2015/04/28 - 2015/04/28
30位(同エリア525件中)
はんけんさん
モナコですっ!私にとってモナコとは、F1グランプリとグレース・ケリーにつきます。
モナコに行くのは3回目。過去の二回は、週をまたぐ南仏出張の際に、週末レンタカードライブで訪れました。実は、二度ともタイミング良くF1グランプリ開催の翌週だったため、グランプリの片づけ真っ最中で、仮設スタンドや路面に残るタイヤ跡などをみることができ、多いにテンションが上がったのでした。
今回の訪問タイミングは、F1開催の1か月ほど前なので、さほど準備が進んでいない普段のモナコを見られることを想定していました。しかし、モンテカルロ市街地コース周囲では早くも仮設スタンドやピットなどの設営が始まっています。早すぎるやんけ?と思ったが、昨年9月に開幕したフォーミュラEが5/9にモナコで開催されるのでその準備でした。今回もグランプリ雰囲気を感じることができたのは、ポジティブサプライズ。
□ 4/26 成田→フランクフルト→ニース ニース泊
□ 4/27 ニース観光 ニース泊
■ 4/28 エズ、モナコ観光 エクサンプロヴァンス泊
□ 4/29 エクサンプロヴァンス、アヴィニョン アルル泊
□ 4/30 ユゼス、ポンデュガール、オランジュ アルル泊
□ 5/ 1 サンマリードラメール、エグモルト アルル泊
□ 5/ 2 サンレミドプロヴァンス、アルル観光 アルル泊
□ 5/ 3 アルル観光、マルセイユ マルセイユ泊
□ 5/ 4 マルセイユ→フランクフルト→(機中泊) 機中泊
□ 5/ 5 北京→羽田
■:当ページの旅行記で記述している部分です。
この旅行の初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/travelogue/11007037
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空 ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
フランスからモナコへ。
クルマで国境を超えるのですが、何のチェックもありません。
モナコに入ると風景がガラリと変わり、かなり高級風な建物の連続です。 -
曲がりくねった道を下り、ようやくモンテカルロ市街地コースの最終コーナー、アントニー・ノーズにきました。さぁ、ここからモンテカルロ市街地コースをドライブします。
アントニー・ノーズは、モナコGP開催実現に尽力したモナコ自動車協会の「アントニー・ノゲ(Anthony Noghes)」の名を英語読みしたもの です。 -
ホームストレート。
グランプリの約一か月前なのに、既にレース仕様の街並み。なぜだっ?!
モナコのモンテカルロ市街地コースで開催されるF1グランプリは、世界の三大レースの一つと呼ばれています。気になるあと二つは、インディ500マイルとルマン24時間耐久レースです。
かつてルマンのコースを訪問した時のことは、以下の旅行記でどうぞ。
フランス ドライブとパリ美術館めぐり2:ルマンとロワールの古城
http://4travel.jp/travelogue/10488670 -
第一コーナー、サン・デボーテ。
かなり鋭角に曲がるので、スタート直後に事故が起きやすい場所です。 -
ボー・リバージュ。
斜度8.1度の急勾配、長い登り坂です。しかも左右に緩くカーブしていまず。右側は崖、左側にはホテル・エルミタージュと高級ブランドショップが立ち並ぶ。
ただでさえ、道の狭いモナコ。「こんなところでレースやるなんて!?」と、初モナコの嫁はん驚愕。 -
コース最高地点、標高42mのマスネへ。
この辺りは、いつも路駐でいっぱいです。 -
カジノ前へ。一般道としては、フツーのラウンドバウトなので逆時計まわりですが、レースでは時計回りでコーナを通過します。
写真には写っていませんが、右側にカジノ、左にはオテル・ド・パリ。
しかし、奥(の白い辺り)に仮設スタンドが無いのはなぜだろう。 -
カジノを過ぎると、一気に下ります。ここからミラボーへは、起伏の激しいバンピーな感じです。
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ミラボー。
モナコグランプリの数少ない抜きどころですが、下り坂なのでブレーキングが難しく、接触事故も多いです。 -
更に下って、ヘアピンへ
かつては地下に鉄道駅があったことから「ステーション・ヘアピン」と呼ばれていました。駅舎が移転した以降は、この写真に写っているホテルの名称で呼ばれています。ホテルの改名に伴い「ロウズ・ヘアピン」「グランドホテル・ヘアピン」「フェアモント・ヘアピン」と変わっています。
が、今でも「ロウズ・ヘアピン」と呼ぶ人が多いそうで、私もその一人です。 -
ヘアピン。世界を転戦するF1グランプリで最も車速が遅いコーナーです。
とはいえ、この急なヘアピンを時速約50kmで駆け抜けるのはF1ならでは。
一般車では、時速10km程度でしょうか。 -
ポルティエへ
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ポルティエからトンネルへ。
トンネルは、世界を転戦するF1で、唯一ここだけです。
1981年(だったか?)のグランプリでは、レース前日にトンネル上のホテルが火事となり、消化の水が残ったためレースはトンネル内だけウェットという非常に難しいコンディションとなりました。一方、1984年の大雨のレースでは、レインタイヤのバーストを防ぐため、トンネル内にも水が撒かれました。 -
トンネル内
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トンネル出口。
急に明るくなるので、目がくらみどんな一流ドライバーも反射的にアクセルを微妙に緩めるらしいが、唯一そうならないドライバーが過去にいたらしいです。
誰あろう、もちろん荒法師ナイジェル・マンセルです。 -
ヌーベル・シケインまで200m
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イチオシ
シケインまで50m、ですがどうやら今はシケインは通れないようです。
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シケイン不通過(?)で、しばし直進。
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ようやく海側の道に出て、タバココーナーへ
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プール脇のコの字形セクションへ。
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このボードを見て、事情が分かりました。
F1グランプリではなく、昨年開幕した「未来のF1」、EV(電気自動車)による初のフォーミュラレース、フォーミュラEの準備です。 -
ラスカスを過ぎて、
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最終コーナへ。
一周8分もかかってしまいました。
F1の予選だと1分16秒前後なので、その違いは歴然です。
因みに、私のベストラップは約5分。初めて訪問した時に、嬉し過ぎて5周ほどグルグル周回していたのですが、ホームストレートでフェラーリに追い抜かれ、その後ろをミラボー辺りまで追っかけていたことで出たベストラップです。 -
さぁ、二周目です。
ホームストレートにあるロイヤルボックス。昔は、ここでグレース・ケリーもレース観戦していたはずです。
ロイヤルボックスの下が表彰台(のはず) -
やはり、フォーミュラEですね。
フォーミュラEが、5/9に初めてモナコで開催されます。
そして、5月21-24のF1グランプリへ、おそらく仮設スタンドはそのまま残されるのでしょう。 -
ヘアピンを曲がる私。嫁はんいわく、メッチャ楽しそうだった とのこと。
スペイン旅行以来5年ぶりのマニュアル左ハンドルなので、モナコに来るまでは運転でおぼつかない部分もあったが、モンテカルロ市街地コースに入ってからは、すべてのコーナが頭に入っているし、どのギアを使うかもわかっているので、非常にスムースなドライビングです。(ほんまかいな?) -
さて、クルマを停めて、昼食を食べて(次の旅行記にて報告します)
いよいよコースを歩きます。最終コーナーへ。 -
ファンジオの銅像。
ファン・マニュエル・ファンジオ。F1草創期に4年連続を含む計5回のチャンピオン。伝説の人です。 -
ピットレーンへ
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イチオシ
仮設スタンド
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ピットロード。
レースの後には、ここにタイヤのブラックマークがいっぱい のはず。 -
ホームストレート
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コントロールタワー かな?
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ピット出口
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仮設スタンドの階段
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サン・デボーテの出口。
F1では、奥のボー・リバージュを登っていきます。
5/9のフォーミュラEをTVで観て知ったのですが、フォーミュラEでは坂を登らず、手前に入りヌーベルシケインでターンする、約1.6kmの短縮版でした。
EVだと、ボー・リバージュの登りを迫力とともに駆け抜けることができない という不安があったからなのだろうか?
それで、カジノコーナー近辺に仮設スタンドがまだ設置されていないのも納得しました。 -
フォーミュラEではここを通り、ヌーベルシケインへ。
やはり、サン・デボーテを抜けた後に多重事故になっていましたね。 -
私はF1コースのボー・リバージュを登ります。かなり見晴も良いです。
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先ほど、モナコを見下ろす町ラ・テュルビーからもでっかく見えた豪華客船
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ここにあるはずのオテル・ド・パリの円形の建物がないっ!?
どうやら、建て替えで2018年に新規完成するようです。 -
イチオシ
オテル・ド・パリ(Hotel De Paris)には、フェラーリが良く似合う
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カジノ
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カジノコーナーのあたり。ここにもフェラーリ。モナコは三回目ですが、ここには毎回フェラーリが路駐されています。さすがモナコ。
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カジノ
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ミラボー
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ヘアピンへ
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イチオシ
ヘアピン縁石のブラックマーク
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ポルティエにあるフォーミュラカーの銅像
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地中海。
ポルティエからちょっと東に行くと日本庭園があります。これは次の旅行記で報告します。 -
ポルティエ
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トンネル入り口
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この辺がヌーベルシケイン
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豪華なクルーズ船がいっぱい
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タイヤバリア用の古いタイヤ
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イチオシ
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プール脇のダイバー像
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ラスカスへ。
コースが狭く、ガードレールが迫るコース。ちょっとのミスがリタイアに繋がってしまうこのコースで勝つことは、他のレースの3勝に値するとも言われています。
そんな追い抜きが厳しいコースの特性上、予選の順位が大事とも言われますが、その一方で波乱も起きやすいのも事実です。
1982年のレースでは、最終ラップでトップの2台がガス欠リタイア。ブラバムのリカルド・パトレーゼが初優勝したのだが、本人もゴール時に自分の順位を理解していなかったのです。 -
約1時間半もかけて、ゆっくりコースを一周(3.34km)。堪能しました。
2015GW 南フランス06:モナコ 日本庭園と岩山の上の旧市街
http://4travel.jp/travelogue/11012283
に続く。
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