2015/06/13 - 2015/06/14
106位(同エリア1094件中)
たびたびさん
- たびたびさんTOP
- 旅行記842冊
- クチコミ41172件
- Q&A回答431件
- 6,810,191アクセス
- フォロワー687人
チャグチャグ馬コは、盛岡で200年以上も続くという伝統的なお祭り。祭りではそれぞれの家で大事にしている農耕馬をきらびやかな装束で飾り、日ごろの感謝の気持ちを表します。
滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮までという15キロの道のりを、100頭あまりの馬が行列となって進むのですが、けっこうな長丁場。途中途中には休憩場があって、水を飲んだりして体を休めます。装束は日に照らされてきらきら輝くし、馬たちもなんだか晴れの舞台を楽しんでいるよう。時々、飼い主に鼻を擦り付けたりして甘える仕草もあって、馬ってなかなかかわいいもんだなあと思いました。
遠野の昔話に「おしらさま」というのがあって、これは娘と馬の悲恋の物語なんですが、そんなことも思い出してしまいました。
ところでに、馬っ子では雨が降らないというジンクスがあるそうで、この日も天気予報は曇り時々雨だったのに、結局、最後は晴れてきました。もしかしたら、祭りには不思議な力があるのかもしれません。
そして、例によって後半はいつもの街歩き。気になっていた県立美術館や原敬記念館のあるエリアを散策。盛岡市内だとで一番行きにくいエリアだと思いますが、これで盛岡市内の最後の空白地帯が埋まったかなあという感じです。(あとは、いよいよ小岩井農場ですかね。。)
-
チャグチャグ馬っ子の出発点である鬼越蒼前神社へは、盛岡駅から臨時バスが出ているのですが、東京発では新幹線の始発に乗っても間に合いません。なので、少しでもということで、盛岡駅から一駅目の青山駅まで行って、青山地区で行列を待ち受けることにしました。
青山地区は盛岡市ではあるんですが、ここまでくれば中心部からはけっこう離れているでしょう。なんか別の街に来た気分ですね。
待っている間に気が付くと、チャグチャグ馬っ子の水飲み場の周辺にはいくつかのお菓子屋さんがあって、この松尾餅店もいい感じ。 -
草餅や黒豆大福をほおばっている地元の人を何人か見かけて、私も黒豆大福の方をいただいてみました。しっかりしたコシのあるお餅が存在感があって小気味いい。小手先ではない出来栄えのように感じます。
-
もう一軒は、馬ッコ本舗みやざわ。限られたエリアにもう一軒支店もあって、そういう意味でも青山地区では一番メジャーかもしれません。
-
いただいたのは、「チャグチャグ馬っ子」という名前の最中。チャグチャグ馬っ子にあやかっただけの安易な感じがしなくもなかったのですが、餡子のちょっと奥深い味わいはちゃんと個性を主張しています。実力のあるお店だと思います。
-
ここが水飲み場。観光客が少しずつ集まってきています。
-
そして、やってきましたよ〜
ここで楽しみにしていたのは、この滝沢駒踊りなんです。 -
滝沢駒踊りは、チャグチャグ馬っ子の露払いのような役割。鬼越蒼前神社でも踊られるのですが、近場で見れる場所は限られます。
しかし、踊り手はみんなかなり小っちゃい子たちですねえ。 -
おー、始まりました。
-
リーダーのおじさんが先頭に立って、輪を作ります。
そして、右へ左へ。。 -
イチオシ
馬に乗っている気分でしょうか。小さな木馬を操ります。なるほど〜
-
そして、太鼓や笛の音に合わせて、皆さん軽やかですねえ。立派、立派。練習の成果がちゃんと出ていますよ〜
-
さて、そうこうしているうちに、
-
チャグチャグ馬っ子の行列がやって来ました。
-
まずは、滝沢市の行列です。
-
これこれ、これが見たかったんですよ〜
-
馬コに乗ってるのは
-
男の子もいれば、女の子もいる。
-
それに、
-
女の子だと中学生か、高校生くらいの子も乗っているようですね。
そして、ここからは盛岡市。 -
たぶん、まだ始まったばかり。
-
朝早くから準備したんでしょうけど、
-
まだちょっとぎこちないようなところもなくはないような。。
-
しかし、行列はとっても賑やか。たくさんの馬ッコが参加していて、後から後からやってきて、
-
広いと思った水飲み場は、あっという間にいっぱいになってしまいました。馬たちはいっせいにのどを潤しています。
-
まだ、先は長いですから、
-
こうして余裕をもっておかないと後が続きません。
-
馬に乗ったまま休憩している子は大丈夫なんでしょうか。
-
一方で、乗り手を降ろした馬たちは、一気に寛いだ感じ。
-
それに、飼い主に寄り添って
-
なんかそれだけでもいい感じ。
-
イチオシ
日ごろからかわいがっている馬だからこそ、
-
こうしている姿にも
-
人と馬との間には、そこはかとなく暖かな愛情でつながっているような関係を感じます。
-
この澄んだ目も、いいですねえ。
-
この子は馬の上で休憩中。
-
しっかり衣装を着せてもらってますが、ゆっくり休憩できてますかあ。大丈夫ですかあ。
-
観光客も一緒に記念撮影したりしてましたが、
-
そろそろ出発するようです。
-
さてさて、
-
次の水飲み場まで、
-
またひと踏ん張りですが、
-
しんがりの一団は手を振ってくれたりして、これは元気いっぱいですね。
青山地区は、これで終了。行列を追いかけて、盛岡市内中心にはバスで移動します。先回りできるか心配しましたが、近くのバス停であまり待つこともなくバスに乗れて、ちょっと一安心です。 -
到着したのは夕顔瀬橋。手前の方で待ち受けて、再び行列を待ち受けます。
あ〜、やって来ましたよ。 -
ここは道路が広いので、
-
見晴らしがよく効きます。
-
イチオシ
ちょっと日も差してきましたね。今日は曇りだし、時々雨みたいな天気予報だったんですが、これはすごい。馬ッコでは雨が降らないというジンクスはちゃんと生きていたようです。
あれ、この子は気持ちよくなって、うつらうつらしています。がんばれ〜 -
ほー。
-
どんどん
-
やってきます。
-
沿道には観客がびっしり並んでいて、
-
それを見下ろすようになるんでしょうが、
-
そっちからは、どんなふうに見えているんでしょうねえ。
-
チャグチャグ、チャグチャグ。ぽっくりぽっくり。
-
イチオシ
行列はゆるゆると過ぎていきます。
-
行列は夕顔瀬橋を渡って、休憩所のある材木町の方に向かいます。
後ろ姿になってますが、このアングルもけっこういいですね。 -
追いかけて、横からも。雲はまだ多いですが、これから晴れてくるようです。やっぱり晴れると馬の衣装の輝きが違います。ありがたいですねえ。
-
行列は、材木町に入ってきました。
こっちは道路が狭いので、少し渋滞ですか。 -
休憩所の位置を確認したりしています。
-
イチオシ
休憩の場所は決まりましたか。
-
しばらくは待っている風でしたが、
-
やっぱり
-
このまま休憩に入る感じ。
-
いっせいに場の雰囲気がほぐれました。
観光客も馬に近づいて行きます。ほら、怖くないでしょ。かわいいでしょ。このさりげない仕草がとても魅力的です。 -
イチオシ
ところで、この馬は、大吉君?おめでたい名前ですね。
-
それぞれ、
-
人馬ともに体を休めます。
馬の面の飾りですけど、上から「みみぶくろ」「まびさし」「はなかくし」。こんなに立派ですけど、みんな手作り。たっぷりと愛情がこもってます。 -
同じように目ても、配色はそれぞれが個性的。これは薄い緑がいいアクセントになっています。
-
横から見ると、前から、「くびよろい」についているまあるい模様は「まんじゅう」。全体を覆う「むながい」「たれ」「くさずり」。布団を敷いた鞍が乗って、「しりがい」に続きます。
この装束は、ピンクに黄色と緑の「たれ」が鮮やかですね。 -
ここは道幅が狭いので、
-
青山よりもっと距離が近い感じ。
-
天気も完全に晴れてきたので、
-
この輝きはどうでしょう。
衣装とともに、馬の黒毛もぴかぴか光ってます。まさにこんな写真が撮りたかったんですよね。 -
イチオシ
さて、子供連れのお母さんが近づいて来たり、
-
慣れてきた女の子は、ちょっと馬に触ったりしています。
-
それでも、馬は落ち着いたもの。飼い主のそばにいれば安心といった表情ですね。
-
さて、もう水もたっぷり飲んだし、
-
イチオシ
もういつでも出発できる感じ。
-
体力が回復すれば、
-
やっぱり気持ちは先に向かいます。
-
動きが出てきました。
-
出発のようですよ〜
-
先頭はもう見えませんが、遅れないように追いかけます。
-
では、では。
-
あっという間に行列は行ってしまいました。行列が向かったのは盛岡駅のはずなんですが、これでまた追っかけるのはちょっとしんどいですね。
それに、ここの印象はとっても良かったし、この気持ちのままチャグチャグ馬ッコを終わりにした方がいいでしょう。 -
ということで、昼飯を何とかしなければ。。
まず向かったのはBeckerei Berg。材木町の表通りに面したおしゃれなパン屋さんです。 -
ちょっとこだわった感じの餡パンをいただきましたが、このもっちり感すごいですねえと思ったら。なるほどこれって、あの福田パンのもっちり感に似ていなくもない。盛岡なら、そうした志向になるのはむしろ自然なことかもしれません。
-
そして、私もここから盛岡駅の方へ。
盛岡のじゃじゃめんって、あちこちもう一通り食べてるはずなんですが、ここのは見落としていたようなんです。
小さなお店で目立たないんですが、お昼は満席状態。少し待ってから入店です。 -
素人っぽいおばちゃんが二人でやっていまして、ちょっと心配になりましたが、なるほど。これはいいです。
-
一言で言えば素直な味わい。じゃじゃめんって、香辛料が少しえぐかったりするんですが、そんなことがなくて、これなら自然に入って行けますね。それを物足りないと思う人はいるかもしれませんが、これも十分ありだと思います。
-
そして、最後は、ちーたんたん。
これは期待以上のうまさでしたね。ごちそうさまでした。 -
ここから後半戦は街歩きです。
岩手県立美術館は、盛岡駅から歩いて20分くらい。橋を越えて行くし、けっこう大変なんですが、今まで気になっていたところだし、今回は意を決して行ってみました。 -
外観はそうでもなかったんですが、
-
内部に入ると、緩くカーブをした回廊風の気持ちの良い巨大空間があって、これ自体がアートですね。地元の画家のコレクションがありましたが、これって松本竣介じゃないですか。東京の渋谷の出身ですが、こちらで中学時代を過ごしている。桐生の大川美術館にすごいコレクションがあって、それには及びませんが、凄味の片鱗が垣間見られる作品がポツポツあって、久しぶりに楽しませてもらいました。
-
盛岡市先人記念館は、一階に新渡戸稲造、米内光政、金田一京助の記念室があって、これがメイン。二階には、各ジャンルに分けておびただしい数の先人が取り上げられていますが、他県の人間にはこれはとても理解できるものではありません。
一階の三人の中では米内光政が気になりました。終戦時には海軍大臣だったので、戦犯になったのではないかと思いましたが、むしろ、三国同盟に反対したり、終戦に向けて尽力した人物として紹介されていました。しょせん軍人なので違和感がなくもないのですが、山本五十六を持ち上げる長岡市民と同じレベルかなあと思います。 -
次は遺跡の学び館に回りました。
縄文時代中期の大集落や坂上田村麻呂が築いた陸奥国最北の城柵、志波城など。古代史においても、岩手県は辺境の地であることには違いないのですが、力強い文化が想像以上に存在していたことを実感できる。そんな施設だと思います。アテルイやモレを排除した大和朝廷だけが文化ではないでしょう。 -
原敬記念館はさらにちょっと歩きます。もしかしたら、盛岡市で歩いて行ける北限の観光スポットでしょう。
-
ちなみに、原敬は大正時代に初めて平民宰相となった政治家。
-
暗殺事件で倒れますが、その後は高橋是清、加藤友三郎内閣へと続いて、結局、日本は戦争への道を歩み続ける。
-
ただ、原敬には、新聞記者出身ということもあって、大正デモクラシーの明るいイメージがあるのも救いのような気がします。生家は豪邸というほどのものではないのですが、温かくて暮らしやすい雰囲気がありました。
-
こちらが記念館。原敬の半生や人柄を詳しく解説しています。
これで、このエリアも終了。市内中心部にはバスで帰ります。 -
牛庵は、大通りの中ほど。焼肉屋さんにはどこでもおいしい冷麺があるのですが、今回はここの冷麺を試してみることにしました。
-
お味の方は、すっきりとしたきれい系。ただ、うまいことはうまいのですが、盛岡のレベルはとても高いですからねえ。そういう意味では、麺も汁も上位に食い込むほどの冷麺ではないかなあと思います。
-
烏帽子岩は、桜山神社の裏手にある巨岩。バス道路からも全体が見えるし、私にとっても見慣れた岩なのですが、改めて近くによって見上げるとそれなりの存在感がありますね。名前の通り、烏帽子に似た形も印象的だと思います。
-
そして、最後に向かったのはもりおか歴史文化館。
数年前に出来ていたのですが、なかなか行く機会がなくて今回初訪問です。 -
1階の展示の盛岡の祭り関係は盛岡秋まつり山車の優美な姿は迫力があるし、
-
盛岡藩南部家の大名道具も保存状態が良くて、ため息が出るような美しさにはちょっとびっくりでした。
-
盛岡藩南部家の大名道具は撮影禁止だったのですが、最後の展示室のこの人形は撮影可。
-
イチオシ
市内の豪商に伝わるという人形たちです。
切れ長の目が上品だったり、 -
このつぶらな表情はどうですかあ。
-
これも、
-
これも。御所人形のような格調の高さを感じます。
-
そして、土人形も。
いやはや。盛岡はとてもいい施設を造りました。これは盛岡観光の目玉の一つになったと思います。 -
さて、晩飯はもう一軒。この沢内甚句は、もも鳥がうまいとあったので楽しみにしていました。
-
しかし、これってものすごいスパイスの辛さですよ。人並み外れて辛さに弱い私には食べれたものではありませんでした。たぶん、女将さんもそのことを薄々承知していて、どうでした?と心配そうに声を掛けてきたくらいです。
小樽に有名なすあげというのがありますが、鳥肉の質としてだけなら、これにも負けていないんですが。。ただねえ。この味付けは何とかしてほしいと思います。 -
今夜の宿は盛岡ニューシティホテル。
駅からも近いし、マンションみたいな建物は、ガッチリしていて安心感もある。とても安いので逆にちょっと心配していたのですが、受付もしっかりしているし、ビジネスホテルとしては申し分ないホテルだと思います。
明日は、早池峰の「神楽の日」。これも、とっても楽しみです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ここいったさん 2015/09/06 11:54:52
- 初めまして
- たびたび様
初めまして ここいったと申します。
私の「そうだ!ねぶたを観に行こう!に
「いいね」を下さって有難うございます。
一言ご挨拶と伺いまして旅行記を辿って行きましたら
2011年ねぶた祭もいらっしゃってるんですね。
この年は私も6日に行きました。
すれ違ってたかもしれません。
こちらの記事のチャグチャグ馬っこ、ほのぼのとした良い祭ですね。
衣装の着けた馬の美しい事!
その背の乗る子の愛らしさが勇壮な馬の美しさを引立てるようです。
もりおか歴史文化館
美しい切れ長の目の人形、逢ってみたいです。
ご挨拶のつもりが、長々と失礼しました。
- たびたびさん からの返信 2015/09/08 09:33:16
- RE: 初めまして
- 今年は、弘前のねぷたを見てきました。立体的な青森のねぶたに対して、扇型のねぷたは少し迫力に欠けるかなあと思っていたのですが、単純な形にとどまらない奥行きのある味わいがありました。ただ、青森のねぶたもまた見たら、違った印象かもしれないし。。
何でもそうですが、「もう見た見た。知っている。」で分かったつもりにならないようにしないといけないと改めて思った次第です。
では、お互い良い旅を。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
115