松本 ① ドラマ「白線流し」のロケ地巡り

2015/06/16 - 2015/06/18

ドラマ「白線流し」を久しぶりに観たくなって、本編からSP「白線流し～夢見る頃を過ぎても」まで数日掛けて観ました。
観ている内に松本に行きたくなり、2泊3日の松本一人旅を計画しました。
travelerの方達の旅行記を見て、調べてみると…。
松本から穂高まで電車で30分足らずで行ける?
それなら大王わさび農場にも行ってみたい！
サイクリングも楽しそう！
松本に行くなら松本城も観たい！
北陸新幹線とワイドビューしなのにも乗りたい！

宿泊先の松本ホテル花月で借りた力車(無料のレンタサイクル)、穂高では「しなの庵」さんの電動付き自転車のお陰で希望以上に楽しめました。


6月16日(火) ー 1日目 ー

上野駅 7:26 発の『かがやき５０３号』で長野へ
長野で『ワイドビューしなの』に乗り換えて
9:50 松本駅に到着。


ドラマ『白線流し』

= 主な登場人物 =

七倉 園子（酒井 美紀）
大河内 渉（長瀬 智也）
飯野 まどか（京野 ことみ）
富山 慎司（中村 竜）
長谷部 優介（柏原 崇）
橘 冬美（馬渕 英俚可：馬渕 英里何）
汐田 茅乃（遊井 亮子）
小澤 雅子 (余 貴美子) ※ 松本北高校の教師



松本到着後、徒歩で七倉 園子(酒井 美紀)が、父亡き後に母と二人で暮らしていたマンション前にあるしなの鉄道と並行する徒歩専用の橋へ。

エリア 松本(長野)

まず、松本駅ビルMIDORIの4Fでお土産の下見をして、トイレに行きました。
ここのトイレはキレイです。
https://www.eki-midori.com/

その後、松本駅お城口を出て、向かって一番左にある道を行きます。

平日の10:00頃…。
あまり歩いている人はいません。
最初の信号を渡って左に曲がり、二股に別れた右の坂道を登ると女鳥羽川沿いに出ます。

ありました！

思っていた以上に松本駅から近かったー。
手前が歩行者専用の橋。
奥には電車の鉄橋が並んでいます。
園子が犬の散歩に出掛けるシーンを思い出してウキウキ♪

すぐ近くにある「飯田屋飴店」で飴せんべいを購入後、徒歩で宿泊先の松本ホテル花月を目指す。

飴せんべいは、何層にも小さな空洞があって、飴なのにパリッとサクサク〜。
とっても繊細な食べる Air in 飴 なんです。
癖になる不思議な飴。

【 飯田屋飴店 】http://www.iidaya.com/suma/

ホテルに荷物を預けた後、徒歩で向かった先は、七倉 園子(酒井 美紀)の父の葬儀が行われた松本聖十字教会。
雨が降る中、大河内 渉(長瀬 智也)以外の5人が駆け付けた教会。
葬儀の最中、飯野 まどか（京野 ことみ)が富山 慎司（中村 竜)の手をギュッと握ったシーンが印象的。
ドラマではステンドグラスが素敵な教会だったけど、中までは入れませんでした。

松本聖十字教会から松本城へ向かう途中。
小布施の栗で有名な「竹風堂」(松本城北)の軒下に燕の巣があり、可愛い雛たちへ親燕がせっせと餌を与えていました。

糞が落ちる為、床にラップが敷いてあったけど、暖簾にも少し…苦笑

続いて松本城を見学。

松本城を見学後、徒歩で縄手通り→四柱神社→セラミカ松本店へ。

※ 写真は別撮り

ポーランドのボレスワビェツ陶器で有名なセラミカ・アルティスティッチ社の直営店がなんと松本にあります。
女鳥羽川沿いの市民住宅の一階。
カフェや絵本コーナーもありました。

【 セラミカ松本店 】
🈺 11:00〜17:00 定休日 水曜
http://ceramika-shop.jp/honten/

セラミカ松本店は、直営店だけあって品揃えが豊富。
広くゆったりした店内。
あれもこれも欲しくなるのを堪えてお手軽なマグカップを購入。嬉しいー♪
車だったらもっと買ってしまったかも…汗

※ 写真は別撮り

喉が渇いたので女鳥羽川を渡って「女鳥羽そば」の2軒となりの「フルーツダイニング SHUN」へ。

美味しそうなゼリーが並んでいましたが、昼食前なので生メロンジュースをテイクアウト。
濃いです。
メロンの果汁をそのまま飲んでいるよう。
美味しー！
小さなお店ですが、イートインスペースもあります。
クレープもありました。
店員さんも感じが良くて、ここはおすすめです！

【 フルーツダイニング SHUN 】
http://s.tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20018481/

中町通りを散策してから、中町通りにある「ふじ美蔵」で[ 中町・蔵セット ]の昼食。

セットの内容は、
おやき(野沢菜)、馬刺し、野沢菜漬け、えのき・椎茸・舞茸の天ぷら、手打ち蕎麦、地酒。

なんで[ 中町・蔵セット ]なのかなー？と思っていたら、地酒の名前が「中町」でした。笑

事前にネットで調べて、昼食は「ふじ美蔵」に決めていました。
カウンターがあって一人でも入りやすい。
馬刺し、お蕎麦、おやき、野沢菜漬けを一度に食べられるのが「ふじ美蔵」を選んだ理由です。

蕎麦は細く短い。
あんなに短い蕎麦を食べたのは初めてでしたが、冷水できっちり締めてあって美味しかったです。
天ぷら用の梅塩で食べても美味しかった。
あと、天ぷら！
衣は薄く、サクサクでした。
お腹いっぱい！

【 ふじ美蔵 】http://s.tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20016870/

お腹いっぱいになった後は、「ホテル花月」の脇にある路地を通ってホテルにチェックイン。

路地には「こばやし本店」(蕎麦)「蕎麦倶楽部 佐々木」「パンセ小松」(味噌パン、牛乳パンで有名なお店)などがあります。

【 松本ホテル花月 】
http://hotel-kagetsu.jp/sp/index.html

本館シングルルーム(喫煙室)。

喫煙室なのに灰皿がない。苦笑

窓の外は「こばやし本店」の裏。

この時点でまだ14:37。
天気予報では1mm以下のにわか雨。
暑いし小雨程度なら濡れても構わないという事で、ホテルで無料のレンタサイクル力車(りきしゃ)を借りていざ『白線流し』のロケ地へ。

松本の天神さまである深志神社(ふかしじんじゃ)。

本編では富山 慎司(中村 竜)の家だった深志神社。
慎司とまどかの結婚式が行われ、結婚後に暮らした所でもあります。
本編では、慎司が山で遭難したとの知らせを聞いた飯野 まどか(京野 ことみ)が、この神社の境内でお百度参りをしていました。

あっ！Xmasパーティーもやってました。笑

慎司「とにかくー！皆んな静かに騒いでくれよなー！」

深志神社のガチャポンおみくじ。笑

山で遭難し、救助された時に富山 慎司(中村 竜)が握っていた深志神社の御守り。
慎司の決心の登山を知らずに東京へ行った七倉 園子、橘 冬美(馬渕 英俚可)、飯野 まどか(京野 ことみ)も同じ御守りを持っていた。

飯野 まどか(京野 ことみ)に「自分では何にも決められないくせに」と言われ、反論できずに慎司は口籠ってしまう。
深志神社に繋がっている神社裏の用水路。
数メートル先には松本市民芸術館がある。

深志神社の社務所前を通って出た所。

松本市民芸術館の裏。
クレソンがたくさん。
クレソンの花を初めて見ました。
大きな鯉もいます。

松本市民芸術館の裏。

薄川を渡って筑摩神社(つかまじんじゃ)へ。

長谷部 優介が茅乃を呼び出して、一緒に大学入試結果を見た神社。
茅乃「なんであたし？」
優介「君となら、結果がどうであれ笑っていられる気がしたんだ」

セリフ…違ったかな…？？

筑摩神社の本殿。

筑摩神社にあるお百度参りの石。

筑摩神社は室町時代以前からある神社。
重要文化財に指定されているそうです。

お百度参りは、毎日100日間続けて参拝するものだったそう。
いつしか100往復(他人に見られないように裸足で)参拝するように変わって行ったんだって。

筑摩神社の鳥居の内側には、こんな倒れかかっている木が…。
ちゃんと支える添え木があって、斜めになったまま元気に生きています。

園子とまどかが乗っていたブランコ。
筑摩神社の斜向かい。

園子、渉、茅乃、優介、冬美、慎司、まどかの7人が、卒業式の後、白線を流した薄川(すすきがわ)。

松商学園の裏にある歩行者・自転車用の見晴橋(みはらしばし)。
ドラマの中で何度も出て来る橋。

見晴橋の道祖神。
この道祖神もドラマの中で映ってました。

君と出会った奇跡が〜♪
スピッツの曲が、頭の中でエンドレスで流れます。笑

見晴橋のすぐ下で7人は白線流しをしました。

7人の様子を見晴橋の上から微笑んで見ていた園子の両親。
こんな風に見えていたのかな？

渉の結婚を知り、園子が泣いた薄川の土手。

最後のSP「夢見る頃を過ぎても」で、園子と優介が食事していた洋食のレストラン。
地元では人気店のようで、今は他の場所に移転して繁盛しているようです。

松本北高校こと松商学園。
言わずと知れた野球の名門校。

園子と渉が初めて出会った場所。

天文部の部室で突然優介にキスをされた園子が、ビックリして走って帰ろうとした所で定時制に通う渉とぶつかって…。

右に見える駐輪場の奥が、渉にお金を盗まれたと誤解した富山 慎司と大河内 渉が殴り合いの喧嘩をした場所。

松商学園の前にあるあがたの森公園。

七倉 園子の通学路でした。

あがたの森公園は、この奥に広々した庭園や芝、池などがあり、クラフトフェアなどのイベントもやるようです。
ホテル花月のティールームもあります。

あがたの森公園を出た時点で16:40だったので、どうしようか迷いましたが、自転車なら10分程度の場所に印象に残っているシーンのロケ地があるので行ってみました。

車の多い道を避けて回り道をしながら辿り着いたのは、横田の湯川という小川です。

園子を守る為に茅乃の元不良仲間にナイフで腕を切られた渉が、園子の父に「今夜はここへ泊まりなさい」と言われて七倉医院に泊まります。
その翌朝、園子と並んで歩いた道が、この小川沿いの道。

別のシーンでは、2人で星空を見上げてカシオペア座の話をしていました。

園子「渉さんのＷですね」

ここではスピッツではなく、インストの曲が頭の中でエンドレス…。笑

静かな場所で、しばらく自転車を押して歩きました。

ホテルに戻る途中で雨がポツンと…。

濡れるほどではなかったので、力車を返してから部屋で休憩した後、夕食を取りに出掛けました。

千歳橋交差点。
縄手通りの入り口で、ドラマでは警察官になった富山 慎司が勤務していた大手町交番がある場所。

Xmasの日。
渉へ手編みのマフラーをプレゼントしようとしていた園子。
渉の代わりに相馬製作所を辞めてキャバクラで働き始めた茅乃を連れ戻しに来た渉。
茅乃の手を引き、後を追いかける園子に向かって。

渉「お前なんか遊びだよ」がーん‼?

路上に座り込む園子。

車が無残に手編みのマフラーを踏んで行く。泣

その後ろの千歳橋には慎司、優介、冬美、まどか。

夕暮れの女鳥羽川。

喫茶まるも(裏はまるも旅館)。

おきな堂。

夕食は、「おきな堂」でサラダとハヤシライス。
苦味のあるデミグラスソースで普通に美味しかったです。
絶賛するほどではなかったので、普通に美味しかったかなと…。

平日の為か先客が1組だけ。
その方達が帰った後は私だけ…。
閉店時間までは間があったけど、何となくゆっくりするのは悪い気がして食べてすぐに店を出ました。
だって、あの雰囲気の中でキビキビしたウェイターさんと2人きりだなんて！緊張します！苦笑

【 おきな堂 】http://s.tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20000098/

縄手通り。

四柱神社。

下町会館とホテル花月。

同窓会が開かれた「池国」。

この前で慎司は皆んなを待っていました。

こちらの方から優介が来ました。

ドラマの中では、優介の背後にレンガの塀か壁が映っていたのにありませんでした。

※ 翌日の朝に撮った写真。

ありました！
建て替えたのですね。
レンガの一部が残されていました。
個人のお宅のようなので、古くなったレンガの塀では災害時などに崩れる心配もあるし、手入れも大変なんでしょう。

でも、一部を残して花壇に利用するなんて粋だな。