2015/05/09 - 2015/05/16
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mika01さん
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到着翌日からの1泊2日のツアーを終えパリに戻ってきました。
この日から3日間とちょいは自分たちで行動しないといけません。
出発前にネットで、または経験者たちから、さんざん怖い話を見聞きしたので緊張気味、、、。
この日はまずヴェルサイユ宮殿へ向かいます。
本当はこの2日後の予定だったけど、どうやら雨模様らしい。ヴェルサイユは日の光に輝いてこそなので個人手配の強みでフレキシブルに入れ替えてみました。
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パリからヴェルサイユ宮殿へのアクセスは複数あれど、私たちは分かりやすさ(つまり間違えにくさ)を重視してメトロ9号線+バスで行くことに。
メトロは朝8時台と通勤ラッシュに重なり混んでました。
車内は静かで、なんとなく皆不機嫌そう(そりゃそうだ、これから仕事だ)
スリだのロマだの怖い体験談が刷り込まれているので、緊張する私たち。
でも、何事もなく終点到着。
バスの乗り換えのためにサインを見ていた私に、通りすがりの若い女性が「バスならココから上がるのよ。あっちだとだいぶ遠くなっちゃうから」と教えてくれました。オールフランス語だったのに、不思議と話の大体のことは分かるもんです。
お礼を言って地上に上がり、171番のバスに乗りました。古い情報ではバスは161番とありますが、今はヴェルサイユ宮殿へは171番です。
車窓から景色を眺めながら約30分で着きました。始点から終点までなのでとてもラク。
写真はバス停を降りて歩き始めたところ。 -
まずは太陽王ルイ14世に「お邪魔しま〜す」とご挨拶。
問題なく着いた高揚感から、
「お入りください」
「ありがとう」
と古い吉本ギャグをかましてみる大阪人。 -
これでまさに開館の9時丁度くらい。
すでにかなりの人が並んでいます。 -
30分ほど待ってセキュリティーチェックを受けて入場。
これで宮殿の中央部分なだけ。残りは両翼にダ〜ッと広がっています。 -
ここでもイヤホンガイドを借りて廻ります。
最初は王立礼拝堂。
神を崇めるのにここまでゴージャスにする必要はなかったんじゃあ?と思うほど、天井や床まで壮麗です。 -
名もない通路でもこんなに立派。
床はお約束の斜め市松模様。
このパターンにはれっきとした名称があるんでしょうけど、、、 -
そして、あっちにも
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そっちにも
(このレリーフがベルばらのオスカル様のモデルになったとかなんとか) -
ここにも、ルイ14世。
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装飾はもうお見事としか言いようない。
床も、天井も、壁も、照明も、絵画も、タペストリーも、家具も、調度品も、暖炉などのしつらえも、全てが「これでもか!」といった具合。
それでいて、全部集めても変な感じがしない。
ロココ調という大きなテイストのもとで調和が取れています。
そういうとこ本当に西洋の人のセンスってスゴイ。
どの部屋もこんな感じで、思う存分色を使い装飾を凝らしてあります。
今いっぱいある写真を見返しても、パンフやガイドブックと照らし合わせないと、どれがどの部屋を撮ったものか分かりません。 -
鏡の間の全室である戦争の間。
すでに団体さんたちも入り乱れ大賑わいです。 -
戦争の間からみた庭園。
グラン・カナルはもう広大すぎて端が見えませんっ!
ホントようこんなん作ったもんです。
帰国後、実家にお土産持って行って写真見せたら、ヴェルサイユのあたりで父が一言。
「そら革命も起きるわ」
ごもっとも。 -
さぁここで言うべきことはひとつ!
「今日は、、、ベルサイユは、、、たいへんな人ですこと」
お約束です(笑) -
王妃の寝室。
ソフィア・コッポラの映画でも登場したアントワネットさまのベッドです。
少女趣味とゴージャスのハイブリッド。 -
そしてご本人。
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この部屋は天井画の修復中。
こうしてルイ14世時代から300年の宮殿の威光は連綿と続くのです。
造るのも大変なものは、維持管理も大変。 -
ダヴィッド作、ナポレオン1世の戴冠式の絵。
去年の1月、宝塚の星組公演「眠らない男・ナポレオン」を観にいきましたが、この絵を模写したシーンがありました。
あれもなかなか豪華な舞台でございました、、、。 -
またしても斜め市松模様の床・
なぜか心惹かれます。 -
もうとにかく豪華絢爛で、いくらベルばらフリークの私でも正直食傷気味になるくらい。
2時間半の鑑賞で、気圧されて少々疲れました。
外の空気を吸い、広い空を見上げて、ひとごごち。
きっとアントワネットも、あんなにも豪華な宮殿で、常に大勢の人に囲まれて、色々とうるさいしきたりに縛られて、疲れてしまってたんでしょう。
私たちもプチ・トランに乗り、グラン・トリアノン、プチ・トリアノンへ。 -
庭園は手入れが行き届いています。
植栽の直線カットがまた丹精で素敵。
新緑が鮮やかで、本当に良い季節に来たなぁ、としみじみ。 -
プチ・トランを降りてグラン・トリアノンをパチリ。
ルイ14世が作らせ、自分はもちろん、皇后、義妹、娘や孫娘など女性陣を住まわせていたそうです。そのせいかヴェルサイユ宮殿と比べて女性的な印象です。
全体的に色彩がパステルトーンで、装飾も控えめ、思わずホッとする「人の住まい」らしい宮殿です。 -
右翼と左翼をつなぐ柱廊部分。
柱や壁に使われている大理石がピンク色で、それが穏やか雰囲気を醸しています。
そしてやっぱり斜め市松模様の床パターン。目に焼き付くわ〜。 -
見学は左翼から。
鏡の間。
とは言ってもベルサイユ宮殿とは規模も装飾の度合いもケタ違い。
でも個人的にはこちらの方が洗練されていて好きです。 -
皇后の寝室。
なんかフランスに来てから、やたら人のベッドを見ている気がする、、、。
ロワールから始まってもう10は下らないはず。
まぁ、これだけ豪華なら人に見せたくなるよね。 -
柱廊から右翼を望む。
宮殿とは違って人も少なく、気分的にものんびり。 -
柱廊を渡って右翼に入ります。
皇帝の家族の間。
グラン・トリアノンは、革命後の19世紀に入ってナポレオンやルイ・フィリップなどにより都度手が入れられています。
この部屋もそう。1838年にルイ・フィリップにより改装され、随分と近代的で快適な感じに。 -
音楽の間。
最初はルイ14世の食事の部屋で、その最中音楽家が演奏したのでついた名前。
その後ナポレオンが改装して衛兵士官の間にし、ラストはルイ・フィリップが息子さんたちのビリヤード部屋にして今に至ります。 -
ルイ・フィリップの家族の間。
グラン・トリアノンは部屋ごとにテーマカラーがあり分かりやすい。
ここはイエロー。それもなんだかとってもおフランス的なイエローです。 -
孔雀石の間。
ロシア皇帝がナポレオンに送った孔雀石の家具(あの緑の水盤みたいなのとか、花瓶や燭台などなど)がこの部屋の由来。
でもこの後のロシア遠征で失脚の道をたどり始めるのね、、、。 -
コテルの回廊。
壁に架かってる24枚の絵のうち21枚がジャン・コテルの作品だから。
ちなみに左に写るおにいさんは無線を持ってるココのスタッフ。
宮殿に遣えるってだけで、なんだかノーブルに見えるから不思議。
実際にも首にスカーフ巻き巻きの洒脱な方でした。 -
庭園の間。
どの部屋も照明は十分には灯っていません。
だからなんだか暗めに写っているけど、写真で見るよりも実際はもっときれい。
これでグラン・トリアノンの内部見学は終了。
このほかにもガイド付き見学を申し込むと(予約なしでもOKだけど、パンフには予約番号も載ってます)「皇帝の居室」や「森のトリアノン」などの公開していない場所も見られるようです。
ガイドは国立美術館専任ガイドさん。
でも、オールフランス語なんでしょうね、、、。 -
いや〜、グラン・トリアノン面白かったわ〜、と外へ出たらもう午後1時半。ホテルでめいっぱい朝食食べてきましたが、さすがに空腹。
分かってはいたけど、この周辺にはレストランはありません。
(小トリアノンにはカフェ、アポロンの泉水付近にはレストランもあり)
あるのはフレッシュオレンジジュースのスタンドとベイクドポテトの屋台のみ。
しかーし!私たちはこの状況を見越して、わざわざ重いのにスナックやドリンク持参してます。
これにベイクドポテトのチリコンカンかけをプラスすれば完璧!
木陰のベンチでランチ休憩。
(このベイクドポテト、この旅行中のベスト3の美味しさでした。しかも7ユーロ)
こんな豪華な宮殿の、手入れの整った庭園でピクニックなんて贅沢すぎー!
ま、食べてるものは極めて質素ですが(笑)
それからまたプチ・トランに乗ってプチ・トリアノンへ。
写真は敷地内に入ったところから撮った一枚。 -
内部に入って、正面階段。
プチと付くだけあって、プチ・トリアノンは小さい。
小さくて可愛らしい。
この階段の手すりにはマリー・アントワネットのイニシャルが。 -
これがそう。
真ん中の円に「M」と「A」が重ねてあります。 -
1階部分のほぼ半分は広いキッチンになっていて、これはストーヴ。
今まで見てきた宮殿とちがって、ヒューマンな印象です。 -
2階にはさほど大きくない部屋がいくつかあります。
これは動く鏡の間。
柔らかい色使いで優美です。
これぞまさしく私がずっとアントワネットさまに抱いていた印象にマッチする雰囲気。 -
王妃の寝室。
家具調度は「家具はジョルジュ・ジャコブ作」とか「置時計は誰それ作」「洗面台は誰それ」と、どれも手の込んだものばかりなのですが、そう聞かなければ、ちょっと豪華なヨーロピアンアンティーク調のお部屋に見えなくもないです。
それくらい、アントワネットは普遍的なセンスを持った、美意識の高い人だったんだなぁ、、、と感慨ひとしお。
なにしろ私は小学生の頃、放課後お友達の家に集合してベルばら10巻セット(全員持ってた!)をセリフ読みしてたくらいのフリークですから!
それも日東紅茶を出がらしで何杯も飲みながら(笑) -
アントワネットさま、、、
うう、なんか泣きそう、、、 -
1階に戻ってビリヤード室。
このビリヤード台は2005年に復元されたもの。 -
ヴェルサイユ訪問はまだまだ終わりません。
なにしろ最初からここに1日あててあるんですから。
王妃の村里への途上の愛の殿堂。
アントワネットとフェルゼンが密会したと、マンガでも映画でも描かれている場所です。
密会なのに誰か見たん?って感じですが。 -
アントワネットが宮廷生活からの逃避として作らせた王妃の村里。
たしかにのどかで心安らげる場所です。
しかし、この田園趣味にはめちゃめちゃお金(税金)がかかったのも革命の遠因。 -
湖畔の水車小屋
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王妃の家
宮殿とは対象をなす素朴な佇まい、、、 -
マルルボローの塔
HPによれば、湖でのボート遊びや釣り遊びに出る時の出発点だったとか。 -
そして農場
孔雀まで真っ白で高貴なのが、さすがヴェルサイユ! -
農場では今でも沢山の動物が飼育されています。
これが同じヴェルサイユ宮殿の敷地内とは思えない。
午前と午後とで目に映るものの次元が違い過ぎて混乱しそうです。 -
地元の小学生が遠足で来ていました。
ボーイズはロバにそこらへんの草をやって大はしゃぎ。 -
村里と牧場でかなりの距離を歩いて、ようやくプチ・トリアノン付近まで戻ってきたところ。
途中でアントワネットが作らせて、自ら「セビリアの理髪師」を上演した「王妃の劇場」にも立ち寄りました。こちらは保存のためかかなり暗く、撮影も禁止。
訪れる人も少なくひっそり。 -
プチ・トリアノンの庭園。
建物の後ろ側にある英国式の庭園です。 -
もういい加減ヴェルサイユは堪能したので、またプチ・トランに乗り宮殿までもどってきました。
最後にもういちどこの大宮殿を振り返って、アントワネットの気持ちで「アデュー」とお別れを。
この日はようやく念願の場所に来られて、本当に記念すべき一日でした。
この後はまた171番のバスに乗ってパリに戻ります。
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