子供を訪ねて　2015　Ver.1（いきものがかりLive）

2015/05/16 - 2015/05/18

今回の旅のﾒｲﾝｲﾍﾞﾝﾄ。
いきものがかりin武道館です。

初めての武道館Live。天気も良くｽｶｲﾂﾘｰから開場15:00の30分前に、ﾒﾄﾛ九段下駅に到着です。
駅を降りると凄い人の列です。

事前に娘から、武道館はﾄｲﾚが少ない、との情報を得ていたので、駅で済ませて向かおうと思いましたが、皆さんよくご存じのようです。
駅のﾄｲﾚ（特に女性は）長蛇の列です。
それでも、中は広いようで、割合ｽﾑｰｽﾞに進み、人並みに流されながら武道館への坂を登ります。

Liveは一言では言い表せない位、感動でした。

「いきものがかり」の詩の世界。
4回目でしたが、素晴らしいです。

次はいつ会えるかな。
またその日を楽しみに頑張ります。

・全国あんぎゃ〜　-ﾊｼﾞﾏﾘﾉｳﾀ-（2010.7.10）
http://4travel.jp/travelogue/10480855
・いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2012 〜NEWTRAL〜（2012.5.26）

・「I」(2013.10.27）
http://4travel.jp/travelogue/10829160

まだまだﾂｧｰは残っていますが、ﾈﾀﾊﾞﾚ有りですのでご注意を･･･。

エリア 神田・神保町(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回から、転売防止のためか、事前に座席番号などは分かりません。

このような座席指定引換券なるものが送付されてきて、当日入口でﾊﾞｰｺｰﾄﾞで座席指定されます。

事前に席は決まっているとのことですが、ﾜｸﾜｸﾄﾞｷﾄﾞｷの瞬間ですね。

ﾒﾄﾛ九段下から人の流れと共に武道館に向かいます。

いきものがかりのLiveに来ると、いつも感じるのですが、年齢層や性別に偏りが無いのです。

本当に老若男女、これから始まる夢の世界に期待を膨らませて、明るい顔で向かっています。

この門を入ると武道館が見えてきます。

「いきものがかり」の作品には、主張が無いという方もおられるようです。

万人受けする作品を目指して媚びを売っている、という辛辣な意見も見たことがあります。

ここから少し、あくまで私見ですが、「いきものがかり」の素晴らしさを語らせて頂きたいと思います。

武道館が見えてきました。

彼達が、自分たちのｽﾀｲﾙについて、今までTVや雑誌のｲﾝﾀﾋﾞｭｰで語っていたことですが、一言で言えば『昭和の時代の流行歌』を目指しているのでは無いでしょうか。

ﾊﾞﾗｰﾄﾞもｱｯﾌﾟﾃﾝﾎﾟの曲も、「いきものがかり」には数多くあります。
彼たちの詩には、愛・反戦・人生等々について、どうあるべきだ、という主張を込めたり、情景を押し売りしたものは無いと思います。

彼らが発信する詩の世界を、受け手である私達が、人生の様々な情景、感情を勝手に重ね合わせ、自分なりの世界感を創出する手助けをしてくれているのだと思います。

最近のﾌｧﾝｸﾗﾌﾞのﾍﾟｰｼﾞに、新曲「あなた」に対するｲﾝﾀﾋﾞｭｰが掲載されていました。

少し長くなりますが、要旨をまとめてみました。

「いきものがかり」の音楽は、「自分たちはこうなんです！」聴いて下さい、というﾀｲﾌﾟではなく、聴いている人達が、恋をした時に、その気持ちに寄り添ったり、悲しい時には、分け合ったりというように、「あなた方が主人公です」と言い続けてきたグループです。

家族というﾃｰﾏで考えても、“これが素晴らしい家族だよね”と、ひとつにまとめてしまうのでなく、家族と言っても、その中には、1対1の色々な人間関係があり、自分と家族だったり、人とﾍﾟｯﾄだったり、一方的に家族だと思っている関係もあるかもしれないし、温度差があるかもしれない。

そういう様々なﾊﾞﾗﾝｽの中で、「あなた」というﾀｲﾄﾙには、そういう色々なものが詰まっているんだろうなと、なんとなく感じていたんだと思います。

「あなた」って、すごく大きな言葉で、使うのには勇気のいる言葉でもあると思います。
本当に色々な捉え方ができるから、聴く人の思う「あなた」に一番良く染まると良いな、と思っていました。

聖恵ﾁｬﾝは「よく染まるように」と思って歌う時に、この歌をどんな色のものとして届けるのかと問われると、自分の気持ちを乗せると言うよりは、聴く人が誰か想像するとか、ｲﾒｰｼﾞするものを限定したくないという気持ちがある。と答えています。
これって、さり気に凄いことだと思います。

また、歌う時の気持ちとして、どの曲もそうだけど、「あなた」の特に冒頭は、丸みを帯びているけど、殆どわからないくらいの感じで、真っ白に見えて、一直線に見えるんだけど、でも良く見ると丸くなってるっていう、その位のﾌﾟﾚｰﾝさで歌ってる。
でも、言葉にするとそういう感じでも、歌うときには意識してない。

そういう気持ちが、「いきものがかり」の詩には込められているのだと思います。

「いきものがかり」の醸し出す世界観が、番組のｲﾒｰｼﾞｿﾝｸﾞや主題歌、CMｿﾝｸﾞに良く使われている理由なんだと思います。

私が、昨年小椋佳さんの生前葬ｺﾝｻｰﾄで感じたのと、同じ世界観だと思います。

「いきものがかり」の世界は、聴く人が自らの人生を投影しても、いつも暖かく包み込んでくれ、明日への光を導いてくれる。

そんな世界なのだと思います。

ｾｯﾄﾘｽﾄ、若干のﾈﾀﾊﾞﾚありです。

いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2015
〜FUN FUN FANFARE!〜

01.明日ハレルカナ
02.FUN FUN FANFARE! -The Beggining-　
東海大学高輪台高等学校
03.GOLDEN GIRL
04.ワンゴール
MC *1
（こんにつぁ〜）
05.ラブソングはとまらないよ
06.コイスルオトメ
07.YELL
08.春

最初の明日ハレルカナから観客ﾉﾘﾉﾘです。
ｾﾝﾀｰｽﾃｰｼﾞにしたので、従来の8,000人ｷｬﾊﾟが、13,000人規模となったとのこと。
ﾌﾟﾗｽ5,000人が「いきものがかり」の世界を共有できたんですね。

こんにつぁ〜まで、ｱｯﾌﾟﾃﾝﾎﾟの曲が続き、私達も立って飛んではしゃいでいましたが、ﾊﾞﾗｰﾄﾞに転じ「コイスルオトメ」、「YELL」は圧巻です。

特に、私「YELL」はもの凄く好きで、前奏だけで瞳が潤んできます。
「コイスルオトメ」は奥様大好きな曲ですが、この曲がｼﾝｸﾞﾙ板で一番売れなかったというのが信じられません。

ｼｰﾝとなった場内が真っ暗となり、ｽﾃｰｼﾞ上のｽｸﾘｰﾝに、あの「YELL」のMVでおなじみの羽根が虹色に映し出され、消えていくのと重なってﾋﾟｱﾉの前奏が･･･。

もうこれだけで、私は駄目です。。。
今、想い出すだけでｳﾙｳﾙしてしまいますが、ﾙｰﾌﾟの光に映し出されたｽﾃｰｼﾞは、これだけを何度でも見たいと思いました。

今回、「いきものがかり」の代表曲となった「ありがとう」を外して、「YELL」を初め、私の好きな歌がたくさん入っていて、本当に倖せな時間でした。

MC *2
09.笑顔
10.なくもんか
11.涙がきえるなら
12.情熱のスペクトラム
　素敵なMVを再現したかのようなﾗｲﾄ演出。映像も所々で白黒になってました。
本当に、ﾎﾟｹﾓﾝの音楽まで、幅広くも素晴らしい音楽ですね。

13.気まぐれロマンティック
ｲﾝﾄﾛでﾃｰﾌﾟ噴射。四隅で発射されたのですが、私の所までは届きませんでした。
これだけが心残り。

14.キラリ
15.ジャンプ!
16.ブルーバード
ｺﾚも名曲です。私はﾊﾞﾗｰﾄﾞ調の曲に好きなものが多いのですが、これだけは別格。
歌詞の一つ一つが、心に染みこんできました。

MC *3
17.マイステージ
これも良い曲ですね。有村架純ちゃんのｲﾒｰｼﾞが湧いてきます。（私だけかな）

アンコール
18.LIFE
19.あなた
ｷﾀ〜、そんな感じでした。

MC *4
20.じょいふる
言うことございません。今回はｱﾙﾊﾞﾑ限定のﾋﾟﾝｸで弾けました。

MC
21.帰りたくなったよ
最後はこれですね。。。
ｺﾚで最後かという寂しさと共に、ﾒﾝﾊﾞｰ一人一人の姿を焼き付けておきます。
聖恵ﾁｬﾝは、いつもの肉声での挨拶。流石に広いので、手でﾒｶﾞﾎﾝを作っていましたが、ちゃんと届きましたよ。。。

彼たちの素晴らしさは、最初の「いきものがかり」ですという挨拶と、最後の深々なお辞儀、挨拶の素晴らしさは、右に出るものはないと思います。

MCは興奮状態で、細かいところは覚えていませんが、水野君のMCは、倉吉であったLiveに比べ、時間と共に凄く進歩していると思いました。

*2　定番のどこから来たか、年齢調査では、全国からと言って良い位、幅広いです。
海外って人も居ましたし、鳥取って聞いてくれた時は、ﾊｨって返事しました。
後ろの人が、鳥取からって凄いよね、と行っていたのが聞こえましたが、鳥取は以外と東京に近いですよ。

年代別調査では、水野君が木曜日の武道館に、聖恵ﾁｬﾝのお婆ちゃんとお爺ちゃんが来ていて、画面にｱｯﾌﾟになったと言っていました。

*3　2000年以降に生まれた人に対しては、2000年問題とか知らないだろうー？
ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｰがが大変になると、大騒ぎだったんたぞー！等々楽しい時間です。

*4　まだﾀｵﾙ振ってないだろとか、ﾀｵﾙも毎回毎回、色を変えて売っていたり等、前振りの後ｼﾞｮｲﾌﾙﾀｲﾑです。

今回新曲「あなた」が披露されました。

ｺﾚは名曲です。
皆様、絶対一度は聞いて下さい。

思わず、涙がこぼれてしまいます。
「いきものがかり」の代表作になると思います。

どうでも良いでしょうが、私が好きな曲ﾍﾞｽﾄ5は
「YELL」
「SAKURA」
「ﾌﾞﾙｰﾊﾞｰﾄﾞ」
「茜色の約束」
そして「あなた」でしょうか。。。

中々選ぶとなると難しいですね。
全てが良いと思いますが、その中でも、特に感情移入し自分の世界のﾊﾞｯｸﾎﾞｰﾝになる曲となるとｺﾚかな。ということでしょうか。

今回の座席は北西ｿﾞｰﾝの2階席の上部。

ｾﾝﾀｰｽﾃｰｼﾞとの事で、どの方向からも見られるとの口ｺﾐでしたが、席に着くと若干のﾊｽﾞﾚ感････。

でも、以外とこの席、悪く無かったです。。。

もう少し下の段が良い（ﾃｰﾌﾟも飛んでくるかも）とは思いますが、ｾﾝﾀｰｽﾃｰｼﾞの効果は抜群でした。
「YELL」の演出を、全景見渡せたということだけでも、本当に良かったです。

3時間余りの楽しい時間が終わり、武道館を後にします。

外に出ると、路上ﾗｲﾌﾞで「わかば」が歌っていました。
帰って調べると、3人組で一人は創作のみで歌わないとか、その人が島根県出身とのことでした。

「いきものがかり」も路上ﾗｲﾌﾞ組。
聴く人の心をときめかせる音楽を作って下さいね。。

本日これまで!