2015/08/01 - 2015/08/04
384位(同エリア1819件中)
ごんじさん
今年は梅雨明け以降のお天気が最高ですね。
天気よくて、暑すぎて異常なくらいです。
というわけで、気を取り直して夏山第一弾!
立山に行ってきました。
なぜここに行くことに決めたのか思い出せないくらい前々から予定立てていました。
立山に来るのは3度目。
これまでは登山ではなく、室堂の散策のみ。
今回は立山連峰から大日連峰、日本一の落差を誇る称名滝へ縦走する3泊4日の山旅です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【1日目】
今日は室堂に行くだけの日。
初めての北陸新幹線に乗って(写真、撮り忘れた〜!)富山へ。
富山地方鉄道に乗り換えて立山へ。
普通のロングシートの通勤車両みたいな車両でした。
水戸岡さんデザインのおしゃれな車両もあるみたいなのに
なんだよ、これかよ〜、とブー垂れてみる(*´з`) ←それは予約制。 -
いろんなヘッドマークが飾ってありました。
全部現役なのかな?
電車は、夏休みの土曜日なだけあって座席は全部埋まりました。
子供連れ登山客も多し。 -
1時間ほどで立山駅に到着。
あれ?思ったより人が少ないな・・
1Fが富山地方鉄道、2Fが立山ケーブルカーの駅になっています。
通常、室堂に行くには、このケーブルカーと高原バスを乗り継ぐのですが
たぶんものすごく混んでいるだろう・・と予想し、我々は別ルートで行くことにしていました。 -
その前に、昼食。
駅の2Fに無料休憩所があり、そこで簡単な食事も食べられます。
富山と言えば白エビ。
白エビかき揚げうどんをいただきました。 -
で、混雑を避けようと我々が選んだ交通手段がコレ。
「E〜SORA パノラマバス」です。
立山から室堂までの直行バスで、事前予約と特別料金500円が必要。 -
パノラマバスの名の通り天井近くの部分も窓になっていて、開放的で景色がよりよく見える、
ような気がします。
今春デビューしたばかりの新しい交通手段、まだ知名度が低いのか、
当日の乗客は我々含めて8名だけでした。
そもそも、ケーブルカーもほとんど待ち時間なく乗れていたようなので
全体的に観光客が少なかったみたい? なぜかわからないけど。
まぁキレイなバスにゆったり座り、車窓観光を楽しめたのでヨシとしよう。 -
1時間ほどで室堂に到着。
すっごい青空!超ピーカンです!
人もいっぱい。
水場があるので、明日の飲み水を汲んでいこうと思ったのですが長蛇の列。
まぁ急がないのでいいんだけど。
さて、今日の宿まではここから徒歩40分です。遠いな。。 -
ミドリガ池に“逆さ立山”。
-
シロバナタテヤマリンドウ
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血の池と雄山。
-
エンマ台より地獄谷をのぞむ。
日本秘湯を守る会の宿でもある「みくりが池温泉」や、我々が今晩泊まる「雷鳥沢ヒュッテ」などはここからお湯を引いています。
以前はここにも宿があったらしいけど、今は火山性ガスの危険があるので
宿泊どころか立ち入りも禁止されています。 -
地獄谷からの火山ガスは、風向きによっては注意が必要。
ところどころに確認用の吹き流しが設置されています。 -
万が一の時のため、こういうものが設置されていました。
水で濡らしたタオルで口や鼻を覆うとガスの影響を弱めることができるらしい。 -
予想外に多いアップダウンに苦しんで歩くこと40分、雷鳥沢が見えてきました。
色とりどりのテントも見えます。
室堂でテントが張れるところはここだけ。 -
本日のお宿「雷鳥沢ヒュッテ」に到着。
コンクリート4階建ての立派な建物です。まるでホテル。 -
でも部屋は・・
これ、我々が泊まった個室。
コンクリートの無機質な感じがたまらない。床には薄いゴザ。
暗いし、天井には配管むきだし。
部屋の扉も鉄製なので倉庫みたいです(鍵あり) -
大部屋(男女混合相部屋)。
こっちの方が明るい気がする・・ -
夕食は3回転だったかな?
メインはハンバーグ。
あとは野菜の煮物、昆布〆の魚など。美味しかったです。
今日歩いてきたという隣の席のおじさまグループに道の様子などを事情聴取。
温泉(露天もあり)で汗を流してさっぱりして、19時には就寝。 -
【2日目】
朝食はお弁当にしてもらって、5時に出発します。まだ薄暗い。 -
昨日に続き、みくりが池に映る逆さ雄山。
朝は風がないので、昨日よりくっきり写っています。 -
途中にあった看板。
昨日はどこの小屋も混んでいたみたいだねぇ。今日はどうかしら。 -
まだまだ雪渓は残っています。
雪があるとその周辺の温度が一気に下がって寒〜いのだ。 -
でもお花もたくさん咲いています。
ミヤマアキノキリンソウ。 -
ヒュッテを出発して2時間、ようやく稜線に出ました。
さーて、雄山に向かって登りますか。
雄山は、富山県の小学生は遠足で登る山と言われ・・なめていました。
急勾配だし、ゴロゴロ、ザレザレで登りにくーい!
かなりしんどかったです。 -
振り返れば、槍ヶ岳などの北アルプスや八ヶ岳もくっきり見えます。
-
富士山も。
雲がまるで噴煙に見える。。 -
チシマギキョウ
花に白い毛が生えているかどうかでイワギキョウと見分けられるそうです。 -
雄山(3003m)に到着。あー疲れた!
立山は富士山、白山と並ぶ日本三霊山の一つで、山頂に神社があります。
観光客でも500円の参拝料を払えばお祓いしてもらえます。 -
15人くらい集まると、神主さんからお声がかかり祈祷開始。
ちょっとしたお話を聞き、お神酒をいただいて終了。 -
雄山神社社務所の前は人々で賑わっています。
社務所で「登山お守り」が売っていたんだって、知らなかった。欲しかった。
ここで引き返す方も多いです。
我々はさらに先に進みますよ。 -
大汝山(3015m)。
ここが立山の主峰です。イメージ的に雄山の方が主峰っぽいけど。
ちなみに、雄山・大汝山・富士ノ折立の3つのピークの総称が「立山」です。
立山と言う名前の山はありません。 -
そばに大汝休憩所があります。
映画「春を背負って」の舞台・菫小屋はここです。
でも映画に出てくるのは外観だけで、小屋内部の撮影はすべて下界のセットだった
らしいけどね〜。
映画、見てないけど。見てみるか。 -
外は直射日光が厳しいので、小屋の中で休憩させてもらいました。
宿泊はできないけど、食事の提供はあります。
メニューはこんな感じ。
大汝定食って、どんなんだろ? -
立山の最後のピーク、富士ノ折立(2999m)に到着。
ここの山頂はスルーします。
だってもう・・暑くてしんどいんだもん・・
標高3000mまで上がっても暑いのねぇ(~_~;) -
これから歩いて行く道が、ずーーっと先まで見えますよ。
ふぅぅ、遠いなぁ〜・・ -
タカネツメクサ
-
イワギキョウ
-
トウヤクリンドウ
秋の花というイメージがあったけど、たくさん咲いていました。 -
真っ青な空!
快晴はとても嬉しいんだけど、背後から襲い掛かる直射日光がキツイ。
標高3000mでも全然涼しくないのはナゼ!? -
別山(べっさん)に到着。
祠があります。
昔、剱岳に登れなかった頃、ここに立山信仰の信者達のために剱岳遥拝所が置かれていたそうです。 -
その剱岳がこちら〜。
どっしりした立派な山ですな!
私は登ることはないと思うけど・・難易度高過ぎて・・
信者ではないけど、私もここで剱岳を遥拝。 -
そこから30分で、本日のお宿「剱御前小舎」に到着。
翌日、剱岳に登る人はまだ先の剱山荘や剣沢小屋などに泊まるのでしょう、
続々と小屋の前を通り過ぎていきます。
キャンプ場もこの先。 -
剱御前小舎の夕食。温かいチキンカツ、美味しい。
昨日は超満員で夕食も4回転だったようですが、今日は2回転でした。
部屋は、6畳間を女性4人で使用。
よかった、空いていて・・
我々以外はほぼ全員が年配の団体さんでした。
いつも思うんだけど、どーしてこの人達はこうも煩いんでしょうね?
おしゃべりするのはいいけど、そんなに声張り上げる必要ないでしょうにねぇ。 -
【3日目】
今日の歩行予定は5時間なので、朝はゆっくり6:00から。
団体さんはとっくに出発しており、この時間に食べているのは10人いないかも。 -
大日岳方面に向かって出発します。
さすがに朝は寒い。 -
室堂を俯瞰。
今年はコバイケイソウの当たり年みたい、たくさん咲いています。
去年はまったく咲いていなかったのにねー。 -
なかなかの下りです。標高差にして400m。岩ゴロゴロ。
-
-
すべて夏道が出ていると聞いたけど、1ヶ所だけ雪渓がありました。
-
地獄谷が見えます。
結構ガスが噴出しているなぁ。あれじゃ通行禁止になるのも仕方ないか。 -
奥大日岳への稜線はお花畑!
シナノキンバイ、てんこ盛り。 -
ハクサンイチゲ、てんこ盛り。
-
奥大日岳(2611m)に到着〜。
残念ながら、剱岳は雲に隠れてしまって見えません。 -
カライトソウ(唐糸草)
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バイケイソウ
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トリカブト
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キヌガサソウ
-
クサリが設置されていますが、これは使ってはいけないものでした。
下った先はザレザレ&ガレガレです。
なにか一言、注意書きが欲しいところ。
だってこんな一見しっかりした鎖があったら、誰でもそれ使って下りようと思うもん。 -
ハシゴもあります。
ザレた急坂なので怖いです。一歩一歩、慎重に。。 -
それでも道沿いには花が沢山咲いているので、癒される〜。
ちょっと緊張がほぐれます。 -
クルマユリ
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ヒメシャジン
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ウツボグサ
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シモツケソウ
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道の両脇ずーっとお花畑、写真ばっかり撮って全然前に進まない。
-
こんなところにきました。
上の岩場を登っていくらしいけど・・どうやって登るんだろうか?
道あるのかね?ひぃぃ。 -
そして、登り切ったところに発見しました!タテヤマチングルマ!
チングルマは白いのがほとんどだけど、これはほんのりピンク色の珍しいチングルマなんですよ〜。 -
5時間歩いて、本日のお宿「大日小屋」に到着。
お腹空いたからここでお昼ご飯にしよう〜。
・・と思ったら。
受付で「今日は混んでいて、お布団1人1枚ありません。まだ時間も早いので
下に降りられてはいかがですか」だと!がーん、マジ?
平日なのに混んでいるの!?
確かに、まだ昼12時前。
1時間先に別の小屋があり、さらに2時間下りれば登山口だから
さっさと立山に帰ってお風呂に入りたい気もしてきた・・
小屋で買ったサイダー飲みながら、地図を広げて作戦会議。
結果、下山することにしました。
しかし、これがきつかった! -
最終バスまで4時間40分。標準コースタイム4時間。
頑張れば間に合うかもしれない。
岩がゴロゴロの急坂をぶっとばして下山。
足がガクガクして膝も痛み出し、お腹もすいてヨレヨレ。
おまけに、空には黒い雲が広がり、ゴロゴロ雷が鳴り出してきました(゚д゚)!
ワタスゲ揺れる池塘。
尾瀬のような雰囲気になってきたけど、シャリバテと雷の恐怖で立ち止まる余裕なし。 -
2時間ほど下ったところにある「大日平山荘」でいったん休憩することに。
-
お腹ペコペコなので、小屋でラーメンをいただきます。
ついでに今日の宿泊状況を聞いてみると・・「今ならまだ個室2部屋空いてます」とのこと。
個室があるの?しかも個室代は不要。
おまけにお風呂があるってーー!!?
もう決まりです。今日はここに泊まることにします。 -
割り当てられたのは「剱」と名付けられた角部屋。
きれいな畳、しっかり網戸がある窓。
6畳を2人で、広々利用〜。
ハンガーやタコ足ハンバーがたくさんあって、今日着ていた服やらタオルやら、すべて干せる。
あー。なんて素敵な小屋なの(*´ω`*) -
そしてこれがお風呂。シャワーだけじゃなく湯船もあります。
もちろん石けん類は使用禁止だけど、熱いお湯を浴びれるだけで
なんて幸せ〜〜〜(*´ω`*)(*´ω`*)(*´ω`*) -
さらに驚くことに、貸しタオルまで!
「濡れたタオルをザックに入れるの嫌でしょ?」ということらしいです。
親切すぎるぅぅ。 -
お茶もお湯も無料です。
コーヒー、紅茶は100円だけど、良心的な値段だよね。下界だって100円以上するし。 -
そしてこの食事!
ボリューム満点で、味もよし。
ホントになんて素敵な小屋なんだ!!
頑張って降りてきて、ここに泊まって大正解〜〜。
雨が降ってきて実現できなかったけど、テラスにハンモックもあり。
風呂あがり、ビール片手にハンモックに揺られたら最高だっただろうな〜。 -
小屋の裏に、不動滝という滝が見られるポイントがあります。
ちょっと遠いけど、なかなかの迫力。
どどどーっという滝の流れ落ちる音も聞こえます。
ベンチがあるので、これまた風呂あがりにビール片手にまったり滝見物するのもいいですねー。 -
【4日目】
美味しい朝食をいただいて、ゆっくり出発。
下山口まで2時間だもんね。 -
ちょっと霞んでて薬師岳は見えなかったけど、整備された木道歩きは楽でいいなぁ。
-
木道沿いにも花・花・花。
写真撮りながら、まったーり歩きます。 -
-
コース後半は急坂です。地図上にも「岩場 転落事故多い」と書かれてあります。
時間もあるし、最後に転んでケガなんてことにならないようゆっくり下りよう。 -
ハシゴあり。まぁでも、難しい道ではありません。
もし昨日、無理して疲れた足でここを下っていたら転んだかもしれないけど。 -
-
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ホトトギス
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クガイソウ
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ホタルブクロ
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道が崩壊しているところもあり。これから整備するための資材などが置いてありました。
本当にご苦労さまです。 -
下から見るとそうでもないけど、結構ザレていて歩きにくい。
ロープ使うほどじゃないけど、ストックあったほうが楽かな。 -
猿ヶ馬場というポイントでベンチがあったので小休止。
あと15分くらいかな?と勝手に思っていたら・・
下から登ってこられたご夫婦に「とんでもない、まだまだ、あと1時間はかかるよ」と言われ・・
マジ??Σ(゚Д゚) どこで間違えたんだ?!
あわてて撤収、下山再開します。 -
最後はまたぶっとばして、30分で下山完了〜。疲れた・・
-
下山口にザックをデポし、称名滝を見学に行きます。
展望台まで10分。
落差日本一(350m)、天然記念物にも指定されているそう。
逆光だったので写真はイマイチだな。
水しぶきがすごいので、カメラがびしょびしょ。 -
滝を見終わったらバス停へ。
バス停方面からは続々と観光客の方が登ってきています。
「滝までどのくらいかかりますか?」と何度も聞かれました(笑) -
称名滝バス停から立山まで15分。
駅前の「グリーンビュー立山」というホテルでお風呂に入り、ランチして、
また富山地方鉄道に乗り、富山から北陸新幹線で帰宅しました。
3泊4日の山旅、無事終了です〜。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 多良さん 2015/08/29 15:48:12
- え?3000メートルでも暑いんですか?(@_@;)
- ごんじさ〜ん^^
いつも、ご交流ありがとうございます。
今日も沢山ワタクシの旅行記をご覧いただいたばかりか、いいね!までいただきありがとうございました。
「夏を背負って」 ど★ぴーかんの立山縦走 を楽しく拝見させていただきました。
で、電車の事、きれいな花や、お宿の話、etc.・・・・・^^
っと、読ませていただくうち、ひとつ気が付いたことが\(^o^)/
「登山」って「海外旅行」に似ていますね〜(^_-)-☆
登山計画練って⇒旅行計画練って
飛行機に乗って現地へ⇒電車などの乗って登山口へ
見たことない外国の景色を見る⇒見たことない高山植物や風景を見る
*天候によって行程が変わる
非日常であるホテルに宿泊⇒非日常である山小屋やテントで宿泊
観光を終えて帰国⇒登山を終えて帰宅
家に帰って無事だったことにほっとする⇒家に帰って無事だったことにほっとする
「こじつけ」かも知れませんが、
似てると思いません?
え?
似ていない?
失礼しました〜〜〜<m(__)m>
多良
-
- 琉球熱さん 2015/08/13 22:25:22
- 背負うのは夏だけでいいです
- ごんじさん、こんにちは
やっぱり活動してましたね(笑)
立山の今回のルートは、実は私も狙っているルートです。
どこの山小屋だったか失念してしまったけれど、
「雄山だけで帰る人が多いけど、立山満喫するには縦走が絶対オススメです」と聞いたから。
でも今シーズンは無理っぽい。来年以降の参考にさせてもらいます!
で、「春を背負って」は観なくてもいいです(笑)
蒼井優ちゃん見たさに完全に騙された私・・・
あれを見るなら、「日本の名峰」(BS-TBS)とか「実践!にっぽん百名山」(NHK-BS)とか見ていた方が良いです。
ところで、先日、平標山に行って来ましたよ!
いいね〜、あの山。
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