2016/08/11 - 2016/08/15
230位(同エリア454件中)
じんさん
2016年夏、北イタリアを車で巡った旅の記録、その2。
モデナでの2連泊の中日、車でボローニャへ。
目当てはボローニャ発祥のボロネーゼを食べること。
あとは旧市街をなんとなく観光。
ボローニャには現在登録済みとなっている世界遺産はないけれど、「ボローニャのポルティコ(柱廊)」が暫定遺産になっている。柱廊とは「柱で支えられた屋根付きの通路」のことで、ボローニャ市街の景観の特徴の一つになっている。
■ボローニャでの失敗
モデナからボローニャまでは車で1時間程度。ボローニャの市街はZTL(許可された車両以外は進入禁止)の区域に指定されているため、車はそのエリア外の駐車場に停めるしかない。しかし、予定していた駐車場が市場の会場になっていて使えず(使えたのかもしれないが、満車になってしまった後だったのか使用制限がかかっていたのか、とにかく入れそうな駐車場の入り口を見つけることができなかった)、ひたすら旧市街を囲う環状道路をゆっくりと回って駐車場を探してみた。
その途中、「P」マークが出てるので入ってみると、そこは病院の駐車場。当然、用が無い人以外は駐車場は利用できないというので病院を出ることに。ところが、病院を出るときは元の環状道路へは出させてもらえず、出口は旧市街方面(ZTLのゾーン内)にしかなく、なりゆきでZTL内を走らざるを得なくなった。駐車場探しも面倒くさくなってきた頃、商店街の路肩に空いてるスペースがあったのでそこに停め、近くの八百屋の店主に「ここに停めてて大丈夫だろうか?」と尋ねると、「前払いのパーキングチケットさえ買っておけば大丈夫。」という返答だったのでここに停めることに。やはりというか、4時間ほどした後に戻ってきた頃にはワイパーに"お手紙"が挟んであった。『ここはZTL内なので罰金支払いなさい。』と。幸い、パーキングチケットを買っていたことから、割引はしてもらえた様子。ZTL内でも許可された車両であれば路肩に駐車することはできるので、八百屋の店主が言っていたことは間違いではない。結局、ボローニャからモデナに戻る道すがら郵便局を探して罰金を支払ってきたけど、余計な出費(手数料入れて28.7ユーロ)はあったし、郵便局探しなど余計なことはしなくちゃならなくなったしと、結構面倒なことになった。やはりその土地のルールを前もって学んでそれに従うことが大事。
ボローニャ(Bologna)の車両進入禁止区域(ZTL)の地図:
http://www.car-parking.eu/italy/bologna
表紙写真:ボローニャ大学の図書室
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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車を停めて市街中心部に向かって歩き始める。
旧市街の端っこから延々と柱廊が続く。 -
10分ほど歩いたところで「ボローニャの斜塔」が現れる。
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このように土台から傾いている。
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サン・ペトロニオ大聖堂。
未完ながら世界最大級の教会。身廊部分しか完成しておらず、ファサードもご覧の通りなのであまり建物としての美しさは感じられない。 -
教会の中に入るのは無料。ただ、カメラやビデオで撮影したい場合は入り口近くの受付にて2ユーロ支払って、紙の腕章を付けてもらわたないとならない。無許可で撮影していると係の人に注意される。
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教会に入って左側の方の床の上に、斜めに線が引かれている。これは「日時計」だそうで、天井にある穴から太陽の光が差し込んで正午の時間だけを知らせるのだとか。
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綺麗なステンドグラス。
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天井がや壁画、装飾など、まるで美術館。
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ネプチューンの噴水は改修中で拝めず。
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サン・ペトロニオ大聖堂の横の柱廊を歩いてボローニャ大学へ。
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ボローニャ大学の入り口。
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中庭。
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階段を上って2階へ。
紋章が一面に飾られていている。 -
人体解剖室。ここで世界最初の人体解剖教室が開かれたとか。
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壁に紋章がたくさん。
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図書室。
チケットは人体解剖室とセット。 -
壁際の本棚には古い本がたくさん。
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これだけかな~と思っていたところ、人が集まって何かを覗き込んでいた。
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そこからに行ってみると、延々と並ぶ本棚が。
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ランチタイム。案の定、前もって考えていたお店は夏季休業状態。
しかたがなく、路地裏に入ってお店を探す。
そして何人か先客の入っていたこちらのお店に入ることに。
ところがここのお店、なかなか良いところだった。 -
店内も広く、そちらにも座席はあるけど、夏なので店の表に並べられた席へと座る。
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前菜にパルマハム。
パルメザンチーズも追加。 -
ここでお店の人がバルサミコ酢を出してくれた。
パルメザンチーズにつけて食べるといいんだとか。 -
確かに、これはこれで美味しかった。
新たな発見。 -
メインはもちろんボロネーゼ。
美味しい。量もそこそこ多く、値段も安くてお手頃。
正面の床屋のおやじさんがコーヒーだけ飲みに訪れたりとか、地元感もあるお店だった。 -
車を停めてあったところに戻る途中でジェラート調達。
こちらは珍しい赤ワインと白ワインのジェラート。赤の方がワインの風味が強くて美味しかった。 -
ボローニャ市街の南の丘にあるサン・ルカ教会。
地図を見ないで適当に山道を登ってみたら行きついた。 -
サン・ルカ教会の正面。
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聖堂部分は2階にある。
街中にある教会とはまた少し違った雰囲気が味わえる。 -
教会の中は撮影禁止。
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下の方から長い長い柱廊が続く。本当はこの教会に来るにはこの長い柱廊をひたすら登ってこないとならない。ちなみにジョギングしている人達もいた。
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上の方からだとこのぐらいの眺め。残念ながらボローニャの旧市街は見られず。柱廊の途中からだと違う景色が見られたのかもしれないけど、そこまでする体力は無いので…。
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2016夏 北イタリアの旅
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