2015/05/02 - 2015/05/05
1725位(同エリア12036件中)
ヒデールさん
同じ名前って気になるんだよな...
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旅の3日目 昼12:26. 金沢に住むオレがついに金澤へやって来た。
この水郷古鎮の存在を知ったのは9年前、以降いつか機会があれば訪れたいと思っていた場所だ。
もう同じ名前と言うだけで既にこの町には愛着を感じてる。
いいね〜 このメインロード。
ここ金溪路は金澤鎮の玄関口であって一番の繁華街。
手元にある地図を見ると ここから700mほど続く通りには銀行やスーパー、飲食店、アパレル系の店など 生活に必要な物はひと通り揃う感じだ。 -
歩いて来た方を振り返る。
突き当りに信号が見えてる所がバスを降りた国道318号線だ。
この町の主な交通手段はどうやらバイクのようだな。
道の両サイドにある商店の前にも たくさんバイクが停まってる。
写真を撮り損ねたが さっき久しぶりに三輪自動車を目撃した。 -
のどかな町だ
おっ このおばちゃん どうやらバイタクのようだな。 -
国道の交差点から金溪路を150mほど歩くと金浮橋という橋がある。
この橋自体はどこにでもある普通の橋だが 橋の上から川面を眺めると 素朴な水郷古鎮の風情が感じられる。 -
めしを食おうと思い店を探しながら金浮橋から5分ほど歩き鎮政府の辺りまで来たが こっちに来るにつれ店がなくなった。
向こうへ戻ろう。 -
ちょうど昼時だが混んでる店はない。
暇そうにしてる店か ぼちぼち客が入ってる店のどっちかだ。
店の入口に ” 面 ” と書いてある割とキレイそうで ぼちぼち客が入ってる店がある。
ここにしよう -
店内にはでかでかとメニューが貼り出してある。
面は4〜10元、炒飯は8〜9元、ご飯とおかずのセットは10〜11元。
手頃だ -
注文したのは ヌ鳥 腿 面 8元。
味は普通
写真がボケた -
めしを食ったあと食料品店で サントリー烏龍茶500ml(2.5元)を買い 水郷古鎮の散策開始!
まずは鎮政府の建物を左手に見ながら金中路を南下。
なんとも寂しい通りだな... -
この川に架かってる橋は 「寺前橋」
文字通り橋を渡ったところに禅寺がある。
今朝オレは朱家角の禅寺に行ったばかりだから いいやここは。 -
4分ほど歩くと川沿いに道がなくなったので橋を渡り村の中を通りぬける。
-
今度は別の川沿いの道に出た。
おっ 右手にいい感じの石橋がある。
あれ? ひょっとして この橋... -
... と そこへ舟がやって来た。
何の作業船かよくわかんないが生活感があっていいね。
朱家角の川面に溢れてた観光用の屋形船は ここでは見かけない。 -
「江南一の橋の郷」 という呼び名がある金澤鎮に於いて最も希少価値の高い石橋がこの 「普済橋」 だ。
南宋時代の1267年に造られたこの橋は上海地区に残る最古のアーチ型石橋。
う〜ん 傍で見ると風格があるなぁ。 -
高さ5.07mの普済橋に上がってみる。
この辺りも人影がなく本当に静かだ。
向こうに赤い橋が見えてるが ひとまず反対側の南の方へ歩いてみる。 -
またすぐに石橋が現れた。
「放生橋」 だ
そうか金澤にもあったんだなぁ。
石碑を見ると青浦区の保護対象とある。
さっきの普済橋は上海市の保護対象なので文化財としての価値は少し下がるのかもしれないが 立派な石橋に変わりはない。
明代の建造で長さ25.2m、高さ4m -
橋の入口に廟がある。
「総管廟」 というらしい。
こういった橋の脇に廟がある関係は こんな言い伝えがある。
三国時代、東呉の孫権が軍を率いて この地を通過した際、川が四方八方にあったため 部下に橋を造るよう命じると同時に軍の安全を祈願して橋の傍に廟を建てたという。
そういえば さっき見かけた禅寺も橋の袂だ。 -
廟に入ると おばさんが1人いて 「2元払って下さい」 と言われる。
え? 有料?
この程度の廟で...
なんて言っちゃいかんわな。
まぁ2元だし いいか...
ここは場所が良すぎて思わず入ってしまったが スルーしても良かった。 -
廟を出て放生橋を渡ると川の向こうから一艘の舟がこっちに向かってやって来る。
よく見ると川面に浮いてるゴミを拾い集めてる。
中国では道路に落ちてるゴミを拾ってる姿は見たことがないが 川は昨日朱家角でも見たが何回か見たことがある。
これって観光地としてのメンツなのか それとも住民が生活用水として使うからだろうか。
もし後者だとしたら この水質じゃ焼け石に水のような気もするが... -
金澤鎮は鎮全体の面積の3分の1以上を湖や河川といった水域が占めている。
よって古来より金澤の人たちは 「湖沼を得ることは金を得るようなもの」 と称え水をとても大切にしてきたそうだ。
鎮の名前の由来はそこから来てるという。
川の清掃はそういう意味もあんのかな。
そう思うと何かすっきりした気持ちになった。
作業中の皆さん ご苦労さん! -
放生橋から南へ70〜80m歩くと架かっているのが 「如意橋」
花崗岩で築かれた単孔アーチ型の古橋で長さ20.8m、幅3.2m -
如意橋を渡ったところの川の畔でおじさんがひとり寛いでいる。
「中午好! / こんにちは!」
声を掛けてみるとニッコリ微笑んだ。
オレは日本人旅行者だと伝えた上で 「您的家在金澤嗎? / あなたの家は金澤ですか?」 と尋ねると 「そうだ」 と頷く。
オレは持参してきた日本の金沢が載ってる地図を見せ 「我的家在金沢 / オレんち金沢です」
続けて 「一様 / 同じ」 て言って笑い合う。 -
川沿いの道を更に南へ歩くと今までよりも大きな石橋が見えてくる。
「迎祥橋」 だ
元朝時代に建てられたというこの橋はなんとも個性的な造りをしている。
6本の柱に5つの孔はそう珍しくはないが この橋は上海地区に2本しかない煉瓦製の橋だ。
そして石柱と橋の間には楠が棟木に使われていて 煉瓦、石、木 を見事に組み合わせて造られている。
あとは欄干がない。
これは騎馬隊が通りやすいようにと考えたためだ。 -
そんな稀有な存在の 「迎祥橋」 だが老朽化には勝てないようだ。
この告知板によると橋の棟木の老朽化の他 亀裂、断裂、陥没 といった箇所があり橋に偏りが現れていて青浦区より危険と判断されたため当面は通行できないとのこと。
残念... -
迎祥橋の60mほど南に金澤塘橋という車も通る現代風の大きな橋がある。
ここから眺める迎祥橋は30.75mあるという長く緩やかな曲線美のシルエットがとても優雅に見える。 -
金澤塘橋の近くに石碑があった。
「金澤古橋甲天下」 と書かれてある。
金澤に来た証しとして写真に収める。 -
迎祥橋の畔に小さな商店があって そこに地元の爺さん婆さんが集ってる。
その輪から少し離れたところに愛想の悪いおっさんがひとりいる。
「中午好!」 そのおっさんに近づいて挨拶すると ほとんど表情を変えずに軽く頷く感じ。
オレが日本人旅行者だと言うと ちょっと興味がわいたのか でかい声でいろいろ話しかけてきた。
ただ なかなか言ってることが理解できず何回か聞き返したのち 「听不懂 / わかんない」 て言うと おっさんも 「わかんないのか〜 しようがねーなー」 みたい感じで笑ってる。
そんなやり取りを見てた周りの人たちも日本人のオレに興味津々のようで しばらくはオレを中心に会話が進む。 -
愛想の悪いおっさんは名前を聞くと池さんという。
「池さん それ美味い?」
アイスを食ってる池さんに聞いたら 「好吃!」 て言うんで オレも店で同じアイスを買うことにした(1元)
味は日本で食うのと変わらない。
普通にオレンジ味で美味い。
店主も含めてここにいる5人の中国人に日本の金沢を知ってるかどうか聞いてみると ひとりのおっさんだけ知ってると言う。
同じ金沢に暮らす人間どうし もっと交流できたらおもしろいのにな。 -
地元民の井戸端会議に加わり充分庶民の空気を味わった。
ぼちぼち行くか。
「池先生、祝你万事如意 / チーさん、ご多幸を祈ります」 と言って握手をして別れ。
そして金沢の存在を知っていた朱さんには 「レンシニー フェイチャンガオシン / あなたに会えてとても嬉しい」 て言うと目を丸くして朱さんは喜んでくれた。
再見! -
石畳の上塘街を歩きスタート地点の金溪路の方へ向かう。
-
午後2:20. 本当にこの時間 村は静かだ。
みんな勤めに出てんのかな? -
普済橋を越えて次に現れるのが赤い風変わりな橋 「普慶橋」
アーチ型の木造木組構造で技術の高さを感じる橋。
釘を一切使わず69本の木を組み合わせて造ったそうだ。
ただ いつの時代に造られたのかは不明だって。
ミステリアス〜 -
長さ16.8mという橋を渡ってみる。
木造は歩くと 「トントン」 音がして 橋を渡ってることを実感できるのがいい。 -
対岸に来た
ここから北へ向かう道はいったん川から離れるようだ。 -
住宅街の真ん中に教会らしき建物がある。
だからと言って この辺りに見た目がクリスチャン て人はいない。 -
下塘街という路地を歩く。
この辺りは川の向こうの上塘街と同様 白い漆喰の壁に黒瓦という民家が道の両サイドに長屋のように並んでる。 -
金澤のメイン通り金溪路まで戻って来た。
これからこの通りにある金華スーパーの向かいの細い路地に入ってみる。
おっ ここは人がいる。
通りの左手にある商店や飲食店には思いのほか人がいる。
お〜 麻雀ハウスなんか わんさか人がいて活気充分。
閑静な下塘街の景色から一変したな。 -
ただ そんな通りも100mも歩けば また川にぶつかり静かな水郷古鎮の雰囲気に...
-
... と思ったら
ジャラジャラ ガヤガヤ ...
これは牌をかき混ぜる音、 どうやらあの建物だな...
川の畔にある 「江南風韻状元古樓」 と書かれた建物の2Fは巨大な麻雀ハウスになってる。
なんだよ みんな勤めに出てんのかと思ったら こんなトコで遊んでんだ。 -
更に通りを北へ歩くと段々と人影が少なくなる。
その先にまたひとつ橋があるようだ。 -
川沿いに建ち並ぶ民家の間から川面を覘くと その橋が見えた。
「万安橋」 だ -
知名度は普済橋に劣るかもしれないが この万安橋も宋代の建築物で長い歴史を誇る。
-
当初この橋の上には東屋(亭)があったので 「亭橋」 という名前だったそうだ。
橋の長さは29m、高さ5.5m
単孔のアーチ橋で明代と清代に修復が施されている。 -
万安橋の近くの路地に子供がいる。
さっきまで洗濯してたって感じだな。
この水はやっぱ川の水なんだろうな。 -
万安橋から100mほど北上すると街の雰囲気が変わる。
どうやらこの辺りが古鎮エリアの北端らしい。
そこにまた石橋が1本ある。
行ってみよう -
橋の畔の石碑に 「林老橋」 と記されている。
さ〜て そろそろ戻るか。 -
長街を歩いて行くと金溪路の手前に1本川があって そこに架かってる橋が 「天皇閣橋」
明代の建築で3孔の石橋。
長さは22.2m -
橋の欄干には通行人に向かって吠える獅子像8体がいる。
なかなか精悍な顔つきだ。
これで古鎮エリアをひと周りして鎮内に保存されている主な橋を大体観ることが出来た。
ちょっと疲れた...
昨日のマッサージの揉み返しか それとも空気が悪い中 歩き周ったせいか 両方かな? -
来た時にバスを降りた国道318号線に出る。
12〜13分ほど待ってると南の方からバスが現れた。
あ! なんでオレこっち側にいるんだよ。
疲労のせいか うっかり反対車線側でバス待ちしてた。
悪いと思いつつ 横断歩道の信号を無視して乗降中のバスに駆け寄り無事乗車。
再見 金澤!
NEXT旅行記 「金澤から金沢へ帰る路」 へつづく
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