2015/07/30 - 2015/07/31
569位(同エリア1492件中)
まりも母さん
7月末の平日 2日間のお休みが取れたので、ダンナと高原で夏休みを過ごす事にしました。
お天気も良さそうだし、暑い関東を抜け出して、涼しい高原で優雅な休日・・・のはずはなく・・・またもや早起きして車山をトレッキング。
ロープウェイもあるし、車で上の方まで行かれるから、と だまされて行った先で、
10キロの道を6時間近く歩くロングトレッキングでした・・・。
涼しいかと思ったら??大汗かいて?全然涼しくなかったよぉ?。
まぁ、景色はすばらしく、沢山の高山植物も見られて、よかったですが。
お花の写真が多く、画像枚数がとても多くなってしまいました。
それだけ、沢山の花が見られてうれしかったですけどね。
お泊りは、車山宿泊エリアのプチホテル。
おいしい食事と暖かいもてなしがよかったです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
高速道路を使って行くルートでも、首都高を抜けて中央高速道で行く、外環道・関越道で行くなど色々な行き方がありましたが、どれも時間がほとんど変らないみたいなの。だったら、一番渋滞しなさそうな、という事で、北関東自動車道〜東北道〜上信越自動車道を通り、最後はまだ、全線が開通していない 中部横断自動車道で「佐久南IC」まで。
中部横断道は小諸御影料金所〜佐久南ICの区間が無料です。新直轄方式という>国(4分の3)と地方公共団体(4分の1)の負担により国土交通大臣が高速自動車国道の整備
を行うもので、整備後は無料の高速自動車国道 なんだそう。
なんだか良く判らないけど、得した感じになりました。
白樺湖の脇を抜けて、ビーナスラインに入ると、車山高原の壮大な風景が見えてきます。
日本とは思えないような、草原の丘が連なり、どこまでも続くのです。 -
車山の展望リフトには乗らず、ビーナスラインを更に進み、車山肩という場所まで来ました。
レストハウス チャプリンの前の駐車場に車を停めます。
到着時間9時15分頃でしたが、まだ空きスペースはありました。駐車料金は無料です。
来てみたら 看板に「2.3時間の駐車にして下さい」と書いてありますが、ここからトレッキングする人も多いし、観光マップにもここに車を停めるように案内されているのですけどね・・・。だったら、ちゃんと駐車料金取ってくれればいいのに、と思った。
レストハウスの横にはトイレがあります。仮設トイレっぽいのは(奥の水色もの)料金箱はありませんが、手前のバイオトイレは1回100円です。
でも、こっちの方がきれいだと思う。
使ってみたら、ちょっと使い方が難しいと言うか〜。男女は別で、中は洋式スタイルですが、大と小は違う穴へ落とせ、という体験した事にない指示が・・・。
そういう使い方が壁に貼られているので、じっくり読んでから用を足すとですね、急いでいる場合は、困ります・・・。個室内には手洗いもあり、100円でこっちを使った方がタダでも仮設トイレより良いんじゃないかと思いましたけど。 -
トイレを済ませ、ざっとストレッチの準備運動をしてトレッキング開始です。
車山肩から色々な方向への道がありますが、私たちは、まず車山山頂を目指します。
ここから山頂は見えませんが、この丘の向こうへ進んでいきます。 -
実は、今日のお天気が不安でした。
車山高原あたりへ1泊で来る事に決めたのは、週間天気で、ほぼお天気に心配がないと判断した4日前です。
なのに?今朝出かける前に天気をチェックしたら、霧ケ峰高原は雨とか 出てるのです・・・距離的にはほとんど変らない車山は曇り・・・この微妙さから日帰りだったら、行き先変更だったのですが、宿泊予約してあるので、仕方ないか~嫌だな~雲の中で全く眺望がなかったら、意味無いじゃん~。と・・・。
まぁ行ってみるしかない・・・と来てみた訳です。
今の所 雲が出たり切れたりのお天気。 -
今日は、色々な高山植物が見られるだろう、と期待します。
最初に見つけたのはノアザミ。
アザミって、実に種類が多く、日本国内だけで150種以上があるのだそうです。しかもその中の145種以上は日本の特産種。
日本はアザミ天国な訳で、桜やあじさいのような園芸種で増えたものではなく、自然にそんな種類があったのだとすると、すごい事なのかもしれない。 -
次にあちこちに咲いているのを見つけたのはハクサンフウロ。
これはこの間、日光白根で初めて見た花だった。
ここには自生のものがあちこちに咲いています。 -
そして、今日のお花 目立ち一番なのは、これ!
シシウド!
ビーナスラインを車で流していても、道路脇から見える草原に沢山咲いているのが見えました。
背の高さが2メートル位になるものもあるので、とにかく目立つ。デカイ。
花火みたいに小さな花が沢山放射状に伸びてなかなか面白い花なのです。 -
ピンクのエゾカワラナデシコ
色が鮮やか。これもあちこちに咲いています。
もう、歩き始めすぐに 沢山のお花があちこちで見つかるものだから、
見た花全部、ひとつづつは写真に撮ってみようかな?な〜んて思ったが、全然足が進みません・・・。
ここだけで、15分位かかりそ〜〜。 -
ヤマハハコ
開いてくると中の黄色い所が見えてくる。 -
足元は大小の石がゴロゴロするガレ場っぽい道。ゆる〜い登りです。
高い木はなく、草原の見晴らしの良い道です。
風が通るととても気持ちが良いです。
たまに日が射すと日差しが暑いので、薄曇位の方が歩くには快適なのかも。 -
ワレモコウ
秋の植物っぽいイメージだけど、もうこんなに赤くなっています。
青空が似合う。 -
薄ピンクの多分これはイブキトラノオ まだ咲き始めだから先端が細いのだと思う。
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シモツケソウ
雄しべが長くて、ポヤポヤと毛が生えたように見えます。
蜂が忙しく蜜を集めていました。 -
今日、沢山見た初めて見る花の中でも、好きになったかわいい花。
ツリガネニンジン。
薄紫のベルフラワーがかわいいですし、つぼみもストライプのような色になっていてかわいいのです。沢山咲いていましたね。 -
ツリガネニンジンが沢山並んだ所。
色も形も素敵な花です。 -
そして、今日見たかった花はこれ!
マツムシソウ。
淡い紫がかったブルーが素敵です。
8月の車山を代表する花のようですが、数はあまり多くなく、咲いていても1輪か2輪。
これから咲くのかな?
このマツムシソウとツリガネニンジンが一緒に咲いていたら、色もマッチするし、素敵だろうなぁ?とそんなのを探してみたけど、ついに一緒に咲いている所は見つかりませんでしたね。 -
この細い花はヤマルリトラノオの咲く前あたりかな?
あんまり見かけなかったのは、これからの花なのかも。 -
お花の写真を撮りつつ、ノロノロと登って来ました。
車を停めたレストハウス前が見えました。
車も来た時よりは増えているみたい。
平日だからこんなもんですが、翌日11時頃通ったら満車だった。
金曜日でそんななら 土日は朝でいっぱいになっちゃうのでしょうね。 -
シシウドはとにかく沢山生えていて目立つのです。
横にコブみたいなつぼみもあるからまだまだ咲くのだろうなぁ。
上から見ると、花火みたいでしょ。 -
あまりにもシシウドが多いから、いろんな写真を撮って遊んじゃう。
真下から見る花も形が面白いから良い感じ。
夏っぽい一枚が撮れました。 -
木が少なくて、草原がずっと続く景色です。
牧草地ではないんだよね。
木の生えた場所は、きれいに並んでいるので植林した所だと思う。
なぜ、こんなに広い草原が続いているのか?なぜ木が生えていない??と不思議に思ってダンナが調べたら、
元々、茅葺きなどに使う茅場だった場所で、木が少ない所だとか。
でも、近くの民家と言っても佐久あたりだよねぇ。
昔はどの家も茅葺きとは言え、茅場にしては広すぎるし、刈った草を運ぶにも遠すぎるような気がするのだけど・・・なんか、なるほど〜と納得できる理由と思えない・・・。 -
コバギボウシ
これもマツムシソウやツリガネニンジンと似た色の花。
薄紫系のきれいな花が多いのですね。 -
紫と言えば、このホタルブクロも。
でも、これは、ヤマホタルブクロというこのあたりに多い少し種類の異なるタイプ。 -
お花を探しながら、さほど急ではない登りを上がって来ました。
そして、車山山頂1925mへ到着!日本百名山のひとつです。
2000m無い高さだからね、まりも母の体調も全く問題なし。
先日の日光白根から、一体高度何メートル位から問題出てくるのだろう??と毎回気にしつつ、あまり高い所へは いきなり行かない方がいいだろう、と注意しています。 -
車山山頂と言えば、頂上に丸い珠があるのが有名です。オブジェじゃありません。
気象レーダー観測所なんです。
冨士山レーダーの代わりに平成11年に作られたのだそうです。
平成24年にはドップラーレーダーへの更新がされました。
ドームの中のアンテナが回転しながらレーダービームを発射し、雨雲や雪に当たって戻るエコーを分析しているのだそうです。 -
晴天なら360℃の景観で、北アルプス槍ヶ岳の穂先から御嶽山、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳連峰、冨士山、蓼科山、浅間山とぐるり、日本の名峰が一望できるのだそう・・・。
今日は〜〜ダメですねぇ。
まぁ、夏だから雲も多いしね。いつか、そんな自分では 行かれない山々の山容を一度に見てみたいものです。 -
車山神社の鳥居。
この山頂までは車山スキー場のリフトで簡単に上がって来る事が出来るので、観光の人も多いです。
登山の人もいますが、普段着にサンダルの人も居た位です。 -
雲に隠れて遠くの山は見えないけれど、ガスで周りが何も見えない・・・程ではなくて良かった。
去年の乗鞍や新穂高ロープウェイみたいな まっしろ〜だったら最悪だもんね。 -
リフトで 小学生の団体も乗って上がって来ましたね。
4人づつ乗ってくるんだけど、まぁその騒がしい事。
スキーをやった事がなければ、リフトに初めて乗る、なんて子も居るでしょう。
皆で足をブラブラさせながら、そりゃ〜楽しそうでしたよ。 -
下に白樺湖が見えます。
白樺湖のあたりは遊園地や美術館など観光施設と宿泊施設も多いので、人が沢山来ます。
もう、夏休みなので、そこそこ混んでる訳ですね。 -
リフト乗り場の近くにイブキジャコウソウ。
岩の上にびっしりと花をつけていました。
これは、植えられたものかなぁ?? -
山頂を極めた(?)ので、下山ですが、ここからは本日の目的地への道となります。
ピークハンターではなく、美しい景観を見て、花や鳥を探して歩くのが好きな私たちは、
高層湿原の景観がかなり好きです。
車山あたりにはいくつかの湿原があり、今日はその中の八島ヶ原湿原が目的地でもあります。
山頂からあの丘のずっと向こうまで・・・まずは下りの散策路。
石畳の階段から下り始めます。 -
石段は結構急です。逆廻りだったら、ここを上がってくるんだよね。
そうじゃなくてよかったかも・・・。
石段の脇にはコオニユリがきれいに咲いています。 -
長い階段を降りると、ニッコウキスゲが咲いていました。
もう、終わりかけみたいです。
この株の花も終わってしぼんだ花の隣で、今年最後の花が開いた所なのですね。
明日は閉じてしまうこの株の今年最後のニッコウキスゲを写真に収めます。 -
ピークの頃は沢山咲いていたのでしょうね。
ここ、鹿の食害対策の為、電気柵が設置されています。
先日の死亡事故以来、電気柵にはうっかりでも触るのに注意しよう、という感じになったでしょうね。
ず〜〜と続く丘の道を進みます。 -
リフトを降りてきた小学生たちも私たちと同じ坂道を降り始めていましたね。
後ろから小学生に追い立てられるように歩いている感じ。
追いつかれて、先に行ってもらえばゆっくりできるかもしれないけど、
そうなると自分のペースで歩けないので〜大きな団体さんと出くわすとちょっと困りますね・・・。 -
まぁ、小学生はまだ後ろだし、同じ方に来ないかもしれない・・・と行く道はここからあの丘を登ります。
ずっと続く一本道。最初は木道ですが、登り道は岩の転がる土の道。 -
今日は、鳥の写真はダンナに任せます。
これは、ノビタキ。
お花にとまった鳥なんてナイスな写真はなかなか撮れませんからね~。
今日は、ホオアカが一番多かったかもしれないが、色々な鳥が見られました。 -
ハンゴンソウ
キオンかもしれない・・・と思ったけど。車山のパンフレットにハンゴンソウが載っていたので多分、ハンゴンソウ。
漢字で書くと 反魂草 名前の由来は葉っぱが幽霊の手の形に似ているからだって。葉っぱが下向きに反っている所が ってことですね。 -
コウリンカ
花びらが反り返るほど開く独特の姿。色は黄色でもオレンジでもなくもっと濃いです。
丘を上がった場所は蝶々深山 1836m
丘は標高差20m位だったのか??もっと登ったような気がするが・・・
お腹も空いたので、この丘の頂でお弁当にします。
丁度平らで座りやすい石もあったのです。
お弁当を食べているうちに小学生が上がって来ました。
そして休憩です。
先に行っちゃうかな?と思ったら、しばらく休んだ後、ここでお昼を食べる事になったらしい。
なので、私たちの方が先に出発。 -
蝶々深山からは下りです。
ついた次の広場は物見岩。 標高1780m。
今日は、登ったり下ったりが多いです。
変った形の石があります。
ここでお弁当を食べている人もけっこういます。 -
八島ヶ原湿原が下に見えました。
少し前までここに居た黄色の帽子の別の小学生グループが下って行った所です。
夏休みだけど、林間学校なのか、学校単位できている子供たちが多いのですね。
私たちは少し立ち止まって、ここから、湿原へ下ります。 -
斜めに隆起したような岩の下に平らな岩が見えます。ここに立てば、湿原方面の景色が良く見えそう。ただし、廻りに木が無かったら・・・。もしかしたら、これが物見岩なのかしら??
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下り始めは大きな岩がゴロゴロの 道とは言えないようなコース。
岩が段になったり、狭い岩の間の土部分だったり、そんな道が斜面をくねくねと長く続きます。
物見岩が1780mで八島ヶ原湿原が標高1630m
標高差150mを下って行く訳です。
途中で、ヨツバヒヨドリに留まったアサギマダラ。
今夏初めて見たアサギマダラ。
1000キロ以上も旅をする不思議な蝶。 -
花咲く草原を見ながら歩くトレッキングコース。
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大体下りは終わりです。
樹木が増えてきて、木立の中へ入ります。
マルブキダケの黄色の花が見えます。
湿った土地に入って来たという事でしょう。 -
散策路の脇に沢が見えました。
石が並んだ小川です。水量は少ないですけれど、流れています。湿原に流れ込む小川でしょう。 -
このあたり、道もかなりぬかるんでいます。
板が渡してある場所もありますが、板の端に乗ると反対側が跳ね上がり、泥も飛びます!
それに道が細いので、通った人の靴の泥が脇の笹について、ここを通ると、パンツの裾がドロドロになります・・・。どおりで、さっきからすれ違う皆さん、泥で汚れているなぁと思った・・・。 -
つる性のイケマ
小さな白い花が丸く集まったかわいい花です。 -
鹿避けゲートがありました。
左側に人が立っていますが、その前が開く様になっています。しかし・・・なぜか上下に二枚に分かれている・・・。まりも母は下だけ開けて、くぐって入りました。 -
湿原がかなり近づいて来ました。先に歩いていた黄色の帽子の小学生(と、言っても多分6年生位)が小屋の前で座って、休憩しています。
その場所には公衆トイレと書かれた建物がありますが〜 ちょ〜〜っと緊急事態で無い限り使いたくない雰囲気・・・。
まりも母の登山条件に「トイレのある山」ってのもありまして〜。ダンナに車山もトイレあるか?と聞いておいたのですが、ダンナは地図上には何箇所もある、と・・・。
しかし・・・このトイレは数に入れませんよ!!
小学生の「無理〜」とか言う声も聞こえてきた・・・先生に「お漏らしするのと、ここでするのどっちがいいの!」って〜〜そんな今時の小学生に究極の選択だろうよ〜〜。
ダンナは男性用を使い、かなり汚いと。当然私は、次まで我慢します。
多分・・・湿原の入口にはあるだろう・・・。 -
小学生が休んでいた前にあった小屋はなんだか判りませんが、そのすぐ先に こんなどんぐりみたいな建物が。
これは、物見岩からも見えたよなぁ〜。
ここは以前キャンプ場だったそう。今は営業していません。
奥霧小屋という分岐点です。
この分岐で、どっちへ行くか・・・車山肩へ戻るのにショートカットになる湿原の左側を通るか、右へ進めば湿原周りをその倍歩く感じです。
まだ時間はあるので、ロングコースで進みます。それだと、ビーナスライン脇の入口、八島ヶ原湿原ビジターセンターのトイレにも寄れそうですしね。 -
木道の道となり歩きやすいです。ショウブが咲いています。
ノハナショウブ。花菖蒲の原種。
尾瀬でも見ましたが、素朴で力強い美しさがあるハナショウブです。 -
湿原ではやはり地糖が美しいですね。
空が晴れてくると、水面に写り、すばらしい景色となります。 -
日が出ると、暑くて暑くて・・・。気温は25℃位なので、快適な気温のはずですが、
やはり、7月末の日差しは強いですし、歩くと体温が上がります。
ダンナは鳥を見つけると、時間をかけて写真に狙っているので、なかなか来ない・・・。
今日は、ズームレンズは置いてきたので、私はその間、花の写真を撮ったり、木陰に立ち止まって涼んで待ちます。 -
イブキトラノオの花房越しに見る八島ヶ原湿原。
秋には草紅葉の景色になるのかな?そんな秋の様子も見てみたいです。 -
このあたりにもシシウドが わんさか生えています。
真上から見たシシウド。
ね、やっぱり花火みたいな花ですよね。 -
そして、花が終わった後なぜかピンクっぽく色が変わったものが。
薄っすらだけど、紅白のシシウドが素敵でした。 -
この真ん中がピンクっぽいのもシシウドの仲間なのかな??
-
これは、良く見ると、真っ白な中に紫のポチポチが・・・。
今年になってから、探す楽しさを知った野鳥観察ですが、植物は種類がもっと多くて、これまた判別が難しいです。 -
アカバナシモツケのつぼみ、チダケサシ、ワレモコウと赤系の花が並んだ所。
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アカバナシモツケ。
これも沢山咲いていました。 -
ハナチダケサシ
真っ白でなかなかかわいい花です。 -
ヤナギラン。
園芸種でも見かけるような色と形の花です。 -
今回近づかなかった車山湿原に咲いていたらしいのや物見岩の脇でも見たのはこのノリウツギの花のようです。
ヤマアジサイにも似ていますが、あじさい科の仲間のようです。
小さなガクアジサイのようなかわいい花があちこちで見られました。 -
黄色のこの花はホソバノキリンソウ(ミヤマキリンソウ)。
始めて見る花です。 -
天気いいです。しかし・・・時々最新の天気予報をチェックした所、車山は午後3時から雨となっていたのです。
今の所雨が降りそうな感じはありませんが、「てんきとくらす」の山のピンポイント予報でダンナがチェックしていました。
今日のコースタイムだと歩き始めが午前9時半。到着は午後4時って感じのコースなので、それよりはややマキを入れて、午後3時には戻れるようにしようか・・・と一応考えていました。 -
木道にたまに木陰があります。日差しは強いですが、木陰に入ると涼しくてとても気持ちが良いのです。
さすが高原。 -
丸い島のある地糖が見えました。
こういう景色が好きですね。 -
クサフジ つる性の植物で藤色の花が咲いています。
-
タチフウロ 。ハクサンフウロと良く似ているけれど、比べると違いが判ります。
でも、まだぱっと見てどっちがどっちかなんて覚えていられないけど〜。 -
この景色が見える木道は、ビーナスラインの八島山荘や八島ビジターセンターのある駐車場から近い場所なので、観光バスのお客さんも沢山います。
今日も、クラブツーリズムのバッジをつけたおばさま達と沢山すれ違いました。 -
地糖の島に鴨がいます。
すれ違った男の子が「鴨がいるよ」と教えてくれました。
家族で山歩きに来た男の子でした。 -
イチオシ
なんだかカラフルなシシウド。ピンクっぽいのはさっきも見たけど、ピンクはその後濃いワインカラーになるのかな??
こんなにカラフルなのはめったに見なかったけど、
グラデーションがなんだかきれいなのでした。 -
ビジターセンターの建物近くまで来ました。
湿原への入口にもなっています。 -
バス停もあるビジターセンター。この前に別にトイレの建物があります。
そこは有料ではありませんでしたが、トイレットペーパーがありません。
特定の(多分解けるティッシュ)しか流せないらしく、流せるティッシュは100円で売られています。
八島山荘ではソフトクリームが売っていて、暑いし 疲れたので、食べたいなぁ〜と思ったけど、トイレを使わないダンナは湿原の方で待ってます。ひとりだけ食べる訳にもいかず・・・歩き終わるまで我慢だな・・・。 -
ビジターセンター側の入口から戻ります。と、思ったら、右に小道があって、バックしなくても湿原脇の遊歩道へ、戻れました。
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まだまだ初めて見るお花があります。
たんぽぽみたいなコウゾリナ -
濃い山吹色のキンバイソウ。
高山植物には同じような黄色で、5枚花びら似たようなのが多いです。
色々な○○キンバイと言う名前の花とも似ていますが、これは、花の大きさが結構大きいの。 -
白いヨツバヒヨドリ。
見たものはかなり白かったけど、調べてみると、うっすらピンクがかった花の画像も沢山ありました。
これはまだつぼみみたい。
ヒヨドリなんて名前だから、鳥の好物?とか思ったらそうではなくて、火を起こす為の燃料として使われていた事からの名前だって。 -
ここまで歩いて、多分見た花全部の写真は撮ってないと思うけど、
30種類以上はここに載せてます。
美ヶ原は花で有名なのだそうですが、近い車山もすばらしい花のトレッキングコースでした。 -
八島ヶ原湿原も端まで歩き、木道の鹿避けゲートを出ると、日の当たる草原の道です。
緑の屋根の建物が見える分岐路まで来ました。
緑の屋根は、ヒュッテみさやま カフェも営業しています。
メニューボードもあって、珈琲500円りんごジュース300円 手作りパウンドケーキ300円なんて書いてあって、私を誘います・・・。
が、3時から雨の予報・・・当たらなさそうだけど少し急ぐ事にします。 -
道標は所々にありますが、細かい登山道が多いので、地図を広げて確認しながら行きます。
ダンナ、わりと方向オンチで、ぐるぐる歩くと どっちの方角へ進むのかわからなくなるタイプ。地図は読めるので、大丈夫だけど。
私は、ぐるぐる歩いても行く方向はなんとなく判ります。
たまにダンナの後をだまってついて行って、失敗する事も・・・そのたびに「人生の道を踏み間違えた」と言うのですが〜。
「もう何十年も 踏み間違え続けてるのだから、いい加減あきらめろ」と言われました〜。 -
午後2時を過ぎて、気温は27℃位になりました。
いやぁ暑くてバテる。日陰があるとその度に数分休む。
沢渡という場所まで来ました。ここもいくつもの道筋があり、車の通れる広い道も。
ビーナスラインに近い場所らしく、ダンナが 私があまりにも暑くてキツイのなら、ここからビーナスラインに出て、待っていれば、ひとりで車まで戻って、迎えに来るけど、と言ってくれました。
しかし、距離的にはあと1キロ程らしいので、一緒に歩いて行く事に。 -
が、最初の階段を登った先は、ず〜〜〜っと登りだった・・・。
それも石がゴロゴロしてるし、日陰になるような木もほとんど無く、最後の最後が 苦行でございました・・・。
コースタイムも残り1キロ30分って事で。最初に下ればたいした坂では無いが、暑い、10キロ位歩いた後なので、かなり疲れました〜〜。 -
やっと憎たらしい丘を越えて、車山肩へ戻って来ました。
大きく廻った1周でした。 -
レストハウス チャプリンの売店でソフトクリームを食べます。
これだけ歩いたんだからソフトクリームと言わず、スペシャルパフェ位食べたい気分だが、そんなのはここには無い。
デッキの席でゆっくり食べて、車に戻り、靴を履き替えます。
持ってきたお茶はほぼ全部飲んでしまったので、明日の分を買いに、行きに見かけた白樺湖のローソンまで行って、その後予約したホテルに行く事にします。
ホテルには4時頃に行くと言ってあったけど、まだ3時位だからね。 -
白樺湖方面に車を走らせてすぐ、フロントガラスにポツポツと雨が落ちて来ました。
3時15分でした。17分には本格的な雨となり、「てんくら」の天気予報の正確さにびっくり!
もうちょっとのんびり歩いていたら・・・ヒュッテでお茶してたら・・・雨具は持ってはいるけど、準備する間もなくずぶぬれになってしまったかも・・・。
本当にギリギリセーフって感じでした。
麦茶を買いに入ったローソンも急な雨で困っているっぽい人でいっぱいでしたよ。 -
まだ雨が降ってはいましたが、少し小雨になった頃、宿泊するプチホテルに到着。
車山リゾートホテルカムス
車山ビジターセンターの下の方ペンションやホテルの集まる場所の中です。
今回は平日の一泊なので、空き空きらしく、広いお部屋にして頂けました。 -
ツインのベッドとソファーのあるリビングコーナーの間が広いです。
リゾートホテルと言っても個人経営のこじんまりした感じで、ペンションほどオーナーのインテリアや趣味が反映されている感じではなく、快適です。
驚く事にエアコンが無いのです。窓が開いていますが、網戸越しに入る穏やかな風はすばらしく気持ちよいのです。
夏 エアコン無しで過ごせるなんて〜〜〜すばらしすぎます。 -
オーナーが4ヶ月かけて手作りした半露天風呂です。
当初は露天風呂の予定だったものの、冬 寒すぎて入っていられない、とガラスで囲うプランに変更したのだそうです。
2つあって、チェックインの時に時間を決めて、45分づつ 家族単位で貸し切り利用できます(別料金はなし)
汗だくで、到着したので、すぐに使わせてもらいました。
洗い場2名分、お湯は暑くなく丁度良かった。
温泉ではないのが残念だけど。車山のこの辺は 温泉は出ていないようです。
お風呂の後は食事まで、部屋でゆっくり。自販機で缶チューハイを買って来て飲みました。
高地でアルコールを飲むとまわりが早くて、気持ち悪くなったりする、と聞いているので、高地に弱いらしい私は、やや慎重に・・・。ここは標高1500m位です。 -
6時からディナーです。(決まっています)
天井の高いお部屋。
ハーフティンバーのドイツっぽい外観の建物同様、ダイニングもドイツっぽい感じで。
お部屋の名前も部屋番号にそれぞれドイツ語の名前がついていました。
そうそう、館内はスリッパなのもリラックスできます。 -
食事はダイニングルームで。
食前酒に自家製の杏のお酒が。冷やしてあっておいしかった。 -
前菜は生ハムのサラダ仕立て。ピクルスがアクセントで、野菜のボリュームもあってうれしかった。
ナイフとフォークの他にお箸まで用意されている所もかしこまらずにいいですね。 -
スープは海老のスープでした。
ポタージュ系ですが、しっかり海老の味がしてこれはおいしかった〜。 -
お魚料理はカレイのムニエルだったと思う。バルサミコのソースで酸味が利いていた。
ワインは赤のハーフボトルをオーダーしました。
この料理も野菜が多くてうれしい。 -
メインディッシュは牛ヒレ肉ですが、信州味噌を使ったソースです。
黄色いのはポテトの重ね焼。大根とズッキーニが乗っていて、思いがけない和風テイストでとてもおいしかった〜。
パンではなくご飯がお皿で出されました。(パンがよいかとは聞かれない)
ご飯はお代わりもできるそうですが、量は充分でした。 -
デザートはフルーツ盛り合わせと、アイスクリーム、ガトーショコラ。
それにコーヒー。
料理は元フレンチのシェフだったご主人が作るそうで、どれもおいしくまた、初めて食べる味もいくつもあって、大満足でした。
奥様が料理をサーブされるタイミングも良く、ゆっくり食事が楽しめましたよ。
食後のコーヒーはトワイライトタイムのテラス席でも、と言われましたが、表はもう涼し過ぎる位に感じました。 -
ダイニングルームの中にはバーコーナーもあります。
今日は、アルコール控えめなので、バーは利用しませんでしたが、
高度に問題ないなら、食後の一杯もよかったなぁ。 -
玄関入ったフロントあたり。
ダイニングが右手で、入口のところには、飲み物の自販機がありました。
ダイニングの手前の方は暖炉のあるラウンジです。
夕食後、時間を指定してもう一回お風呂に入り、ダンナは9時頃から、もうウトウト・・・。私は・・・食後のコーヒーがバッチリ利いたのか〜また、寝られなくなっちゃったー。
この続き、二日目は別の旅行記へ。
高原の夏休み2日目 絶景探しのドライブ 御射鹿池・白駒の池
http://4travel.jp/travelogue/11038581
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