備中高梁旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2015年のゴールデンウイーク、5泊6日のぶら~り周遊の旅へ。<br /><br />ここまで姫路→鳥取と巡ってきて、残りあと2日間。<br />鳥取県の米子から南下して岡山県に入り、個人的にこの旅一番のハイライトと思っていたスポットである「吹屋・重要伝統的建造物群保存地区」を目指します!<br /><br />ここ吹屋は、江戸時代中期から弁柄(ベンガラ)の製造で巨万の富を築き、赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された町並みが今も残されています。<br />重伝建地区をいろいろと巡っているワタクシとしても、以前からぜひぜひ訪れてみたかったスポットでしたけど、アクセスが大変なのでこれまで行けずじまいだったんですが、やっと念願がかないました。<br /><br />長閑な山間にある町並みの中を歩いていると、今ではあまり体感することができない、本当にタイムスリップしたかのような静かで落ち着いた、何とも言えない雰囲気に。。。<br />その前に寄った江戸時代の大庄屋であった「西江邸」とともに、ベンガラがもたらした繁栄の記憶を十分に楽しむことができました♪<br /><br />【 旅の行程 】<br />・米子駅 ~ 新見駅 ~ 西江邸 ~ 吹屋ふるさと村(旧片山邸 ~ 郷土館)<br /><br />【 2015・GWぶら~り周遊記・岡山縦断編 】<br />・旅行記その1 ~ベンガラが語りかける繁栄の記憶 吹屋・重要伝統的建造物群保存地区を<br /> 歩く①~<br /> (岡山県高梁市): ≪この旅行記≫<br />・旅行記その2 ~ベンガラが語りかける繁栄の記憶 吹屋・重要伝統的建造物群保存地区を<br /> 歩く②~<br /> (岡山県高梁市): http://4travel.jp/travelogue/11084690<br />・旅行記その3 ~今も天守が残る日本一高い山城・備中松山城登城記~<br /> (岡山県高梁市): http://4travel.jp/travelogue/11088259<br />・旅行記その4 ~旅のフィナーレに、夕闇に包み込まれた幻想的な倉敷美観地区を歩く~<br /> (岡山県倉敷市): http://4travel.jp/travelogue/11089459<br /><br /><br />【 2015・GWぶら~り周遊記・姫路編 】<br />・旅行記その1 ~新緑薫る“西の比叡山” 書写山圓教寺をゆく~<br /> (兵庫県姫路市): http://4travel.jp/travelogue/11015611<br />・旅行記その2 ~威風堂々と聳える白鷺の天守閣・姫路城登城記~<br /> (兵庫県姫路市): http://4travel.jp/travelogue/11033814<br /><br />【 2015・GWぶら~り周遊記・鳥取横断編 】<br />・旅行記その1 ~時が止まった宿場町 因幡街道・智頭宿を歩く~<br /> (鳥取県智頭町): http://4travel.jp/travelogue/11036326<br />・旅行記その2 ~日本一の“スナバ”鳥取砂丘 & 瀟洒な白亜の洋館・仁風閣へ~<br /> (鳥取県鳥取市): http://4travel.jp/travelogue/11037617<br />・旅行記その3 ~因幡国の歴史の断片を追って・・・鳥取城跡登城記 & 古の万葉の故郷へ~<br /> (鳥取県鳥取市): http://4travel.jp/travelogue/11041734<br />・旅行記その4 ~(ちょっと慌ただしく)三徳山三佛寺拝観 → 開湯850年の三朝温泉そぞろ歩き → 重伝建地区・倉吉白壁土蔵群巡り~<br /> (鳥取県三朝町・倉吉市): http://4travel.jp/travelogue/11058283<br />・旅行記その5 ~霊峰・大山の内懐へと入り込み、修験道の聖地に残る社寺を巡る~<br /> (鳥取県大山町): http://4travel.jp/travelogue/11070751

2015・GWぶら~り周遊記・岡山縦断編【1】~ベンガラが語りかける繁栄の記憶 吹屋・重要伝統的建造物群保存地区を歩く①~

49いいね!

2015/05/04 - 2015/05/09

63位(同エリア396件中)

4

52

紅い翼

紅い翼さん

2015年のゴールデンウイーク、5泊6日のぶら~り周遊の旅へ。

ここまで姫路→鳥取と巡ってきて、残りあと2日間。
鳥取県の米子から南下して岡山県に入り、個人的にこの旅一番のハイライトと思っていたスポットである「吹屋・重要伝統的建造物群保存地区」を目指します!

ここ吹屋は、江戸時代中期から弁柄(ベンガラ)の製造で巨万の富を築き、赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された町並みが今も残されています。
重伝建地区をいろいろと巡っているワタクシとしても、以前からぜひぜひ訪れてみたかったスポットでしたけど、アクセスが大変なのでこれまで行けずじまいだったんですが、やっと念願がかないました。

長閑な山間にある町並みの中を歩いていると、今ではあまり体感することができない、本当にタイムスリップしたかのような静かで落ち着いた、何とも言えない雰囲気に。。。
その前に寄った江戸時代の大庄屋であった「西江邸」とともに、ベンガラがもたらした繁栄の記憶を十分に楽しむことができました♪

【 旅の行程 】
・米子駅 ~ 新見駅 ~ 西江邸 ~ 吹屋ふるさと村(旧片山邸 ~ 郷土館)

【 2015・GWぶら~り周遊記・岡山縦断編 】
・旅行記その1 ~ベンガラが語りかける繁栄の記憶 吹屋・重要伝統的建造物群保存地区を
 歩く①~
 (岡山県高梁市): ≪この旅行記≫
・旅行記その2 ~ベンガラが語りかける繁栄の記憶 吹屋・重要伝統的建造物群保存地区を
 歩く②~
 (岡山県高梁市): http://4travel.jp/travelogue/11084690
・旅行記その3 ~今も天守が残る日本一高い山城・備中松山城登城記~
 (岡山県高梁市): http://4travel.jp/travelogue/11088259
・旅行記その4 ~旅のフィナーレに、夕闇に包み込まれた幻想的な倉敷美観地区を歩く~
 (岡山県倉敷市): http://4travel.jp/travelogue/11089459


【 2015・GWぶら~り周遊記・姫路編 】
・旅行記その1 ~新緑薫る“西の比叡山” 書写山圓教寺をゆく~
 (兵庫県姫路市): http://4travel.jp/travelogue/11015611
・旅行記その2 ~威風堂々と聳える白鷺の天守閣・姫路城登城記~
 (兵庫県姫路市): http://4travel.jp/travelogue/11033814

【 2015・GWぶら~り周遊記・鳥取横断編 】
・旅行記その1 ~時が止まった宿場町 因幡街道・智頭宿を歩く~
 (鳥取県智頭町): http://4travel.jp/travelogue/11036326
・旅行記その2 ~日本一の“スナバ”鳥取砂丘 & 瀟洒な白亜の洋館・仁風閣へ~
 (鳥取県鳥取市): http://4travel.jp/travelogue/11037617
・旅行記その3 ~因幡国の歴史の断片を追って・・・鳥取城跡登城記 & 古の万葉の故郷へ~
 (鳥取県鳥取市): http://4travel.jp/travelogue/11041734
・旅行記その4 ~(ちょっと慌ただしく)三徳山三佛寺拝観 → 開湯850年の三朝温泉そぞろ歩き → 重伝建地区・倉吉白壁土蔵群巡り~
 (鳥取県三朝町・倉吉市): http://4travel.jp/travelogue/11058283
・旅行記その5 ~霊峰・大山の内懐へと入り込み、修験道の聖地に残る社寺を巡る~
 (鳥取県大山町): http://4travel.jp/travelogue/11070751

旅行の満足度
4.0
観光
4.5
交通
2.0
交通手段
レンタカー JR特急 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 〔 米子駅 〕<br /><br />このGWの旅も5日目に入り、いよいよ終盤戦!<br />ここまで、姫路から北上し、さらに鳥取県を西へと横断して米子までやってきました。<br /><br />米子で1泊し、次の目的地はというと………北には“ゲゲゲの鬼太郎”で有名な境港、西に行けば松江の城下町と、候補がいくつもあって悩みどころですが、あまり派手な場所ではないけれども、前々からぜひとも1度行ってみたかったところへと向かうことに☆

    〔 米子駅 〕

    このGWの旅も5日目に入り、いよいよ終盤戦!
    ここまで、姫路から北上し、さらに鳥取県を西へと横断して米子までやってきました。

    米子で1泊し、次の目的地はというと………北には“ゲゲゲの鬼太郎”で有名な境港、西に行けば松江の城下町と、候補がいくつもあって悩みどころですが、あまり派手な場所ではないけれども、前々からぜひとも1度行ってみたかったところへと向かうことに☆

    米子駅

  • “○、山、旅のドラマは米子駅から”<br /><br />跨線橋に記された一文。<br />○のところはたぶん海だったと思いますけど…、今日のワタクシの旅は、米子駅7時25分発のやくも6号に乗って、JR伯備線を南下することから始まります!

    “○、山、旅のドラマは米子駅から”

    跨線橋に記された一文。
    ○のところはたぶん海だったと思いますけど…、今日のワタクシの旅は、米子駅7時25分発のやくも6号に乗って、JR伯備線を南下することから始まります!

  • しばらくすると、列車は日野川に沿って中国山地の山並みが続く中を駆け抜けていきます。<br />途中にある古い町並みが残る「根雨」にも寄りたかったんですけどね。。。<br />ま、また次の機会にしましょうか。

    しばらくすると、列車は日野川に沿って中国山地の山並みが続く中を駆け抜けていきます。
    途中にある古い町並みが残る「根雨」にも寄りたかったんですけどね。。。
    ま、また次の機会にしましょうか。

  • 〔 新見駅 〕<br /><br />およそ1時間ほどで、岡山県の北西に位置する「新見駅」に到着。<br /><br />ここからはレンタカーで移動することに。<br />何せこれから向かう場所は、交通の便があまり良くないところなので。

    〔 新見駅 〕

    およそ1時間ほどで、岡山県の北西に位置する「新見駅」に到着。

    ここからはレンタカーで移動することに。
    何せこれから向かう場所は、交通の便があまり良くないところなので。

    新見駅

  • 〔 西江邸 〕<br /><br />新見駅から中国山地の中を縫うように続く道を30分ほど南下していくと、最初の目的地である「西江邸」の駐車場へ着きました。<br /><br />何の変哲もない集落って感じですけど、小さな案内板によるとこの坂道を上っていけばよいみたいなので、さっそく行ってみますか〜。

    〔 西江邸 〕

    新見駅から中国山地の中を縫うように続く道を30分ほど南下していくと、最初の目的地である「西江邸」の駐車場へ着きました。

    何の変哲もない集落って感じですけど、小さな案内板によるとこの坂道を上っていけばよいみたいなので、さっそく行ってみますか〜。

    西江邸 名所・史跡

  • ………まわりはホントに長閑な山間の風景です。<br />お天気もまさに五月晴れで気持ちいい〜〜〜。

    ………まわりはホントに長閑な山間の風景です。
    お天気もまさに五月晴れで気持ちいい〜〜〜。

  • 緑に包まれた細い道を進んでゆくと………。

    緑に包まれた細い道を進んでゆくと………。

  • あ、朱色の石州瓦の建物が見えてきましたね。<br />たぶんあれが「西江邸」でしょう。

    あ、朱色の石州瓦の建物が見えてきましたね。
    たぶんあれが「西江邸」でしょう。

  • う、正面から見ると、これを豪邸と言わずして何というべきか。。。<br />また、石州瓦と白壁とのコントラストが見事ですね〜。

    イチオシ

    う、正面から見ると、これを豪邸と言わずして何というべきか。。。
    また、石州瓦と白壁とのコントラストが見事ですね〜。

  • このあたりは江戸時代に天領とされ、ここの当主である西江家は代々大庄屋としてこの地の支配を許され、代官御用所も兼ねていたそうで、現在の建物の創建は宝永・正徳年間(1704〜1715年)なんだとか。<br /><br />そして、これまたすごいのが、邸宅を西江家が代々受け継ぎ、現在でも個人宅として住みながら維持管理を行っているところです。<br /><br />ということで、おそるおそる玄関のブザーを押すと、中から奥様らしき方が出てこられました。<br />どうやら今日の一番槍だったようです。

    このあたりは江戸時代に天領とされ、ここの当主である西江家は代々大庄屋としてこの地の支配を許され、代官御用所も兼ねていたそうで、現在の建物の創建は宝永・正徳年間(1704〜1715年)なんだとか。

    そして、これまたすごいのが、邸宅を西江家が代々受け継ぎ、現在でも個人宅として住みながら維持管理を行っているところです。

    ということで、おそるおそる玄関のブザーを押すと、中から奥様らしき方が出てこられました。
    どうやら今日の一番槍だったようです。

  • この建物はもちろん国の登録有形文化財として登録されています。

    この建物はもちろん国の登録有形文化財として登録されています。

  • 最初に、邸宅の周りやお庭の散策から開始!

    最初に、邸宅の周りやお庭の散策から開始!

  • 昔はここがお白洲だったとは………さすが代官も兼ねた大庄屋の家ですね。

    昔はここがお白洲だったとは………さすが代官も兼ねた大庄屋の家ですね。

  • (西江邸の風景①)

    (西江邸の風景①)

  • (西江邸の風景②)

    (西江邸の風景②)

  • 奥座敷の前には、きれいに整えられた日本庭園が広がっています。

    奥座敷の前には、きれいに整えられた日本庭園が広がっています。

  • (西江邸の風景③)

    (西江邸の風景③)

  • 塀の向こうに見える山が借景となり、また紅いベンガラ色の石州瓦と相まって、なかなか趣きのある風景ですな。

    イチオシ

    塀の向こうに見える山が借景となり、また紅いベンガラ色の石州瓦と相まって、なかなか趣きのある風景ですな。

  • (西江邸の風景④)

    (西江邸の風景④)

  • とと、一番奥まで来てしまったようです。<br />それにしても、1民家でここにも石垣が積まれてるとは………スゴイもんですね〜。

    とと、一番奥まで来てしまったようです。
    それにしても、1民家でここにも石垣が積まれてるとは………スゴイもんですね〜。

  • そして、大きな蔵の中にある資料館には、西江家所蔵の陶磁器や漆器、軸、屏風などを常設展示されているので、そちらも見学していくことに。

    イチオシ

    そして、大きな蔵の中にある資料館には、西江家所蔵の陶磁器や漆器、軸、屏風などを常設展示されているので、そちらも見学していくことに。

  • 最後に、な、なんとお宅の中まで案内していただきました〜〜〜♪<br /><br />実際に今も住まれている場所なので写真は遠慮しましたが、部屋の天井の造りなんかは、そのスジの専門家でも驚くほど貴重なものなんだとか………もちろん、ワタクシごときは言われるまで分かりませんでしたが。。。

    最後に、な、なんとお宅の中まで案内していただきました〜〜〜♪

    実際に今も住まれている場所なので写真は遠慮しましたが、部屋の天井の造りなんかは、そのスジの専門家でも驚くほど貴重なものなんだとか………もちろん、ワタクシごときは言われるまで分かりませんでしたが。。。

  • そろそろお宅を辞し、門の外へ。

    そろそろお宅を辞し、門の外へ。

  • (西江邸の風景⑤)

    (西江邸の風景⑤)

  • それにしても、今日のしょっぱなからいきなり度肝を抜かれましたね!<br /><br />屋敷というよりももう城郭って表現した方が相応しい建物が、江戸時代から続くベンガラの富の凄さを端的に示していますし、往時の農村における姿を今に残している貴重なモニュメントでした☆

    それにしても、今日のしょっぱなからいきなり度肝を抜かれましたね!

    屋敷というよりももう城郭って表現した方が相応しい建物が、江戸時代から続くベンガラの富の凄さを端的に示していますし、往時の農村における姿を今に残している貴重なモニュメントでした☆

  • 〔 吹屋ふるさと村 〕<br /><br />そして次にやってきたのが、「西江邸」から車で10分ほど移動したところにある「吹屋ふるさと村」。<br /><br />駐車場から集落に向かうと、「高梁市吹屋重要伝統的建造物群保存地区」の案内板が見えてきました!<br />そう、ここが今日の、そしてこの旅1番の目的地といっても過言ではないスポット♪<br />いや〜〜〜、沖縄からここまではるばるたどり着きましたね〜。

    〔 吹屋ふるさと村 〕

    そして次にやってきたのが、「西江邸」から車で10分ほど移動したところにある「吹屋ふるさと村」。

    駐車場から集落に向かうと、「高梁市吹屋重要伝統的建造物群保存地区」の案内板が見えてきました!
    そう、ここが今日の、そしてこの旅1番の目的地といっても過言ではないスポット♪
    いや〜〜〜、沖縄からここまではるばるたどり着きましたね〜。

    吹屋ふるさと村 名所・史跡

  • (吹屋ふるさと村の風景①)

    (吹屋ふるさと村の風景①)

  • 角を曲がりメインストリートへ出ると、そこにはまさに昔ながらの町並みが!!!<br />青空を背景に、この地方特有の石州瓦の朱色が独特の景観を創りだしてます♪

    イチオシ

    角を曲がりメインストリートへ出ると、そこにはまさに昔ながらの町並みが!!!
    青空を背景に、この地方特有の石州瓦の朱色が独特の景観を創りだしてます♪

  • ここ吹屋は、江戸時代中期に弁柄(ベンガラ)の生産に成功したことから、吹屋銅山を中心とする鉱山町へと発展し、この町並みは、江戸時代後期に旦那衆が石州(島根県)から宮大工の棟梁たちを招いて、町全体が統一されたコンセプトの下に建てられたものだそうです。<br /><br />このような統一的な町並みが保存されてきた結果、1977年とかなり早い段階に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

    ここ吹屋は、江戸時代中期に弁柄(ベンガラ)の生産に成功したことから、吹屋銅山を中心とする鉱山町へと発展し、この町並みは、江戸時代後期に旦那衆が石州(島根県)から宮大工の棟梁たちを招いて、町全体が統一されたコンセプトの下に建てられたものだそうです。

    このような統一的な町並みが保存されてきた結果、1977年とかなり早い段階に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

  • (吹屋ふるさと村の風景②)

    (吹屋ふるさと村の風景②)

  • 石州瓦とベンガラ色の外観に彩られた見事な町並み。<br />メイン通りには電柱の類も無く、昔ながらの姿が残されてます♪<br /><br />前々からぜひ1度訪れたいな〜と思ってたんですけど、アクセスがなかなか大変なのでついつい先送りにしてましたけど、念願かなってついにここまで来ることができました!

    石州瓦とベンガラ色の外観に彩られた見事な町並み。
    メイン通りには電柱の類も無く、昔ながらの姿が残されてます♪

    前々からぜひ1度訪れたいな〜と思ってたんですけど、アクセスがなかなか大変なのでついつい先送りにしてましたけど、念願かなってついにここまで来ることができました!

  • 〔 旧片山邸 〕<br /><br />その町並みの並びにあるのがこちらの「旧片山邸」。<br />“胡屋”の屋号で1759年に創業したベンガラの製造・販売を行っていた老舗で、国の重要文化財に指定されている建物が公開されていますので、見学していくことに。

    〔 旧片山邸 〕

    その町並みの並びにあるのがこちらの「旧片山邸」。
    “胡屋”の屋号で1759年に創業したベンガラの製造・販売を行っていた老舗で、国の重要文化財に指定されている建物が公開されていますので、見学していくことに。

    旧片山家住宅 美術館・博物館

  • ちなみに、受付でこちら以外にも吹屋に点在するいくつかのスポットに入ることができる“吹屋ふるさと村周遊券”(大人850円)を販売していたので、これを入手しておきました。<br /><br />この土間から中へとお邪魔していきましょう。

    ちなみに、受付でこちら以外にも吹屋に点在するいくつかのスポットに入ることができる“吹屋ふるさと村周遊券”(大人850円)を販売していたので、これを入手しておきました。

    この土間から中へとお邪魔していきましょう。

  • (旧片山邸の風景①)

    (旧片山邸の風景①)

  • (旧片山邸の風景②)

    (旧片山邸の風景②)

  • さすがベンガラで財を成した商家だけあって、母屋の建物はとっても広い〜。

    さすがベンガラで財を成した商家だけあって、母屋の建物はとっても広い〜。

  • (旧片山邸の風景③)

    (旧片山邸の風景③)

  • 母屋は2階建てになっていて、この急な階段から上にも行くことができます。。。

    母屋は2階建てになっていて、この急な階段から上にも行くことができます。。。

  • こんなふうに、建物のところどころに在りし日の商家の名残りの品が展示されてます。

    こんなふうに、建物のところどころに在りし日の商家の名残りの品が展示されてます。

  • さらに母屋を抜けて奥へと進んでゆくと………。

    さらに母屋を抜けて奥へと進んでゆくと………。

  • 外壁までベンガラ色の“弁柄蔵”が♪<br />さすがに徹底してますな。

    外壁までベンガラ色の“弁柄蔵”が♪
    さすがに徹底してますな。

  • その中には当時の弁柄製造過程が模型で再現されていました。<br />(何となくですが)1日仕事が終わったら顔とか真っ赤になりそうですね(笑)

    その中には当時の弁柄製造過程が模型で再現されていました。
    (何となくですが)1日仕事が終わったら顔とか真っ赤になりそうですね(笑)

  • (旧片山邸の風景④)

    (旧片山邸の風景④)

  • (旧片山邸の風景⑤)

    イチオシ

    (旧片山邸の風景⑤)

  • こんな感じで「旧片山邸」の見学を終え、また町並みの中へ。<br />まだ午前中のためか観光客もほとんどおらず、とっても静かな雰囲気の中を歩けます。

    こんな感じで「旧片山邸」の見学を終え、また町並みの中へ。
    まだ午前中のためか観光客もほとんどおらず、とっても静かな雰囲気の中を歩けます。

  • 〔 郷土館 〕<br /><br />「旧片山邸」のすぐ向かいに、こちらも建物の中を公開している「郷土館」があって、共通券で入れるので寄っていきます(写真は省略)。

    〔 郷土館 〕

    「旧片山邸」のすぐ向かいに、こちらも建物の中を公開している「郷土館」があって、共通券で入れるので寄っていきます(写真は省略)。

  • 青空の下、さらにこのメインストリートをぷらぷらと散歩していきましょう♪

    青空の下、さらにこのメインストリートをぷらぷらと散歩していきましょう♪

  • (吹屋ふるさと村の風景③)

    (吹屋ふるさと村の風景③)

  • (吹屋ふるさと村の風景④)

    イチオシ

    (吹屋ふるさと村の風景④)

  • 郵便局も昔ながらの装いに。。。<br />町にとけ込んでる感じがいいですね。

    郵便局も昔ながらの装いに。。。
    町にとけ込んでる感じがいいですね。

  • しばらく歩くと、“重要伝統的建造物群保存地区”の碑があるところへ。

    しばらく歩くと、“重要伝統的建造物群保存地区”の碑があるところへ。

  • ここにあった地図で重伝建地区の全体像を確認。<br />ちょうど左下の“千枚駐車場”に車を止め、そこから東に向かって歩いてきて、集落の中心の“中町”までやってきました。<br /><br />まだまだ見どころがあるここ「吹屋」ですが、ちょうど切りもいい感じなので、前半戦はここまでに。<br />これからさらに、ベンガラが語りかける繁栄の記憶を辿って、重伝建地区とその周辺を廻って行きましょう♪

    ここにあった地図で重伝建地区の全体像を確認。
    ちょうど左下の“千枚駐車場”に車を止め、そこから東に向かって歩いてきて、集落の中心の“中町”までやってきました。

    まだまだ見どころがあるここ「吹屋」ですが、ちょうど切りもいい感じなので、前半戦はここまでに。
    これからさらに、ベンガラが語りかける繁栄の記憶を辿って、重伝建地区とその周辺を廻って行きましょう♪

この旅行記のタグ

関連タグ

49いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (4)

開く

閉じる

  • たらよろさん 2015/12/30 19:13:09
    新緑がまぶしい
    こんばんは、紅い翼さん

    岡山の歴史地区といえば、
    やっぱり倉敷美観地区が思い浮かぶけれど、
    吹屋っていうんですか〜
    素敵な格子戸の街並み♪
    良いですね〜
    傘が並んでいるシーンがすごく印象的で、
    また季節も良くて新緑が見事。
    散策しやすそうだし、こんな季節に私も行ってみたいなぁ。

    気が付けばあっという間に年の瀬ですね〜
    今年もお付き合いいただき、ありがとうございます。
    少し早いですが、良いお年をお迎えくださいね♪

    来年もよろしくお願い致します。


      たらよろ

    紅い翼

    紅い翼さん からの返信 2015/12/31 14:10:57
    RE: 新緑がまぶしい
    たらよろさん、こんにちは〜。

    > 岡山の歴史地区といえば、
    > やっぱり倉敷美観地区が思い浮かぶけれど、
    > 吹屋っていうんですか〜
    > 素敵な格子戸の街並み♪
    > 良いですね〜
    > 傘が並んでいるシーンがすごく印象的で、
    > また季節も良くて新緑が見事。
    > 散策しやすそうだし、こんな季節に私も行ってみたいなぁ。

    そうですね〜、岡山県だとまずは倉敷を思い付きますよね。
    その点、吹屋はメジャーではないですが、その分落ち着いてゆっくりと散策できる雰囲気でした。
    ただ、ホントに山の中なのでアクセスはかなり大変!
    ま、逆にそのような立地だから、昔ながらの町並みが守られてきたってことでもあろうかと思いますが。

    > 気が付けばあっという間に年の瀬ですね〜
    > 今年もお付き合いいただき、ありがとうございます。
    > 少し早いですが、良いお年をお迎えくださいね♪

    こちらこそ、どうもありがとうございます。
    ワタクシの方は、7月の東京転勤以後はなかなか旅行に時間を割く余裕もなくなってしまい、ちょっと不完全燃焼な1年だったかなぁ。
    沖縄が恋しいなあ(苦笑)

    来年も、たらよろさんにとって幸多き1年でありますように☆

     紅い翼
  • ぺでぃまるさん 2015/12/15 01:35:57
    おお!吹屋!
    紅い翼さん、こんばんは〜

    とうとう来ましたか、吹屋!
    アクセスの悪さは有数の場所ですが、それ故か良好な状態で保存されていますよね。
    西江邸もお邪魔したかったのですが、公共交通機関では叶わずでした。
    小規模な城郭のような佇まい、惚れ惚れしますね。
    吹屋の町並みもあざとく作った感じもなくて、本当に渋いですよね。
    いわゆる紅でも赤でも臙脂でもない色目に統一された町並み、改めてイイなって思いました。
    石州瓦とかの赤瓦がまた渋くなるんですよね〜
    GWは町歩きも快適だったことでしょう。
    私は汗だくの記憶が思い返されました(^^)

    後編は吹屋小学校や広兼邸とかも含めてなんでしょうね。
    楽しみにしていますね。

     ぺでぃまる

    紅い翼

    紅い翼さん からの返信 2015/12/16 01:45:41
    RE: おお!吹屋!
    ぺでぃまるさん、こんばんは。

    > とうとう来ましたか、吹屋!

    最近なかなか旅行&旅行記に時間が取れずじまいな中、約6か月の月日を費やして何とか吹屋まで着きました(苦笑)
    ここも重伝建地区の中でも有名なスポットですからね〜。

    > アクセスの悪さは有数の場所ですが、それ故か良好な状態で保存されていますよね。
    > 西江邸もお邪魔したかったのですが、公共交通機関では叶わずでした。

    そうそう、ここは行くまでが大変ですし、公共交通機関だとさらにハードルが高い。。。
    重伝建地区以外にもいくつかのスポットが点在してるので、どう廻るのが効率的かな〜と考え、結局車で新見→吹屋→備中高梁としました。

    > 小規模な城郭のような佇まい、惚れ惚れしますね。
    > 吹屋の町並みもあざとく作った感じもなくて、本当に渋いですよね。
    > いわゆる紅でも赤でも臙脂でもない色目に統一された町並み、改めてイイなって思いました。
    > 石州瓦とかの赤瓦がまた渋くなるんですよね〜

    山間の集落に、昔ながらの町並みがそのまま残っている感がとっても良かったですね〜。
    (最近散見されますが)無理に観光地っぽくしてないですし。
    さすがに老舗重伝建地区の風格を感じました(笑)

    > GWは町歩きも快適だったことでしょう。
    > 私は汗だくの記憶が思い返されました(^^)

    お、ぺでぃまるさんが行かれたのは夏でしたね。
    ワタシの時はお天気も良くかつ暑すぎずで、絶好のコンディションでした。

    > 後編は吹屋小学校や広兼邸とかも含めてなんでしょうね。
    > 楽しみにしていますね。

    あ、さすがだいたいの次の行き先分かってますね。
    年内にできるよう頑張ります(^^♪

     紅い翼

紅い翼さんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP