2015/05/23 - 2015/06/06
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さいたまさん
写真は、ホーチミンにおける通勤時間帯のオートバイの様子です。
ベトナムを訪れた人は、噂には聞いていると思いますが、これほどまでのオートバイを見るとは、想像をしていなかったことと思います。
オートバイの凄まじいほどのラッシュです。
ベトナムのオートバイは、ホンダと呼ばれていて、一般代名詞化されています。
ヤマハの製品でも、ホンダと呼ばれています。
街中のオートバイ関連の店の看板でも、ホンダとの標示が多いです。
実際、ホンダのベトナムにおける現地法人ベトナムホンダのオートバイの製品は、市場の多くを占めています。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ベトナムのオートバイがこれほどまで多いのには、それなりの訳があります。
オートバイに替わり得る交通手段が少ないのです。
まずは、他の公共交通機関が発達していませんし、狭い路地等が多く、道路事情が良くありません。
かといって、自家用車も高価であり、普及していません。
多くのベトナム国民の所得も向上してきて、買い求め易い価格になったオートバイを購入できるようになってきました。
都市部では、1家に1台にまで、保有されるようになりました。 -
ホーチミンでは、写真のように、歩いている人よりも、オートバイが多いという光景が見られます。
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同じくホーチミン市内では、自動車、バス、ミニバス以上に、オートバイが多いのです。
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2015年上半期に最も多く販売されたオートバイの価格は、ベトナムホンダの1,699万ドンでした。
このオートバイにかかる経費を、通勤という生活面から見てみますと、1日当たり概算約9,000ドン(約45円)となります。
他の交通手段よりも安価となっています。
通勤ばかりでなく、その他の生活面にも使われることを考慮に入れますと、とても利便性の高い交通手段だと思われます。 -
このため、女性も、生活の全般にわたり利用しています。
ダナンでは、女子学生も、通学ばかりでなく友達との集まり、買い物、アルバイト等のいろいろな場面で、生活の一部として、オートバイを利用して、移動していました。 -
オートバイは、生活や商売等のあらゆる場面において活用されています。
「家を売っても、オートバイは手放すな!」との言葉が伝えられているとのことです。 -
それにしても、ホーチミン市内のオートバイの多さには、眼を見張るものがあります。
写真は、ホーチミンの目抜き通りを南下するオートバイの様子です。 -
ベトジョー通信によりますと、2015年上半期のオートバイ販売台数のトップ10の販売会社とその型式を紹介しています。
ホンダの現地法人ベトナムホンダがトップ10のうち8車種を占めています。
2位がヤマハの現地法人ベトナムヤマハです。
日系現地法人だけで、年間約220万台を販売していることになります。 -
ホーチミン市内で、信号待ちをしているオートバイの様子です。
車よりも圧倒的に、オートバイの数が多いです -
対向車線の道路を数多くのオートバイが走って行きます。
とにかくオートバイの数が多いのです。 -
アジアの国々での、オートバイの販売数を見てみます。
中国国内でのオートバイ販売が減少してきています。
このため、中国は、隣国のベトナムへ及びインドネシアへのオートバイの輸出に力を入れました。
従来の一般的な価格の1/4〜1/3の低価格で販売を促進したり、完成品の輸入が制限された場合には、部品として輸出し、現地で組み立てる方式をとったりしてきました。
中国製品の販売台数は、ベトナムにおいて、当初、低価格による販売が増えましたが、低品質で信頼性に欠ける点が問題となり、中国製品の販売台数は低迷してしまいました。 -
一時は、ベトナムのオートバイ販売の80%を占めていた低価格の中国製のオートバイは、劣悪な品質のため、販売台数が大きく減少しました。
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ベトナム政府は、オートバイの増大に対して、完成車の輸入を制限し、ついで部品等の輸入の制限等で、オートバイの増加を規制し、かつベトナム国内での生産を育成するように政策的誘導策をとりましたが、オートバイの多さには、あまり影響しませんでした。
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ベトナムにおけるオートバイの生産・販売形態の変遷を見てみますと、当初は、完成車の輸入は自由でしたが、ベトナム政府は、国内生産能力の向上のため、完成車の輸入を規制しました。
このため、部品の輸入によるベトナム国内での組立が主体となりました。
中国は、ベトナムの地元企業との連携で、中国製部品をベトナム国内で組み立てて、従来の市場価格の1/4〜1/3の安価な価格で販売し、ベトナム市場の80%前後のシェアーを占めるまで至りました。
しかしながら、その過程で低品質への批判が高まるとともに、部品の輸入に際して、脱税行為に走り、販売量の急激な減少に繋がりました。 -
日本も、ベトナムの現地法人による生産に移行し、かつ部品のベトナム国内生産を図り、部品のベトナム国内調達率を85%にまで向上させました。
これらの努力により、生産価格の低価格化を実現しました。
その結果、中国系オートバイに取って代わるようになりました。 -
ベトナムにおける中国製(ベトナム国内での組み立て分含む。)オートバイの販売台数を見ますと、2001年を境に大きく変化しています。
中国製のオートバイの販売台数の割合は、1999年から販売台数が急増し、2001年には、市場占有率が80%を越えましたが、その後、減少し、ベトナムホンダの復調を許してしまいました。
その大きな理由は、低品質と部品輸入に伴う脱税行為への批判のようです。
その後、日系現地法人の販売台数は、毎年増加して行きました。 -
中国製オートバイの低品質等による販売台数の減少に比し、日本製オートバイの品質の高さが評価され、ベトナムホンダの市場占有率は、高くなりました。
その陰には、ベトナムの裾野産業の全般的な狭さに反して、ベトナムホンダのベトナム国内産の部品の国内調達率向上による低価格化への努力があると言われています。
地下鉄工事における高信頼性の評価とも共通しているものと想像しています。
写真は、ホーチミンでのオートバイの様子と日本の地下鉄工事の様子です。 -
別の面の話題ですが、ベトナムにおいて、オートバイ走行時には、ヘルメット着用が義務付けられています。
バイクタクシーに同乗する利用客も同様にヘルメットを着用します。
バイクタクシーのドライバーは、利用客用のヘルメットを用意しています。
ヘルメットを着用しないと、罰金を支払わなければならないという規則があるらしいです。 -
近隣のタイにおけるオートバイ利用者の中には、ヘルメットを着用しない者もいます。
罰則が無いのかもしれません。 -
バイクタクシーの運転手は、ヘルメットを着用していますが、利用者は、着用していません。
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運転手は、ヘルメットを着用していますが、後部の女性は、ヘルメットを着用していません。
お国柄のせいでしょうか。規則の問題なのでしょうか。 -
隣のカンボジアの場合も、ヘルメット着用が徹底していないようです。
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最も、カンボジアにおいては、まだ自転車が多いです。
ベトナムでは、自転車は時々見ますが、都市部ではあまり見かけません。
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