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旭岳温泉からロープウェーで旭岳中腹の姿見平まで行くことができる。このあたりは高山植物で有名で、一周1時間ほどの遊歩道もある。旭岳温泉に滞在して、花を見て歩く旅を考えた。<br /><br />大雪山には2回訪れ、いずれも旭岳から黒岳へ縦走している。しかし2回とも8月である。高山植物が咲き始める6月末から7月初めの時期が魅力的だった。晴天に恵まれれば、縦走には厳しい時でも、旭岳往復ぐらいは出来て運動にもなるかもしれない。<br /><br />いろいろ情報を集めて、この時期を選んだのだが、旭岳ロープウェーのホームページを見ていて不安になった。今年は雪解けが遅くて、山が雪だらけで花どころではないかもしれないと思いだしたのだ。しかし、出発直前の花情報では、どうやら花が咲きだしていた。取りこし苦労だったらしい。<br /><br />天気のことを忘れていた。北海道は梅雨がないし、ある程度の悪天候を織り込んで5泊の計画だからと安心していたのだが、週間予報ではやたらに雨の日が多い。到着しての翌日は晴れらしいのでここで頑張り、後はゆっくり考えようと思った。<br /><br />天気予報は当たり、曇りや雨の日が多かった。それでも、花を見るのにはとてもいいタイミングで、キバナシャクナゲ、エゾコザクラ、エゾノツガザクラなどが満開だった。赤い鳥として有名なギンザンマシコも現れた。山がダメな日は旭山動物園、上野ファームそして富良野のラヴェンダーを楽しんだ。滞在先の湧駒荘は食事、温泉共によく雨天でもなんとかなった大きな要因だった。<br /><br />

旭岳温泉滞在: 天候不順でも楽しめた、シーズン初めの花そして野鳥

79いいね!

2015/06/28 - 2015/07/03

34位(同エリア430件中)

2

54

Takashi

Takashiさん

旭岳温泉からロープウェーで旭岳中腹の姿見平まで行くことができる。このあたりは高山植物で有名で、一周1時間ほどの遊歩道もある。旭岳温泉に滞在して、花を見て歩く旅を考えた。

大雪山には2回訪れ、いずれも旭岳から黒岳へ縦走している。しかし2回とも8月である。高山植物が咲き始める6月末から7月初めの時期が魅力的だった。晴天に恵まれれば、縦走には厳しい時でも、旭岳往復ぐらいは出来て運動にもなるかもしれない。

いろいろ情報を集めて、この時期を選んだのだが、旭岳ロープウェーのホームページを見ていて不安になった。今年は雪解けが遅くて、山が雪だらけで花どころではないかもしれないと思いだしたのだ。しかし、出発直前の花情報では、どうやら花が咲きだしていた。取りこし苦労だったらしい。

天気のことを忘れていた。北海道は梅雨がないし、ある程度の悪天候を織り込んで5泊の計画だからと安心していたのだが、週間予報ではやたらに雨の日が多い。到着しての翌日は晴れらしいのでここで頑張り、後はゆっくり考えようと思った。

天気予報は当たり、曇りや雨の日が多かった。それでも、花を見るのにはとてもいいタイミングで、キバナシャクナゲ、エゾコザクラ、エゾノツガザクラなどが満開だった。赤い鳥として有名なギンザンマシコも現れた。山がダメな日は旭山動物園、上野ファームそして富良野のラヴェンダーを楽しんだ。滞在先の湧駒荘は食事、温泉共によく雨天でもなんとかなった大きな要因だった。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
レンタカー ANAグループ
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
JTB

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  • 6月28日、名古屋から旭川に向かい、レンタカーを借りた。1時間ばかり走って旭岳温泉に着いた。宿は湧駒荘。日本秘湯を守る会の提灯と皇族方の滞在を記念した看板が共存する宿も珍しいだろう。<br /><br />ここは、掛け流しの温泉が快適で、料理は素晴らしく、5日間を楽しく過ごすことができた。<br /><br />初日の夕食はエゾアワビの焼き物とか巨大なメロンをお皿にしたスープとか、早速、驚かされた。曇天だったが、夕食時に夕焼けとなった。明日は晴れという予報は正しいだろう。

    6月28日、名古屋から旭川に向かい、レンタカーを借りた。1時間ばかり走って旭岳温泉に着いた。宿は湧駒荘。日本秘湯を守る会の提灯と皇族方の滞在を記念した看板が共存する宿も珍しいだろう。

    ここは、掛け流しの温泉が快適で、料理は素晴らしく、5日間を楽しく過ごすことができた。

    初日の夕食はエゾアワビの焼き物とか巨大なメロンをお皿にしたスープとか、早速、驚かされた。曇天だったが、夕食時に夕焼けとなった。明日は晴れという予報は正しいだろう。

    旭川旭岳温泉 湯元 湧駒荘 宿・ホテル

    食事、お湯が良く、その割には料金も安い by Takashiさん
  • 6月29日。予報通り素晴らしい快晴である。これは今日だけらしいから有効に使わなくてはと、7時の朝食を急いで摂り、レンタカーでロープウェイ駅に行った。車なら数分の距離である。なお宿の人は送ってくれると言っていた。ロープウェイは15分ごとに運行しているから焦らなくていい。8時15分発のに乗ってすぐに姿見平に着いた。<br /><br />1時間で一周する遊歩道(http://wakasaresort.com/asahidakeropeway/course/spring.htm)を左手にとり、時計回りに進んだ。キバナシャクナゲが咲いていて早速興奮したが、後から考えればこれは大したものではなかった。<br /><br />北東の山々が見事だ。

    6月29日。予報通り素晴らしい快晴である。これは今日だけらしいから有効に使わなくてはと、7時の朝食を急いで摂り、レンタカーでロープウェイ駅に行った。車なら数分の距離である。なお宿の人は送ってくれると言っていた。ロープウェイは15分ごとに運行しているから焦らなくていい。8時15分発のに乗ってすぐに姿見平に着いた。

    1時間で一周する遊歩道(http://wakasaresort.com/asahidakeropeway/course/spring.htm)を左手にとり、時計回りに進んだ。キバナシャクナゲが咲いていて早速興奮したが、後から考えればこれは大したものではなかった。

    北東の山々が見事だ。

    姿見の池周遊コース 公園・植物園

  • 旭岳はほとんど見えているが、頂上部分に少し雲がある。

    旭岳はほとんど見えているが、頂上部分に少し雲がある。

  • 第3展望台に着くと、何人かのバードウォッチャーがいた。ここはギンザンマシコが見られる場所として有名である。ギンザンマシコは赤い色が美しく、私も見てみたい鳥である。しかし今回の旅は花と歩きが主だから、鳥のため長く待つことは考えていなかった。持ってきたレンズも400ミリのズームである。運よく現れたら写そうというレベルである。<br /><br />様子を聞いてみると15分前ほどに出たそうである。かなりがっかりした。花を見ずに直行していれば会えたであろう。それから15分くらい待ったが影もなかった。やはり花を見るという当初の目的に集中することにした。<br /><br />この写真は後で写したものである。

    第3展望台に着くと、何人かのバードウォッチャーがいた。ここはギンザンマシコが見られる場所として有名である。ギンザンマシコは赤い色が美しく、私も見てみたい鳥である。しかし今回の旅は花と歩きが主だから、鳥のため長く待つことは考えていなかった。持ってきたレンズも400ミリのズームである。運よく現れたら写そうというレベルである。

    様子を聞いてみると15分前ほどに出たそうである。かなりがっかりした。花を見ずに直行していれば会えたであろう。それから15分くらい待ったが影もなかった。やはり花を見るという当初の目的に集中することにした。

    この写真は後で写したものである。

  • ここまでの遊歩道はほとんど雪がなくなっていたが、見下ろす夫婦池の周りはびっしりと雪が覆っている。<br /><br />このあたりで遊歩道と裾合平への道が分岐する。左手、裾合平への道は遊歩道ではなく登山道で、一般客が迷いこめば遭難の危険もある。またこちらは雪解けが遅く、最適な時期は7月中旬あたりだろう。<br /><br />しかし、道の最初の部分に雪はなく、また花も咲いていて気分がよさそうだ。天気もいいし、装備もそれなりにしてきたので、ある程度、この道を歩くことにした。

    ここまでの遊歩道はほとんど雪がなくなっていたが、見下ろす夫婦池の周りはびっしりと雪が覆っている。

    このあたりで遊歩道と裾合平への道が分岐する。左手、裾合平への道は遊歩道ではなく登山道で、一般客が迷いこめば遭難の危険もある。またこちらは雪解けが遅く、最適な時期は7月中旬あたりだろう。

    しかし、道の最初の部分に雪はなく、また花も咲いていて気分がよさそうだ。天気もいいし、装備もそれなりにしてきたので、ある程度、この道を歩くことにした。

  • もうチングルマが満開の所もある。

    もうチングルマが満開の所もある。

  • 旭岳の山腹に花が咲いている。

    旭岳の山腹に花が咲いている。

  • キバナシャクナゲだ。

    キバナシャクナゲだ。

  • 道の脇にも咲いている。キバナシャクナゲは雪解け後、早期に咲く。そして初めは白で、次第に色づいてくる。<br /><br />咲いたばかりのキバナシャクナゲを見られて幸せだった。<br /><br />もっとも花の撮影に熱中している間にギンザンマシコが現れたそうだ。遠くのハイマツの上でさえずっているのを妻が見つけて合図したが、私は気づかなかった。どうもギンザンマシコには縁がないようだ。

    道の脇にも咲いている。キバナシャクナゲは雪解け後、早期に咲く。そして初めは白で、次第に色づいてくる。

    咲いたばかりのキバナシャクナゲを見られて幸せだった。

    もっとも花の撮影に熱中している間にギンザンマシコが現れたそうだ。遠くのハイマツの上でさえずっているのを妻が見つけて合図したが、私は気づかなかった。どうもギンザンマシコには縁がないようだ。

  • 明るくのびやかな景色で、私たちはウキウキと進んでいった。<br /><br />雪渓だが通常の夏山レベルである。

    明るくのびやかな景色で、私たちはウキウキと進んでいった。

    雪渓だが通常の夏山レベルである。

  • キバナシャクナゲは次々に現れる。これはもう色づいている。写真写りはこちらが良いかもしれない。<br /><br /><br />このあたりからヒグマの出没地帯で、うるさく鈴を鳴らしいった。

    イチオシ

    キバナシャクナゲは次々に現れる。これはもう色づいている。写真写りはこちらが良いかもしれない。


    このあたりからヒグマの出没地帯で、うるさく鈴を鳴らしいった。

  • 山をバックにして。

    山をバックにして。

  • ジムカデ。可憐な花だ。これも早春の花である。

    ジムカデ。可憐な花だ。これも早春の花である。

  • また咲いたばかりのキバナシャクナゲ。<br /><br />行き交う人は少ない。

    また咲いたばかりのキバナシャクナゲ。

    行き交う人は少ない。

  • 分岐から1時間は歩いたから、そろそろ裾合平の入り口にさしかかったのだろうか。のびやかな景色で、雪も多く見える。<br /><br />しかし、もう雲が出てきた。

    分岐から1時間は歩いたから、そろそろ裾合平の入り口にさしかかったのだろうか。のびやかな景色で、雪も多く見える。

    しかし、もう雲が出てきた。

  • 行く手の雪も多い。雲が下りてきている。引き返し時である。

    行く手の雪も多い。雲が下りてきている。引き返し時である。

  • のんびりと花を見ながら歩いた。<br /><br /><br />これはメアカンキンバイ。

    のんびりと花を見ながら歩いた。


    これはメアカンキンバイ。

  • チングルマがきれいだ。

    チングルマがきれいだ。

  • 遊歩道に戻った。<br /><br />アオノツガザクラも咲き始めている。

    遊歩道に戻った。

    アオノツガザクラも咲き始めている。

  • 花盛りなのはエゾノツガザクラである。ピンクの絨毯である。

    イチオシ

    花盛りなのはエゾノツガザクラである。ピンクの絨毯である。

  • 道の脇にけなげな花が咲いている。ミネズオウであろう。

    道の脇にけなげな花が咲いている。ミネズオウであろう。

  • 姿見の池を通り過ぎた。このあたりから霧が出てきた。晴天の時間は短かった。<br /><br />エゾコザクラも咲いているはずだが、なかなか出会わなかった。ロープウェイの駅が近づいた所で、やっと群落が現れた。何度見てもいい花である。

    イチオシ

    姿見の池を通り過ぎた。このあたりから霧が出てきた。晴天の時間は短かった。

    エゾコザクラも咲いているはずだが、なかなか出会わなかった。ロープウェイの駅が近づいた所で、やっと群落が現れた。何度見てもいい花である。

  • ウラジロナナカマドだろうか。

    ウラジロナナカマドだろうか。

  • ロープウェイで降りて、駅近くの湿原を歩いた。エゾノリュウキンカは下火といっても、まだまだ見られた。

    ロープウェイで降りて、駅近くの湿原を歩いた。エゾノリュウキンカは下火といっても、まだまだ見られた。

  • 6月30日。朝から雨である。予報では午前中は曇りのはずだったが。早速、雨プランを実行して、旭山動物園に行った。1時間ほどのドライブだった。<br /><br />ホッキョクグマ、アザラシ、キングペンギンの展示は動物の生態を見られて、さすがに評判高いだけのことはあると感心した。いずれも野生の姿を見ている私にとっても。エコロジーの視点が背後にあるのもいい。<br /><br />写真はオランウータンの赤ちゃん。

    6月30日。朝から雨である。予報では午前中は曇りのはずだったが。早速、雨プランを実行して、旭山動物園に行った。1時間ほどのドライブだった。

    ホッキョクグマ、アザラシ、キングペンギンの展示は動物の生態を見られて、さすがに評判高いだけのことはあると感心した。いずれも野生の姿を見ている私にとっても。エコロジーの視点が背後にあるのもいい。

    写真はオランウータンの赤ちゃん。

    旭山動物園 動物園・水族館

  • 雨は続いていたがもう一つと上野ファームに行った。入り口のノームの庭が特に良かった。

    雨は続いていたがもう一つと上野ファームに行った。入り口のノームの庭が特に良かった。

    上野ファーム 公園・植物園

  • ジキタリスの花が珍しかった。<br /><br /><br />宿に帰って、ゆっくり温泉につかり、おいしい夕食を味わった。これなら雨でもなんとかなる。

    ジキタリスの花が珍しかった。


    宿に帰って、ゆっくり温泉につかり、おいしい夕食を味わった。これなら雨でもなんとかなる。

  • 7月1日。今朝も曇っている。しかし雲が高いので、とにかく行こうと、ロープウェイに乗った。遊歩道を今度は反時計回りに回ることにした。幸い霧が出ていないので、エゾコザクラをまず見ようと思ったのだ。<br /><br />エゾコザクラの群落は今が盛りの様に咲いていた。<br />

    7月1日。今朝も曇っている。しかし雲が高いので、とにかく行こうと、ロープウェイに乗った。遊歩道を今度は反時計回りに回ることにした。幸い霧が出ていないので、エゾコザクラをまず見ようと思ったのだ。

    エゾコザクラの群落は今が盛りの様に咲いていた。

    姿見の池周遊コース 公園・植物園

  • 道の脇にもエゾノツガザクラの花があふれている。

    道の脇にもエゾノツガザクラの花があふれている。

  • 姿見の池の所で、少しばかり旭岳への道に入った。良くさえずっている鳥がいたので写真を撮った。といっても持ってきたレンズは200ミリのズーム。2日前はとにかく400ミリを持ってきたが、お荷物になっただけだったので、今回は置いてきたのである。<br /><br />モニターで引き伸ばして驚いた。のどが赤く、ノゴマである。北海道では割合に良く見られるそうだが、中部地方では珍しいので、ノゴマくらいは見たいものだと思っていた鳥であった。目的を達してうれしかった。

    姿見の池の所で、少しばかり旭岳への道に入った。良くさえずっている鳥がいたので写真を撮った。といっても持ってきたレンズは200ミリのズーム。2日前はとにかく400ミリを持ってきたが、お荷物になっただけだったので、今回は置いてきたのである。

    モニターで引き伸ばして驚いた。のどが赤く、ノゴマである。北海道では割合に良く見られるそうだが、中部地方では珍しいので、ノゴマくらいは見たいものだと思っていた鳥であった。目的を達してうれしかった。

  • エゾノツガザクラの絨毯も相変わらずきれいだ。

    エゾノツガザクラの絨毯も相変わらずきれいだ。

  • エゾイソツツジも咲き始めた。2日前はほんのわずかの花が咲いていただけであったが。

    エゾイソツツジも咲き始めた。2日前はほんのわずかの花が咲いていただけであったが。

  • よく見ると綺麗な花である。<br /><br />この後、第3展望台に行くと、やはり何人かのバードウォッチャーがいた。聞いてみると、1時間前にギンザンマシコが出たそうだ。時計回りにまっすぐ来ていれば会えたのにと、また少しがっかりした。<br /><br />小雨が降りだしたので、ゴアテックスの雨具を引っ張り出して着た。そのわずかの間にギンザンマシコが出たそうだ。もっともメスであったが。<br /><br />雨がだんだん激しくなったので撤収して下山した。

    よく見ると綺麗な花である。

    この後、第3展望台に行くと、やはり何人かのバードウォッチャーがいた。聞いてみると、1時間前にギンザンマシコが出たそうだ。時計回りにまっすぐ来ていれば会えたのにと、また少しがっかりした。

    小雨が降りだしたので、ゴアテックスの雨具を引っ張り出して着た。そのわずかの間にギンザンマシコが出たそうだ。もっともメスであったが。

    雨がだんだん激しくなったので撤収して下山した。

  • 部屋で寛いでいるとだんだん明るくなってきた。それで宿の前から続いている遊歩道を歩くことにした。木の間から宿が見える。<br /><br />少し歩いただけでは花も鳥も見えないので途中で引き返した。<br /><br />そしてまた、ゆっくりと温泉。夕食は毛ガニだ、肉がふんだんなすき焼きだと今夜も豪華である。

    部屋で寛いでいるとだんだん明るくなってきた。それで宿の前から続いている遊歩道を歩くことにした。木の間から宿が見える。

    少し歩いただけでは花も鳥も見えないので途中で引き返した。

    そしてまた、ゆっくりと温泉。夕食は毛ガニだ、肉がふんだんなすき焼きだと今夜も豪華である。

    旭川旭岳温泉 湯元 湧駒荘 宿・ホテル

    食事、お湯が良く、その割には料金も安い by Takashiさん
  • 7月2日。朝から雨。仕方がないので、なでしこの活躍をテレビ観戦することにした。ラウンジでの観戦はコーヒーが無料で飲めるし、テレビが大きいし、観戦仲間もいるしと、これを選択。シミュレーション的なPKに憤慨したが、オウンゴールにやはりサッカーの神様はいると喜んだ。<br /><br />テレビを見終わっても外は雨。意を決して富良野まで行くことにした。ラヴェンダーは8月の干からびたのしか見ていない。時期的にまだ早いが、咲き始めているところはないかと検索してふらのワイン工場を目的地にした。1時間半くらいで着いた。たしかに紫色が広がっているし、においもいい。でももう一歩だろう。<br /><br />さらにハイランドふらのにも行った。状況は似ていた。<br />

    7月2日。朝から雨。仕方がないので、なでしこの活躍をテレビ観戦することにした。ラウンジでの観戦はコーヒーが無料で飲めるし、テレビが大きいし、観戦仲間もいるしと、これを選択。シミュレーション的なPKに憤慨したが、オウンゴールにやはりサッカーの神様はいると喜んだ。

    テレビを見終わっても外は雨。意を決して富良野まで行くことにした。ラヴェンダーは8月の干からびたのしか見ていない。時期的にまだ早いが、咲き始めているところはないかと検索してふらのワイン工場を目的地にした。1時間半くらいで着いた。たしかに紫色が広がっているし、においもいい。でももう一歩だろう。

    さらにハイランドふらのにも行った。状況は似ていた。

    ふらのワイン工場 名所・史跡

  • 引き返してファーム富田に立ち寄ることにした。ラヴェンダーはまだでも、他の花があるだろうと考えたのだ。<br /><br />まだシーズン初めだから渋滞はなかったが、それでも車も客も多い。<br /><br />確かにポピーがきれいに咲いている。

    引き返してファーム富田に立ち寄ることにした。ラヴェンダーはまだでも、他の花があるだろうと考えたのだ。

    まだシーズン初めだから渋滞はなかったが、それでも車も客も多い。

    確かにポピーがきれいに咲いている。

    ファーム富田 公園・植物園

  • 良い景色だ。

    良い景色だ。

  • ラヴェンダーも結構色づいている。面積が広いから迫力がある。

    ラヴェンダーも結構色づいている。面積が広いから迫力がある。

  • だんだん晴れてきて、十勝連峰も見えるようになった。

    だんだん晴れてきて、十勝連峰も見えるようになった。

  • 上の畑に行くと、ラヴェンダーはさらに色づいていた。

    イチオシ

    上の畑に行くと、ラヴェンダーはさらに色づいていた。

  • 満足して、花を見ながら引き返した。

    満足して、花を見ながら引き返した。

  • 7月3日。昨日の午後は天気が好転したのに、朝は曇り。しかも霧が下りてきている。今日は名古屋に帰る日だから、活動できるのは午前中だけだ。ギンザンマシコを狙って粘ってみることにした。三脚は持ってこなかったので手持ちである。<br /><br />朝8時45分頃に出ているようなので、その前に着こうと頑張った。7時45分発のロープウェーに乗ったが、やがて霧の中に突入した。展望台についても一面の霧。しかも誰もいない。ギンザンマシコの一番のシーズンは6月だから、もう出ないのかと心配になった。おまけに寒い。<br /><br />そのうちに、2人のウォッチャーが現れて少し安心した。しかし9時過ぎても、何も起きない。霧も深く、たまに晴れるだけだ。<br /><br />9時15分、突然、近くのハイマツにメスが現れた。喜んで撮影した。示した写真はこのメス。この時、妻は遊歩道側にオスを含む群れを見つけて合図したが、再び私は気づかなかった。じきにオスがもっと近くに来た。赤い姿がきれいだ。400ミリのままでは視野をはみだしそうで、もたついて、ピントが甘くなった。オスはすぐに飛び去った。

    7月3日。昨日の午後は天気が好転したのに、朝は曇り。しかも霧が下りてきている。今日は名古屋に帰る日だから、活動できるのは午前中だけだ。ギンザンマシコを狙って粘ってみることにした。三脚は持ってこなかったので手持ちである。

    朝8時45分頃に出ているようなので、その前に着こうと頑張った。7時45分発のロープウェーに乗ったが、やがて霧の中に突入した。展望台についても一面の霧。しかも誰もいない。ギンザンマシコの一番のシーズンは6月だから、もう出ないのかと心配になった。おまけに寒い。

    そのうちに、2人のウォッチャーが現れて少し安心した。しかし9時過ぎても、何も起きない。霧も深く、たまに晴れるだけだ。

    9時15分、突然、近くのハイマツにメスが現れた。喜んで撮影した。示した写真はこのメス。この時、妻は遊歩道側にオスを含む群れを見つけて合図したが、再び私は気づかなかった。じきにオスがもっと近くに来た。赤い姿がきれいだ。400ミリのままでは視野をはみだしそうで、もたついて、ピントが甘くなった。オスはすぐに飛び去った。

    姿見の池周遊コース 公園・植物園

  • そして遠くにまたメス。

    そして遠くにまたメス。

  • すぐに、比較的近くにオスがまたやってきた。

    すぐに、比較的近くにオスがまたやってきた。

  • 今度はゆっくりいてくれたので、写真を撮って、じっくり眺めることができた。

    今度はゆっくりいてくれたので、写真を撮って、じっくり眺めることができた。

  • やや太めだが、首をかしげるとかわいい。

    イチオシ

    やや太めだが、首をかしげるとかわいい。

  • そして飛んで行った。最初にメスが出てから2分ほどの間のできごとである。

    そして飛んで行った。最初にメスが出てから2分ほどの間のできごとである。

  • 10分ほどすると、また遠くにメスが出た。

    10分ほどすると、また遠くにメスが出た。

  • ハイマツの実を食べている。

    ハイマツの実を食べている。

  • そして飛んで行った。

    そして飛んで行った。

  • すぐにまた、2羽のメスが近くに来た。この後しばらく待ったが何も起きなかった。霧も晴れない。<br /><br />近くにギンザンマシコが出た幸運に感謝して引き上げることにした。<br /><br />順調に旭川に着き、名古屋に帰った。天候不順にしては、内容のある旅だった。

    すぐにまた、2羽のメスが近くに来た。この後しばらく待ったが何も起きなかった。霧も晴れない。

    近くにギンザンマシコが出た幸運に感謝して引き上げることにした。

    順調に旭川に着き、名古屋に帰った。天候不順にしては、内容のある旅だった。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • cheriko330さん 2016/07/10 10:47:32
    旭岳温泉
    Takashiさん、おはようございます。

    先日、拝見した旭岳温泉から、おじゃましてます。この時期は特に北海道へ
    行きたくなります。
    そろそろ、ご帰国の時でしょうか? 今は、旅行中でも、こうして連絡が取れて、
    子供の頃には、想像も出来なくて便利になりました。

    海外同様に、国内も素敵な旅をされてますね。温泉は、源泉かけ流しに限りますが、
    現実はなかなか少ないです。
    エゾノツガザクラ始め、可憐な花々と雪渓を見ながらの山歩きも良いものですね。
    アルプスとは、また違う景色を楽しめました。野鳥も可愛いです。

    どうぞ、お気を付けてお帰り下さいね。暫く、浦島太郎状態?かもですが、
    ネットでニュースも分かるし、暑いのだけが実感出来る事でしょう。

    では、また戻られた頃におじゃまさせて頂きます。cheriko330

    Takashi

    Takashiさん からの返信 2016/07/11 05:44:20
    RE: 旭岳温泉
    cheriko330さん

    おはようございます。

    お便りあがとうございます。また旭岳温泉の旅行記を読んで下さり、ご投票頂きありがとうございます。

    日本の山もいいですね。ことに温泉がついていると。たしかに、かけ流しは少ないので、当たると嬉しくなります。

    ドロミテの後、ブルガリアのソフィア2泊、そして慌ただしくウィーンにやってきました。ブルガリアは治安が心配でしたが、取り越し苦労で、物価は安い、見るものは多い(黄金の仮面、リラの僧院など)と楽しみました。ウィーンとドナウ川の渓谷を2日ほど観光すると、いよいよ帰国便です。

    Takashi




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