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7月2日(木)はシェーンビール・ヒュッテ(Shoenbielhuette、2694m)へ行く。ツムット氷河沿いのルートを谷奥まで遡行するコースだ。。昨日のヘルンリ・ヒュッテと入れ替わった行動となった。昨日と同じ8:30の始発のテレキャビンに乗る。

スイス・ハイキングの旅 2015夏(8) シェーンビール・ヒュッテ

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2015/07/02 - 2015/07/02

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ロク69

ロク69さん

7月2日(木)はシェーンビール・ヒュッテ(Shoenbielhuette、2694m)へ行く。ツムット氷河沿いのルートを谷奥まで遡行するコースだ。。昨日のヘルンリ・ヒュッテと入れ替わった行動となった。昨日と同じ8:30の始発のテレキャビンに乗る。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 8:30始発のテレキャビン乗り場はスキーを持った大勢の人たちで、昨日と同様の混雑だ。それでも9時少し前にシュヴァルツゼーに着いた。9時ジャストに歩き始める。天気は今日も快晴、シュヴァルツゼー手前の小さな池にダン・ブランシュが映っている。

    8:30始発のテレキャビン乗り場はスキーを持った大勢の人たちで、昨日と同様の混雑だ。それでも9時少し前にシュヴァルツゼーに着いた。9時ジャストに歩き始める。天気は今日も快晴、シュヴァルツゼー手前の小さな池にダン・ブランシュが映っている。

  • 同じ池にガーベルホルンの山並みも映る。、チナールロートホルンはガーベルホルン連峰の右端後方にちょっとだけ頭を出している。右の端っこにワイスホルンも見えている。

    同じ池にガーベルホルンの山並みも映る。、チナールロートホルンはガーベルホルン連峰の右端後方にちょっとだけ頭を出している。右の端っこにワイスホルンも見えている。

  • シュヴァルツゼーまで降りていく。湖面に映る山並みはいつ見ても美しく感動的だ。

    シュヴァルツゼーまで降りていく。湖面に映る山並みはいつ見ても美しく感動的だ。

  • 湖面の拡大と礼拝堂。風がすこしあるので投影している山並みは、揺らいでいる。

    湖面の拡大と礼拝堂。風がすこしあるので投影している山並みは、揺らいでいる。

  • 湖をあとに本来のコースを進む。450mほど下方にあるシュタフェル(Stafel、2139m)を目指して道は下っていく。マッターホルンも雲一つない青空にすっきりと聳える。

    湖をあとに本来のコースを進む。450mほど下方にあるシュタフェル(Stafel、2139m)を目指して道は下っていく。マッターホルンも雲一つない青空にすっきりと聳える。

  • 30分くらい歩いた地点からの眺め、マッターホルンの北壁が正面になってくる。左の黒い稜線上に昨日登ったヘルンリ・ヒュッテがかすかに望まれる。<br />

    30分くらい歩いた地点からの眺め、マッターホルンの北壁が正面になってくる。左の黒い稜線上に昨日登ったヘルンリ・ヒュッテがかすかに望まれる。

  • 40分でシュタフェルのレストランを通過する、マッターホルンを横から眺める位置になっている。いつもの精悍な鋭さが消えて「ぐにゃり」とした形状が印象的だ。

    40分でシュタフェルのレストランを通過する、マッターホルンを横から眺める位置になっている。いつもの精悍な鋭さが消えて「ぐにゃり」とした形状が印象的だ。

  • シュタフェルを過ぎると道は広くなり、だらだらとした登り、降りが発電所付近まで続く。発電所付近は用水池があり、谷奥にはダン・デラン(Dent d’Herens、4174m)が見えてくる。

    シュタフェルを過ぎると道は広くなり、だらだらとした登り、降りが発電所付近まで続く。発電所付近は用水池があり、谷奥にはダン・デラン(Dent d’Herens、4174m)が見えてくる。

  • 発電所を過ぎるとコースは一気に上り坂となってくる。マッターホルンとダン・デランが揃ってみえる。

    発電所を過ぎるとコースは一気に上り坂となってくる。マッターホルンとダン・デランが揃ってみえる。

  • 滝の横に付けられた道は斜度があってかなりのエネルギーを使う。それでも滝とマッターホルンを一緒に写せるのはこの道のお陰だ。

    滝の横に付けられた道は斜度があってかなりのエネルギーを使う。それでも滝とマッターホルンを一緒に写せるのはこの道のお陰だ。

  • 滝の横を登りきると、ヘーバルメン(Hoehbalmen)へのコースを右に分けてモレーンの近くまで出てくる。同じくマッターホルンとダン・デランのツーショットが眺められる。

    滝の横を登りきると、ヘーバルメン(Hoehbalmen)へのコースを右に分けてモレーンの近くまで出てくる。同じくマッターホルンとダン・デランのツーショットが眺められる。

  • 参考:今夏の最初のハイキング(6/26)で登ったモンテローザ・ヒュッテからのダン・デランとマッターホルンの眺め。今回のシェーンビール・ヒュッテ側からはこの裏側から眺めていることになる。山の配置はもちろん、それぞれの山容、形状が大きく変わっていることに驚く。

    参考:今夏の最初のハイキング(6/26)で登ったモンテローザ・ヒュッテからのダン・デランとマッターホルンの眺め。今回のシェーンビール・ヒュッテ側からはこの裏側から眺めていることになる。山の配置はもちろん、それぞれの山容、形状が大きく変わっていることに驚く。

  • 少し進むと右手が大きく開けて、オーバーガーベルホルンがぱっと現れる。

    少し進むと右手が大きく開けて、オーバーガーベルホルンがぱっと現れる。

  • 振り返って歩いてきた方向を眺める。用水池の向こうに、左のリンプフィッシュホルン、シュトラールホルン、右のモンテローザが遠いながら明確に見える。また中央の黒い山稜のやや右にゴルナーグラートのホテルも分かる。

    振り返って歩いてきた方向を眺める。用水池の向こうに、左のリンプフィッシュホルン、シュトラールホルン、右のモンテローザが遠いながら明確に見える。また中央の黒い山稜のやや右にゴルナーグラートのホテルも分かる。

  • 進むコースはモレーンから少し離れた山腹沿いの道を歩く。時々残雪があって歩き辛いが、我慢して行く。2時間15分位の地点の眺め、マッターホルンも北壁を通り過ぎてツムットグラートを正面に見る位置まで来ている。山の形は大きく変わってきている。

    進むコースはモレーンから少し離れた山腹沿いの道を歩く。時々残雪があって歩き辛いが、我慢して行く。2時間15分位の地点の眺め、マッターホルンも北壁を通り過ぎてツムットグラートを正面に見る位置まで来ている。山の形は大きく変わってきている。

  • 谷奥へどんどん入ってきているので、ダン・デランが随分と大きく見えるようになる。頂上からいくつものピークを経て左へ続く稜線が荒々しい。

    谷奥へどんどん入ってきているので、ダン・デランが随分と大きく見えるようになる。頂上からいくつものピークを経て左へ続く稜線が荒々しい。

  • 途中からモレーン上のコースへ移ってより高度感を持って歩くことができる。右の小高い丘陵の上にヒュッテが見えてきた。ヒュッテ後方のゆったりとした山は、ヴァンドフルエホルン(Wandfluehoen、3589m)だ。

    途中からモレーン上のコースへ移ってより高度感を持って歩くことができる。右の小高い丘陵の上にヒュッテが見えてきた。ヒュッテ後方のゆったりとした山は、ヴァンドフルエホルン(Wandfluehoen、3589m)だ。

  • ヒュッテと後方のヴァンドフルエホルンの拡大。最後の登りはジグザグの繰り返しで約200mある。いつものように最後の登りは同様に苦しいものだ。

    ヒュッテと後方のヴァンドフルエホルンの拡大。最後の登りはジグザグの繰り返しで約200mある。いつものように最後の登りは同様に苦しいものだ。

  • 11時40分にヒュッテ到着、出発から2時間40分だった。小屋は伝統的な石造りでなじみ易い感じがする。

    11時40分にヒュッテ到着、出発から2時間40分だった。小屋は伝統的な石造りでなじみ易い感じがする。

  • 小屋前から眺めるマッターホルン。いつも見慣れている山の表情とは大きく違うので、とても新鮮な印象を受ける。北西方向(手前)に張り出したツムットグラードが力強い。

    小屋前から眺めるマッターホルン。いつも見慣れている山の表情とは大きく違うので、とても新鮮な印象を受ける。北西方向(手前)に張り出したツムットグラードが力強い。

  • 右手の谷奥のダン・デランが大きく、威厳をもって聳えるのが雄大に感じられる。手前のツムット氷河が大きく後退しているのも良く分かる。

    右手の谷奥のダン・デランが大きく、威厳をもって聳えるのが雄大に感じられる。手前のツムット氷河が大きく後退しているのも良く分かる。

  • 登って来た東方向は、ミシャベル連峰と右のモンテローザが遠くに確認できる。手前は発電所の用水池が点在している。

    登って来た東方向は、ミシャベル連峰と右のモンテローザが遠くに確認できる。手前は発電所の用水池が点在している。

  • 左半分の拡大では、アラリンホルン、リプフィッシュホルン、シュトラールホルン、アドラーホルンが見えている。リンプフィッシュホルンの下部には先日登ったプフルヴェ峠が微かに認識できる。右端の氷河はフィンデル氷河だ。

    左半分の拡大では、アラリンホルン、リプフィッシュホルン、シュトラールホルン、アドラーホルンが見えている。リンプフィッシュホルンの下部には先日登ったプフルヴェ峠が微かに認識できる。右端の氷河はフィンデル氷河だ。

  • 右端にはモンテローザがシュヴァルツゼーの丘陵の向こうに大きく見える。

    右端にはモンテローザがシュヴァルツゼーの丘陵の向こうに大きく見える。

  • ダン・デランの右手には、中央の黒い塊のシュトッキ(Stockji、3092m)と右のシュトッキ氷河と大きなヴァンドフルエホルンが見える。

    ダン・デランの右手には、中央の黒い塊のシュトッキ(Stockji、3092m)と右のシュトッキ氷河と大きなヴァンドフルエホルンが見える。

  • ヒュッテのテラスとマッターホルンを眺める。一人のハイカーがカメラを構えようとしている。

    ヒュッテのテラスとマッターホルンを眺める。一人のハイカーがカメラを構えようとしている。

  • もう一人の登山者とダン・デラン。青空に雲はなく最上の天気だ。

    もう一人の登山者とダン・デラン。青空に雲はなく最上の天気だ。

  • 小屋の裏側へ回ってヒュッテとマッターホルンを一緒に収める。小屋はやや逆行気味で屋根の白い反射が山と対比して美しい。

    小屋の裏側へ回ってヒュッテとマッターホルンを一緒に収める。小屋はやや逆行気味で屋根の白い反射が山と対比して美しい。

  • ダン・デランと右方向の拡大。中央の黒いシュトッキの左肩の奥にあるなだらかな山は、テテ・ド・ヴァルペラン(Tete de Valpellin、3799m)、また右の雪原の奥に頭が見えるのはテテ・ブランシュ(Tete Blanche、3707m)だろう。これらの山々の向こう側は、モンミネ氷河を経てブクタン連峰やダン・ド・べルトール、ベルトール小屋を越えてエランの谷に続いている。

    ダン・デランと右方向の拡大。中央の黒いシュトッキの左肩の奥にあるなだらかな山は、テテ・ド・ヴァルペラン(Tete de Valpellin、3799m)、また右の雪原の奥に頭が見えるのはテテ・ブランシュ(Tete Blanche、3707m)だろう。これらの山々の向こう側は、モンミネ氷河を経てブクタン連峰やダン・ド・べルトール、ベルトール小屋を越えてエランの谷に続いている。

  • ヒュッテでは、ビール、赤ワイン、スープを頼んで持参のおにぎりでお昼をいただく。出発を前にもう一度、印象的なマッターホルンを見ておこう。40分の休憩後、12時20分に下山開始する。

    ヒュッテでは、ビール、赤ワイン、スープを頼んで持参のおにぎりでお昼をいただく。出発を前にもう一度、印象的なマッターホルンを見ておこう。40分の休憩後、12時20分に下山開始する。

  • ヒュッテの正面。若い女性がすべてを管理していた、また直前のコース上では若い男性がルート整備のためレーキを持って小さな砂礫を除く作業を進めていた。

    ヒュッテの正面。若い女性がすべてを管理していた、また直前のコース上では若い男性がルート整備のためレーキを持って小さな砂礫を除く作業を進めていた。

  • 振り返ってヒュッテに別れを告げる。快晴に恵まれた今日のハイキングに感謝しつつゆっくりと降る。

    振り返ってヒュッテに別れを告げる。快晴に恵まれた今日のハイキングに感謝しつつゆっくりと降る。

  • ヒュッテ出発後、1時間30分でシュタフェルを通過する。屋根の上の煙突とマッターホルンの対比が印象的だ。

    ヒュッテ出発後、1時間30分でシュタフェルを通過する。屋根の上の煙突とマッターホルンの対比が印象的だ。

  • ツムット集落が見えてきたが、フーリ目指して別のコースを進む。だらだらした広い道を延々と歩くのでとても疲れる。フーリには14:40に帰着、テレキャビンでツェルマットまで下った。<br />本日の全行動時間は5時間40分、うち休憩40分、実動5時間だった。<br />登り515m、降り1230mだった。<br />夕食は、骨付きラム肉炒め(タマネギ、ニンニク)、海草サラダ、ラディッシュ酢漬け、和そば、赤ワインだった。<br />今日も絶好の天気で足取りも軽く、ツムット谷を遡行していつもと違う山々の形を眺めることができてうれしいハイキングだった。<br />

    ツムット集落が見えてきたが、フーリ目指して別のコースを進む。だらだらした広い道を延々と歩くのでとても疲れる。フーリには14:40に帰着、テレキャビンでツェルマットまで下った。
    本日の全行動時間は5時間40分、うち休憩40分、実動5時間だった。
    登り515m、降り1230mだった。
    夕食は、骨付きラム肉炒め(タマネギ、ニンニク)、海草サラダ、ラディッシュ酢漬け、和そば、赤ワインだった。
    今日も絶好の天気で足取りも軽く、ツムット谷を遡行していつもと違う山々の形を眺めることができてうれしいハイキングだった。

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