2015年5月　台湾　埔里と高雄の旅④　モーナルタオの集落マヘボ社～「廬山温泉」へ

2015/05/06 - 2015/05/11

５月８日(金)

今日も早めに出て北門からバスに乗り「廬山温泉」に向かいます。

廬山温泉は昔、モーナルタオの集落「マへボ社」だったということです。
今も集落の跡と古戦場が残っているとのことなので行ってみました。

エリア その他の都市(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

８：４０

廬山温泉に到着です。
誰も歩いていません。

温泉街を抜けてマへボ社の集落跡と古戦場に向かいます。

つり橋を越えたら警察署の手前を右に登って行きます。

だんだん山道のようになります。

標識がありました。

しばらく歩くとキャンプ場が見えたので、古戦場はどこかと聞くと優しそうなお姉さんがもう少し先を指さして「あの周辺全体がそうだ」と身振りで教えてくれた。

バス停からここまで坂道を３０分位歩きました。
それにしても、この暑さはかなり堪えます。

小屋らしきものが見えました。

ありました！
これかぁ〜、セデック族の住居跡。

でもいつのものかはわかりません。

小屋の横には記念碑があって、「マへボ社最後の戦場」らしきことが彫られています。

追い込まれたマへボ社の人たちはここが最後の戦場となったのですね。

モーナルタオの像。

嘗ての戦場も、今は畑とキャンプ場になっていました。

畑もこんな感じに。

廬山温泉まで戻ろうとすると、その途中、道が分かれていてその先にモーナルタオの家があるようなので行ってみます。

こんな道をどんどん登って行きます。
途中、草刈している人がいたので、「モーナルタオの家は？」聞くと、山の上を指さして「もっと上、もっと上」と。

かなり山の上の方まで来ましたけど、道も山道になってきてちょっと不安になったので、ここで引き返すことにしました。もうクタクタです。

でもいい景色。
下の方に見えるのが廬山温泉の付近。

廬山温泉まで戻りました。

汗が凄いので、朝から入浴できる「夏都大飯店」に行きましたけど、３０分待ってもフロントに誰もいないので、バスの時間の都合で入浴はやめました。

台湾人のお客さん(家族連れ)が他に２組いましたけど、やっぱりフロントの人を探してました。

埔里に帰るバスに乗る際、「雲龍橋で写真撮りたいから３分停まって」と筆談でいったら、運転手さん、携帯いじりながらチラ見で「いいよ」と。

映画「セデックバレ」にもでていたけど、雲龍橋は鎮圧部隊の渡河を阻止しようと、セデック族が自ら切り落したつり橋だ。

今は、この架台しか残っていない。

横には立派なコンクリートの橋が架かっています。

待っててくれたバスに戻って埔里に帰ります。

埔里の「一焼丼」でランチにします。(埔里駅の斜め前です)

お店の中の感じ。

お店の人に任せて注文して出てきたのがこれ。
商品の名前、忘れましたけど、はっきり言って旨い！

スープも２種類がセルフでОＫ！

食事のあと、埔里酒廠という酒工場に行きました。

南投県特産の台湾バナナ。
とても大きくて１本２０元。

こんな本格的な台湾バナナは初めて食べました。

(ここは同じ敷地で別棟の農會の建物で埔里の加工農産品や樟脳を使った石鹸や香料もありますのでお土産探しにいいです。クチコミに書いておきますので宜しければ参考にして下さいね！)

埔里酒廠 博物館・美術館・ギャラリー

２階の文物館は、原住民族の資料館のようになっていました。

そこで発見したのがこの写真。
原住民族の「兄弟飲」です。
やっぱり、原住民族と飲酒の習慣は、繋がりが深いのでしょうね。

こんな珍しい写真もたくさんあって１階の試飲コーナーより文物館の方が、面白かったです。

この暑さでバテバテなので、埔里の街をブラブラしながら今日はゲストハウスに戻って明日に備えます･･･

埔里酒廠 博物館・美術館・ギャラリー