2015/05/30 - 2015/05/31
29位(同エリア413件中)
BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
いきなり「寒~い」タイトルで申し訳ございません。
この場をお借りして皆さまにはお詫び申し上げます(笑)
東京駅から2時間で新潟駅に着きました。
これから磐越西線に乗換えてノンビリと乗り鉄を楽しみます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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新幹線ホームから在来線ホームへ異動中に石炭の臭いがしました。(鼻、耳、舌は敏感です〜笑)
跨線橋上から見るとSLが停まっているではないですか〜
そうそう思い出しました〜この旅行を計画する際に「SL C61ばんえつ物語」に乗るのも良いなと思って行程を作成しましたが喜多方ラーメンを食べる時間がとれないので断念したことを…
※ご参考までに
・小生が乗る各駅停車は新潟駅9:17発⇒喜多方駅11:36着
・SL C61ばんえつ物語は新潟駅9:28発⇒喜多方駅13:04着
喜多方駅の1時間30分の開きは大きいです。新潟駅 駅
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ばんえつ物語が停車しているホームは撮り鉄で賑わっています。
■SLばんえつ物語(JR東日本・列車ポータル)
http://www.jreast.co.jp/railway/joyful/c57.html -
新潟駅は上越新幹線の他、在来線は信越本線、白新線、越後線の始発駅です。
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小生が乗る会津若松行は新潟駅から喜多方駅まで約110km・2時間20分で結びます。
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キハ110系は先週の北東北でもお世話になりました。
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キハ110系の色合いが良いですね。(落ち着いた色です)
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3両編成なので席は空いています。
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先頭車両に乗りましたが車内はこんな感じです。
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体力温存中です。
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9:26 亀田駅に着きました。(新潟駅から9分)
皆さん、亀田と言えばピンときますよね。
ボクシングの亀田兄弟ではありませんよ〜
そうです。
ハッピーターンや柿の種で有名な「亀田製菓」の本社や工場があります。
また、日本酒で有名な「越乃寒梅」の酒造元「石本酒造」も亀田にあります。
今はネットやリカーショップ等で越乃寒梅を購入することができますが、20年ほど前は全国への流通量が少なかったので酒造元へ直接買いに行ったことがあります。
一升瓶は売ってもらえず四合瓶を1人1本だけ売ってもらった記憶があります。亀田駅 駅
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9:37 新津駅に着きました。(新潟駅から20分)
4方向が表記された駅名標です。(カニのハサミのようですね)
・さつき野駅…信越本線
・京 ケ 瀬駅…奥羽本線
・古 津駅…信越本線
・東 新 津駅…磐越西線
かつては駅機能のほか、機関区、工場、そして東西南北の4つに分かれた操車場を有し、新潟県下越地方の鉄道の要衝として機能する「鉄道の街」に相応しい駅でした。新津駅 駅
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新津駅に乗り入れる路線です。
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小生の乗った列車は新津駅を発車し磐越西線を走ります。
一面、水田が広がります。
■磐越西線
新潟県新潟市秋葉区の新津駅から喜多方・会津若松駅を経由して福島県郡山市の郡山駅までを結ぶ路線です。[175.6km・42駅]
新津駅から会津若松駅間は「森と水とロマンの鉄道」という愛称が付けられています。 -
9:52 五泉駅(ごせん)に着きました。(新潟駅から35分)
五泉駅 駅
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※参考画像(ウィキペディアより)
■五泉駅
以前は五泉駅から信越本線加茂駅を結ぶ蒲原(かんばら)鉄道[21.9km・15駅]が走っていましたが、1985年(昭和60年)村松〜加茂間(17.7km)が廃止、1999年(平成11年)五泉〜村松間(4.2km)の廃止により全線廃止になりました。(画面奥が喜多方・郡山方面、手前が新津・新潟方面) -
※参考画像(ウィキペディアより)
当時の蒲原鉄道の車両 -
10:00 馬下駅(まおろし)に着きました。(新潟駅から43分)
馬下駅 駅
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これから先、山間を走ります。
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まもなく咲花駅に着きます。
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10:04 咲花駅に着きました。(新潟駅から47分)
咲花駅 駅
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【ご参考】
※咲花駅の駅舎①(2008.7.27撮影)
咲花温泉には数回宿泊しています。とても静かな温泉街で部屋からの阿賀野川の眺めは格別です(新潟競馬場から車で1時間30分ほど) -
【ご参考】
※咲花駅の駅舎②(2008.7.27撮影) -
【ご参考】
※咲花駅付近の「SLばんえつ物語」(2010.7.25撮影)
露天風呂に入りながら蒸気機関車の汽笛を聴くのも乙なものです。 -
対岸には道の駅「阿賀の里」と船着き場が見えます。
今年は諸事情により阿賀野川のライン下りは取りやめており、「阿賀の里」周辺を周遊する40分コースを運航しているようです。
■阿賀の里
http://aganosato.web.fc2.com/ -
磐越西線は馬下駅(まおろし)から山都駅(やまと)間の60kmほど阿賀野川に沿って走ります。
■阿賀野川
福島県・群馬県に源流を持ち、新潟県を流れ日本海に注ぐ日本有数の川である。
また国が指定した一級水系阿賀野川水系の本流であり一級河川でもある。阿賀野川水系としての本流指定部分は一級河川阿賀野川と一級河川阿賀川(あががわ)であり、その全長は 210 km で日本第10位、流域面積 7,710 km? では日本第8位。また、下流部の河川水流量は日本最大級の一級水系である。(ウィキペディアより) -
10:14 五十島駅(いがしま)を発車したところです。
駅前には立派な家があります。 -
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10:19 三川駅(みかわ)に到着しました。(新潟駅から1時間2分)
スギの木が秘境っぽさを演出しています。 -
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10:29 津川駅に着きました。(新潟駅から1時間12分)
「SLばんえつ物語」は上下列車とも、機関車の給水作業のため津川駅で15分程度停車します。 -
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※参考画像(ウィキペディアより)
津川駅のホーム上に「SLばんえつ物語」のキャラクター「オコジロウ」を模した待合室があります。(2013年に完成) -
■狐(きつね)の嫁入り行列
津川地区のシンボルとして聳え立つ麒麟山にはかつて狐が住んでおり、戦国時代には「津川城」がおかれていたが、「狐戻城」(あまりの険しさに狐も登る事を諦め戻ってしまう程の意)とも呼ばれる程の険しい山であった。この山には古くから狐火(鬼火)と呼ばれる光が見られた。現在はほとんど見られなくなったが、津川の狐火は出現率が世界一とも言われ、麒麟山及び狐火にまつわる数多くの話がある。
この中で「狐の嫁入り行列」という言い伝えがあった。かつてこの地域の「嫁入り」は夕方から夜にかけて行われたため、提灯を下げて嫁入り先に行列していった。この行列が麒麟山の峠を越えていく際に、堤灯の明りと狐火が平行して見えたりしたことからこの言い伝えが生まれた。(ウィキペディアより) -
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新潟県と福島県の県境近くなると車内はご覧通りです。
各駅停車なのに車内検札がありました。もちろん全員が検札を受けました。 -
10:49 豊実駅に着きました。(新潟駅から1時間26分)
この駅は磐越西線新潟県側の最後の駅です。次の駅に停車する時は福島県です。 -
10:54 徳沢駅に着きました。(新潟駅から1時間37分)
福島県に入りました。 -
駅前は数軒の民家があります。
民家の屋根を見ると、この地域は雪深そうな感じです。 -
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福島県に入ると車窓が変わり、徳沢駅〜上野尻駅間では飯豊連峰(いいで)と発電所が見えます。
■飯豊連峰
磐梯朝日国立公園内に位置し、可憐に咲く高山植物が有名で、日本百名山のひとつに数えられている。飯豊連峰の最高峰は、標高2,128 mの大日岳である。
飯豊山は、山形県西置賜郡小国町と新潟県東蒲原郡阿賀町の県境にあるが、南東麓の福島県側から山頂を経て御西岳に至る登山道付近のみが福島県喜多方市になっており、山頂付近は喜多方市である。(ウィキペディアより) -
※参考画像(東北電力より)
このダムは東北電力の水力発電所です。
■上野尻発電所(かみのじり)
阿賀野川水系の水力発電所は生活用水等を確保しながら落差を余すことなく利用し川の流れに沿って階段状に多数の水力発電所が建設されています。
現在、当社における阿賀野川水系の水力発電所は27ヶ所で発電能力は約140万kwと全国でも有数の水力電源地帯を構成しています。(東北電力より) -
あと2日で6月ですが、飯豊連峰の山々は残雪がかなりあります。
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11:07 野沢駅に着きました。(新潟駅から1時間50分)
喜多方駅まで、あと30分ほどの距離となりました。そろそろお腹が空き始めました(笑) -
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喜多方市の街が見えてきました〜
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濁川の鉄橋を渡ると喜多方駅です。
蔵の街喜多方らしい建物が見えます。(画面右・大和川酒造) -
「♪長らくのご乗車、お疲れさまでした〜まもなく喜多方に着きます。お出口は左側です〜」
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11:36 喜多方駅に着きました。(新潟駅から2時間19分、東京駅から4時間36分)
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喜多方は何年ぶりの訪問でしょうか?(喜多方には5回目の訪問です)
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駅前は昔ながらの商店街が無くなっており綺麗な建物と拡張された道路に驚きました。
駅前には喜多方市にある福島県立耶麻(やま)農業高等学校の生徒たちが作成した花のウェルカムボードです。
耶麻農業高等学校では生徒たちが育てたお米をネット販売したり、生徒全員(毎年1年生)が蕎麦打ちの実習があるユニークな学校です。(蕎麦打ち羨ましいなぁ〜) -
■喜多方市はどんなところ?
蔵とラーメンで知られる喜多方市。しかし、喜多方市の魅力はそればかりではありません。喜多方市には多様な観光資源があり、それぞれが様々な魅力を持っています。特に喜多方市には各地域様々な花が咲き誇り、訪れる人の目を楽しませています。
市では豊かな自然を活かし、地域資源としての「花」をテーマにしたまちづくりを進めています。
花でもてなす観光資源発掘・調査検討委員会の設置や、シンポジウムの開催、歓迎オブジェの設置、はなごよみの作成配布等を行ってきましたが、スキー場を活用した花畑や、市民の庭のオープンガーデン化を進めるとともに、地域の花資源による花祭りを開催してまいります。(喜多方市ホームページより) -
早速、喜多方ラーメンを食べに店に向かいます。
道路が拡張され、以前訪れたときの雰囲気が全くありませんでした。 -
今日お邪魔するのは「源来軒」です。(喜多方駅から10分弱です)
源来軒には3度目の訪問です。
お店は道路拡張により以前に比べ約10mほど奥に移店し綺麗な建物に変身していました。
■源来軒(食べログ)
http://tabelog.com/fukushima/A0706/A070601/7000035/
■老麺会
http://www.ramenkai.com/源来軒 グルメ・レストラン
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このお店は喜多方ラーメンの「元祖」と言われています。
■源来軒
喜多方ラーメン発祥の店といわれている源来軒には、土日ともなると全国各地からやってきたお客の長蛇の列ができる。
創業は昭和元年。現在の地に店を構える前は、2年間程屋台で商売をしていた。初代は潘 欽星さん。現在は二代目の星 欽二さんが店を継いでいる。
店を継ぐ前は横浜の中華街で中華料理の修行をしていた星さんは、忙しい今でも、中華料理の講習会を開いたり、中学校から依頼された体験教室を自らの店で行うなど、精力的に社会活動を行っている。
「自分の知っていることは、自分の中だけに閉じこめておかず、教えていきたいと思っています」
初代と自分の代で100人くらいは弟子を育ててきたという星さんのふところの広さが、喜多方ラーメンの味を全国に広げるのに一役かっていそうだ。
「全て手づくりだから支店は出せません」という元祖喜多方ラーメンの味は、やはりここ源来軒でしか味わえない味だ。(会津全集より) -
訪れた日が土曜日と言うこともあり、店内は混んでいました。(2階席もあり)
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麺を打っている方(写真)は源来軒の初代店主ならびに喜多方ラーメンの生みの親「潘 欽星」さんです。
源来軒ではお土産用の生ラーメンを販売しています。 -
ラーメン以外にも定食や丼物もあります。
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来ました〜チャーシューメン。
良い臭いです。 -
いただきま〜す!
麺は中太のちぢれ麺で、スープは少し濃いめのあっさりした懐かしい醤油味です。
チャーシューは少し厚めに切ってあります。
実に旨い!
本当は、ビールを飲みながら餃子もいただきたかったのですが夕食のことを考えラーメン・オンリーにしました。 -
ご馳走さまでした。
美味しかったです。
来た甲斐がありました。 -
時間があるので少し散策します。外は暑く汗が止まりません。(ビールを飲まなくて正解だったかも…)
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源来軒の近く(徒歩1〜2分)にある「お菓子のヤマグチ」に寄り食後のスイーツを買います。
■お菓子のヤマグチ(食べログ)
http://tabelog.com/fukushima/A0706/A070601/7008408/
お菓子のヤマグチ グルメ・レストラン
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創業して60年ほどだそうです。
TVで紹介された時の画像がショーケースの上に貼ってあります。 -
懐かしい紙袋ですね〜
後ほど、会津若松駅から「快速あいづ号」に乗りながら磐梯山の車窓を楽しみながらいただくスイーツ(和菓子)2点を買いました。今は中身はナイショです。(食リポートは次の旅行記でご報告いたします) -
雪国でよく見かける「消雪パイプ」です。
■消雪パイプ
この装置は、柿の種で知られる新潟県長岡市の浪花屋製菓の創業者である今井與三郎が、周囲には雪が積もっているにもかかわらず、地下水の滲みだしている箇所にだけ雪がないことに目をつけ、昭和30年代に考案したとされる。
発祥の地である長岡市をはじめ、長野県北部、山陰、北陸から東北の平野部で雪が多く降る比較的気温の高い地域でよく見られるが、北海道や山間部など、気温の低い地域では、消雪水自体が凍ってしまうため、路面に埋設された電気ヒーターや温水管を熱源とすることで融雪する、ロードヒーティングが多く用いられる。(ウィキペディアより) -
先ほど和菓子を買った店前の通りを歩いてみます。
街並みが何となく蔵の街・喜多方のイメージに近づいてきました。 -
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しばらく歩くとレトロでモダンな建物を発見しました。
若喜商店 名所・史跡
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■若喜商店(わかきしょうてん)
若喜商店は、創業宝暦5年(1755年)。
創業以来、醤油・味噌を造り続けており、現在は八棟の蔵が、蔵座敷・倉庫蔵・道具蔵として残されています。
昭和6年に洋風の食料品店として造られた店舗は天井の漆喰が壮観で、古き良き時代を感じさせます。奥のレンガ蔵とともに登録有形文化財です。(iきたかたより) -
塀もモダンな造りになっています。
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お店の隣には幾つかの蔵があります。
現在は道路に面した蔵は「ふれあい夢くうかん」(イベント施設)に改装され、会津伝統の郷土玩具である張子の「赤べこ」などに絵付けの体験や色々なイベントが行われています。 -
蔵の奥には煉瓦でできた煙突が見えます。
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偶然に、このような建物に出会うことができたのはラッキーでした。
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若喜商店の斜向かいにある旅館です。こちらも古そうな建物です。
■笹屋旅館
開業が明治12年の旅籠。竹久夢二をはじめとし、この地を訪れ旅装を解いた数多くの画家は、即売用の絵を描くのを常とした。そのためこの旅館には多くの絵が残されており、平成2年4月に蔵座敷を美術館として開館した。 (まるごと体験・喜多方より)笹屋旅館 宿・ホテル
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一通り散策が終わり駅へ向かう途中にレトロなコンクリート製の滑り台を発見しました。
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駅近くにある熊野神社境内にあります。(詳細は不明)
結構頑丈にできている滑り台です。 -
喜多方駅に戻りました。
この後は13:44発の会津若松行に乗り会津若松駅で「快速あいづ4号」に乗換えて郡山駅を目指します。
続きは『第二弾・みちのく一人旅③』でご報告いたします。
ご覧いただきましてありがとうございました。
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