2015/03/16 - 2015/03/17
189位(同エリア440件中)
まりも母さん
古い建物、特に明治~昭和初期の洋館が一番好きなまりも母 富岡製糸場には数年前から行きたいと思っていました。
行きたいなぁ~と思っているうちに世界遺産に登録されて、そうしたら、ものすごい数の見学者が押し寄せていると聞き、空くまで待つか~~と。
今回、軽井沢へ行くついでもあり 平日にやっと行く事ができました。
富岡製糸場、碓氷峠アクトの道、軽井沢万平ホテル、と1泊2日で群馬~長野のレトロ探しをしてきました。
旅行記は4部に分けて掲載致します。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2013年12月にりんご狩りとプリンスショッピングプラザへバス旅行に行って、
北関東自動車道・上信越自動車道を使えば、軽井沢は案外近い、と実感し、
ダンナと二人で車で行きました。
9時に自宅を出発、上州富岡駅そばの無料駐車場 富岡駅東駐車場に着いたのは、11時半前。
平日ですが、駐車場には結構沢山の車が停まっていました。
富岡製糸場近くに有料駐車場がいくつもありますが、(大体1時間200円)私たちは駅周辺にも古い建物があるかもしれない、と思い、だったら駅近くの無料駐車場の方がいいや〜と思ったのです。
ここから製糸場までは約1キロです。 -
駐車場を出るとすぐ、上州富岡駅が見える踏切です。
小さな田舎っぽい駅のホームが見えます。 -
踏切から見たホームは田舎駅って感じでしたが、
駅前から見ると、モダンな駅舎になっています。
上信電鉄の中では大きな駅で、「常時2名の駅員が配置」だそう・・・、常時2名で主要駅って、なんてのどかなのでしょう〜。
現在の新しい駅舎は2014年3月、ちょうど1年前に開業したものですから、製糸場の世界遺産登録を考えての計画だったのでしょうね。 -
製糸場へ行くには駅前の道を南へまっすぐ進めばいいのでしょうが、
駅東方向 斜め向かいに煉瓦と石の建物が見えたので、そちらへ行ってみます。 -
煉瓦の大きな建物と大谷石の蔵っぽい建物が並んでいます。
ここの煉瓦の積み方はイギリス積み。
富岡製糸場はフランス積みだと聞いているので、積み方が違います。
一般的に、フランス積みはイギリス積みより古い時代に多く採用された積み方だと言われるので、そうすると、この建物は製糸場より新しい建物なのかも?と推測できます。 -
大谷石の建物は、積まれた石の表面から昔の手堀りで切り出された石だと判ります。
機械化された採石より前の時代に切り出され、作られた建物だろうと考えられる訳です。
まりも母も、古い建物色々見てきて、段々そういう事が判って来ました。 -
道を東へ進むと、大谷石の建物が切れた隣は、木造の平屋の建物がさらに続きます。
板張りの壁に鉄製の扉が付いています。ヒサシは最近付け替えられているようです。 -
角を曲がると、敷地内が見えました。
>おかって市場 富岡市の「中心市街地の活性化、生活基盤の整備、地産池消の推進」をテーマに企画された総合食料品店
との事です。 -
歩いて来る時に見えた大谷石の建物、煉瓦の建物も見えます。
ここは、かつて養蚕農家の組織「甘楽社(かんらしゃ)」が使っていた倉庫群だそうです。
甘楽社は」明治13年(1880)〜大正時代末期まで輸出用の生糸の販売を行っていたそうです。 -
先ほど、板壁の見えた建物の表側がこちらです。
ナンバーの書かれた大きな扉があって、倉庫のようですね。 -
敷地内にある建物は、繭の倉庫の他、繭の乾燥場もあるもよう。
ショップスペースの前には、学校の図工室にある工作椅子や長持ちなどが置かれてレトロな雰囲気になっています。 -
現在は一部が「おかって市場」という食料品が主なショップスペースになっていました。
-
中は、農産物直売所と言った感じ。
この部分は、改装されていて、元はどんな使われ方をしていたのかは判りません。
商品は、野菜や加工品が主です。雑貨も少しありましたが、少なめ。
観光用のお土産屋では無い感じです。野菜は結構安い。
今日は、これから1泊の旅行なので、お野菜を買うのは無理だなぁ。 -
表に出て、建物見物を続けます。
木製のベルトコンベアーみたいなリフトがあります。
2階へ荷物を運ぶ為の装置が残っているのですね。
この上に繭の入った袋を揚げて、繭を乾燥させる工程が行われたのでしょう。 -
煉瓦の建物は、繭の保管庫だったと思われます。
こちらの建物は、別にカフェだとか物販に使われているのではなく、そのまま。
おかって市場のスペースだけで、他はなんとも中途半端なそのまんま状態で、
正直、なんとも言えないが、ここは観光用の見学施設とかでは無いようです。 -
大谷石の建物も使われている感じではないです。
この建物群、来る前に色々調べた時点では、「地元の食品販売と町の活性化の為にかつての繭倉庫を改修して使っている」位しか判らなかったのですが、
来てみて驚いたのは、放置されていた使い用のない空き倉庫・・・なのではなく、富岡製糸場の激近にある絹遺産に関係するかなり貴重な建物じゃないですか!!
しかも、昔の状態がかなりの部分 そのまま残されているような・・・。
これって、もっとインフォメーションしたり、見学できる用に整備した方がいいんじゃないか??
富岡市も群馬県もこれでいいのか!!いくら世界遺産の「絹産業遺産群」に登録されていないからって、ここを農産物直売所に使うだけでいいのだろうか??
あ〜なんか、もうちょっとすると、煉瓦の倉庫は中のものが取り払われて、カフェや貸しギャラリーになっちゃいそう〜。
内部が既に遺棄されてしまっていて、単なる「箱」状態だったら、それも致し方ない、と思いますが、
なんかどうやら色々な設備が残っていたりするみたいだし・・・。
すごく、もったいないんじゃないの?? -
ちょっと寄り道しましたが、富岡製糸場へ向かいます。
途中にもレトロな建物が無いか、探して歩きます。
西上州やまびこ街道沿いに歩きます。出桁造りの建物が見えました。
商家っぽい建物ですが、こちらは、入り口に石積みの門のような部分がありちょっと変っています。 -
隣にはピンクの建物がありました。
阪本耳鼻咽喉科医院 昭和初期から変わっていない建物だという情報もありました。
きれいに手入れされ、今も現役のようです。
隣の出桁の和館とピンクの建物はどちらも阪本家のものでした。 -
路地があったので、曲がって、歩くと、富岡製糸場の裏手に出ました。
ブロック塀の向こうが敷地で、木造の建物が塀の向こうに並んでいるのが見えました。
入り口は正門なので、ブロック塀に沿って正門へ向かいます。 -
時間が中途半端で、製糸場を見てからお昼にすると食べるのが遅くなりそうだったので、その前に食べようという事にしました。
近くにランチも出来るカフェがあるのは調べてきたけど、入り口のすぐ前に峠の釜飯の「おぎのや」があったので、ここで食べる事にしました。 -
私は2012年の秋、母と上高地に行った時以来の「峠の釜飯」
ダンナは、子供や友人と軽井沢にキャンプに行った時が最後という事で、10数年ぶりでした。
色々な具が乗ってるけど、あんずか栗のどっちかを最後に食べるんだなぁ〜。一応この中ではデザートっぽいという事でね。 -
峠の釜飯をおぎのやのお店で食べたのは初めてです。
テーブルが並んだ部屋は食べるだけの部屋で、隣の売店の方で買ってからこちらへ持って来て食べる、セルフ形式でした。
私たちもそうだったけど、食堂みたいに注文すると持って来てくれるのかと思って、「出口」と書いてある扉から、こっちのお部屋に入って来てしまうお客さんも多いようでした。 -
赤いポストのある正門はもうすっかりお馴染みの図となった、富岡製糸場入り口。
2015年3月中は入場料500円(大人)ですが、4月からは1000円になるそうです。
門左側の入場券売り場で購入してから入ります。
今日は平日なので、並ばずに入場できました。 -
券売所の隣にある建物。
検査人館 明治6年(1873)国指定重要文化財
この建物内は入ることができない為、外からの見学です。
ただし、券売所の隣になるこの入り口からの1階は、荷物預かり場になっているようでした。
webサイトには特に案内は無かったと思いますが、考えてみると、旅行でキャリーバックをゴロゴロ転がしての場内見学は他の方のじゃまですし、場合によっては、文化財の床などを傷める場合もありますので、大きな荷物は預かるかロッカーなどがあった方がいいですもんね。(大きな荷物を持って見学予定がある場合は、事前に問い合わせをするといいです) -
中には入れないので、玄関あたりから写真を撮ってみます・・・こんな所写真に撮ってるのは私だけでしたけどね・・・。
この建物は、生糸の検査をするフランス人技術者の住居として建てられたもので、その後、改修されて、事務所に使われたそうです。
2階には、皇族や役人訪問時に使われる貴賓室があり、大理石のマントルピースも当時のまま残されているそうですから、今後、整備されて公開されるのだろうと思います。
明治初期の建物ですが、長崎で沢山見た明治中期頃の建物と似た感じがあります。
天井に張った格子が似ている所です。
天井の板を和室のような板&棹縁で張るのではなく、斜めの格子にすると、「ちょ〜洋館っぽい」と昔の職人さんは考えたのかなぁ?
コロニアルスタイルがちょっと入った感じですね。 -
10日程前にいつもマダム旅行に行く友達に、富岡製糸場に行くけど、と誘われたのですが、私は、ずっとダンナと行くつもりでいたので、そちらはパスしたのです。
先に行った友人に様子を聞いたら、やっぱし日曜日だから混んでいた、と言われました。
だから、行くなら平日にしよう、と思いました。
結構沢山の人が来ていますが、それでも、写真撮影すると、少しは人が切れるような時もあり、やはり平日でよかったです。 -
アーチ型のエントランスの要石には「明治五年」の刻みがあります。
東置繭所 明治5年(1872)2014年国宝に答申されました。
富岡製糸場の中には、9棟の重要文化財建造物がありましたが、その中から更に大型の建造物3棟 東・西の置繭所、操糸所が国宝となりました。
東置繭所(東繭倉庫)は長さ104.4mの木骨煉瓦造
1階は事務所・作業場で2階は乾燥させた繭の貯蔵庫です。
この建物の煉瓦は、地元 現甘楽町で焼いたものです。
製糸場の指導者として雇われたブリュナは製糸場の設計を横須賀製鉄所の建設に携わったバスチャンに依頼します。
煉瓦など無かった当時、横須賀製鉄所の為に焼かれた煉瓦を参考に、現甘楽町に窯を作って焼いたという事です。
煉瓦を焼いたのは当時の瓦職人、煉瓦を積んだのは、モルタルなど無い為、漆喰を使って左官職人が腕を発揮した訳です。
日本洋建築の創世記は、このように沢山の職人が、見たことも無い、造った事もない素材と工法に知恵と技術を注いでいた まさに「匠の時代」であったのです。 -
東置繭所は場内でも数少ない、内部が見られる建物です。
1階のみですが、見学が出来、展示があります。
内部の木骨煉瓦造の煉瓦はむき出しではなく、白く漆喰が塗られています。
柱の礎石がやけに大きい石だったのが印象的でしたが、その石も甘楽町から切り出されたものだそうです。
梁の所になんだか斜めのラインが入っているのが気になったのですが、何か後から付けたものを外して元に戻した跡なのだろうか??
な〜んて こんな細かい所まで知りたがる人は他に居ないのだろうな・・・。 -
外から見ると沢山並んだのが見える窓のような扉の内側です。
ガラスなどはなく、木製の観音開きの戸だけです。 -
何箇所かあるこれは扉。木枠にガラスと鉄格子が入っています。
ドア脇の左の部分に何か書かれています。年号や日付です。
見学できる内部は少ないので、この展示スペースは平日でも一番混雑していました。
ゆっくりなんて見ていられません。
まぁ、ざっと見た所、テレビで何度も放送された富岡製糸場の歴史やみどころとして 既に知っている内容と近いものが多いようなので、スルーとなりました。 -
改修工事中の様子です。
昨年2月の大雪で、壊れてしまった建物を中心に調査・復元なども行われているようです。
保存整備工事は今後30年に渡って行われる予定だそうで、全部が整備されるまで まりも母生きていられるか〜? -
東置繭所を西側から見ます。
この建物も中が見られるのは、北側半分の1階部分だけです。
東置繭所を出た広場に、場内をボランティアガイドさんが案内してくれるツアーの受付け場があります。
昼を除いて、30分おきに約40分のツアーがありますが、人気が高いので、整理券はすぐに無くなってしまうそう。
どの程度の内容がガイドされるのかは判らなかったのですが、自分たちで廻った方が早いだろう、とガイドツアーには参加しませんでした。
4月からこのガイドツアーも200円の有料になるそうです。 -
順路に従って進みます。
ここに来る時、道路から裏側を見た建物です。
社宅群のエリアで、三井〜片倉時代の社宅が残っています。
社宅はどれも非公開ですが、中には窓がサッシに替えられているものもあり、近年まで何かに使われていたのだろうと思われます。
この端の一軒はちょっと面白いです。
2階建てで、2階の窓には斜め板張りの観音開きの雨戸のようなものがあります。
ダンナと、この2階は内部が洋間なのではないか?と想像しました。
他は、平屋の和風の建物なので、それより、ハイグレードなセレブ住宅みたいです。 -
-
西置繭所(西繭倉庫)明治5年(1872)国宝
こちらの建物は、長さも東の繭倉庫と全く同じ104.4m -
右側の方を見ると、煉瓦の様子が1階と2階で違います。
富岡製糸場の煉瓦はフランス積みと言われる積み方になっています。
煉瓦の小口と長手の面を表からみて横に交互になるように並べる積み方です。
比較的古い時代(明治初期)の建物に多く、明治後期になるとイギリス積み(小口の段、長手の段と重なっていく)の方が多いと言われます。
2階はフランス積みで煉瓦と目地の感じが古そうに見えます。
1階は長手積みで目地もきれいです。
この西の倉庫は、2階は繭の貯蔵庫として使われましたが、1階は当初 煉瓦壁がなく
蒸気エンジン用の石炭置き場だったそうで、今の煉瓦壁が作られたのは昭和の後期だという事です。
見られる内部は少ないのが残念ですが、これだけの大きな建物が、何棟も 良く残ったと言うのが やはりすばらしい所だと思います。
最後に所有した片倉工業がりっぱです。 -
近くに行く事は出来ませんが、西置繭所前の広場から 煙突が見えます。
この煙突の周りに、蒸気で繭を乾燥させた 蒸気窯所(国指定重文)鉄水槽 国指定(重文)などの施設があります。
ダンナが学生の時、土浦の繭の乾燥場でバイトをした事があるそうで、臭いがキツかったと言っていました。(今はもうありませんが)
乾燥した繭を大きな袋に詰めるバイトだったそうで、日給が格段に良かったもののキツイバイトだったらしいです。
ダンナの友達数人がやったそうで、あれはキツかったと今でも言ってます。 -
敷地内にはこのような小さな建物もあります。
特に全てに解説がある訳ではないので、よく判らない建物も。 -
入り口の方へ戻って、
女工館 明治6年(1873)国指定重要文化財
日本人の工女に糸取り技術を教えるためにフランスからやってきた女性教師の住居として建てられました。 -
2階建てで、ベランダのある造りは、長崎で見た建物と良く似ていると思いました。
-
南へ進んで、右にもうひとつ、大きな建物が見えて来ました。
操糸場 明治5年(1872)国宝
富岡製糸場の中で一番長い建物です。140.4mもあります。 -
繰糸場入り口。
ここは内部が見学できます。 -
木製のトラス構造の小屋組みで、内部は大きな空間が確保されています。
上部に明り取りのガラスがありますが、素通しではなく、擦りガラスのようになっていました。
直射日光が入ると眩しくて、作業に差し支える事があったのかもしれませんね。
天井の中央には蒸気抜きのための越屋根があります。外から見ると、煙出し屋根のように小さな屋根が重なっているのです。
小屋組みと天井は白く塗られているので、中はかなり明るい感じです。 -
繰糸場内は、昭和62年(1987)の操業停止時の状態で保存されています。
最新式の自動繰糸機が140mの建物内に並んでいます。 -
ビニールが掛けられた場所と、部分的に機械が見られる場所があります。
くず入れの三角コーナーのプラスチックケースが取り付けたままだったり、およそ30年の時が止まったままのようです。 -
奥半分は立入禁止となっています。
テレビでは、まだ稼動できる機械も多いので、今後 県学者向けに一部を動かそうという話しもあると聞きました。 -
機械の上には小型のショベルカーのバスケットのようなものが一列に並んでいます。
この中に繭が入って、送られてくるのではないか?と思ったのですが・・・。
保存されているのは自動の機械だけですが、創業時に設置されたフランス製の繰糸器などは、別の博物館に保存されているそうです。 -
この繰糸場の建物が、一番沢山の女工さんが働いた場所な訳ですね。
なので、他の建物へ続く渡り廊下やトイレ、休憩所など関連の建物が続いています。
そちらも工事中でしたが、
多分、トイレなどは見学者用に整備して使えるように改修されているのでしょう。 -
元の敷地内通路に出ると、こんな蔵もありました。
何の保管庫なのか??は判りません。 -
隣には診療所や病室。
沢山の人が昼夜交代制で働いていれば、具合の悪くなる人も居たでしょう。まして、住み込みなら診療所は必要です。
操業当時から診療所はあったそうですが、そこにはフランス人の医師が来ていたというのですから、結構驚きです。
明治の初期に外国人医師が常駐する診療所なんて全国的に見ても、ほとんどなかっただろうなぁ・・・。
どんな医療が行われていたのでしょうか???
まぁ、富岡製糸場では「ああ、野麦峠」みたいな過酷な労働環境では無かった、むしろかなり恵まれた条件下での女性の仕事場であったと聞きますが。 -
操糸場から渡り廊下で続くのは高床式になった大きな建物。
-
ブリュナ館 明治6年(1873)国指定重要文化財
フランスから招かれ、政府と契約し、製糸場建設から技術まで指導したポール・ブリュナの家族が暮らした住居棟です。
ブリュナ帰国後は寄宿舎や工女向けの夜間学校に使われました。
片倉時代には片倉富岡高等学園の校舎としても使われました。
内部は使用目的が変った事で大改造され、ブリュナの住居の頃の様子は残っていないそうです。
現在 講堂として残されている部屋の床下には食品とワインの貯蔵庫が残されているそうなので、後々には整備、公開されるのでしょう。 -
右がブリュナ館、左は寄宿舎の建物になります。
近くにあと2棟の寄宿舎棟があります。
女工は創業時で400名ほど居たようで、通いで働いていた女工がその中にどの位居たのかは、判りませんが、たぶん、ほとんどが寄宿舎生活だったでしょう。
窓の数から位しか部屋数は想像できませんが、3棟で40部屋位あったとして、1部屋に8〜10名は暮らしていたのではなかろうか??と思ったりも・・・。
女工哀史のような、長時間の過酷な労働は、ここでは無かったと言われ、高ぞうりを履いた錦絵にもなる、一等工女の話など聞くと、相当恵まれた環境かと思われますが、
やはり、時代が時代ですから、今時の若者だったら、耐えられない状況だろうなぁ、と思います。 -
この木造の2棟も寄宿舎棟です。
ここで、見学できる場所は全て廻り終えました。
すごいと思ったのは、これだけ沢山の建物群が、ほとんど、そのまま残されている事です。
使わなくなった寄宿舎など とっとと壊されていても不思議は無いのに食堂、浴場、洗濯場、物干し場まで操業停止時のまま残っているとか。
これは、すばらしい事です。
しかし、世界遺産に登録されて、大量の観光客が来たのに対応しきれていない、と言うか、
その準備も出来なかったと言うか・・・もっと見たいのに見られないという見ごたえの無さは否めませんでした。そこは残念です。
予想外に沢山の人が見学に来続けているのが不思議な気もしますが、
今の展示内容では、1度見たら、もういいや〜な感じだと思います。
これから整備され、保存と公開が進む事を期待します。 -
今日は、まだ、他に行く予定の場所があるので、富岡製糸場はややざっと、な感じではありましたが、駅裏の駐車場へ戻ります。
戻る道は、今度は、通常ここへ来るのに通るであろう、表通りです。
もちろん、レトロを探しつつ。
最初に見つけたのは城町通りにある上毛新聞社の富岡支局。
上毛新聞富岡支社(旧肥留川医院)昭和5年(1930)
一般の人も入れるギャラリーが併設されていましたが、ちょっと急いでいたので、中まで入らなかった・・・。
レトロな建物が素敵でした。中には医院時代の内装が残っているらしいです。 -
営業していなかったけど、理髪店。
中の様子が全く見えないが、古い散髪用の椅子とかあったのかなぁ?
軒下の波型の飾りがかわいい。 -
そして、塔屋のある眼鏡・時計のお店。
江原時計店 創業明治45年。「昔は消防詰所として使われ、火の見櫓はその名残」とマップに書かれていました。 -
洗い出しモルタルらしい素敵な外壁。
洋風な感じなのは明治期から時計や眼鏡などおしゃれな商品を扱うお店だから?
塔屋は火の見櫓として作られたものなのか・・・なぜ、お店に消防詰所?と この建物の歴史が気になります・・・。 -
車に戻り、富岡を出て、次へ向かいます。
停車場裏道の通りにあった 須藤写真館
すごい水色にペイントされていますが、
かたちは素敵なレトロ建築。
入り口アーチの所にはカラフルな電球がついていて、これは夜光るのだろうなぁ。
富岡製糸場が目的だったので、少し調べた位では、あまり他のレトロな建物の情報も出てこなかったし、ゆっくり探す時間もありませんでしたが、来てからもらった、「富岡まちてくマップ」にはまだ、歴史的な建物があるように書いてありました。
製糸場はまだまだこれから整備が進めば、見るところも増えそうですし、おかって市場の富岡倉庫跡もぜひ、保存・公開をして欲しいものです。
せっかく、製糸場があれだけ完璧な姿で残っているのですから、今現在富岡に残る、絹遺産関連は特に大切にして欲しいと思います。
見所が増えたら、また来たいです。
この続きは、碓氷峠のアプト式鉄道の廃線跡、旧丸山変電所 めがね橋のあたりへ。
旅行記は
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