2015/05/09 - 2015/05/16
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mika01さん
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フランス2〜3日目は、1泊2日の現地発ツアーでロワール、モン・サン・ミッシェル(以下MSM)、おまけで帰途にオンフルールに行ってきました。
旅行記2本目でロワール地方のことをかいたら、えらく長くなっちゃって、、、MSMはこちらへ。
地域も違うしね。
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シュノンソー城から休憩も含め3時間のドライブでMSMへ。
いや〜、フランスでかなり平らなお国なのね。
菜の花畑はそろそろ咲き終わりというくらいなので、大阪とは季節がひと月ほど遅い勘定。その割にはこの旅行中は予想よりも気温が高くて、そのくせ朝晩は冷え込んで、脱いだり着たり、、、。
道中しばしば放牧されてる牛や羊を見ました。牧歌的〜♪ -
ホテルに着いて、8時過ぎからダイニングで夕食。
9時過ぎにMSM夜景観賞に出発!
正直私は最初は考えてなかったのですが、同行の友人が絶対に外せない!と主張したMSM。さていかに? -
これで9時半くらいなので、本当に緯度が高い。
修道院のライトアップは暮れ具合に合わせて、建物の下から上に徐々に点灯してゆくという手の込んだ演出です。 -
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これで10時を過ぎてどっぷり暮れた頃。
たしかに皆さん泊りがけで観に来られるだけある神秘的な風景です。
翌朝もういちど訪れてパキッと太陽に照らされたMSMを見ましたが、MSMは修道院という性格上さほど装飾も凝ってないので、やっぱり夜の方がずっとキレイです。
本当はこれだけ見れば十分壮麗な建築物なんでしょうが、昨日今日とセーヌ川沿いやロワール地方の美しすぎる建物をさんざん見ちゃってるので、もうすでに審美眼が装飾過多をもって良しとする方面に偏ってしまってます(笑) -
ホテルはMSMから数キロ離れた町にあります。
ここはバス・トイレが別になっていて使いやすい。
1日目と2日目は違うホテルに一泊ずつなので、まだ本格的に荷解きも出来ず、、、。
日が長いので就寝はどうしても毎日真夜中。
疲れているので、まず3時間くらいはぐっすり眠れるのですが、何かで一度目が覚めるとそこからはしばらく寝られません。まだ完全に時差ボケ払拭できてないようです。
2日目の歩行数は1万歩ちょい。車の移動が多いので案外歩いてない。 -
明けて3日目。この日も好天!このロワールとMSMだけは雨降って欲しくなかったので本当に嬉しい。
「頑張って直前まで働いたおかげやん!」と自分で自分で褒めてあげたい気分。
昨夜とは打って変わって日の光の下の修道院。堂々とそびえ立っていて圧倒されます。
いざ、なかへ! -
修道院へと続くグランド・リュ。
まだ朝9時過ぎなのでひっそり。
両側のお店も朝食を提供するレストラン以外は、まだ閉まってるか開店準備中。 -
サン・ピエール教会前のジャンヌ・ダルク像。
彼女もまた聖ミカエルのお告げを受けて、祖国のために立ち上がったというエピソードを持ちます。
MSMも司教オベールが、聖ミカエルからの夢のお告げで建設が始まったので、聖ミカエルつながり。 -
チラと中も覗いてみました。
華美ではない佇まいに清々しいものを感じます。
(繰り返し書いてますが)全然信仰心のない私でも、教会は心休まる場所でした。
旅行の緊張がほどけて、「神を信じる(信じられる)って良いことなんだろうなぁ」と思うのでした。 -
イヤホンガイドを受け取って順路通りに見てゆきました。
西のテラスから対岸を望み、背後にある修道院付属教会へ足を踏み入れます。
およそ1000年前(!)に作られたそうですが、こんな孤島に石は運んで、重機もないのにこんな高さまで積み上げて、、、とその労力を思うだけでクラクラ(@_@。 -
床のモザイク模様も素敵。
ちなみにMSMではあちこちでさり気なく修復工事が行われていましたが、写真のように足場を組んで後はほとんど手作業で石を積みなおしたり、塗りなおしたりって風に見えました。これまたえらいタイム&エフォートです。 -
写真でよく見る回廊。
まだ人が少ない時間帯なので、密やかかつ厳か。
MSMで1泊するメリットは夜景観賞だけでなく、朝イチの修道院をゆったりと廻れること。
朝の光に新緑がきれいです。 -
回廊の柱の上部には植物モチーフの彫刻。かつては彩色されていたそうですが、今は白亜というよりはエクリュという温かみのある色。
この彫刻がひとつひとつデザイン違いなのにはビックリ。 -
これを全部違うデザインで書いた人もすごいが、やってのけた石工さんたちもすごい!
もし私なら「これで彫っといて」って渡されたら「えええー!」って即日辞めさせてもらうわ。
今回の旅行で見てきた沢山の建築物に言えるけど、石造りの建物って本当に建てるだけでも大変なのに、またこんなに凝りまくって装飾して、、、とつくづく思いました。
でもそれが何世紀も経て今の私たちを楽しませてくれる。 -
合同の食事室。
本当はハリー・ポッターのホグワーツ(でしたっけ?)の食堂のように、真ん中にもずらりと長机が並んでいたようですが、さてこの島には何人の修道僧がいたのでしょうか?
両側の壁には幅の狭い窓が並んでいます。 -
これがその窓。
これまた驚きの、ひとつひとつデザイン違い。 -
巨柱の間。そのまんまです。
この岩山にへばり付く格好ながら、なお堂々とそびえ建つ修道院を支える縁の下の力持ち。 -
散策の間。名前とはマッチングしていません。
私なら散策はあの海の見える回廊でしますが、、、。
MSMはこのアーチ型の天井が多く見られます。
後半はどの部屋も似ていて、かつ修道院という性格上ちょっと地味めではあります。 -
建物内部の見学を終えて外に出たところから対岸を。
なにもありません、、、。
土地余りまくってます、フランス。 -
テラスにかもめが!
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しかもめちゃめちゃ人慣れしていて、このおじさんの方へテチテチ歩いて行きました。
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島内の小道。もっと狭い路地もあります。
ハイシーズンでグランド・リュが身動きできないほど混んでる時は修道院へのショートカットで使います、とガイドさんのお話。 -
日当たりの良い墓地。プーラールおばさんもここに眠るとか。
石ばかりの修道院を見た後なので、花と緑にホッとします。 -
シャトルバスに乗って島を後に。
島内滞在は3時間だったので、特別ゆっくりできたわけではないけど、人が少なくて快適でした。
観光に時間を割いてしまって、お土産物を選ぶ時間が30分ほどになってしまったのが心残り。ダッシュで数軒まわりましたが、とても可愛いお店が多かったのでココでもっと余裕が欲しかった、、、。
ツアーに乗ってる時はもっとペース配分を考えましょうという教訓。
この後は対岸でランチ。そしてたぶん個人だと対象にならなかったオンフルールに向かいます。
またすっかり長くなってしまったので、それは4本目に。
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