春満喫！ ソウル&郊外 一人旅 Vol.7 2015年 4月＜前編＞

2015/04/04 - 2015/04/06

日本は桜が満開のはず…
せっかくのお花見シーズンを見逃しちゃう！
と、少し後ろ髪引かれながら…

でも、今回はマイルで航空券を
宿泊は、10泊分貯まると1泊サービスの
サイトの特典で、実質1泊分の宿泊費と
それぞれの手数料くらいで行ける為
それなら、やっぱり海外へと
お隣の韓国へ、一人旅に出かけて来ました。

韓国も小雨降る花冷えのお天気では
ありましたが、梅も、桜も、木蓮も
そして満開の連翹（韓国名はケナリ）も
愛でる事ができました。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅のスタートは、やはり関空です。
いつもは、出国一時間前到着で時間を持て余す
私ですが…
今回は、こんな列ゴールデンウィークでも
久しく見てないやんか〜〜！！
状態。

エアカウンターはすんなりでしたが
ゲートに並んだのが70分前で
家族に頼まれたタバコだけ買って
搭乗口に着いたら、もう搭乗開始してました。驚

JALのマイレージが貯まり
特典航空券では、とんでもない経路の為
（時間が有れば、それも良いですね。^^）
マイル精算で購入。

とうとうJAL機のソウル便は無くなって
しまいました。

従ってKALに搭乗ですが
最近は、どんどん小さな機体になる
寂しい旅行でしたが
今回は、3列 3列 3列の
ちょっと大きめの機体。

しかし、やはり隣の隣からのお客様が
沢山搭乗。乗継と航空券も安価になるので
韓国経由で日本へ来られてるのかな…
買物好きな方なら仁川経由は
嬉しいかもしれませんね。

飛行機は大きくなりましたが
機内食はどんどん縮小。
LCC並みかと思いますが
元々機内食には期待しない方なので
少し小腹に入れば良し。
フルーツは嬉しいですね。

関空の激混み具合に、仁川の入国審査もか？
と、急いで向かっていたら
建物に入った所で、王様の御一行に遭遇。

免税店エリアで帰国前にお見掛けしますが
こんな所から出発されていたとは…
急ぐ足を少し止めて、暫し見学、撮影。

王様スイッチの入る前、係のオンニに
並ばされたり、身だしなみのチェックを
されていました。

入国審査では、少し並びましたが
仁川空港ではそれ程の混み様でもなく
ランチを一緒に食べようと言ってくれた
一足お先にソウル入りした友だちとの
待ち合わせに向けて
時間が読める空港鉄道でソウル市内へ。

ソウル駅の工事も終わり、地下鉄への
乗継通路が出来ていました。
タクシーでホテルに向かうつもりが
駅構内の様子が変わっていて迷ってしまい
結局地下鉄で移動しました。

仁川空港にあったつつじです。
早速、満開で迎えてくれました。
ソウルの春に期待して… ^^

今回のホテルはシンシンホテル。
以前から泊まってみたかったホテルです。
2013年開業で口コミも良いホテルでした。

フロントは日本語を話せる方も
おられるので、心強いです。

約束していたレストランは、ホテルの2軒隣
ハンガラム（2号店）。
拘り素材の薬膳を出すお店です。

3人で入ったのでコースにしました。
単品で扱われているメニューが数品入り
最後にカルクッスの入った海鮮鍋とご飯。
薬膳というイメージから
辛い物は少ないかなと、勝手に思っていたので
意外と赤いおかずの多さにびっくりしました。
お味は全く問題なし、美味しかったです。

では、友と別れて観光の開始です。

先ず向かったのはここ市庁舎の前にある…

徳寿宮です。
ここは禁川（クムチョン）という川があった所。
今はもう川はありませんが
この橋の下に池があり、当時を忍ばせて
いるようです。

いきなり満開のレンギョウ（ケナリ）か
綺麗ですね。

少し入ると、チンダルレも咲いていました。
（カラムラサキツツジ）

ここは、中和殿です。
徳寿宮の中枢で、国の公式行事を
執り行った場所です。

中和殿前には家臣たちが
文武左右に分かれて
階級毎に並ぶ為に、階級名が彫られた
石が置いてあります。
韓国時代劇ドラマでお馴染みですね。

中和殿の真ん中、天井には2匹の龍がいます。
昔、友に課せられたミッション！
龍の爪の数ですが、5本です。
間違いなく！

中国旅行の際に、5本爪は皇帝、4本は貴族
3本は庶民が使う物に描かれると聞きました。
骨董品店では、5本爪の龍を買われると
皇帝の身の回り品だったのかもしれませんよ。^^

玉座と日月五峰図。
朝鮮王朝の玉座の後ろには
この絵が必ず置いてありますね。

王様を意味する太陽が右に
王妃を意味する月が左に昇り
2筋の瀑布を持つ5つの峰が描かれています。

一番奥には国立現代美術館 徳寿宮館
があります。

その前に大きくて見事な枝垂桜が
ほぼ満開でした。
写真を撮ってる人が多かったです。

こちらは、大韓帝国歴史館。
昨年10月から公開されていて
時間公開、一回につき15名
予約が要るとか…
外国人は要らないとか…との事。

ここが、入口かもしれません。
中から一人出てこられただけで
開いているのかも不明…

王室で使われた品々や
歴代王の御真（オジン=王の肖像画）などが
展示されてるそうです。

磨りガラス越しの中の様子。

何だ、ちゃんと調べて行って
入ればよかった…と帰国後後悔中…

昔御堂（ソゴダン）
他の建物が丹青で飾られているのに
ここは色が無く、落ち着いています。

この前にも大きな枝垂があり
撮影スポットとして賑わっていました。

やっぱり、こういうのが落ち着くわ〜と
腰掛けたかったけど
禁止マークがありました。

左側は上下とも梅
右はボケ

韓国の梅は匂わないなぁ〜と
思いました。
日本だと、どこに梅があるの？
という状態でも、あれば香ってきますよね…

即祖堂（チュッチョダン）
ここは韓国らしく、建物の下を
潜れる様になっています。

聖公会ソウル聖堂の赤屋根が
見えています。

春花の競演。綺麗ですね。

静観軒（チョングァンホン）
コウモリのモチーフが四隅にあります。

そろそろ帰ろうかな〜と出口へ向かいかけたら
徳寿宮のガイドさんだと思われる
韓服姿のアガシたちに遭遇。
古宮には、やはりお似合いの格好ですね。

丁度、衛兵の交代式をやっていたようです。
写真を撮ろうとしたら
止まらずに行きなさい。と
係の方が近付いて来られました。

はーい！ 直ぐ行きます。
チェソハmミダ！

見学者の後ろからもう一枚だけ撮って
次の目的地へ向かいました。

ここが何処だかお分かりですか？
漢江が見えていますね。
ドラマ好きな方だと、時々出てくるので
ご存知ではないでしょうか？

京義線 鷹峰（ウンポン）駅です。
2号線で市庁から往十里まで
京義線に乗り換えて一駅目です。

駅からもみえる、あの山が次の目的地。

駅前には学校もあって
サッカーをする男子たちもみえました。

では、簡単に道順を説明します。

写真中央奥に、鷹峰駅1番出口があります。
まっすぐ手間に向かって歩いて来ると
（右手の建物は鷹峰駅です。）

ここが、駅の西の端。
見えてるのがホームの端っこです。
1番出口は東の端なので
まっすぐ西に向かって歩いて来ます。
（写真は振り返った図になります。）

まっすぐ歩いて来た図がこちら。
道が二股に分かれています。

左側に行くのかな？

それとも右側？と、地図と見比べていたら
通りかかりのアジョシが
右側の道を指差してくれました。

カmサームニダ。^^

右側の道を進むと、ここにつきあたります。
左折して…

この坂を登って行くと…
(結構キツイ勾配ですよ！）

もう、ケナリで埋め尽くされて
行きますので迷うことはないと思います。

子ども達が遊ぶ公園もあります。

ちょっと雨が降りだしました。、

ここは、桜も咲いていて
ピンクと黄色で綺麗なぁ〜 ♪

目指したのは鷹峰山（ウンポンサン）。
ここが山頂。この東屋は鷹峰亭です。

満開のケナリに合わせて
“ケナリ祭り”が行われていた様です。

暫し、ここからの景色を堪能。

ケナリは少し匂いがあります。
梅の様な芳しい感じではありません。
菜の花の様に青臭い感じでもありませんが
似ている香りを思い出せず
上手く表現できできませんが
強いて言えば、草の香というか
木の香りがします。

韓国人にとって、春と言ったらケナリで
黄色を見ると春を連想するそうです。

日本人にとっての、桜の様な存在かな…

山頂では、色んなイベントが行われていて
露店も出ていました。

ここは、このハガキに何かを書いて

このポストに投函する様でした。

ソウルで満開の桜が観れるとは
思っていなかったので嬉しい♪

降りる道は数カ所ありましたが
迷いたくなかったので、控えめな冒険に
止めておきました。

でも、誰もいない場所を見つけられて
ラッキー！

ホントに満開。
ホントにひと山ケナリなんだ！
と、驚きました。

アジュモニが、スタスタと
この吊り橋を歩き、真ん中で
ぴょんぴょん飛び跳ねるので
私は観るだけにしました。汗

お天気が良ければ
青い空に黄色が映えて綺麗だろうに…
と歩いていたら

青と黄色のコントラスト、見っけ！

駅の方角を確認してソロソロ帰りましょ♪

同じ道を戻り、駅の1番出口に
帰ってきました。
喉乾いたよね〜と思っていた所に
目に飛び込んで来ました。

駅前に最近できたのでしょうか？
店内も綺麗で、お花が飾ってあったし
名刺を下さいと言っても、まだありません。
との返事。

ネットで探してみたものの、情報に行き着かず…

でも、美味しい香りのカップチーノで
値段もそんなに高くない！最高やん♪

と蓋を開けたらシナモンの香りが…
せやった！ 韓国はカップチーノ
シナモン入りが多いねん！と…
再び失敗しない為にも
潔くこのまま飲んだ私です。

そして又逆行して東大門歴史文化公園駅へ。

ddpで開催中の「潤松文華 第三部」を
観に来ました。

今回のテーマは山水画。
キム・ホンド作品は数点ありました。

チョン・ソンという方の
山水画が沢山ありました。
右下のポストカード
『金剛内山』という絵は
比較的大きめで
見ごたえがありました。

新しいデザインの椅子も
増えていました。

5号線で光化門駅へ移動。
4番出口に直結で教保文庫があります。

今回の旅の目的の一つでもあった
『あらしのよるに』シリーズを
買って帰る！の為に来ました。

全冊欲しかったので
事前にホテルにメールして
予約してもらいました。
お蔭さまで、無事購入出来ました。
ありがとうございます。^^

光化門からは歩いて帰ろうと
地上に上がりました。
夕焼けに燃える光化門広場を観ながら

市庁舎前にはこんなオブジェが…

信号を渡るとプラザホテル。

そうだ！ あそこに寄り道しよう！^^

プラザホテルB1Fにある
エリック・カイザーです。
おやつ買っとこう♪と
やって来ました。

覗いてみたら空席があったので
そのまま晩ご飯を食べに入りました。

と言っても、ここはホテルの隣です。

コムタンでも、コンクッスでもと
思いましたが、コンクッスはまだの様です。

なら、コムタンだね。^^

去年、明洞の有名店で頂きましたが
もしかしたら、こっちの方が旨い！
かも…と思いました。

お肉も柔らかくて、しっかりとした味。
スープも飲み干したいくらいでした。

ハッピーアワーはやってましたが
夜に開いてたら、ちょこっと
お酒とおつまみでも…と
思っていたホテルのダイナーbar

もう終了してしまった様です。

荷物をリセットする為に
ホテルに戻りました。

入口でこのニコちゃんが迎えてくれます。
階下にフロントがあります。

宿泊者は階段をおりるか、入口右手の
エレベーターで一度B1Fへ。

部屋に入るにはその向かいにある
エレベーターに乗り換える必要があります。
セキュリティーがしっかりしていて
いいなと思いました。

部屋に戻って又出て来ました。
やっぱりここは市庁舎前。

新市庁舎は微妙に色を変えながら
ライトアップされています。

大漢門。やって来たのは
またしても徳寿宮です。

ここは夜 9:00まで開いています。
（入場は20:00まで）

昼間は曇っていて
いまいちだった桜も
ライトアップされて綺麗です。

ピンクと若草色の葉っぱの
コントラストイイですね♪

中和門も中和殿もライトアップ。

中には入れませんが
入口から中和殿内は見学可です。

丹青もライトアップされて綺麗♪

実益と魔除けを兼ねた
水桶もライトアップされて
ワンダフル！

お昼間も魅了された昔御堂。
やっぱり、綺麗やわぁ〜♪

桟がレースみたい…

手振れに注意して
綺麗に撮りたい！

ほら〜、綺麗すぎるやん！

ここもイイね！

石造殿もいい感じ♪

結構人いてはるんやね…

こういう感じも好きやわぁ〜
と、静かに興奮気味…

そうそう、静観軒も観とこう…
昼間とはまた違って

より一層艶やかに…
ここは皇帝が宴会をしたり
寛いだ場所との事。

なるほどね…
昼間よりこちらの方が良い感じです。

出て来た時には半分閉まってました。

徳寿宮からの帰り
南大門こと崇礼門が観えました。

飲み物など買いたいし
スパーマーケットでも行くか…と

そのままソウル駅まで歩きました。
15分くらいで到着です。

これは旧ソウル駅。
今は博物館になっているようです。

ロッテマートでいいか…

エスカレーターを上がって
振り返ったらソウルタワーも
観えました。

ロッテマート、入ってみたら
めちゃくちゃ混んでて。大汗

折角歩いて来たので
お土産などは出直すとして
今夜必要な物のみ購入。
早々に退散しました。

お水とグレープフルーツジュース
牛乳を買って来ました。

エリック・カイザーで買った
チョコレートケーキと
持って来たドリップ珈琲で
お茶しました。

明日は少し遠出する予定なので
ゆっくりお風呂に入って
早目に就寝しました。

それでは、おやすみなさいzzz