2014/07/13 - 2014/07/13
1092位(同エリア2822件中)
まみさん
2014/07/13日 フランクフルト観光
・イコン博物館(ロシアとエチオピアのイコン)
・ドイツ騎士団教区(Pfanei-deutschorden)教会
・カリカチュア博物館
・マイン河畔を歩きアイゼルナー橋を渡る
・シュテーデル美術館(16:25~17:45)
【フランクフルト泊:クラリオン・コレクション・ホテル】
コミック博物館を見学し終えたあと、大聖堂宝物館とシュテーデル美術館に入りたかったのですが、時間が足らなくなり、大聖堂宝物館はあきらめました。
宝物館は、後日、出国日の午前中の半日観光のときに出かけました。
シュテーデル美術館の方は、なんとか1時間くらい鑑賞する時間を捻出することができました。
イコン博物館、カリカチュア(コミック)博物館、シュテーデル美術館───これで本日購入した2日有効のミュージーアムカードのもとは、明日使わなくても、十分とれました。
シュテーデル美術館は、昔の私なら真っ先に入って、半日くらいじっくり時間をかけたでしょう。
西洋絵画の有名画家の有名な絵がたくさんありますが、鑑賞時間は1時間しか残っていなかったので、見たいものを絞り、それ以外はほとんど駆け足しました。
この美術館で特に楽しみにしていたのはカスパー・ダヴィド・フリードリヒとドイツ表現派の絵ですが、ちょっとしかなく拍子抜けしました。
でも、フリードリヒとテイストが似た壮大でロマンチックなカール・フリードリヒ・シンケルの絵は、今回、改めて気に入りました。
シンケルは、むしろ新古典主義の建築家として有名でしょう。
ベルリンで最も美しいといわれるジャンダルメン広場や博物館島のアルテ・ナショナルギャラリーを設計したのは彼です。
なので、彼が絵も描くなんて知らなかったのですが、あとで調べてみたら、逆でした。
シンケルはフリードリヒの絵を見て、自分には到底、彼のような絵は描けないと、画家から建築家に転向したようです。
確かに、シンケルの絵とフリードリヒの絵を比べると、フリードリヒの絵の方が、断然、凄みと神々しさがありました。
シンケルの絵もステキなのですが、同時代で身近にフリードリヒのような画家がいたら、確かにシンケルは、画家としては2番手に甘んじるしかなかったでしょう。
でも、シュテーデル美術館では、シンケルを含め、かつてドイツ絵画史の本で小さな写真をたよりに一生懸命解説を理解しようとしたその絵画がたくさんあり、小さな口絵で見ていた絵のオリジナルに出会えた感動を久しぶりに味わうことができました。
しかし、今は、西洋絵画史をあまりひもといていないです。
私の中では1番好きなジャンルというわけではなくなってしまいました。
年を経て趣味が変わってもおかしくないですが、一抹の寂しさも感じました。
<2014年ドイツ旅行:簡易旅程>
07/02水 職場から成田前泊
07/03木 成田第2空港からJALでヘルシンキ経由でベルリンへ
07/04金 ベルリン観光1日目
07/05土 ベルリン観光2日目
07/06日 ベルリン観光3日日
07/07月 ベルリン観光4日目
07/08火 ライプツィヒへ移動&観光
07/09水 ナウムブルク日帰り観光
07/10木 アイゼナハへ移動&観光
07/11金 ゴタ日帰り観光
07/12土 エアフルト&ワイマール日帰り観光
07/13日 フランクフルトへ移動&観光★
07/14月 イトシュタイン日帰り観光
07/15火 マールブルク日帰り観光
07/16水 ハーナウ&シュタイナウ日帰り観光
07/17木 フルダ日帰り観光
07/18金 ハイデルベルク日帰り観光
07/19土 フランクフルト半日観光~夕方出国
07/20日 JAL直行便で14時頃に成田第2空港着
※この旅行記の対象の日に★をつけました。
詳細旅程はこちら。
「2014年ドイツ旅行~12年ぶりの再訪~【旅程一覧】」
http://4travel.jp/travelogue/10909977
準備編や帰国後の背全体の感想は、ブログ「まみ’s Travel Diary(http://4travel.jp/dynamic/jump.php?url=http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/)」
に掲載しています。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2014年7月現在、12年ぶりのシュテーデル美術館!
ああ、ここに前にも来たことがある、というデジュブ感! -
古典主義的で有名な西欧絵画の殿堂にふさわしい豪華な建物の中で
時刻はすでに16時を過ぎていたので、閉館18時まで鑑賞できる時間は1時間半程度。
実際の鑑賞時間は16時25分から17時45分まで。
(海外のミュージーアムでは、閉館時間は来館者の鑑賞終了時間ではなく、館員の勤務終了時間なので、クロークに預けた荷物を引き取ったりすることも考え、17時45分で引き上げたわけです。)
1時間半程度では全部は丁寧に見られないので、自分にとってのハイライトをきっちりおさえ、そうでない絵画はスルーし、メリハリをつけて見学することにしました。 -
階段を上がって古典名画ルームへ
階段の踊り場にも所狭しと有名な絵画が展示されていましたが、時間に余裕がなかったので、涙を呑んで見送りました。 -
デリック・ブーツの「聖母子」(1475年頃)
ドイツ絵画史の中で、中世絵画の代表として紹介される超有名な絵です。
お母さんのおっぱいがとてもリアルです。
母子ともに、とてもいい表情をしています。 -
ヤン・ファン・アイクの「聖母子」(1437年頃)
これも超有名な絵なので、実物に再会できて感激しました。
光と影の処理がうまく、さりげないようでいて、とても計算された空間描写のおかげで、母子の温かい交流が伝わってくるようです。
と、解説からつまみ読み。
解説は、見ている者にこれほど親近感を与える絵画は、ヤン・ファン・アイクの作品をおいてほかにはない、とも書かれてありました。 -
ロヒール・ファン・デア・ウェイデンの「メディチ家と聖母子」(1453-1460年頃)
メディチ家のメンバーが聖人に扮して描かれている、宗教画の形をとった一種の家族の肖像画です。 -
少女のような聖母と、ボールのようなおっぱいからお乳を飲むリアルな赤ちゃんイエス
これもやはり母子の温かな交流が感じられて、ほっとする絵でした。 -
ルーカス・クラナッハ(父)の「聖家族の祭壇」(1509年)
聖家族といっても、とても生き生きしていて、幸せそうなふつうの家族に見えました。
これは、ヴィッテンベルクの宮廷においてクラナッハが最初に手がけた祭壇画だそうです。
聖アンナの旦那はマクシミリアン皇帝で、皇帝に対し、サクソンのフリードリヒ賢王とザクセン選帝侯ヨハンが忠誠を示す、という政治的意味合いを持つ絵だそうです。
それはきっとテラスの3人のことでしょう。 -
杖を持つ幼児の洗礼者ヨハネがけっこう可愛い
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祖母に抱っこされ、母にリンゴ(?)をねだる幼児イエス
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ルーカス・クラナッハ(父)の「ヴィーナス」(1532年)
澁澤龍彦さんの絵画エッセイ集「幻想の肖像」の口絵としてでしたが、私が初めて目にしたクラナッハの絵がこれです。 -
「天国の小さな庭」画家名不詳(1410-1420年頃)
よく書籍の表紙で見かける有名な絵です。
だからこれも実物に再会できて、感動的でした。
天国の閉じられた庭と世俗の宮廷の愛の庭のテーマが融合したものだそうです。
ブルーがとてもきれいです。
ゴシック的な絵で、動植物はとてもリアルに描かれています。
24もの植物と12種類の鳥が確認できるそうです。
それだけでも、じっくりと見ていたい絵でした。 -
アルテベルクの三翼式祭壇の扉絵(1330年頃)
大天使ミカエルやテューリンゲンの聖エリザベスの生涯や幼子キリストを拝みにきた三賢者の訪れなどが描かれています。
しかし、なによりもきれいな色づかいと味のある絵柄が気に入りました。
このうち、いくつかの絵に注目してみましょう。 -
悪魔を退治する大天使ミカエル
ミカエルは天使軍団の指揮官です。
白から黒へグラデーションする翼の色、赤と緑の衣、優雅な手つき、画面いっぱいのタテ・ななめ・ヨコの力強い構図。
注目したきっかけは、モチーフの意味が分かる絵ということでしたが、見れば見るほど惚れ惚れする絵でした。 -
キリストに祝福される聖エリザベスかな
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馬小屋でのイエスの誕生
自分の子じゃない息子を見ているヨハネの顔には複雑な表情が浮かんでいるように見えます。 -
ストラスブールのマイスターによるキリスト十字架磔までの図(1510-1520頃)
キリストの十字磔そのものでなく、磔までの前段階の3場面が描かれた、きわめて珍しいモチーフの絵で、前景と後景で時代と地方の違う特徴が出ているそうです。 -
ゴルゴダの丘に向かう途中で一休みするぼろぼろのイエス
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嘆くマリアと弟子の女性たちは、ものすごーく後ろに、ちっちゃく
-
フェルメールの有名な「地理学者」(1669年)
-
壁に外光が当たっている様子もとてもリアル
解説によると、フェルメールが捉えたかったのは、地理学者がふと考えに浸っているその空気とのこと。 -
バルナバ・ダ・モデナによるすばらしく中世的な聖母子像(1367年頃)
ここからしばらくイタリア絵画。
ジェノヴァの画家ですが、あきらかにビザンチン様式で、イコン風に描かれています。
と言われると、なるほど私の興味を引いたのはその部分かと納得@
そして母子の間に漂う親密な雰囲気は、シエナ派やフィレンツェ派の影響もある、といわれてさらに納得。
私の好きな4つの要素がいい具合に融合している絵でした。 -
目以上に何かを雄弁に語る手の動き
足裏をさするか、かいている赤ん坊のイエスのしぐさが、ふつうの赤ん坊のあどけなさを感じさせて、ほっとします。 -
母子の表情に注目
我が子を愛しげに抱き、嬉しそうにしている母の愛に満ちたマリアの表情と、ぽけっとした赤ん坊のコントラストが気に入りました。
母子の顔がこれだけ近いのもいいかんじです。 -
これも澁澤龍彦さんの「幻想の肖像」で初めて出会あった女性画の一つ
そのエッセイを読んだのは、はるか昔、高校生のときです。
あの当時の私は、ボッティチェリを知りませんでした。 -
ポッティチェリの「ニンフに扮するシモネッタ・ヴェスプッチ」(1480年頃)
ボッティチェリの描く女性の髪の表現がなんともいえず好きです。 -
カルロ・クリヴェリの「受胎告知」(1482年)
私が好きな絵は小さな祭壇画のみしかありませんでした。
ただしこれは対になっていて、2枚ありました。 -
優雅で妖艶な雰囲気をたたえたマリア
-
対になった祭壇には、受胎告知する天使ガブリエル
建物の表現もステキですが、いかにもイタリアの街並み。
なのでこの天使ガブリルが深窓のお嬢さんの部屋の窓の下にこっそりとやってきた恋人に見えてきてしまいました(笑)。 -
ハンサムな天使ガブリエル
美青年にも見えるし美女にも見える天使には中性的な美しさがあります。
翼がすばらしいです。 -
もう一度、クリヴェリらしい女性像のマリアに注目
-
ベリーニの聖家族と洗礼者ヨハネ
マリアの夫のヨハネと洗礼者ヨハネのダブル・ヨハネが登場しています。
ヴェネツィア派らしい色彩の華やかさも気に入りました。
自然な表情のマリアもいいです。 -
静かな笑みを浮かべたマリア
-
トマス・ローレンスの「ジョージ・キャベンデイッシュ伯の子供たち」
イギリス絵画より一枚。
それまで絵画に描かれる子供たちのポーズは権威たっぷり、人為的で彫刻的でした。
でも、これは、そんな伝統的な子供の肖像画から脱した作品だそうです。
子供たちの表情やしぐさがとても自然に描かれています。 -
ちょっと肩がはだけた、あどけない色気のある少女
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バルトロメオ・メネト画の女神フローラの紛争をした女性の肖像画(1520年頃)
今度は中世フランドルの絵画へ。
ルクレツィア・ボルジアだという説のある肖像画です。
ルネサンス期のイタリア貴婦人の間では、女神フローラに扮して自らの肖像画を描かせることが流行りました。 -
蠱惑的な瞳と細かい金髪に魅せられて
この絵も、澁澤龍彦さんの「幻想の肖像」で初めて目にしました。
高校生当時の私が、ちっちゃな口絵を頼りに読み解いたエッセイの、その原画、と思うと感慨無量です。 -
ラファエロの師匠のペルジーノによる聖母子と子供の洗礼者ヨハネ(1495-1500年頃)
これはもちろんイタリア絵画。
ペルジーノは、かつて1990年代に私がイタリアを中心に旅行していたころ、ペルージャの国立美術館ですっかり魅せられた画家です。なつかしい。
この絵画は弟子ラファエロも担当しているようです。 -
やさしく赤ちゃんを抱く母の手と可愛らしい赤ちゃんの手に注目
母の手つきはやさしいし、この赤ん坊が迎える最期を知っているわけではないけれど、赤ん坊を過酷な運命から守ろうとする母の必死さがうかがえるようでした。 -
巨大な名画がゆったり鑑賞できる展示室
-
階段の踊り場にもほんとは見逃せない名画が並ぶ
だけど時間が足らなくなるので、このあたりは惜しくもスルー。
カスパー・ダヴィッド・フリードリヒにじっくり時間をかけたいのです。 -
カスパー・ダヴィッド・フリードリヒの「霧がたちこめる山脈」(1835年頃)
美術館の館内マップで、フリードリヒとシンケルに割り当てられた大きな部屋があったので期待していましたが、フリードリヒの絵は2〜3枚程度しかなく、がっかりしてしまいました。
もちろん、フリードリヒらしい雄大かつ厳かな風景画が1枚でもあって良かったですけど。 -
もちろん、ゲーテが描いたのではなく、ゲーテが描かれた絵です。
ゲーテのイタリア旅行中のものでしょう。
ゲーテ自身も絵を描き、この絵のテーマのイタリア旅行中にはスケッチを残しています。
ゲーテくらいの階級の人の当時の典型的な旅の服装だと思いますが、膝小僧が見えているところが若々しいです。
でも、仕上げはいかにもスタジオで、というかんじの絵です。 -
頭の中で文章を組み立てている風情の気むずかしい顔のゲーテ
-
エルンスト・デーガー(Ernst Deger)の「若い娘の肖像画」(1835年)
まるで若い聖母マリアの絵と言われても納得するような、宗教的な雰囲気もある絵です。
デーガーは、ビーダーマイヤー様式ともいえるデュッセルドルフ派(ビーダーマイヤー・ロマン主義)だそうです。 -
アーノルド・ベックリンの「海辺の別荘」(1871-1874年)
ベックリンにとって、この集第で描いた3枚目の絵だそうです。
ベックリンの独特なメランコリックな雰囲気のある絵はとても惹かれるものがあります。 -
海辺にたたずむ女性の姿と別荘にもう少しフォーカスすると
夕焼けがフレームアウトするので、絵の雰囲気が変わり、日没後の月明かりに照らされた夜の絵のようになりました。
そんなときにたった一人で海辺にたたずむ女性の姿は、ますます、この世のものではないかのようになりました。 -
印象派のアルフレッド・シスレーの「秋のセーヌ河畔」(1876年)
こういう絵は写真を撮るときに構図を考える上で参考になりそうだと思ってしまいます。
絵の場合は多少モチーフの配置やアングルを調整できてしまいますけど。 -
セーヌに浮かぶボートを中心に、タテ構図にしてみる
絵画写真の面白さは、構図いじり@
無造作に見えながら適格なラインが印象派のたまらない魅力の1つです。 -
ロヴィス・コリントの「冬のヴァルヘン湖」(1923年)
穂食えうの景色のようです。
実際の景色を見たいと憧れる絵です。 -
湖畔の人影や対岸の景色に注目
やはり無造作ながら適格な筆致に惹かれます。
その筆致を近くでじっくり鑑賞できるのが、原画の魅力。 -
エリック・ヘッケルの「ホルンシュタインの風景」(1913年)
私の大好きなドイツ印象派ブリュッケ・グループの画家の絵です。
ブリュケ・グループの、こういった大胆かつ少し憂いを含んだ色づかいと構図が大好きなのです。 -
手前の緑をカットして嵐のドラマチックさに迫る
遠景に、嵐にかすむ小屋のようなものがクローズアップされてきました。 -
キルヒナーの「2人の婦人とたらい」(1913年)
キルヒナーらしい世紀末の粋な女性たちがテーマの絵ですが、解説を読むと、彼女たちは娼婦とありました。
手を洗う女性というテーマが、現代てはなんともないですが、当時の道徳観からすると、セクシュアルなものを連想させたのでしょうか。
衣装のピンクと緑とたらいの白のコントラストが目を引きました。 -
フォルカー・ベーリンガーの「理想的な田園風景」(1935年)
実ははじめは、形而上学派のデ・キリコの絵かと思いました。 -
ヤギをあやす女性を中心に
こんな田園にどーんと大時計があるのは異様で、やはりデ・キリコ的です。 -
アレクセイ・フォン・ヤウレンスキーの「抽象的な東部/ピンクのシンフォニー」(1929年)
これも抽象画の代表として紹介されているのを絵画史の本などでよく見かける有名な絵です。
このデザイン性と、やはり憂いを含んだ色使いがとても私好みです。 -
ピカソの有名な抽象画「フェルナンド・オリヴィエの肖像画」(1909年)
モデルはピカソの恋人です。
ピカソの芸術に理解がある人だつたと思いますが、この肖像画はあんまり嬉しくなかったでしょうね。 -
男にしか見えない顔がどどーんと
実はずっとモデルは男かと思っていました(笑)。 -
私の大好きなフランツ・マルクの動物シリーズ「雪の上の犬」(1911年頃)
「青騎士」グループ創設メンバーのマルクの動物シリーズは、当然、色彩コントラストも重要な鑑賞ポイントです。 -
オーギュスト・マッケの「2人の少女」(1913年)
抽象絵画的な背景から鮮やかに浮かび上がる少女のなにげないポーズとさわやかなイメージとすばらしい色彩感覚で目を引いた絵です。 -
大きなパンを抱えた少女の手つきにもあどけなさがあふれ
買い物を楽しみ、商品を見て目を輝かせている日常の喜びにまちた少女の表情がとてもステキです。
平凡だけど、平和な日常のありがたさ。 -
エルンスト・ヴィルヘルム・ナイの「帆を準備する漁師たち」(1937年)
はじめ、機械社会を風刺している絵かと思ってしまいました。
ある程度モチーフが分かる抽象画で、これもデザイン性や色彩がとても好みです。 -
リオネル・フェイニンガーの「ゲルメローダ(Gelmeroda)の村の池」(1922年)
ニューヨーク生まれの画家だったようですが、むしろヨーロッパ的な絵だと思ってしまいました。
アーサー王伝説の湖畔の城の場面、とか思い浮かべてしまったのです。 -
ヨハネス・モルツァーンの「寓話?」(1948年)
いまどきのアニメなどで、バーチャル世界がこんな風に描かれそうです。 -
目を引いてじっくり眺めたくなった、コリンヌ・ヴァスムート(Corinne Wasmuht)の「バリア」(2008年)
1964年ドルトムント生まれで、まだ生きている現代画家(2014年7月現在)の作品です。
写真コラージュの巨大な絵でした。
まずは全体像。
でも、かけらに収めてしまうと、どうしても迫力がなくなってしまいます。 -
静かな街中の公園に見えた中央部分
よく見ると、確かに関係ない写真のコラージュなのです。 -
案内看板のある咲くの向こうに建物があるようにも見えたり
コラージュの写真の上にもいろいろ描かれてありますが、もとの写真を模様のように捉えて、まったく新しい世界を作り上げるのが、こういうの絵の面白さですね。 -
テラスから見下ろす都会の景色に見えた端の一画
とても不思議な新しい世界が再生されていて、巨大な原画を近くでじっくり見ないと、写真コラージュとは気づかないくらいでした。 -
ゲルハルト・リヒターの「街の景観」(1968年)
1932年ドレスデン生まれの現代画家の絵です。
筆で描いた現代書画に見えました。
荒々しいタッチとモノクロで描かれた町の景観がかえってとても新鮮に見えました。
パズル的な面白さもありました。 -
中央を少しズームして
この程度モチーフが分かる絵らしい絵は、とても私好みです。 -
ヨルク・インメンドルフの「能動と受動」(1980年)と「ポジション」(1979年)
現代画家の作品ですが、画かは2007年に62才でなくなっています。
戦争世界を風刺しているように見えた、ドキッとする作品2つ。 -
こっちが「ポジション」で、椅子側からテーブルを見たところ
なんともいえずぞっとするのに、どこか引き寄せられましたが、怖いもの見たさの心理かもしれません。 -
椅子の後ろから見たところ
人間はいろんな犠牲の上に成り立っている、とでも言いたげ。 -
ヴォルフガング・マットイヤー(Wolfgang Mattheuer)の「コロッセウス II」(1970年)
好みというより、これもなにか目を離せない作品でした。
まずは全体像。 -
少しだけズームして周辺をトリミングしたもの
背後の海辺のような景色が消え、巨人が町を覆う様子が強調されました。
顔はムッソリーニに似ているようです。 -
A. R. ペンク(Penck)(別名ラルフ・ウィンクラー)の「フランクM」(1978年)
1939年ドレスデン生まれの現代画家の作品です。
巨大な抽象画。
ほんとは複雑な要素から成り立っているのでしょうが、プリミティブアート的な可愛らしさを感じてしまいました。
うごめくお化けたちってかんじに見えたので@ -
ウォルター・ダーン(Dahn)の「無題(大きな黄色い頭の横断)」(1984年)
1984年聖トニス・バイ・クレフェルト(St. Tonis bei Krefeld)生まれの現代画家の作品です。
シニカルなミロの絵みたいで面白いと思いました。
最後の方の現代アートは、時間がないのでスルーできるかと思ったのですが、絵に込められた意味が分からなくても、気に入る作品、好みの作品が意外とあるものです。
シュテーデル美術館編おわり。
次は、フランクフルト1日目でミュージーアム以外の街中撮影の写真でまとめた旅行記です。
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