スペイン～フランス　酔っ払い街道周遊記　2015ＧＷ　その9

2015/04/24 - 2015/05/08

2015年・ＧＷ旅行は　スペイン＆フランス周遊です。その日程は

（01日目）　4/24（金）　伊丹～マドリード移動（マドリード泊）
（02日目）　4/25（土）　セゴビア観光他（マドリード泊）
（03日目）　4/26（日）　ｴﾙ･ｴｽｺﾘｱﾙ観光、ｵﾍﾟﾗ「椿姫」（マドリード泊）
（04日目）　4/27（月）　MAD→SCQフライト移動（ｻﾝﾁｬｺﾞ･ﾃﾞ･ｺﾝﾎﾟｽﾃﾗ泊）
（05日目）　4/28（火）　サンチャゴ大聖堂、オビエド移動（オビエド泊）
（06日目）　4/29（水）　オビエド観光（オビエド泊）
（07日目）　4/30（木）　レオン観光（オビエド泊）
（08日目）　5/01（金）　ｵﾋﾞｴﾄﾞ→ﾋﾞﾙﾊﾞｵ移動（ビルバオ泊）
（09日目）　5/02（土）　ビルバオ近郊にて食事会（ビルバオ泊）
（10日目）　5/03（日）　ﾋﾞﾙﾊﾞｵ→ﾊﾞｲﾖﾝﾇ移動、バイヨンヌ観光（ﾊﾞｲﾖﾝﾇ泊）
（11日目）　5/04（月）　ﾊﾞｲﾖﾝﾇ→ﾎﾞﾙﾄﾞｰ移動、ボルドー観光（ﾎﾞﾙﾄﾞｰ泊）
（12日目）　5/05（火）　ワイン・シャトー見学（ボルドー泊）
（13日目）　5/06（水）　ﾎﾞﾙﾄﾞｰ→パリ、オペラ「魔笛」（パリ泊）
（14日目）　5/07（木）　パリ市内観光、CDG空港発フライト（機内泊）
（15日目）　5/08（金）　CDG～伊丹空港にて帰国


マドリードINでスペイン北部のガリシア・バスク地方を周遊した後、フランス南西部からパリOUTのコースです。
オペラ・食事・教会巡り・美術館巡りと、ワイングラス片手に　あっちこっちフラフラ(笑)な　ほろ酔い旅行になりました。

エリア パリ(フランス)

5月6日(水)　13日目

ボルドーのアパートメントをチェックアウトして、ホテル裏の停留所からバスで駅に向かいます。

ＴＧＶの出発時刻まで余裕があるので、ボルドー駅構内の写真撮影。

何故か駅構内にサイクルマシンが有り、おっちゃんが朝っぱらから自転車漕いで運動してます。
駅地下にはお店もあり(地上階にはマクドも有った) 簡単な食事もできるようです。

鉄ちゃん読者の皆様のために、フランス在来線とＴＧＶの写真も撮影して９時１８分発のＴＧＶに乗り込みます。

私は荷物を持っての鉄道移動の際は、安い早割・１等チケットを購入しています。
1等車両の座席は１列＆２列の座席になっていて、早くに買えば単独の１人掛け指定席がかなり安く買えるのです。

黄色い花の咲くなだらかな牧草地帯を抜けること3時間弱、おやつに洋桃とマカロンを食べ、定刻１２時０９分の１０分遅れでパリ・モンパルナス駅に到着、ここが最終目的地です。

パリ宿泊は１泊だけ、オペラとお土産の爆買い(?)がメイン目的です。

このアパートホテル　Citadines Maine Montparnasse Parisはモンパルナス駅の隣・Gaite ゲテ駅から徒歩30秒で、ボルドー等の南西部やモンサン・ミッシェルへの鉄道利用者には便利な場所で、ＣＤＧ空港へのＡＦバスも発着する好立地です。

先ずはセーブル・バビロン駅に行き、大好きなメゾン・ド・ショコラのチョコにポワラーヌの田舎パン等をお買い上げ。
次に歩いて3分のデパート、ボン・マルシェグルメ館でチーズとバター、オリーブを買い、かなり重くなったので(田舎パンは１個２kg)、一旦ホテルに戻ります。

お部屋に戦利品を置いて、次はモンパルナス駅近くのスーパーマーケット・モノプリで　ばらまき用のお菓子と今夜の食事用デリ、ミネラル水などを購入。
最後にホテル近くのパン屋さんでキッシュを買い、お部屋で焙じ茶を沸かして　遅めのランチです。

お風呂に入ってお化粧もばっちり(^_-)、１９時半開演のオペラ「魔笛」を見るため、１８時半過ぎからバスティーユ歌劇場に向かいます。

今夜のオペラはフランスらしく、現代的演出な「魔笛」で、夜の女王と侍女達、神官ザラストロと神殿に使える者たち全てが、最初は黒の屍衣に身を包み黒いヴェールで顔を隠して登場します。

黒一色の「死者の国」の住人である彼等に対して、白い衣装の王子タミーノと王女パミーナ、茶色い衣服の鳥刺しパパゲーノだけが「生者の国」に属する人間として三つの試練に立ち向かい、
そして最後にはザラストロと神官達だけでなく夜の女王達　登場人物全員が白い衣装で新しく生まれ変わり、「生者の国」の住人となり、互いに抱き合って「生」の喜びを分かち合いながら、若い恋人たちを祝福する場面でオペラは幕を閉じます。

夜の女王のアリア「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」も素晴らしかったし、パパゲーノ役の歌手もノリノリの大熱演、パリ最後の夜を楽しいオペラで満喫できて大満足です。

２３時半前にホテルに戻り、夜食はチキンカレー。
・・・・・カレーは、日本のが一番おいしいと思うっ！と、ここで力強く断言させて頂きます。

5月7日(木)　14日目

朝６時に起きて荷造りを済ませ、９時前にホテルをチェックアウトし荷物を預かって頂きます。

朝食は前日に購入しておいた　ポワラーヌのパン・オー・ショコラとショソン・オー・ポム♪

最初はシャンティー美術館（去年のお正月に行ったら冬期クローズだった）に行く予定だったのですが、帰国日にスト多発のＳＮＣＦで郊外に行くには不安があり、安全策でパリ市内をうろつく事にして、９時から開館のルーヴル美術館で好きな作品を見て回ります。

以下、個人的趣味での（ふへへ）　ルーヴル収蔵品画像です。

１２時になったので、ルーヴルを出てセーヌ川河畔を歩いて　サンジェルマン・デ・プレに向かいます。

パリ最後の食事は、左岸・ポンヌフ近くの２つ星レストラン、Le Relais Louis XIII（ル・ルレ・ルイ・トレーズ）で　お昼ご飯です。

ここには何度か来たことがありまして、ルイ１３世（Louis XIII）が父王の暗殺時に滞在し　その場で次王の即位宣言をした修道院を改築したレストランです。

お店への入店は早めの１２時半、グラスシャンパン・ロゼを飲みつつ　プリフィックスメニューから今日の献立を決めて、パリ最後の食事を楽しみます。
ガス入り水をお願いすると、シャテルドンがサーヴされました。

アミューズ・グールから始まり　冷前菜は蟹のムース仕立て（ここまでは共通）、温前菜には今が旬のアスパラガスを選択。

冷前菜はカシスのようなフルーツが入っていて、お味のハーモニーを楽しみます。

ステンドグラスとシャテルドン、オシャレな組み合わせ(^_-)

そしてアスパラが、セップ茸が美味しいぃ〜〜〜！　前日に私が茹でたホワイト・アスパラと同じ食材とは思えない、これぞ　Ｔｈｅ！フレンチなお味

そんで、メインのオマールには、------完全にノックアウトされました。
このオマールの火の通し加減は、まさに完璧。

濃厚なビスクソースは　お皿ごと舐めてしまいたいぐらい、オマールの濃厚な旨味と甘味に、ほんのりカレー風味そして極く極く少しだけ山葵のスパイスが混然一体となった、得も言われぬ美味しさです。

本日のお勧めフロマージュとして熟成コンテ、デザートは予め注文していたスフレにバニラアイスを添えた優しい甘さです。

各々のお料理に合わせたグラスワインを４杯とグラス・シャンパーニュ１杯（我ながらよく飲んだわぁ）、最後にエスプレッソで締めて、ちょっとほろ酔い加減でお店を後にします。

レストランから道を挟んだ向かいの　MARIAGES FRERES（マリアージュ・フレール）に寄って　自宅用アッサム茶葉のお勧めを聞き、セカンドフラッシュの　NAHORHABIを３００g購入します。
地下鉄１６時半頃にホテルに戻り、１７時発のＡＦバスでＣＤＧ空港に向かいます。

空港バス渋滞のため２時間近くかかり、ＣＤＧ空港着は何と１９時前。夜２０：３０発のフライトＪＬ４６便・羽田空港でフランスを後にします。

5月8日(金)　15日目（最終日）

前日の夜にパリを飛び立ったＪＬ４６便は　翌日１５：２５の定刻に羽田空港に到着です。
国際線ターミナルから国内線搭乗口には連絡バスで移動になったので、搭乗口近くのお店で　ぶっかけ饂飩と枝豆（完璧にオヤジメニューだわ）の遅い昼食を摂り、羽田１７：３０発→伊丹空港１８：３５着のフライトで大阪に帰着です。
最後の写真は、今回の旅行でＧＥＴした戦利品たち(^_-)　中央の　まん丸いのがポワラーヌの田舎パンで〜す♪
みなさま、長々と続いた旅行記を読んでくださって、ありがとうございました〜m(__)m