2015/07/24 - 2015/07/29
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goemonpさん
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待ちに待った夏休み。二年前と同じくバリ島での休日。
ウブド、スミニャック、ヌサドゥア、レギャンなど魅力的なリゾートエリアの多い中、今回はバリ島リゾートの原点ともいえるサヌール地区のホテルに宿泊することに。
クタ・レギャンのにぎやかさもスミニャックのようなお洒落さもないけれど、静かな田舎町でのんびりすごす休日も悪くないのでは?
Part3はバリ東部・北部観光編です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
旅行もはや3日目に突入。
今日は一日観光に出かけるので、早めの昼食。
英気を養うため、がっつり朝食をいただく。 -
チャーター車を借りて、いざ出発。
今回はスカスカ・バリという会社の車をチャーター。
おばちゃんガイドがいろいろ親切に対応してくれました。
おすすめです。
最初の目的は、スマラプラ宮殿。
18世紀ころから栄えたスマラプラ王朝の宮殿跡。
かつてはもっと広大な敷地だったらしいが、今は水上宮殿(王族の避暑地?)と裁判所、博物館くらいしか残っていない。
ガイドの話ではインドネシア独立戦争の際、この辺はなんとか残ったのだとか。天井画など見事だが外気にふきっさらしになっており、保存環境としてどうなのだろうと人ごとながら心配になる。インドネシア政府の文化保護予算にも限界があるのだろうが、貴重な文化遺産でもあり、なんとかならないものか。 -
これが裁判所。おいてある椅子などはレプリカで、本物は博物館にある。
おいてある石像などは昔からある古いものと、最近の複製品(写真は新しいレプリカと思われる。)が混在している様子。
天井画は少し色が褪せているが見事。 -
こちらは水上宮殿の天井画。
こちらは復元が入っているのか、少し色が鮮やかになっている。 -
鐘楼(のようなもの)の跡。
かつて戦争があった時、この鐘というか木鈴というかをたたいて付近に敵の接近を知らせた。
一回たたくとまだ遠いとか、2回ずつたたくと敵が迫ってきているとか、いろいろなたたき方があった由。 -
博物館に置いてある裁判所の椅子の本物。
きわめて細かい彫刻が施されている。 -
さて次はバリ島最大のヒンドゥー教寺院であるブサキ寺院へ。
スマラプラ宮殿からはおおむね車で1時間程度。
バリの寺院に入るにはどこでも大体そうだが、スカートのような布(サロン)を腰にまかなければならない。近所の貸衣装屋で布を借りる。
最初二人で10万ルピアと言っていたが、交渉したら5万ルピアになった。
ここでは値段はあってないようなものだ。 -
よくガイドブックに載っているチャンディ・ブンタル。
現実世界と聖なる世界の境目とされる。
曇っていたので見えないが、晴れた日にはこの後ろに聖なる山であるアグン山の山容を望めるとか。
人によってはここまで来て帰ってしまう人もいるそうだが、この後ろにいろいろなお寺があるので、ぜひ奥まで行ってみるべき。 -
奥にはいくつもの氏寺がある。
奥に行けばいくほど位の高い氏族のお寺だそうで、一番奥はもちろん王族のもの。この日はお祭が近いとのことで、お祭の準備に多くの人がやってきていた。また参拝客目当ての物売りも出ていた。 -
一般的に各氏寺は自分の氏族の寺にしか参拝できないのだが、ここは中国系氏族の氏寺で、氏族以外でも参拝できる。
後ろの方に見える赤い屋台のような建物が中国カラー。 -
さらに登っていくと、メルの林立するエリアがある。
古いものに見えるが、実は時代の新しいものだとか。
ガイドさんのおかげで余計な物をありがたがらずに済む。 -
さらにぶらぶら歩いて行くと、最上部の寺が見えてくる。
手前は土産物屋で、ココナッツジュースや民芸品、バリ絵画を売っている。
立ち止まると売り込みがうるさいので、とっととスルー。 -
この階段を上ります。
-
最上部からの眺め。
あいにくの曇り空ではあるものの、なかなか雄大な眺め。
晴れていたらもっと素敵な風景だろう。
せっかく来たのだから、ぜひここまで来ることをおすすめ。 -
月末に大きなお祭があるとかで、寺の脇では近所の人々が準備の真っ最中。
お供えなどを作るのは女性の役目、もろもろの飾り関係を作るのは男の役目なのだとか。 -
帰路土産物やの店先で見つけた民芸品。
風が吹くと左側の羽がまわって真ん中の軸が回転し、下の木の板をたたいて音を出すしかけ。
田んぼなどにおいて鳥を追い払うのに使うものだろう。
なぜか右端に喧嘩している鳥や人間の飾りがついているが、なにを意味しているのかはよくわからない。 -
ここはパドマサナ・ティガと呼ばれるシヴァ、ブラフマ、ヴィシュヌの3神を示すメルがある広場で、多くの人が礼杯している。
観光客も参加できるが、信仰の場なのでマナーには気をつけよう。
しばらく前までここブサキ寺院は悪徳ガイドグループが横行していて、観光客から法外なチップを巻き上げたりするなど評判が悪かったため、2年前の訪問時は観光コースから外していたのだが、今回はそうした点が改善されたのか、あまり変な目にあうことはなかった。
唯一子供の絵はがき売りがしつこくつきまとって絵葉書を売ろうとした位。(一枚一万ルピー=約100円だそうだ。)
この子供、相手が日本人とみれば日本語で、欧米人とみれば英語で達者な売り口上を述べながらずっと後ろをついてくる。その健気さ、あるいはわずらわしさでつい買ってしまう人もいるのかもしれない。バリ人のたくましさに感心。
ただ土産物屋やサロン(腰巻)を借りる際、ガイドがいないとふっかけられたりすることはあるので、あらかじめガイドに相場を聞いておくべき。 -
前回訪問時とくらべ、バリではバイクが増えた印象。
ほとんどすべて日本製。
バリは山がちなので、馬力のあるホンダが一番人気で、ついでヤマハ、スズキの順なのだとか。 -
さて次なる訪問地、キンタマーニ高原に向かう。
バトゥール湖・山の眺めが美しい、バリでも有名な景勝地。
なんでもこの湖のふもとには、トルニャン村という今でも風葬の習慣が残っている村があるそうだ。
風葬してもらえるのは名誉とされ、めでたく健康に天寿を全うした人しか風葬してもらえないのだとか。
観光客も行くことができるらしいので、物好きな人は調べてみては。 -
こちらが本日お昼を食べた、レイクビューレストラン。
食事はインドネシア料理のビュッフェスタイル。
お値段は一人15万ルピー弱くらいだったと思う。 -
お料理はこんな感じ。
スープ、メイン料理、副菜、ごはんとデザート、サテなどを好きな物をとって食べる。
サテはいまいちだったが、他の料理はまあこの手のビュッフェレストランとしてはまずまずといったところ。
ビンタンビールもあるけど、もちろん別料金。 -
お店の雰囲気。
窓の外はテラス席になっていて眺めは抜群だが、お昼時は直射日光が厳しいので室内の方が日焼けしなくてよいかも。
窓際の席なら眺めも楽しめるしね。 -
さて、本日最後の観光地はグヌン・カウイ。
300段近い石段を下りていかなければたどり着けない、謎の石窟寺院。 -
延々と続く狭い階段と土産物屋。
観光客は結構多いけど、ほとんど欧米系で日本人は少ない印象。 -
道端でかわいいもの発見。
餌を探しているのか、あぜ道を歩くアヒルの一群。
よちよち歩きがたまらない。 -
やっと遺跡の入り口までたどり着いた。
帰りの登り階段が思いやられる。
行きはよいよい帰りは怖い。 -
中に入ると分かれ道が。
左側は妃の墓所とガジュマル林と遺跡の遠景スポット。
ガジュマルは聖なる木とされていたらしい。 -
これがお妃の墓所とされる石窟寺院。
なんでこんなところに作ったのかについては、今でも謎らしい。 -
こちらは対岸にある、王様の墓所。
-
すぐ近くに寺がある。
なおバリのお寺の布の色には意味があり、
白、黄色 → 破壊神シヴァ
赤 → 創造神ブラフマ
黒 → 繁栄神ヴィシュヌ
をそれぞれ示す。
するとここはシヴァ神をお祀りしている寺ということか。 -
境内にぽっかりと開いている石造りの入り口。
なぜか前には履物が並んでいる。
ここは瞑想所の入り口で、観光客も入れるが、入るときには履物を脱がなければならない。
ガイドさんがいなければ見過ごしたに違いないスポット。 -
中はこんな感じ。
壁のくぼみの部分に入って瞑想していたのかしら。
なおこの瞑想所の床は石がむき出しで、はだしだと結構痛い。
足を怪我したりしないよう注意。 -
さて帰り道。
こんな階段が延々と続く。お年寄りにはちょっと辛いかもしれない。
ガイドのおばちゃんは遅れながらもなんとかついてきてくれた。
聞くところによればこんな場所なので、ガイドさんはここにくるのをいやがるのだとか。それで日本人はあまりここにこないとの話も。 -
ホテルに戻って、ロビーラウンジで17時からのハッピーアワーで一杯。
-
一杯の値段で二杯飲めるハッピーアワー。
もちろん二杯目をいただいたことはいうまでもない。 -
ロビーラウンジから眺めるビーチに夕暮れ。
休日っていいなと思える一時。 -
夜はサヌールの町に繰り出し、有名なイタリアンレストランのマッシモへ。
夜はいつも混んでいるので、予約は必須。 -
店内はそこそこ広いものの、ほとんどはクーラーなし。
涼しいところで食事したければ、予約時に言っておく必要あり。
ここが空調スペースで、十数席くらい。見ての通り、ワインセラーを兼ねたスペースになっている。 -
カニのリングイネ。
美味。
前菜、リゾット、パスタ、ピザなど何を頼んでも旨い上、値段の高くなる一方のバリのレストランにあって一皿千円未満のリーズナブルな価格はお財布にも優しい。
人気店なのも納得。サヌールは日本人少ないけれど、ここマッシモでは日本人の姿をちょくちょく見かけた。
子供の喜びそうなメニューも多く、家族連れにもぴったり。 -
締めはこれまた名物のジェラートで。
白はバニラ、緑はキーウイ。4種類くらいフレーバーがあって、好きな2種類を選べる。わざわざこれを食べにくる人もいるだけあって、なかなか美味。
前菜、パスタ、リゾット、ジェラート、コーヒーにお酒も飲んで二人で五千円ちょっと。
これにて長かったバリ一日観光も終了。おやすみなさい。
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