
2015/05/03 - 2015/05/03
24位(同エリア94件中)
ニッキーさん
ドイツには、街や城を関連付けて観光しやすいよう名前がつけられたいくつかの街道があります。
たとえば「ロマンティック街道」。
私たちが行ったノイシュヴァンシュタイン城、ヴィース巡礼教会、ディンケルスビュール、ローテンブルク、ヴュルツブルクはこの街道沿いにあります。
それから「古城街道」。
ハイデルベルク、バンベルクがこの街道沿いにありました。
旅の終盤は「ゲーテ街道」に沿った街を訪れます。
「ゲーテ街道」はドイツの文豪であり政治家でもあったゲーテにちなんだ街をつなぐ街道で、西はゲーテ生誕の地フランクフルトから東はライプツィヒまで東西400キロメートルに及びます。私たちは「ゲーテ街道」のワイマールとアイゼナハを訪れました。
本旅行記は7日目の午後に行ったワイマール観光の様子です。
私の場合、ワイマールと聞くと反射的に「ワイマール憲法」が思い浮かびますが、よく考えるとそれ以外のことを何も知りません。ツアーで連れて行ってもらえると頼り切っているため、事前に調べることもしていませんでした。
ツアーでは「市庁舎」「ゲーテハウス」「国民劇場」の外観を見て回っただけ。そんなものかと思って帰って来たら、ワイマールはそれだけの街ではありませんでした。
帰国後、旅行記を書くにあたって調べてみると、ワイマールという街はドイツ文学古典主義の中心地として栄え、芸術文化も盛ん。ゲーテ・シラー・バッハ・リスト・クラナッハなどの偉人が足跡を残した、ドイツ精神文化の源とも言える重要な街だということがわかってきました。「古典主義の都ワイマール」として世界遺産にも登録されています。
またワイマールは、モダニズム建築の発展に影響を与えた現代美術の学校「バウハウス」発祥の地であり、ワイマールの「バウハウス美術館」は「ワイマールとデッサウのバウハウスとその関連遺産群」として世界遺産になっています。街に一つ世界遺産があっても大騒ぎなのに、ワイマールは2つも世界遺産登録を受けているのです。これは大変なことです。
旅行記を書きながら、たくさんの見どころのある街だったんだと、ようやくワイマールの真価に気づきました。ぼんやり観光して見落としたものが多いことが悔やまれます。「○○を見ました」という記述より、「○○を見損ねました」という記述の方が多くなるかもしれません。
ワイマールでは、添乗員さんについて街を見学した後、夕食まで50分ほどのフリータイムがもらえました。
下調べもしていない街ワイマール。とにかく何かを見なきゃという訳で、大急ぎで来た道を引き返し、「ゲーテハウス」に入ってみました。ところがこれが、ゲーテが亡くなるまでの50年を過ごした大邸宅でした。最期を迎えたという寝室あり、書斎や庭あり、使用した馬車あり・・・。日本語オーディオガイドもあって、すごく見応えがありました。これは時間が足りない。後半は駆け足で回るはめになってしまいました。一人12ユーロも払ったのに、駆け足での見学。もったいなかったです。
私はワイマール観光を星3つの評価にしますが、これはワイマールが星3つなのではなく、私たちのワイマール観光の充実度が星3つという意味です。ワイマール旧市街は徒歩圏内に見どころの詰まった魅力的な街だと思います。行かれる方は十分に下調べをし、時間をかけて回られることをお勧めします。
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【今回の旅行スケジュール】★印が今回の旅行記で取り上げた場所
4/27(月) 14:05羽田発LH717便 18:50フランクフルト着
<フランクフルト泊>
4/28(火) リューデスハイムのつぐみ横丁散策とワインテイスティング
ライン川ランチクルーズ
ブリュール アウグストゥスブルク宮殿
ケルン ケルン大聖堂と旧市街観光
<フランクフルト連泊>
4/29(水) ハイデルベルク観光
ホーエンツォレルン城
<ガルミッシュパルテンキルヘン泊>
4/30(木) ノイシュヴァンシュタイン城
ヴィース巡礼教会
ディンケルスビュール散策
<ローテンブルク泊>
5/1(金) ローテンブルク観光
ヴュルツブルク レジデンツ宮殿
バンベルク旧市街観光
<ドレスデン泊>
5/2(土) ドレスデン観光
ベルリン 新博物館、ブランデンブルク門、ポツダム広場
<ベルリン泊>
5/3(日) ポツダム ツェツィリエンホーフ宮殿、サンスーシ宮殿
★ワイマール観光
★<ワイマール泊>
5/4(月) アイゼナハ ヴァルトブルク城
18:05フランクフルト発LH716便で帰国へ
5/5(火) 12:15 羽田着
- 旅行の満足度
- 3.0
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-
良い印象が残ったポツダムを後にし、南へバスで3時間半、ワイマールへ向かいます。
途中、ドライブインでひと休み。
おいしそうなサラダを売っています。
私たちはトイレ休憩で寄っただけなので、見るだけです。 -
こちらは肉料理とつけ合わせ。
ローストチキン、フライドポテト、ハンバーグ・・・茹でインゲンもあります。
どうやって買うのかわかりませんが、たぶんこれは料理バイキング。
お皿に好きなものを取って横のテーブルで食べることができるようです。 -
こちらはドライブインにある有料トイレの入り口です。
旅行中、何度もこういったトイレを利用しました。
最初は入り方も出方もわかりませんでした。
旅の終わりになって、私たち皆すいすい利用できるようになりました。
使い方はこうです。
(1) 70セント分のコインを入れる。使えるお金は2ユーロ、1ユーロ、50セント、20セント、10セントコインのみ。紙幣は使えません。
(2) 50セント値引きクーポンが出て来るので、それを取る。クーポンは店内での買い物に限り使用できます。これを使うと、トイレは実質20セントで利用できたことになります。私はスナックや水を買うのによく使いました。
(3) バーを押して入る。
横に、板を小さな人型にくり抜いた子供用の入口があります。
コイン投入口に手が届かない子供さんはそこから無料で入れるのです。
バーは、入る時はお金を入れないと回りませんが、反対方向には自由に回るので、出る時はバーを反対に回して出ます。
最初はそれがわからず、「出口が無い〜」と慌てて、人型にくり抜いた子供用の入口に無理に体を押し込んで出る人もいました(^_^;。
ドイツでは有料トイレはもちろん、どこでもトイレットペーパーがきちんと備えられていました。
中には便座クリーン機能がついたトイレもあり、ボタンを押すと背もたれの所が前にせり出して便座に密着。消毒剤が浸み出したところで便座がぐるーっと回転して消毒される仕組みでした。
直後は便座が濡れているので、ペーパーで軽く拭き取る必要があります。
楕円形の便座が回転する様子はなかなかおもしろい光景でした。 -
ドライブインの前の美しい公園。
日本なら雑草だらけになりそうな日当たりのよい地面。
黄色いタンポポや白い花、柔らかそうな草原になっています。
寝そべったりできそうですよね。
どうしてうっとうしい雑草がはびこらないのか、ドイツで感じた疑問は最後まで解明しないままでした。 -
午後4時過ぎ、ワイマールの旧市街へやって来ました。
バスを降りて街の観光に向かいます。
まず目についたのがカール・アウグスト大公(1757−1828年)の騎馬像。
カール・アウグストはわずか1歳で父王が亡くなり、母のアンナ・アマーリアが摂政となってザクセン・ワイマール・アイゼナハ公国(後に大公国となる)の君主の地位に就きます。
人口わずか6000人の小国に過ぎなかった国を、ゲーテ、シラーといった文化人を招き、母のアンナ・アマーリアと共に文化・芸術の国に盛り立てていったワイマール発展の立役者です。
後ろの建物も立派です。
旅行記を書くにあたって調べてみたら、なんとリストが設立した「リスト音楽院」の建物でした。
音楽家のフランツ・リストはワイマールで宮廷楽長を務めていたことがあるそうです。
そう言えば、「リストの家(リスト博物館)」というのがワイマールの地図に載っていました。
夏の間は公開されているようです。
リストはピアノを習った人間にとっては憧れの作曲家。
リストの家、見てみたかったなぁ。
他にもこの向かいに、現在は美術館となっているかつての領主宮殿「ワイマール城」やカール・アウグストの母アンナ・アマーリアが開いた「アンナ・アマーリア大公妃図書館」などの見どころがあったようです。
添乗員さんの説明もなく下調べもしていないもので、まったく気づきませんでした。 -
これはヨハン・セバスチャン・バッハ(1685−1750年)の胸像です。
バロック音楽の巨匠、バッハもワイマールに滞在していたのですね〜。
バッハは1703年と1708−1717年にワイマールに住み、ザクセン・ワイマール公国の宮廷オルガニストや楽師長を務めたそうです。 -
マルクト広場にやって来ました。
この趣きある建物はワイマールの市庁舎です。
ネオ・ゴシック様式で18世紀に建てられた重厚な石造りの建物です。市庁舎 (ワイマール) 建造物
-
後で調べると、この広場には市庁舎以外にも大切な建物がたくさんあったようなのです。
たとえば「ホテル・エレファント」。
300年続く老舗ホテルです。
バッハ、ゲーテ、シラー、メンデルスゾーン、アインシュタイン、トルストイ、トーマス・マンなど有名人が宿泊した由緒あるホテルなのだそうです。
バルコニーからヒットラーが演説したこともあるそうで、知っていたらホテル外観だけでも写真を撮りたかったです。
かすってでも写っていないかと思いましたが、写真に写っていませんでした。 -
マルクト広場に面する今夜の夕食レストラン「ラーツケラー」。
観光案内所の建物にあります。
入口だけ確認しておいて、他の場所を観光した後、午後5時半にこのレストランに集合です。
入口をしっかり覚えておきます。 -
レストランの2軒右隣の建物。
劇場のようなので、写真を撮りました。
後で調べると、この建物は左のピンクの窓枠の建物と2戸続きになっていて、ルネサンス期の有名画家ルーカス・クラナッハ(1472年−1553年)が晩年を過ごした家だったようです。
お洒落な建物だと思ったのですが、まさかクラナッハが住んだ家だとは・・・。
実際には2戸建てのうち、写真が切れてる左の方の建物にクラナッハが住んだようです。
要するに、夕食レストランの隣りがクラナッハハウスだったのです。
わかっていれば、左の建物も含めて全体の写真を撮ったのに〜。(-_-;)
なお、建物は第二次世界大戦で被害を受け、後で再建されたものだということです。 -
マルクト広場にはこんな建物もありました。
バルコニーに誰かがまたがっている、と思ったら、人形のようです。 -
一旦マルクト広場を後にして、他の場所を見に行きます。
車を締めだした大通り。
きれいに整備されています。 -
馬車で観光して回る人もいます。
この馬車の御者は女性です。
今の時代に驚くことではないのですが、カッコいいなと思って・・・。 -
ゲーテ広場にやって来ました。
クリーム色の建物は1832年に亡くなるまでゲーテ(1749−1832)が50年間住んだ「ゲーテの家」です。
ワイマールの発展に大きく寄与した人物と言えば、なんと言ってもゲーテが挙げられるでしょう。
作家としては「若きウェルテルの悩み」「戯曲ファウスト」などの作品が有名です。
私、中高生の頃、家にあった世界文学全集の第1巻にこの二つが入っていたため、両方とも読んだことがあります。
「ファウスト」の方は難しくて、途中で投げ出したかもしれません。
1775年、ゲーテは26歳の時にカール・アウグスト公と母君アンナ・アマーリアの招きに応じてワイマールへやって来ます。
カール・アウグスト公のブレーンとして仕え、一時は宰相も務めました。
後にはシラーと共にワイマールにドイツ文学の古典主義時代を打ち立てます。
ゲーテの屋敷は奥の曲がった先にもまだ続いていて、間口だけでもとても大きな館です。
後でフリータイムに内部を見学することになりましたが、この時は外観見学のみ。
次は国民劇場を見に行きます。ゲーテの住居 建造物
-
イヌの散歩をするお嬢さん。
石畳の道は植物の植え込みが少ないので、トイレ、どうするのでしょう? -
右手の建物は「ワイマールハウス」。
ワイマールに関する博物館と土産物ショップを兼ねているようです。
看板には日本語も見受けられます。 -
劇場広場へやって来ました。
正面に建つのが「国民劇場」です。
国民劇場はゲーテの「ファウスト」、シラーの「ウィリアム・テル」、ワーグナーの「ローエングリーン」などが初演された劇場です。
もちろん今も現役の劇場で、オペラなどが上演されています。
1919年、当時最も民主的な憲法と言われた「ワイマール憲法」が採択された場所でもあります。
ワイマールと言えばワイマール憲法しか知らなかった私は「ここかぁ」。
しっかり見ておきます。国民劇場 劇場・ホール・ショー
-
国民劇場の前にはゲーテ(1749−1832年)とシラー(1759〜1805年)の銅像が立っています。
2人はお互いに認め合い友情を築いて、ワイマールでドイツ文学の古典主義を確立させた同志なのです。
どっちがゲーテでどっちがシラーでしょう?
しらーん。
とダジャレを言ってる場合じゃありませんね。
調べてみると、左がゲーテで右がシラーです。 -
劇場広場にあるテアーター(劇場)・カフェ。
実は、こんな写真を撮っている場合ではありませんでした。
この斜め前、国民劇場の向かいに「バウハウス博物館」があったのです。
1919年〜1925年頃の家具やデザイン、線描画が展示されています。
知らなくて、写真すら撮っていません。
せめて外観の写真ぐらいは撮っておきたかったです。
何故なら・・・
バウハウスの一連の建物は世界遺産に登録されているからです。
添乗員さん、教えてくださいよ〜。(T_T) -
同じく劇場広場に面した建物。
この写真はライラックの花を撮ったつもりだったのですが、後で調べてみると後ろの建物は、領主宮殿が火災で焼けてしまったために、カール・アウグスト公の母君、アンナ・アマーリアが移り住んだ館でした。
アンナ・アマーリアは芸術・文化に造詣の深い才女。
彼女の館はワイマールのサロンの中心として多くの文化人・芸術家が集まった場所でした。
現在はヴィーラント記念館として公開されているとのこと。
この劇場広場、実は見どころ満載の場所だったのです。
そんな重要な建物が目白押しとは知らず、ここでもろくな写真を撮っていませんでした。 -
ここでツアーは解散になり、夕食予約の5時半までフリータイムになりました。
あと50分ほどの時間です。
さあ、どこを見よう?
とりあえず時間を有効利用しなければ。
やっぱりワイマールではゲーテが重要人物。
私たちはゲーテハウスに入ってみることにしました。
大急ぎでゲーテハウスに引き返します。
一人参加のHさんも一緒です。
入館料は一人12ユーロです。
日本語のオーディオガイド代も含まれているとは言え、思ったより高いです。
しかも、パスポートを預けなければなりませんでした。
おまけに最初に荷物をすべてロッカーに預けるように言われました。
やり方や順路がわからなくてスタッフに聞きに戻ったり、英語が通じず、もたもたしました。
内部は撮影禁止。
泣く泣くカメラもすべてロッカーに入れました。 -
この写真はチケットの裏の写真です。
私のチケットの写真はなぜか「リストの家」の音楽サロンの写真になっていました。
絵柄はいろいろあるのかもしれません。
いざ見学ルートに入ると、馬車が停まっている中庭やゲーテの書斎やら、くねくねルートを回りながら、上がったり下がったり、広い広い。
中でもゲーテの寝室は興味深かったです。
ゲーテはこの部屋で「もっと光を」と言って亡くなったのですね。
実際には肘掛椅子に座ったまま亡くなったと言います。
きっと静かな最期だったのでしょうね。
ゆっくり日本語のオーディオガイドを聞いていると時間が足りなくなりそう。
最後の方はオーディオガイドをすっ飛ばしながら、大急ぎで回りました。
博物館も併設しているようですが、そんなの見ている暇もなかったです。
途中、広い裏庭に出ました。ゲーテは植物に関心があったそうで、いろいろな花が植えられていました。
ここなら写真が撮れる〜と思ったのに、カメラはロッカーに預けた荷物の中。
これだけのものを見学しながら写真がないのが本当に残念です。
ゲーテハウスは散々でした。
広いお屋敷で見応えもあっただけに、短時間ですっ飛ばして12ユーロの元は取れなかったと思います。 -
ゲーテハウスを超スピードで回ったため、5時半の夕食の集合時刻に間に合いました。
メンバーの中に「夕食の集合時刻に遅れます」と伝言してゲーテハウスをしっかり見学して来た人がいました。旅慣れた様子の女性です。
そういう手があったか〜。(=_=) -
レストランではスタッフが毎回一人ずつ飲み物のオーダーを聞いて回ります。
これが昼食と夕食、毎回毎回繰り返されるツアーの食事タイムの光景です。
会計も一人ずつ支払うので時間もかかり、お店としても面倒でしょうに・・・。 -
妹が注文したビール。
これは何だったか?
ライトビールとかそんなのだったかな? -
ハウスフルーチェみたいなデザート(左上)とサラダ。
-
メインディッシュはシュバイネブラーテン。
ドイツ風ローストポークです。
つけ合わせはやっぱりジャガイモ。 -
この時期ドイツはホワイトアスパラガスの収穫期。
「Spargel(シュパーゲル)」の名前があちこちのレストランで見受けられます。
私はホワイトアスパラガスは苦手だった(特に缶詰のやつ)のですが、克服して、最近パクパク食べられるようになりました。
別料金でホワイトアスパラガスを注文しました(一皿3ユーロ)。
ところが、人によりアスパラの太さにめちゃめちゃ差があります。
細〜いアスパラ3本の人も。
どう考えても不公平。
添乗員さんが交換してもらいに行ってました。
私たちのは大当たり。
太くて立派なアスパラガスが3本でした。
ホテルの部屋割りではややハズレが多かった私たち。
ようやくここで当たりくじを引きました。
ドイツ旅行ではこれまでも、肉や魚の量、ケーキの大きさが違うということが結構ありました。
お客は同じ料金を払っているのだから、太いのと細いのを組み合わせてグラム数を同じにするとか、ちょっと工夫すればいいと思うのですが、こちらではあまりそういう感覚がないようです。 -
2つの世界遺産を有するワイマール。
ゲーテが人生の大半を過ごしたワイマール。
私たちは満足できる観光ができませんでしたが、ゲーテハウスや国民劇場以外にもシラーやバッハ、リストの家、モダニズム建築の原点となった学校バウハウス博物館など見応えがあり、じっくり観光する価値のある街だと思います。
オペラが好きな人は国民劇場へ。
本が好きな人はアンナ・アマーリア大公妃図書館へ。
絵が好きな人はワイマール城美術館へ。
すべて徒歩圏内に集まっているので、しっかり計画を立ててじっくり回るのがいいですね。 -
いよいよドイツ最後の夜になってしまいました。
私はワイマールに入る前あたりから旅の最後の寂寥感を感じ始めていました。
残りの旅程は一層味わって過ごしたいです。
今夜はワイマールに宿泊します。
ホテルはこちら、レオナルドホテルです。レオナルド ホテル ヴァイマール ホテル
-
ロビーの赤じゅうたんの階段。
-
噴水周りには多肉植物が植えられています。
-
添乗員さんがチェックイン手続きをする間、ロビーで待ちます。
モダン過ぎてちょっと落ち着かない雰囲気のインテリア。 -
でも、部屋は良かったです。
412号室。 -
何より良かったのは、窓からの眺めです。
ワイマールの郊外、ゲーテがデザインしたという「イルム公園」の森。
最高の眺めです。 -
バスルームのグレードもかなり高いです。
-
ティーセットと電気ポットもあって、ホテル・レオナルド、良かったです。
私たちは外国へ行って日本のお茶を飲もうとは思わない方なんですが、海外旅行へ日本茶ティーバッグを持って来る人は結構います。
カップラーメンなどを持ち込む人もいるようです。
そういう時、お湯が沸かせる電気ポットがあると、助かりますよね。 -
清潔な寝具と落ち着ける部屋。
窓からの眺め。
文句なし。
十分です。
旅行最後の夜をこの部屋でゆったり過ごしました。
いよいよ明日は帰国日です。
午前中はアイゼナハの世界遺産「ヴァルトブルク城」を観光します。
ゲーテが、ワーグナーが、そしてノイシュヴァンシュタイン城を建てたルートヴィヒ2世が愛したヴァルトブルク城。
ドイツ人の心の故郷です。
その様子はまた次の旅行記で。
(新緑のドイツ旅行<13>へつづく)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- アルデバランさん 2015/10/13 21:05:23
- ラーツケラー情報
- ニッキー様
アルデバランです。大変お久しぶりです…
中断していたドイツの旅行記を久しぶりに再開してワイマールの報告をしたところ
「内容が近い旅行記」にニッキーさんの名前が!
早速拝見すると…
なんと「ワイマールでの食事はここで」と決めていたラーツケラーの情報が。
市庁舎の地下と思ってさんざん周りを探しましたがとうとう見つかりませんでした。
対面だったのですね!
見つからないはずです
おかげさまで11か月ぶりに謎がとけました。
それにしてもシュパーゲルの話
思わず笑ってしまいました。
「食い物の怨みはなんとか」と言いますが、細い方のホワイトアスパラも見たかったです。
- ニッキーさん からの返信 2015/10/14 18:57:16
- RE: ラーツケラー情報
- アルデバランさん、お久しぶりです〜!
よくぞお訪ねくださいました。
見ると私のワイマール編にも「内容が近い旅行記」にアルデバランさんの旅行記が入っていたので、さっそくアルデバランさんのワイマール編を拝見しました。
バッハの足跡を訪ねて〜、
いいですねぇ、テーマのある旅。
さすがはアルデバランさん、「通」の旅ですね。
それにしても、私が知っているだけでもアンダルシアにお詳しいかと思えば中国の歴史を訪ねる旅、自衛隊の演習・・・そして今度はバッハですか〜(@o@)
それも並の知識ではないご様子。博識で広い趣味をお持ちですね。
ラーツケラーってもしかして「市庁舎の地下食堂」みたいな意味があるのではありませんか?それで市庁舎の地下を探されたのでしょう。近いけれど完全に別の建物、観光案内所の建物に小さい入口がありました。
細い方のシュパ―ゲルは人のお皿だったので写真には撮れなかったのですが、クレームをつけて当然、本当に細かったです。割り箸みたいに細いのがしなっと3本お皿に乗ってるだけでした(笑)。
ワイマールの旅行記にアルデバランさんが星5つをつけていらっしゃるのが羨ましかったです。私は星3つですから。ワイマールのせいではありません。あんなに見どころの多い街だと知らず、私が準備不足で行ったためです。またツアーのため、時間も限られていましたからね。
私には、ドイツで観光に悔いの残る3都市の1位でした。ちなみに2位ディンケルスビュール、3位はバンベルクです。(^_^;)
ニッキー
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レオナルド ホテル ヴァイマール
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