2015GW 南フランス08：エクサンプロヴァンス セザンヌが好んで描いたサント・ヴィクトワール山

2015/04/28 - 2015/04/29

エクサンプロヴァンスで生まれて亡くなった画家セザンヌ。セザンヌが好んで描いた山、サント・ヴィクトワールを色々な角度から眺めてみました。セザンヌがサント・ヴィクトワール山を描いたローヴの丘やセザンヌのアトリエも訪れました。

□　4/26 成田→フランクフルト→ニース　　　　　ニース泊
□　4/27 ニース観光　　　　　　 　　　　　　　　　ニース泊
■　4/28 エズ、モナコ観光　　　 　エクサンプロヴァンス泊
■　4/29 エクサンプロヴァンス、アヴィニョン　　アルル泊
□　4/30 ユゼス、ポンデュガール、オランジュ　　アルル泊
□　5/ 1 サンマリードラメール、エグモルト　　　アルル泊
□　5/ 2 サンレミドプロヴァンス、アルル観光　　アルル泊
□　5/ 3 アルル観光、マルセイユ　　　　　　マルセイユ泊
□　5/ 4 マルセイユ→フランクフルト→(機中泊)　　機中泊
□　5/ 5 北京→羽田

■：当ページの旅行記で記述している部分です。

この旅行の初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/travelogue/11007037

エリア エクス=アン=プロヴァンス(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空 ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

モナコからエクサンプロヴァンスに行く間に、実は寄り道をしていました。
高速を降りて、一般道。サント・ヴィクトワール山とブドウ畑。

Rousset(ルセ)という田舎町。

来たかったのは、町ではなくて工業地域。
実は、ここは以前に勤めていた会社の南仏の工場とＲ＆Ｄセンターがある場所です。年に４回ぐらいのペースで出張に来ていました。約８年ぶり、懐かしいです。
建物の奥に見えるサント・ヴィクトワール山が勇壮です。

セザンヌの絵で、サント・ヴィクトワールを見慣れている人は、「あれ？こんな形だっけ？？」と思うかもしれません。サント・ヴィクトワール山は東西に長い断崖の様な形の山で、南から見ると前の写真の様な姿。一方、セザンヌが描いたのは西からみた姿なのです。
これは、かつての出張時にフランクフルトーマルセイユ便の窓から撮った写真

エクサンプロヴァンスの街なかで、この様にセザンヌゆかりの表示が見られます

前の旅行記でも紹介しましたが、セザンヌゆかりの場所には、地面にこの様なものが埋め込まれています。

セザンヌの生家

旧市街の北のはずれから、セザンヌのアトリエを目指して歩きます

この様な坂をひたすら登り、

約10分でセザンヌのアトリエに到着。開館10時の10分前だったので、開館を待つより、ローヴの丘を目指すことにしました。

更に、坂を登ります

ちゃんと表示があります。

約10分歩くと、セザンヌの名を冠した老人ホームがあり、その向かいが、

ローヴの丘の入り口です。

この階段を登ります

更に登ります

振り返ると、サント・ヴィクトワール

ズームアップ。
午前中は、逆光なので、あまりキレイには撮れません

セザンヌがサント・ヴィクトワールを描いた絵がいくつも展示されています

これは、フィラデルフィア美術館に所蔵されている絵だそうです。

では、ここで過去に実際に美術館で鑑賞したセザンヌの絵を振り返ってみます。
これはニューヨークのメトロポリタン美術館

これもメトロポリタン美術館

これはパリのオルセー美術館

セザンヌの写真とサント・ヴィクトワール。
ここが、まさにその場所　と思うと感慨深いです。

さてセザンヌのアトリエへ。

庭

入り口

一階でチケットを購入、一人６ユーロ。グッズ販売もあります。

二階がアトリエ。撮影禁止なので、絵葉書を１ユーロで購入。
この写真はその絵葉書です。
セザンヌの画材や静物画に使われた遺品などが飾られています。６ユーロも払ったんだから、撮影してもいいじゃん、、、などと思いました。

お庭を散策

アトリエの北側の窓。
少し分かりづらいですが、左には、３ｍの大きなキャンバスを持ち出せるスリットがあります。

堪能して、旧市街に戻ります

人気のお肉屋さんで、昼食用のサラダを購入

更に、パン屋さんで昼食のサンドイッチを購入

高速道路Ａ７で、

アヴィニョンに向います。

2015GW 南フランス09：アヴィニョン 世界遺産の歴史地区、サン・ベネゼ橋と法王庁宮殿
http://4travel.jp/travelogue/11018789
に続く