2008/11/22 - 2008/11/26
79位(同エリア99件中)
しろくろさん
憧れのイランへの想いが抑えきれず毎日悶々としていた私が運命的に辿り着いた「ていわ」さんhttp://web.mac.com/teiwa_me98/
イランの短く美しい秋と旬の美味しい果物を求めて、ついにペルシャの大地を踏むこととなりました。
イラン人ガイドのレーザーさんと私、珍道中の幕開けです。
※イランのビザについて
1週間以内の滞在なら空港でも取得可能のようですが、ビザに関しては流動的なので心配性な私は日本で取得して行くことにしました。個人の場合は事前にイラン外務省の「許可番号」を頂く必要がありますが、ていわさんでサポートしてもらい個人でも問題なく取得できました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- エミレーツ航空
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直行で便利なイラン航空は運休が相次いでいるとの情報から、飛行機好きとしては一度乗ってみたかったエミレーツ航空で行くことにしました。しかし燃油サーチャージ高っっ!
機内食は質・量ともに大満足です。特にデザートがグ〜。 -
日本人乗務員は2、3人いらっしゃるので安心です。とっても陽気な彼女は台湾とドイツのハーフとのことで、お美しいので写真を撮らせていただきました。
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早朝5時頃ドバイ到着です。
これから2時間後にイランの首都テヘランに向けて乗り継ぎです。
こんな時間にもかかわらずドバイ空港の人の多さと活気にビックリ! -
約2時間でテヘランのイマーム・ホメイニー空港に到着。到着前にいそいそとスカーフとコートを身に着けます。事前にビザを取得していたのですんなり入国できましたが、入国審査手前の窓口に何やら長蛇の列(恐らくビザ申請)が出来ていました。
ガイドさんと落ち合い、早速ハイウェイ沿いのレストランで昼食です。 -
まずはチャーイを一杯。熱ければソーサーに移して冷まします。口に含んだ角砂糖を溶かしながら飲むのがイラン流です。
鶏の串焼きとナーンには、コーラが絶妙に合います。 -
炭で肉を焼いている所を見せてもらいました。
お兄さん恥ずかしそうです。 -
ガイドさんの車でテヘランからヤズドへ向かう道すがら、狙い通りの見事な紅葉が楽しめました。
と、いってもイランの山々は日本のように全体が赤く染まることはありません。 -
ヤズドでのホテルは「ファルハング」です。
街中にあり便利だと思います。部屋もきれいです。
翌日の朝食はナーンとジャムかバター、チャーイ、ゆで卵といったものでした。 -
イランでは「ズールハーネ」といって、男性達が集まって古式体操を行う場があります。
太鼓と歌のリズムに合わせて準備体操やこん棒を振り回したりと、各自の力と技を競い合います。
これはとても面白いです。 -
夜のバザールを散策します。
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布地店に入ってみましょう。
ミッキーがいます!! -
砂と風の町ヤズドの家々の壁には、一見ただの模様のような凹凸がつけられています。これは風で飛ばされてきた砂が凹凸部分に当たって落ちやすいようにするためだそう。
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イランで最も高いメナーレ(塔)をもつという「マスジェデ・ジャーメ」内部のエイヴァーン(天井の装飾)です。
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信者が集まってメッカの方角へ向けて礼拝します。
礼拝のリーダーはあえて皆より低い位置となる穴に入ります。偉い人ほど腰が低いものですね。
この写真では左の壁だけですが、左右の空間へと繋がる通路からやってきた信者が、顔を見せることなく「告白」(キリスト教の「告解」みたいなもの?)出来るようになっています。 -
「アミール・チャグマーグのタキイェ」の入り口で、ポスターを貼ったりとイベントの準備をしていました。交通事故で亡くなった多くの人々のための追悼集会だそうです。
イランの無茶苦茶な交通マナーを見ていると納得。 -
古代ペルシャでは国教であったゾロアスター教(拝火教)神殿です。
ヤズドには今でも多くの信者がいらっしゃるそうです。 -
赤茶色のヤズドの町の中で、花と緑に囲まれたこの神殿はまさにオアシスのようです。
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ここでは、各所に移動されつつも1,000年間以上、この場所では700年間燃え続けているという聖火を見学できます。僧侶が火を絶やさないよう交代で見守り続けているそうです。お疲れ様です…
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次は「沈黙の塔」です。
ヤズド中心から車で少し行くと茶色い荒野が見えてきました。
沈黙の塔は、ゾロアスター教徒の墓場です。
彼らは火を神聖視するので遺体を火葬にはせず、鳥葬にします。鳥に運ばれて早く天国に行けるという意味もあるそうです。 -
この辺りの夏の暑さは尋常ではないそうで、蟻の足は地面の熱さを避けるため、この通り非常に長くなっています。羨ましい。
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二つの塔(山)があります。
以前は男性用と女性用だといわれていましたが、本当は一方を使用後清掃し太陽の光で消毒している間、もう片方を使うそうです。 -
ひ弱なので向かって右側の低い塔に登ってみました。
眼下には、鳥葬の間の遺族の待合/宿泊所が点在しています。
奥にはゾロアスター教徒のための土葬の墓地があります。現在は鳥葬が禁止されているためです。 -
塔の内側はこんな感じです。
周りに遺体を並べ、遺骨は中央の穴に入れて下で遺族が拾うという仕組みだそうです(現在はふさがっています)。 -
ヤズドは砂糖とざくろが有名だそうです。
しかしざくろを求めて果物屋さんを覗いてみましたが見当たりません。
ガイドさんが甘いレモンとオレンジなどを買ってくれました。
昔ながらの量り売りなんですね。 -
と、まさにざくろ工場を発見です!
ざくろの果汁を煮詰めたシロップ、通称「ざくろケチャップ」用に出荷するざくろを袋詰めしていました。
イランのざくろは非常に味が濃く甘くて美味しいです。 -
ヤズドから次の目的地シラーズに向けて、私たちの車はイランの大地をひた走ります。
ハイウェイ沿いには一定の間隔でこのようにお祈りのためのモスクがあり、イスラーム教徒のガイドさんも安心です。 -
昼食のためにレストランへ。長距離トラックの運ちゃんしか来ないような男前な店です。
ヤズドで見たざくろケチャップが出てきました。ご飯(チェロウ)に鶏肉の丸焼きを適当に割いてのせ、ケチャップをかけると最高です。
なぜか生たまねぎをかじりながら食べます。
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