計画。2泊3日の真ん中の日をメインの登山に充て、前日は往路移動と鳥取観光、3日目は、広島県尾道観光と復路移動の日とした。大好きな温泉も楽しめるように、1泊目は海沿いの鳥取皆生温泉、2泊目は高速を途中で降り、川沿いの岡山県湯原温泉に宿泊した。<br /><br />3日目は、広島まで車を走らせ、尾道へ。ロープウエーで山頂展望台に上がり、尾道を眺望してから、文学のこみちを歩いて下り、千光寺や文学記念堂に立ち寄りながら、坂道を降りる。街を歩いているときに見つけたビストロでランチのコースを食べ、その後帰路につく。<br />

大山登山3  ~尾道へ~     H27.7.30

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2015/07/28 - 2015/07/30

654位(同エリア1139件中)

0

28

翔華

翔華さん

昨夏の石鎚登山に続いて、今年は大山登山を計画。2泊3日の真ん中の日をメインの登山に充て、前日は往路移動と鳥取観光、3日目は、広島県尾道観光と復路移動の日とした。大好きな温泉も楽しめるように、1泊目は海沿いの鳥取皆生温泉、2泊目は高速を途中で降り、川沿いの岡山県湯原温泉に宿泊した。

3日目は、広島まで車を走らせ、尾道へ。ロープウエーで山頂展望台に上がり、尾道を眺望してから、文学のこみちを歩いて下り、千光寺や文学記念堂に立ち寄りながら、坂道を降りる。街を歩いているときに見つけたビストロでランチのコースを食べ、その後帰路につく。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  •  予定より遅く6時に目覚めた。すぐに4階の神庭の湯に行き、朝湯を浴びる。7時から朝食。手作りの豆腐は豆乳仕立てで、醤油をかけて食べるとおいしかった。8時半に旅館を出発。朝の散歩ができてなかったので、車に荷物を積んでから、少し歩くことにした。寄りそい橋まで歩いたが、その先にある露天の砂湯は遠くから見るだけにした。(混浴だが、女性は何かはおる服いたいなものが借りられると宿の仲居さんが教えてくれたのだが、パス。)8時50分に湯原を発つ。<br /> <br />↑ 寄りそい橋

    予定より遅く6時に目覚めた。すぐに4階の神庭の湯に行き、朝湯を浴びる。7時から朝食。手作りの豆腐は豆乳仕立てで、醤油をかけて食べるとおいしかった。8時半に旅館を出発。朝の散歩ができてなかったので、車に荷物を積んでから、少し歩くことにした。寄りそい橋まで歩いたが、その先にある露天の砂湯は遠くから見るだけにした。(混浴だが、女性は何かはおる服いたいなものが借りられると宿の仲居さんが教えてくれたのだが、パス。)8時50分に湯原を発つ。
     
    ↑ 寄りそい橋

    湯原温泉砂湯 温泉

  • ↑ 砂湯入口

    ↑ 砂湯入口

    湯原温泉砂湯 温泉

  • ↑ 砂湯遠景

    ↑ 砂湯遠景

  • ↑ 菊之湯ホテル

    ↑ 菊之湯ホテル

    湯原温泉 湯原国際観光ホテル 菊之湯 宿・ホテル

  • ↑ 道路沿いのホテルの下に河川敷の駐車場

    ↑ 道路沿いのホテルの下に河川敷の駐車場

  •  めざす広島の尾道に着いたのは、11時過ぎだった。市役所の横のパーキングに車を停めて、ロープウエー乗り場まで5分ほど歩く。道は、途中で商店街のアーケードと交差していた。ロープウエーで千光寺山山頂へ上がる。ロープウエーの窓にみるみるうちに尾道の街が広がっていった。恋人の聖地(あちこちで見かけるのだが)にもなっている山の頂上には、展望台があり、そこからぐるっと360度、尾道の景色を見渡すことができた。向島は、島ではなく地続きの対岸のようで造船所が見えている。尾道の街のはずれに大きな橋が見え、その向こうにも海が続いている。ソフトクリームを買って食べながら下に降り、土産物ショップで例によってマグネットを買った。<br /> <br />↑ ロープウエー乗り場

     めざす広島の尾道に着いたのは、11時過ぎだった。市役所の横のパーキングに車を停めて、ロープウエー乗り場まで5分ほど歩く。道は、途中で商店街のアーケードと交差していた。ロープウエーで千光寺山山頂へ上がる。ロープウエーの窓にみるみるうちに尾道の街が広がっていった。恋人の聖地(あちこちで見かけるのだが)にもなっている山の頂上には、展望台があり、そこからぐるっと360度、尾道の景色を見渡すことができた。向島は、島ではなく地続きの対岸のようで造船所が見えている。尾道の街のはずれに大きな橋が見え、その向こうにも海が続いている。ソフトクリームを買って食べながら下に降り、土産物ショップで例によってマグネットを買った。

    ↑ ロープウエー乗り場

    千光寺山ロープウェイ 乗り物

  • ↑ ロープウエーで山上へ

    ↑ ロープウエーで山上へ

  • ↑ 猫のお出迎え

    ↑ 猫のお出迎え

    千光寺公園頂上売店 グルメ・レストラン

  • ↑ ハートの氷もありました。恋人の聖地だから?

    ↑ ハートの氷もありました。恋人の聖地だから?

  • ↑ 頂上展望台

    ↑ 頂上展望台

    千光寺公園頂上売店 グルメ・レストラン

  • ↑ 展望台から尾道水道を臨む

    ↑ 展望台から尾道水道を臨む

  •  次に、文学のこみちを下ることにする。作家や俳人、学者など歴史に名を残す人々の俳句や短歌、小説から抜粋の文章などが大きい石碑に書かれている。林芙美子、正岡子規、十返舎一九、志賀直哉、緒方洪庵などの句碑を次々に見て回りながら坂の小道を下って行った。崖の横の細い道を通って、千光寺の境内に出た。千光寺は山の斜面に張り付くように建っている真言宗のお寺だった。寺からの見晴らしもとてもよく、見下ろしたときちょうど尾道の真ん中を横切っている線路の上を長い貨物列車が通って行った。鐘楼のあるところを歩き、もう一つの展望場所からまた景色を眺め、それから階段の小道を下って街へ降りて行った。<br /> <br />↑ ここから「文学のこみち」が始まります。<br />

     次に、文学のこみちを下ることにする。作家や俳人、学者など歴史に名を残す人々の俳句や短歌、小説から抜粋の文章などが大きい石碑に書かれている。林芙美子、正岡子規、十返舎一九、志賀直哉、緒方洪庵などの句碑を次々に見て回りながら坂の小道を下って行った。崖の横の細い道を通って、千光寺の境内に出た。千光寺は山の斜面に張り付くように建っている真言宗のお寺だった。寺からの見晴らしもとてもよく、見下ろしたときちょうど尾道の真ん中を横切っている線路の上を長い貨物列車が通って行った。鐘楼のあるところを歩き、もう一つの展望場所からまた景色を眺め、それから階段の小道を下って街へ降りて行った。
     
    ↑ ここから「文学のこみち」が始まります。

    文学のこみち 自然・景勝地

  •  ↑ 十返舎一九の句碑 

     ↑ 十返舎一九の句碑 

  • ↑ 「暗夜行路」の句碑

    ↑ 「暗夜行路」の句碑

  • ↑ 千光寺への細道

    ↑ 千光寺への細道

    千光寺 寺・神社・教会

  • ↑ 千光寺 鐘楼

    ↑ 千光寺 鐘楼

  • ↑ ちょうど貨物列車が通った。

    ↑ ちょうど貨物列車が通った。

  • ↑ 三重の塔が見えた。 

    ↑ 三重の塔が見えた。 

  •  尾道は坂の街であると聞いていた。初めて歩いて、それを実感した。新しく知ったこともある。尾道は猫の街でもあった。あちこちでゆっくり散歩している猫に出会った。猫と行き合いながら、石畳の坂道を右に折れて文学記念堂に向かう。山の中腹にあるこの建物の中には、林芙美子をはじめとする尾道ゆかりの7人の作家についての展示があった。暑い日で館内の涼しさにほっと一息つきながらゆっくり見て回った。建物は、有形文化財になっている旧家福井家のもので、横長で余裕のある造りで尾道の景色が目の前に広がっている好立地にあった。<br /> <br />↑ 坂の道を歩く。

     尾道は坂の街であると聞いていた。初めて歩いて、それを実感した。新しく知ったこともある。尾道は猫の街でもあった。あちこちでゆっくり散歩している猫に出会った。猫と行き合いながら、石畳の坂道を右に折れて文学記念堂に向かう。山の中腹にあるこの建物の中には、林芙美子をはじめとする尾道ゆかりの7人の作家についての展示があった。暑い日で館内の涼しさにほっと一息つきながらゆっくり見て回った。建物は、有形文化財になっている旧家福井家のもので、横長で余裕のある造りで尾道の景色が目の前に広がっている好立地にあった。
     
    ↑ 坂の道を歩く。

    文学記念室 美術館・博物館

  • ↑ 文学y記念堂

    ↑ 文学y記念堂

  •  ↑ 小さな社と昼寝する猫

     ↑ 小さな社と昼寝する猫

  • ↑ 続く坂道

    ↑ 続く坂道

  •  続いて、志賀直哉旧宅へ。炎天下の下、少し歩いて旧宅に入って、クーラーの風でほっとする。外の景色を見ると、「尾道水道の向こうに造船所が見える」し、志賀直哉の澄んだ部屋は「三軒の小さな棟割長屋の一番奥」になっているし、小説「暗夜行路」の中の一節がここで構想されたことが分かる。志賀直哉は、窓から見えるこの景色が気に入っていたに違いない。そう言えば「暗夜行路」はまだ読んでいない。<br /><br />↑ 志賀直哉旧宅へ 

     続いて、志賀直哉旧宅へ。炎天下の下、少し歩いて旧宅に入って、クーラーの風でほっとする。外の景色を見ると、「尾道水道の向こうに造船所が見える」し、志賀直哉の澄んだ部屋は「三軒の小さな棟割長屋の一番奥」になっているし、小説「暗夜行路」の中の一節がここで構想されたことが分かる。志賀直哉は、窓から見えるこの景色が気に入っていたに違いない。そう言えば「暗夜行路」はまだ読んでいない。

    ↑ 志賀直哉旧宅へ 

  •  坂を降りて、平地の街へ。駐車場に戻るのに、日陰になっているアーケード街を通ることにした。そろそろお昼、尾道ラーメンにしようかと考えていたときに、ビストロ「TAKAGAKI」の前を通りかかった。レストランでランチもいいかなと思って入り、ランチのBコースを頼んだ。前菜のブルーチーズと胡桃のサラダがとても口に合い、パン、メイン(魚)デザート、コーヒーとついて、1700円はリーゾナブルだった。桃のムースのデザートもおいしかった。<br /> <br />↑ 尾道の街角 アーケード商店街

     坂を降りて、平地の街へ。駐車場に戻るのに、日陰になっているアーケード街を通ることにした。そろそろお昼、尾道ラーメンにしようかと考えていたときに、ビストロ「TAKAGAKI」の前を通りかかった。レストランでランチもいいかなと思って入り、ランチのBコースを頼んだ。前菜のブルーチーズと胡桃のサラダがとても口に合い、パン、メイン(魚)デザート、コーヒーとついて、1700円はリーゾナブルだった。桃のムースのデザートもおいしかった。
     
    ↑ 尾道の街角 アーケード商店街

  • ↑ 尾道の街角 尾道ラーメンの看板

    ↑ 尾道の街角 尾道ラーメンの看板

  • ↑ フランス料理レストラン 「ビストロ タカガキ」

    ↑ フランス料理レストラン 「ビストロ タカガキ」

    BISTRO TAKAGAKI グルメ・レストラン

    旅先で見つけたいい店 by 翔華さん
  • ↑ おいしかったランチのデザートは桃のムース

    ↑ おいしかったランチのデザートは桃のムース

  • ↑ マンホールは祭りのまとい

    ↑ マンホールは祭りのまとい

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