2015/05/04 - 2015/05/09
183位(同エリア1187件中)
紅い翼さん
2015年のゴールデンウイーク、5泊6日のぶら~り周遊の旅へ。
旅の3日目は鳥取各地の観光名所を巡りながら、東から西へと県内を横断していきます。
まず最初に訪れたスポットが、言わずと知れた鳥取を代表する観光名所である「鳥取砂丘」♪
実際に自分の足で砂を踏みしめながら歩いてみると、国内ではあまり体感することができないこの砂丘という雄大なロケーションと、すぐそばに広がる日本海の絶景とが一体となっていて、これが「鳥取砂丘」の最大の魅力でしょうね~。
それにしても………人がちっさいな(笑)
その後、いったん鳥取市街まで戻り、久松山の麓に建つ瀟洒な白亜の洋館「仁風閣」にも寄ってみました。
いきなりその自然のなせる業の凄さと、城下町として繁栄してきた街の文化の一端に触れることができました☆
【 旅の行程 】
・鳥取グリーンホテルモーリス ~ 鳥取砂丘ジオパークセンター ~ 鳥取砂丘 ~ 吉川経家公銅像 ~ 仁風閣 ~ 宝隆院庭園
【 2015・GWぶら~り周遊記・鳥取横断編 】
・旅行記その1~時が止まった宿場町 因幡街道・智頭宿を歩く~
(鳥取県智頭町): http://4travel.jp/travelogue/11036326
・旅行記その2~日本一の“スナバ”鳥取砂丘 & 瀟洒な白亜の洋館・仁風閣へ~
(鳥取県鳥取市): ≪この旅行記≫
・旅行記その3 ~因幡国の歴史の断片を追って・・・鳥取城跡登城記 & 古の万葉の故郷へ~
(鳥取県鳥取市): http://4travel.jp/travelogue/11041734
・旅行記その4 ~(ちょっと慌ただしく)三徳山三佛寺拝観 → 開湯850年の三朝温泉そぞろ歩き → 重伝建地区・倉吉白壁土蔵群巡り~
(鳥取県三朝町・倉吉市): http://4travel.jp/travelogue/11058283
・旅行記その5 ~霊峰・大山の内懐へと入り込み、修験道の聖地に残る社寺を巡る~
(鳥取県大山町): http://4travel.jp/travelogue/11070751
【 2015・GWぶら~り周遊記・姫路編 】
・旅行記その1~新緑薫る“西の比叡山” 書写山圓教寺をゆく~
(兵庫県姫路市): http://4travel.jp/travelogue/11015611
・旅行記その2~威風堂々と聳える白鷺の天守閣・姫路城登城記~
(兵庫県姫路市): http://4travel.jp/travelogue/11033814
【 2015・GWぶら~り周遊記・岡山縦断編 】
・旅行記その1 ~ベンガラが語りかける繁栄の記憶 吹屋・重要伝統的建造物群保存地区を
歩く①~
(岡山県高梁市): http://4travel.jp/travelogue/11073666
・旅行記その2 ~ベンガラが語りかける繁栄の記憶 吹屋・重要伝統的建造物群保存地区を
歩く②~
(岡山県高梁市): http://4travel.jp/travelogue/11084690
・旅行記その3 ~今も天守が残る日本一高い山城・備中松山城登城記~
(岡山県高梁市): http://4travel.jp/travelogue/11088259
・旅行記その4 ~旅のフィナーレに、夕闇に包み込まれた幻想的な倉敷美観地区を歩く~
(岡山県倉敷市): http://4travel.jp/travelogue/11089459
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
≪(ひとつ前の旅行記で)山陽の姫路と山陰の鳥取を結ぶ因幡街道の宿場町・智頭で、昔ながらの大邸宅でしばし閑雅な雰囲気の中に佇みながら、“時が止まった”宿場町の風情を味わいました♪≫
この旅行記はコチラ:http://4travel.jp/travelogue/11036326 -
〔 鳥取グリーンホテルモーリス 〕
翌朝、早々にホテルをチェックアウトし、ここからもろもろの観光地を巡りながら鳥取県を横断していくことに☆
何はともあれ、まずは駅近くでレンタカーを調達。
こういう地域は車が無いと効率的に廻れませんので。鳥取グリーンホテルモーリス 宿・ホテル
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〔 鳥取砂丘ジオパークセンター 〕
さっそくやってきたのが、やっぱり鳥取といえば1番に思い付く「鳥取砂丘」!
GW中だったので混むかな〜と考え、9時前に鳥取砂丘への入口にあたる「鳥取砂丘ジオパークセンター」前に着いたものの、すでに駐車場もほぼ満車に近い状態。。。
早めに来て正解でした。鳥取砂丘ビジターセンター 美術館・博物館
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ジオパークセンター内に置いてあった“無料貸出サンダル”をゲットし、準備万端整いました。
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こちらが「鳥取砂丘」の概要図。
周回コースを始めいろいろルートがあるようですが、いずれにせよ日本海に並行して続く“馬の背”が1番の見どころのよう。 -
(鳥取砂丘の風景①)
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さっそくこの木製の階段を上ってゆくと………。
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〔 鳥取砂丘 〕
おお〜〜〜、一面の砂丘とその先に蒼く広がる日本海♪
東西約16キロ、南北約2.4キロのわたり広がるという「鳥取砂丘」は、10万年の歳月をかけて創りだされた自然の造形です。
最初、ただの大きな“スナバ”かと思ってましたが、すぐそばに広がる日本海と相まってかなりの絶景ですね〜〜。鳥取砂丘 自然・景勝地
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とりあえず前にいる人の流れに乗って、正面に見える“馬の背”の上まで行ってみましょう。
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イチオシ
(鳥取砂丘の風景②)
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最初は比較的平坦だったんですが、だんだんと傾斜が急に。
サラサラの砂の上なのであんまり踏ん張りが利かず、少し進むのにも四苦八苦。。。 -
(鳥取砂丘の風景③)
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イチオシ
やっとの思いで高さ約47メートルの“馬の背”を上り切ると、そこは砂丘と日本海が一望の下に眺められる自然の展望台♪
ちなみにこちらが東側で、向こうに見えるのは「浦富海岸」のあたりかな。 -
(鳥取砂丘の風景④)
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そしてこちらが西側の景色。
海岸線まで降りてる人もちらほらいますが、またここまで上ってくることを考えると、通年運動不足のおっさん的にはちと躊躇しちゃいます(苦笑) -
(鳥取砂丘の風景⑤)
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あ、あそこに水が!
文字どおり“砂丘のオアシス”って感じでしょうか〜。
地形もけっこう起伏に富んでますし、砂の中から水が湧き出ているなんで、ただの“砂場”じゃない深〜い自然のメカニズムがあるんでしょう。。。
え、ワタクシ完全に文系人間なので仕組みは分かりません(笑) -
(鳥取砂丘の風景⑥)
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(鳥取砂丘の風景⑦)
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“馬の背”を目指して続々と進んでくる人の群れ。
歓声を上げて走れる元気があるのは、小さな子供たちだけですね。 -
(鳥取砂丘の風景⑧)
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“馬の背”からの景色を堪能したところで、少し砂丘の東側を廻って戻ってゆきます。
まだ5月とはいえ、ここだと遮るものが一切ないので陽射しもけっこう強いですし。 -
砂と日本海の紺碧とのコントラスト☆
海からの風で、海岸線から“馬の背”まで一気に砂が積み上がってます。 -
日本海に並行して走る“馬の背”の上を歩いてきました。
こうやって見てみると、単に砂があるだけですけどかなり起伏に富んでて面白いですね〜。
こっちからだと、最初みたいに急傾斜のところを一気に上がるよりはぜんぜん楽ですけど。 -
(鳥取砂丘の風景⑨)
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(鳥取砂丘の風景⑩)
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(鳥取砂丘の風景⑪)
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イチオシ
こうやって一場面を切り取ると、何か日本とは思えないダイナミックな砂漠の雰囲気♪
ただ、ここまで来て日傘はどうかと(笑) -
砂丘の東側はあまり人が通っていなかったので、もしかしたら“風紋”があるかな〜と思ったんですが、残念ながら無さそう。。。
出る出ないはやっぱり風の吹き具合なんでしょうか? -
(鳥取砂丘の風景⑫)
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お、こ〜んな砂丘には定番の観光用ラクダ。
朝からご苦労さまです。 -
と、こんな感じで砂丘の入口から“馬の背”まで往復してきました☆
実際に自分の足で砂を踏みしめながら歩いてみると、国内ではあまり体感することができないこの砂丘という雄大なロケーションと、すぐそばに広がる日本海の絶景とが一体となっていて、これが「鳥取砂丘」の最大の魅力でしょうね〜。
ま、確かに広〜い“スナバ”と言ってしまえばそうなんでしょうが、鳥取に来たからには一度は訪れる価値あり観光スポットかと思いますね。
あ、あと天気のいい日じゃないと、その魅力も半減しちゃうかな。 -
〔 吉川経家公銅像 〕
日本海のすぐそばの「鳥取砂丘」から、再度鳥取市街へ移動。
車を止めて、「久松山(きゅうしょうざん)」の麓にあるという次のスポットへと向かいます。
歩いていると、戦国時代にここ鳥取城において、織田家の羽柴秀吉と戦った毛利家の武将・吉川経家の像が建ってました。吉川経家公銅像 名所・史跡
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イチオシ
お濠の向こう側に、無骨なお城の石垣とともに、これまた対照的な白亜の洋館が見えます♪
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元々こちらの久松山には、山陰地方の拠点として築城された「鳥取城」があり、現在は「久松公園」として一帯が整備されています。
ちなみに桜の名所としても有名で、“日本さくら名所100選”にも指定されているそうです。
もうツツジも咲いているので、タイミング的に1か月くらい遅かったですけども。 -
周辺の地図がこちら。
昨日の午後、鳥取に着いてから訪れようかとも考えたんですが、駅から歩くとなるとなにげに距離があるんですよねぇ。。。 -
ではでは、お濠を渡ってさっそく園内へ☆
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〔 仁風閣 〕
最初に訪れたのが、さっきお濠沿いからも見えていた、城跡にちょっと似つかない白亜の洋館である「仁風閣(じんぷうかく)」(国指定重要文化財)です。
も、門構えからして違いすぎる……。仁風閣 名所・史跡
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イチオシ
(仁風閣の風景①)
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この「仁風閣」は、1907年に当時の皇太子殿下(のちの大正天皇)の山陰行啓時の宿泊施設として建てられたもので、木造2階建てのフレンチルネッサンス様式の洋館は、中国地方屈指の明治建築として評価されているそうです。
(専門的なことはよー分かりませんが)見るからに気品を感じさせる外観ですよね〜。 -
ではでは、さっそく建物の内部へGO!
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1階は展示室になっていて、「仁風閣」のあゆみとともに、鳥取池田家の歴史をパネルで紹介するとともに、池田家ゆかりの品々などを展示しています。
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(仁風閣の風景②)
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洋館によく似合う木製のらせん階段。
残念ながら、今はもう人が上れないようになってましたが、この美しいクビレ具合。。。 -
「仁風閣」という名は、皇太子殿下の行啓に随行した東郷平八郎元帥が命名したそうで、2階へと続く階段を上がりきった正面に、その直筆の額も飾られていました。
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(仁風閣の風景③)
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2階は皇太子殿下が滞在された当時の雰囲気のまま(^^♪
この部屋は“御座所”になります。 -
さらに建物の中央にある“謁見所”から……。
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“御食堂”へと、3つお部屋が連なって配置されています。
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さらに、陽が燦々と差し込むガラス張りのバルコニーにも出てみましょう♪
白亜の洋館と、山陰の緑と空の蒼がとってもイイ組み合わせに。 -
(仁風閣の風景④)
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このバルコニーの角っこに座って、ボーっとこの景色を眺めてたいな………っと、この日の日程はかなりの強行軍で、あんまり時間が無いんだった。。。
昨日訪れた智頭町の「石谷家住宅」もそうでしたけど、和にせよ洋にせよ、こういう昔ながらの雰囲気のある邸宅ってじっくり観たくなっちゃいますよね。 -
(仁風閣の風景⑤)
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(仁風閣の風景⑥)
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〔 宝隆院庭園 〕
「仁風閣」を出て、最後に先ほど2階のバルコニーから見たお庭の方へ廻ってみることに☆
今では「仁風閣」の後庭になっていますが、元々は江戸時代末期に鳥取藩主が造った「宝隆院庭園」という池泉庭園なんだそうです。宝隆院庭園 寺・神社・教会
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(宝隆院庭園の風景①)
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イチオシ
池越しに「仁風閣」を1枚パチリ。
う〜〜〜ん、これはまた絵になりますね〜。 -
(宝隆院庭園の風景②)
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(宝隆院庭園の風景③)
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お庭までひと回りし、そろそろ「仁風閣」を後にすることに。
瀟洒な白亜の洋館の姿はもちろんのこと、建物の内部にも往時の雰囲気が今も残されていて、さすが大正時代の格式を備えた美しい建築でした♪
さて、ここからもうしばらく「久松公園」の中を散策していきますが、それは次の旅行記で。。。
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この旅行記へのコメント (3)
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- 梨田ヒカリ(元北の旅人)さん 2015/09/15 09:38:04
- はじめまして。シルバーウィークに鳥取砂丘行きます
- 9月シルバーウィークに鳥取砂丘行きます。それで参考に見てたらこの旅行記にあたりました。5月ゴールデンウィークで鳥取砂丘までどれだけ混みましたか?自分もシルバーウィークに行くので多分同じ状況になると予想してます。なので朝早くに出ようとは思ってます(8時前後到着できるように)。ちなみに鳥取砂丘は2014年にも一度行ってます。午後から行ったので混雑に巻き込まれ空港利用して羽田行ったのであまり見れませんでした
- 紅い翼さん からの返信 2015/09/16 01:58:20
- RE: はじめまして。シルバーウィークに鳥取砂丘行きます
- 北の旅人さん
どうもはじめまして。
私が5月にGWにいったときは、9時前に砂丘に一番近い有料駐車場に着いたのですが、ほぼ9割方埋まっている感じでした。
その後も観光客が続々と集まってきてましたが、まぁ砂丘そのものは広いんでそんな影響はないですけども(笑)
シルバーウィーク、良い旅を!
紅い翼
- 梨田ヒカリ(元北の旅人)さん からの返信 2015/09/16 09:16:57
- 返信ありがとうございます
- > 紅い翼さん
ありがとうございました。当時朝早めに鳥取砂丘行きたいと思います
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