イラン③　４日目　ヤズド　ゾロアスターを学ぼう！

2015/05/15 - 2015/05/25

ゾロアスター教、名前を知っている程度でしたがこの旅で非常に興味を持つことになりました。
もっともっとお勉強したくなりました♪

テヘラン、イスファに比べどんどん暑くなってきた～

エリア ヤズド(イラン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

今日はイランのど真ん中ヤズドを目指します。

いい感じの運転席

なんて言ってたら、ラジエターのトラブルで２時間あまり足止め〜
でも、ひとりで油まみれになって修理するドライバーさんの姿はもう感心するしかありません。
しかも通常立ち入れない警察の検問所でトイレを貸してくださり、ワクワク体験もできちゃいました！（中に卓球台とかあった〜）

それから辺りをお散歩してたら小学生の課外授業に遭遇したので、
ツアー中に覚えたペルシャ語でごあいさつ＆自己紹介をして、撮影の許可をいただきました。
子供達がみんな一緒に「サラーム！」と笑顔で言ってくれて嬉しかったです。

おやつにいただいたゴマキャンディー

無事バスの修理も終わり、ここは隊商宿キャラバンサライ。
2500年前から造られていたそうです。
今は一軒の廃墟だけ...

糸杉

今も現役の地下用水路（カナート）はペルシャ人が発明したそうです。

昼食はローストチキンと長粒米ピラフ
昨日のタ・チーンに引き続き鶏料理でウマウマ（＾＾）

レストランの壁にかかってた絨毯が素敵ですね。
こういうのを売ってたらいいのに

中庭の薔薇
暑さが増してきました。

ここでドライバーさんは先ほどの修理で油にまみれたジーンズをお洗濯。
暑くて乾燥しているので、食べてる間に乾いちゃう！

ヤズドに到着、暑い〜

金曜日のモスク（イスファにもありましたが、金曜日はお祈りの休日ですからね）

イランで１番高いミナーレ

ここのイワーンも小ぶりながら素晴らしい。

あそこにもお祈りの文字が！

壁面のモザイク

１ｃｍほどのピースが使われています。

中のミヘラブの天井もすごい！

寄ります！

めいっぱい寄れた〜

司祭の礼拝席は一段低くなっています。
頭石も置いてありますね。

この壁のモザイクはコーランの文字が幾何学模様にデザインされています。
アラビア文字には見えない、迷路にしか見えないw

こちらも同様

これこれ♪

美しい〜

隅の方でお祈りしています。
モスクでこの光景に出会うと、敬虔な気持ちになりますね。

夕方のお祈りに向けて絨毯のお掃除中

モスクから出て左手は現役のバザール

右手はバザールの廃墟
ここに入っていきます、ガイドさんありがとう！嬉し過ぎる〜

そのまま放置のお店も

タイムスリップした気分になれます♪

危険！　こういうのはアラビア語と同じなんですよね〜

ゾロアスター教拝火神殿

ゾロアスターのシンボル
天使の輪っかも羽もこれに起源があると知ってびっくりしました。

今回の旅行でゾロアスター教にとても興味を覚え、家に帰って娘に自慢したら「そのくらい知ってた」だって

１６００年前から絶えなく燃える聖火
ガラス越しなのでこれが精一杯ですが、周辺のイラン人にはえらく褒められました。

ゾロアスターの創始者アフラマズダ（想像画）

町の八百屋さんに寄り道

ドライバーさんがスイカを選んでいます。

イランの梅、激酸っぱ〜い

沈黙の塔、鳥葬が行われた高台

こちらは男性用の大きな山、右に位置する女性用に登りましたが撮り忘れました。

死者の家族は鳥が食べ尽くすまでの１週間、この宿で待機したそうです。

鳥葬と聞くと何だか恐ろしいイメージを抱いてしまいますが、
この世を汚さないというゾロアスター教の教えに従い、土を汚す土葬や空気を汚す火葬ではなく、鳥に乗せて天に帰す葬送をという説明を聞いて深く理解するに至りました。

皆さんと

１９３０年代に鳥葬が禁止されてからは、ゾロアスター教徒もイスラム教徒同様土葬となりました。

バスに戻ると先ほどのスイカが
イランのスイカはどれも甘くて美味しいですが、この時のスイカが１番でした！

サファーイエホテル・ヤズド

地下のサロンがリヤド風のすてきなホテルです。

星はいくつか知りませんが私はこのホテルが１番好き♪

メッカの方向に向いたお祈り用のプチ絨毯

TVで観たことのあるドクターフィッシュ、まさかこんな所でお目にかかるとは！

お部屋にあったアラビア数字のカレンダー、フリーで来たらこういう物を探して歩けるのに...