2015/07/28 - 2015/07/30
331位(同エリア587件中)
翔華さん
昨夏の石鎚登山に続いて、今年は大山登山を計画。2泊3日の真ん中の日をメインの登山に充て、前日は往路移動と鳥取観光、3日目は、広島県尾道観光と復路移動の日とした。大好きな温泉も楽しめるように、1泊目は海沿いの鳥取皆生温泉、2泊目は高速を途中で降り、川沿いの岡山県湯原温泉に宿泊した。
2日目は、いよいよ登山本番。10時20分に夏山登山口を登り始め、12時50分に弥山登頂、午後3時半に行者登山口に下山、4時20分に元の夏山登山口に帰った。天候不良で、ガスのため眺望を楽しむことはできなかったが。森の緑の美しさや高山植物の花の可憐さには癒された。日頃の運動不足がたたって、登りの階段の連続や6,7合目あたりの急勾配の道に苦しめられたが、それだけ登頂の喜びは大きかった。岡山まで戻り、湯原温泉泊。
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旅行2日目の朝は、6時起床。本館の温泉に朝風呂に入りに行く。顔だけ洗ってから露天風呂にゆったりと入ると、ぬめりのあるお湯が気持ちがよかった。6時半から海水浴場になっている浜の堤防沿いの道を散歩した。少し歩くと、皆生海浜公園という公園を見つけた。
↑ 皆生海浜公園 -
↑ 海水浴場で釣りをしている人がいた。
皆生温泉 東光園 宿・ホテル
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戻ってから、朝食バイキング。いろいろあって朝食には十分でおいしくいただいた。その後、フロントの前に広がる立派な日本庭園に出てみた。池の中には鯉が泳ぎ、左手に見える茶室っぽい建物が露天風呂のある温泉風呂であることが分かった。
↑ 朝食会場の窓からの景色
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8時半にホテルを出発。ホテル近くのコンビニをスルーしたら、なんと大山登山口まで一軒もコンビニがなく、売店すらなかったので、ふもとの米子市まで引き返すことになってしまった。1時間のロスが出たが、
駐車場に車を停め、買ってきた食べ物をリュックに詰め、登山の支度をした。登山届を出して、夏山登山道を登り始めた時には、10時20分になっていた。
↑ 夏山登山口から登り始めた。大山(伯耆富士) 自然・景勝地
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初めは、幅の広い階段があり、森の中を進んだ。10分ほどで、1合目に到着。根っこが地上におおかた出ているような木、貝殻のようなきのこがくっついた木などを見つけながら、森の中を歩いて行った。標高1000mの標示を見てから10分ほど登ると、3合目に着いた。
↑ 階段を歩く。 -
↑ 森の中の道
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↑ 木の根っこが丸見えです。
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↑ まるで貝殻がくっついているようなきのこ
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花の写真を撮りながら進むと、11時半に5合目に到着。
↑五合目は霧の中 -
↑ 花1
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↑花(実)2
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↑ 花3
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↑ 花4
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↑ 花5
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↑ 花6
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休憩の後、山の神様に登山の無事を拝んで歩き始めると 道は急になってきた。
↑ 山の神様 -
階段がなくなり、岩場の登りもある。ずっとガスっていて下は見えなかったのだが、一瞬ガスが動いて、下の景色が見えることがあった。晴れていたら、どんな風景が広がっていたのかと思うと残念だったが、仕方がない。
↑霧の合間に町が見えた -
高山の花があちこち咲いていて、見つけるのが楽しみだったのだが、7合目辺りから尾根に出て、お花畑のようにいろいろな花が見られるようになった。空気が冷えてきて、体は熱いが、顔に当たる風はひんやりと冷たいという、雪見温泉に似た感じになってきた。運動過多の状態で足は重く、一歩一歩踏みしめるように前に進んでいく。
↑ 花畑のようにいろんな花が咲いている -
最後の方は、登りがゆるくなり、階段でなく木道を歩くようになった。右下と左下に草原や低木の群生が広がっている。ガスで見えにくいときがあり、手すりのないところは落ちないように気をつけて進んだ。
↑ 視界不良の木道
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↑ 急勾配の岩場
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12時50分、登頂。1709m。2時間半で登りきったことになる。疲れてへとへとだけど、まあまあのいいペースだった。(平均的は3時間らしい)頂上で記念撮影をしてから、山小屋に行き、サンドイッチとおにぎりでお昼ごはん。ペットボトルのお茶が1本の半分くらいになり心もとなかったが、1本550円の山小屋値段を知って、買う気が失せた。
↑登頂
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↑頂上にあった方位台
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↑山小屋の中
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1時半に下山を開始。寒いので、上だけカッパを着たのは正解だった。途中でにわか雨がぽつぽつ振ってきたので。往きとは違う石室を通る回り道を歩き始めた。石室の近くには、小さな池があってびっくりした。
↑ 石室 -
↑ こんなところに池が・・・
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↑尾根の道
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いつもながら帰りは足がよく進む。膝に負担がかかるから気をつけないといけないのだが、登りに比べると楽なのは間違いない。1時間ほどで、標高1200mまで降り、2時40分には行者谷分かれの場所に到着。、予定通りに元谷ルートをとることにする。下山中は、進むのが遅い私が前を歩いているので、マイペースで歩けるのはいいが、狭い急な階段が続いている上に、こっちの道は登山客が少ないからか十分に整備されておらず、階段が崩れて怖いところが何か所もあった。
↑ 標高1200m地点 -
↑ 行者谷分かれ
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途中、突然に白い河原が現れた時には驚いた。元谷だった。夫がいなかったら、途方にくれたにちがいない。実際迷子になったかと思った。河原の石に矢印があり、向こう岸に渡って、また登山道が続いていた。今度は、川沿いの森の中を進む道だった。標示には、登山口まであと800mとある。
↑ 突然現れた元谷の河原 -
↑ 元谷の河原にあった赤い目印
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川のせせらぎの音を左に聞きながら、どんどん降りて行くと、大神山神社奥の院が見えてきた。行者登山口に到着したのは、3時半。2時間で降りてきたわけだ。ただし、まだ元の場所には戻っておらず、由緒がありそうな神社にお参りしてから、思いのほか長かった石畳の参道を下り、大山寺の山門を横に見て、民宿旅館街に入り、大山荘に立ち寄り、かき氷を注文。のどが渇いていたのと登山を終えた成就感からとってもおいしいミルク金時だった。そこからさらに歩いて、駐車場に戻った。下山届を出したのが4時20分。ちょうど予定通り6時間の登山だった。
↑ 森の中の道を川のせせらぎの音を聞きながら下っていく。 -
↑ 森の中には時々大きなシダがあった。
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↑ 大神山神社
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↑ 立派な内装の神社
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↑ 神社の長い参道は大きな石畳の道で、雨にぬれて歩きにくかった。
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↑ 大山寺山門
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↑ のどにしみわたるおいしさだったミルク金時
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4時半に今夜の宿湯原温泉に向かって出発。米子道を戻り、途中で高速を降りて、温泉街に着いたのは5時20分だった。河川敷の駐車場に車を停め、道路沿いの「菊の湯」旅館にチェックイン。昨夜のホテルの部屋がひどかったこともあって、とてもいい部屋に感じた。川が見える景色もいいし、着替えに使える小部屋があるのもいい。夕食がおいしかったし、屋上の露天風呂をはじめ3種類の温泉も良かった。温泉では、早くも筋肉痛が出始めているふくらはぎのアイシングに励んだ。今日は達成感100%で、26810歩。
↑駐車場の横を流れる川には、川靄がたっていた湯原温泉 湯原国際観光ホテル 菊之湯 宿・ホテル
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↑ おいしかった夕食
湯原温泉 湯原国際観光ホテル 菊之湯 宿・ホテル
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