2015/05/31 - 2015/06/03
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しんちゃんさん
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萩は毛利輝元が慶長13年(1608)に指月山に城を築き、
およそ260年にわたって毛利36万石の城下町として発展しました。
その後、天災や戦災を免れたので、町割りや建物、道など当時のたたずまいが今日まで変わることなく・・・江戸時代に作られた城下町絵図を用いて現在でも
ちゃ~んとたどり着くことができます。
萩市に残る歴史的まち並みのうち、旧萩城三の丸「堀内地区」、また外堀南側の武家地「平安古(ひやこ)地区」が、昭和51年に全国で最初に国の『重要伝統的建造物群保存地区』に選定されました。
そして平成13年に、三角州の北東端の港町「浜崎地区」、平成23年に萩往還の宿場町である「佐々並市(ささなみいち)」が選定され、萩市の伝建地区は4地区となり、一つの市町村に所在する数としては京都市とともに全国最多の場所です。
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さて、旅行3日目は、朝食前の7時から、萩一輪のマイクロバス乗合せで「堀内地区」の史跡をめぐるサービスがありました。
ガイド役は宿の89歳の会長さん。
萩城下、山本五十六・松陰・晋作・・・を40分間の熱弁で。
郷土に根差し萩が輩出した偉人たちを誠に誇り高く思い・・・松陰ではなく必ず
「松陰先生は・・・」と尊敬の念を持ち話され、会長さんの郷土愛を強く感じました。
話を聞いて萩に尚一層興味が湧いたのでした。
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【日程】
1日目5/31・・・(1) 門司港レトロ→(2)巌流島編→(3)下関唐戸エリア編→
(4)本州(下関)→九州(門司)を歩いて渡る=門司港ホテル泊
2日目6/1・・・(5)秋吉・秋芳洞JR門司港6:23→6:50下関・サンデンバス7:07→
9:10秋芳洞バスセンター着秋芳洞バスセンター13:03発→
(6)松陰神社 14:11東萩駅着→14:30松陰神社 = 萩一輪泊
3日目6/2・・・●(7)萩武家屋敷】7:00武家屋敷「堀内地区」→10:10萩博物館→
11:00「菊屋横丁→東光寺→14:40東萩=15:30長門湯本着 ・・・ 長門湯本温泉 大谷山荘泊
4日目6/3・・・(8)瑠璃光寺
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7:00 宿泊者を乗せたバスは「堀内地区」を40分かけ周回。
ここは旧萩城三の丸あたりになります。
現在も堀内地区には、永代家老の益田家の物見矢倉など10数棟の武家屋敷、藩の諸役所が建ち並んでいます。
近世城下町の武家屋敷としての地割が今もよく残り、土塀越しに見える夏みかんとともに歴史的風致を形成しています。
萩一輪から2分の「重要伝統的建造物群保存地区」・・マイクを持つ会長さん
延々と地元を愛する力強い言葉で・・・座って休む間がありません。
お疲れ様でした<m(__)m> -
周回コースは・・・北の総門→益田家老物見矢倉 益田家老物見矢倉→繁沢家長門
→周布家長屋門 →問田益田家土塀 →国司家跡 →児玉家長屋→梨羽家書院→鍵回り
→二宮家長屋門→口羽家住宅→福原越後屋敷門→天樹院跡→厚狭毛利家老長屋→
大手門跡→萩城跡。
車中からの見学だけでしたが、40分程で全てを周ります。
歴史の町萩の魅力を少し解ったような気がする。。。
深く萩の思い出に残りました。ただ写真は2枚だけで残念なのですが。 -
車中からの写真1枚目。
この様な、伝統的建造物に特定された土塀や石垣は約450件を数え、総延長は約3.5kmに及びます。 -
車中からの写真2枚目。
萩城址
慶長9年(1604)に毛利輝元が指月山麓に築城したことから、別名指月城とも呼ばれる。
公園になっていて、春にはミドリヨシノを始め、600本余りのソメイヨシノが咲き誇り、桜の名所となっている。 -
8:00 史跡めぐりを終えて、朝食。
バイキングでないのが嬉しい。。釜飯も。 -
朝食後、リゾートホテル美萩の風呂へ。
萩一輪の含弱放射能-カルシウム・ナトリウム-塩化物冷鉱泉の「はぎ温泉」も
9つの湯船で湯めぐりが出来て良かったのですが・・・
リゾートホテル美萩のパノラマ展望大浴場の方が見晴らしが良く気に入って、2回も利用させてもらいました。 -
9:30 萩一輪1階、全面ガラス張りのティーラウンジ。
みかんジュースのサービスがあり寛ぎます。
庭園・菊ヶ浜海岸・日本海を見ながら・・ -
夕陽百選に選定されている菊ヶ浜。
「菊ヶ浜海水浴場」は徒歩で約1分。 -
足湯もあります。
10:00 ホテルに荷物を預け武家屋敷の散策に出かけます。 -
萩城下町
朝、バスで案内してもらった城下町ならではの景色・・・写真を撮りながら歩く・・・ -
-
田中義一の像
昭和2(1927)年、第26代内閣総理大臣。 -
山口県からは、田中義一・初代総理大臣の伊藤博文をはじめ全国最多の8人の総理大臣が出ています。
山県有朋
桂太郎
寺内正毅
岸信介
佐藤栄作
安倍晋三・・・ の8人です。 -
萩博物館
萩の自然や歴史、民俗、文化などあらゆることが学べる博物館です。
敷地が旧萩城三の丸にあたる堀内伝統的建造物群保存地区内にあることから
武家屋敷の構成や外観の特徴にならって建造されています。 -
萩博物館
特別展で、小田村伊之助が保存していた盟友吉田松陰の手紙と、文が保存していた久坂玄瑞の手紙・涙袖帖(るいしゅうちょう)、 他に高杉晋作が妻にあてた手紙などが展示されていました。
どの展示物の前も混雑してて余りゆっくり見れません。さぁっと見てまわり、1時間ぐらいで博物館を出ました。 -
萩城下町 菊屋横丁
太陽の光が反射してまぶしい・・白いなまこ壁。美しい菊屋横丁です。 -
菊屋横丁
江戸時代の町並みが残る城下町を代表する道です。
「日本の道百選」に選ばれています。
藩の豪商・菊屋家をはじめ、第26代総理大臣・田中義一の誕生地、幕末の風雲児・高杉晋作の誕生地などがあります。 -
美しく、萩らしい風情が感じられるー
-
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菊屋横丁・菊屋家
萩藩の御用達を勤めた豪商菊屋家の住宅です。
屋敷には数多くの蔵や付属屋が建てられており、主屋、本蔵、金蔵、米蔵、釜場の
5棟が国の重要文化財に指定されています。 -
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菊屋横丁・高杉晋作誕生地
高杉晋作は、天保10年(1839)に萩藩大組士、禄高200石 の長男として生まれました。
藩校明倫館に通う一方で松下村塾に通い頭角を表し、久坂玄瑞と並んで「松門の双璧」と
称されました。 -
[菊屋横丁・高杉晋作誕生地]
文久2年(1862)外国に支配される清国を視察し危機感を抱いた晋作は、翌文久3年に身分を問わない我が国初の軍事組織“奇兵隊”を結成。討幕戦を勝利へと導きましたが、胸の病が悪化し、下関・吉田(現:東行庵)に隠居。
慶応3年(1867) 結核のため、27歳という若さでこの世を去りました。 -
[菊屋横丁・高杉晋作誕生地]
産湯に使ったと伝えられる井戸。 -
[菊屋横丁・高杉晋作誕生地]
自作の句碑があります。 -
[菊屋横丁・高杉晋作誕生地]
-
[菊屋横丁・高杉晋作誕生地]
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高杉晋作立志像
「晋作広場」に建つ、若かりし頃のまげ姿の晋作像
銅像は、晋作が明倫館や松下村塾に通っていた20歳頃の若々しく凛々しい顔をイメージしていて、両刀を差した羽織、袴の立ち姿です。
銅像の高さは1.8mで、台座を含めて3m。
晋作誕生地と萩城の方角を向いて建てられています。
また広場には晋作が好きだった梅の木も植樹されています。 -
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[旧久保田家住宅]
呉服商・酒造業を営んでいた久保田家は、江戸時代の後期に建てられ、主屋・門・塀・離れが、参勤交代の際に大名行列が往来した道に面し、菊屋家住宅と対峙するかのように立ち並んでいます。 -
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12:20
萩城下町散策はこの辺にして・・・宿に預けているカバンをとりに行き・・・
バス停「女台場入り口」から萩循環まぁーるバス(東回りコース)に乗り、東萩駅前へ。
駅コインロッカーに荷物を預け、東光寺へ向います。
東萩駅から東光寺前までは、バスで15分です。 -
東光寺
毛利家の菩提寺です。
元禄4年(1691)に3代藩主毛利吉就が名僧慧極を開山として創建した黄檗宗の寺院です。
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東光寺
総門は、国指定・重要文化財です。
正面に慧極筆の「護国山」の額が掲げてあり「元禄癸酉六年孟春吉日(西暦1693年)」と
年期が記されています。
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三門(国指定・重要文化財)
三門は1812年(文化9)に建立。 -
三門(国指定・重要文化財)
中国風の建築も見ごたえ満点。 -
大雄宝殿(国指定・重要文化財)
黄檗宗では本堂を大雄宝殿と呼びますが、「お釈迦様のいらっしゃる所」という意味だそうです。
1698年(元禄11年)建立で、地味な色合いに歴史を感じる建物です。 -
萩藩主 毛利家墓所(国指定・史跡)
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萩藩主 毛利家墓所(国指定・史跡)
3代〜11代までの奇数代藩主夫妻が葬られています。 -
萩藩主 毛利家墓所(国指定・史跡)
木立に囲まれた広い境内も趣深く、萩の歴史に思いを馳せるには最適の場所。 -
萩藩主 毛利家墓所(国指定・史跡)
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萩藩主 毛利家墓所(国指定・史跡)
約500基の石灯篭が、敷地一面に並んでいます。
東光寺を出て、再びバスに乗ります。 -
松陰の丘
見晴らしが良さそうなので、松陰の丘でバスを降ります。
この高台から・萩市内を一望します。
1本後のバスに乗り東萩駅へ。
萩循環まぁーるバスは30分間隔で走っていて便利です。 -
萩観光を終え長門湯本温泉へ。
東萩駅からJR 山陰本線(長門市行) に乗り 長門市駅まで。
長門市駅から美祢線に乗り換え長門湯本へ。所要時間50分で、 580円。
かわいいラッピング列車で、のどかな田園地帯を走ります。
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今宵の宿は大谷山荘です。
長門湯本駅から送迎車で5分。
山口県長門市深川湯本の高台にあります。 -
チェックインの後、ロビーラウンジで抹茶と生羊羹のお接待。
飲み終えて寛いでいると、頃合いをみて担当の仲居さんが出迎えてくれます。
…こんな接客に・・宿の期待が膨らみます(^O^) -
案内された部屋は全面ガラスになっていて・・山間に流れる清流・音信川(おとずれがわ)のせせらぎ・鯉も泳いで…癒される。
上に目をやれば、生い茂った木にシラサギが、ちょうど巣作りの最中・・部屋からの眺望も良く、なんと心休まる寛ぎの空間なんでしょう〜 -
部屋で寛いでばかり居られません。
大谷山荘に決めた一番の決め手の温泉へ。。。
一刻も早く温泉♪温泉♪・温泉へ行こっとー!!
長門 湯本温泉の泉質は、柔らかく肌に優しい弱アルカリ単純泉の湯で、
美肌の湯として知られています。
600年の歴史を誇る山口県最古の温泉です。
山川の景色を眺め、贅沢な湯浴み三昧♪極楽♪ごくらくでした◎ -
料理は季節会席で、1品ずつ丁寧に食材や食べ方まで説明してくださいます。
食材も豊富で、素材の味を生かした手法で、味を楽しめる料理でした。 -
前菜 胡麻豆腐 紅亀あん くこの実
海老と小鯛の葛水仙
トマト葛寄せ モッツァレラチーズ バルサミコパール
鱧南蛮漬け
焼田屋茄子したし -
鯛 平そ 白バイガイ 烏賊糸作り
ふくタタキ -
和牛しゃぶしゃぶ
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甘鯛献珍焼
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冬瓜万頭 ・・・・などでした。
見た目にも美しい会席料理で旬を楽しみました。
夕食後の20時半から「ほたるバス」が出るという事なので・乗車させてもらいました。
バスに乗り蛍観賞に行きます‥真っ暗な中に無数のゲンジボタルの乱舞。
まるでクリスマスツリーを見ているような光が…美しい!
バスの中で賑やかな歓声が上がっていました。
長〜く長く生きていますが(笑)こんなに多数のホタルを見るのは初めて。
・・・幻想的でした。 -
「ほたるバス」から戻ってしばらくすると・・
今度はロビーラウンジで生演奏と歌がありました。
聞き覚えのある歌が流れ、楽しいひと時を過ごしました。
山口県の旅・最後の夜。大谷山荘は居心地が良くて寝るのが惜しいような気になります。
でも、寝不足にならないように・・11時に就寝しました。
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