2015/05/06 - 2015/05/11
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yakyukozouさん
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5月9日(土)
蛇頭山を堪能したあとは、更に先の多納に向かいます。
多納は、石板家屋という伝統的な建築文化を持ったルカイ族の集落です。
集落内には石板家屋以外にもルカイ族の文化を象徴する百歩蛇や百合のレリーフや彫刻がありとても美しく藝術的だと評判の村なのです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
11:30
台湾の青年たちにバイクで送ってもらったので、蛇頭山観景台で下車したバスより少しの遅れで多納部落の入口に到着することが出来ました。
多納部落は、森の中に突然現れる集落という感じでした。 -
バス停の前の広場で流暢な日本語で話しかけられました。
「日本人?」、「どこから来たの?」、「ゆっくりしていってよ」と。
聞いたら皆さん、ルカイ族のお年寄りたちです。 -
集落のメインストリート。
小さい集落なので、徒歩でじっくり観て回ります。 -
馘首した首を掲げる不思議なモニュメント。
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右側は首のレリーフ。
色遣いも鮮やかで何だか藝術村に来たようです。 -
ルカイ族の神である百歩蛇が。
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多納の地区センター。
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地区センターの壁画。
狩りの様子かな? -
多納の地区センターに掲示してあった地図。
小さい集落です。
2〜3時間もあれば余裕で回れます。 -
道路脇の擁壁にもルカイ族の生活の様子が刻まれていました。
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こっちにも百歩蛇の模様。
下は石板積。 -
民宿がありました。
中で値段聞いたら、1泊700元だけど今日は満室と。
多納部落には、民宿が4軒ありました。 -
メインストリートから1本逸れたあたりから石板(スレート)家屋が点在しています。
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石板家屋は、平らな石板を積み上げていくルカイ族の伝統的な建築方法で建てられた家のことです。
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あちこちにあります。
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これも。
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100m位で突き当り。
突き当りを下りて行ったところに「多納温泉」があるらしいのです。
多納温泉は2009年8月の台風で崩壊してその後の様子がわからなかったので、
見に行ってみよう、と思いましたが、かなり下っても行き当らないので今回は止めました。
(復旧したかどうかは不明です) -
集落の一番奥から見た渓谷の眺め。
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また民宿がありました。
次回来たら宿泊したいな・・と思い友生民宿さんの中を見せて頂きました。 -
1泊1部屋800元 (休日は1000元)。
こちらが1階の入口。 -
靴を脱いで入室します。
日本の文化と同じです。
テレビとエアコンは無かったと思います。 -
トイレとシャワー・・・とこんな感じ。
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集落の中心の方に戻ります。
こんな大きな石板家屋もありました。 -
家屋に描かれたルカイ族の壁画。
下には「連飲」の器のようなものが描かれています。 -
この家屋はまだ新しいです。
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集落の隅に多納林道へ抜ける道(多納勇士歩道)がありました。
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100m程上るとルカイ族のモニュメント(祭人頭場)がありました。
敵の首を取ってその首を祭ると部落の守り神になる風習があって、ここはその首を祭った場所らしいのです。 -
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勇士呼換台と書いてありました。
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高台から見た多納部落の様子。
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集落の中心に戻り遅いランチにします。
これは途中にあった学校(多納國小)です。
これはなかなか素晴らしいですよ。藝術的です。 -
学校に描かれたレリーフ。
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学校で見たレリーフ。
百合の花が・・・ -
ここは警察署。
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どんどん戻ります。
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バス停に近いところでランチ。
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ランチの定食のようなものを注文。200元位。
(ルカイ族の食べ物が一応全部入っていた)
部落香腸というソーセージや豚肉の切り身のようなもの、粽のようなものなど、どれも美味しかった。 -
黒米のお餅のようなもの。
粽に近いかもしれないけど、見た目とは違い、穀物の食感がよくて香りや味も爽やかです。
特に美味しかったです。
病みつきになる味です。
また食べたいですね。 -
店内にはルカイ族の人たちがどんどん集まってきて、麦酒を飲みながらカラオケ大会になった。
ず〜と歌ってる。 -
お酒も売ってました。
1本150元。
それぞれ1本づつ買いました。
因みに、「黒米酒」の方がお薦めです。 -
15:10
就醫公車31線の最終バスで美濃に戻ります。
蛇頭山まで乗って来た時と同じバスでした。
ルカイ族の多納部落は、散策しているだけで不思議な気分になれる場所でした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- binchanさん 2015/05/25 13:56:38
- 就醫公車いいですね(^−^)
- こんにちは。
毎度わくわくしながら見てますが、今回はレアなバス路線が出てきたので、テンション高めです。最後の、高雄客運のバスが停まっている写真なんてすごくいいです。
それにしても、H31路線の曜日変更、よく発見しましたね。普通の時刻表ページは変更から1カ月以上たついまも、相変わらず平日のみと表示されたまま。「最新消息」は常にチェックしていないといけませんね。気をつけねば!
あの路線は山間部の住人が都会の病院へ行くための路線なので、多納発が「去程」(往路)なんですね。車輌は多納で夜を過ごすので、運転手さんは必ず多納集落の住人ってことでしょうか。
ところで、地区センターの壁画ですが、あれは多納集落発祥の伝説だそうですよ。
昔は多納に集落はなく、ちょっと離れた所に住んでいた一族が犬を連れて狩りにやってきて、その犬がこのあたりからさも帰りたくなさそうにしていた、ということから、一族はここに移住したんだそうな。現在でも災害があれば移住を余儀なくされますが、山中の厳しい自然環境の中、昔の人々もその時々に合った場所に移り住んで行ったんですね。
霧社事件ゆかりの地を巡って旧川中島まで行かれたyakyukozouさん、この後はどういう展開になるのでしょうか。
binchan
- yakyukozouさん からの返信 2015/05/25 15:26:29
- RE: 就醫公車いいですね(^−^)
- binchanさん、こんにちは。
メッセージ有難うございます。
就醫公車H31線のバスの運転手さんは原住民族の人です。
容姿だけではなく休息中も、多納部落の住民と物々交換したり、談笑したり・・・とすごく親しげでしたので、多分、多納部落の住人ではないかと・・・思いました。
地区センターの壁画の件、なるほど〜!
さすがbinchanさん、・・・伺うまで知りませんでした。
次の日のブログは、色々あってまた原住民の人に助けてもらいました〜。
今、整理してますのでお時間ありましたらまた覗いてみて下さいね。
yakyukozouより
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