2015/02/25 - 2015/02/25
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気まぐれなデジカメ館さん
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千年以上の歴史を持つ国東半島伝統の火まつり「天念寺修正鬼会」が今年も25日の夜、豊後高田市の天念寺でありました。
夜も深まった10時過ぎに仏の化身とされる鬼が登場し、たいまつを壁や柱に叩き付け、参拝客の一年の無病息災を願って大暴れします。
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天念寺の隣には身灌神社
両脇には天念寺本堂と天念寺講堂があります。
神仏習合のメッカ国東半島たる所以です。 -
その前を流れる長岩屋川
大岩には川中不動、不動明王が彫られれいます。 -
鬼会の主舞台、講堂の中です。
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阿弥陀如来座像が鎮座します。
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夜7時、川中不動前に僧侶が集まり、読経します。
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僧侶など鬼の介錯をする男衆が入水し、身を清めます。
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不動明王を回り、一周します。
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再び講堂へ、網座如来の前に赤鬼と黒鬼の面が供えられています。
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8時になる僧侶たちが本堂から出てきました。夜の読経に備えて夕食
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そして5mの大きな松明が3本建てられます。
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鬼会は火祭りです。松明も見事です。
このあと3本の松明のぶつけ合いがあります。講堂にも煙が充満します。この間、講堂での場所取りに専念していましたので、詳細なレポートは割愛します。 -
8時半過ぎ、僧侶たちが講堂に集まります。
夜の勤行と法舞です。 -
古式伝統に則り、鬼会の法舞を繰り広げます。
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ここは六郷満山、密教と言われる天台宗の里です。
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読経する顔にも年輪が感じられます。
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見守る参拝客も真剣、服装も完全な火の粉対策を講じております。
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講堂の茣蓙がはがれ、板床になりました。
次は香水棒の踊りです。 -
香水棒は櫨の木を水が跳ね返るように削っているとか
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この踊り希望者も参加できます。
これまで毎年参加していた英会話の外人女性が見当たりません。
先頭は、若い女性です。エキゾチックなひとです。 -
つづいて、見たことある顔です。
昨年3月まで、NHKしんけん大分のキャスターしていた人です。 -
このひと、昨年5月に上京する時、大分空港で見かけました。
とっさに、どこかでお世話になった人と思い、頭を下げました。
市役所の人?、図書館の人?でもすぐには思い出せずいました。
飛行機に乗って思い出しました。そうだ、しんけん大分だ。 -
随分きれいになりました。いまTOS等にも出ているそうです。
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次に四方固めの儀です。刀で四方を切り固めます。
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鈴鬼の舞です。
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周りにはカメラがズラリ取り囲んでいます。
隣にいた人も大牟田からきたとか。
今年も観光バスが2台、JR名古屋のツアーだそうです。 -
鈴鬼です。
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そして10時すぎ赤鬼が登場です。
鬼は仏の化身です。
赤鬼は災払い鬼です。 -
清めの水で鬼に変身します。
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力水です。気合いが入ります。
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赤鬼の体に力が漲ってきます。
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このあとたいまつと斧を持って大暴れです。
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講堂内の外周の廊下を火の粉をまき散らしながら暴れます。
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外周を壁や柱、カモイで松明を叩きます。ゆっくり3度回ります。
外周にいた人が中に雪崩れ込みますので、前をふさがれて身動きできません。
写真は全く撮れません。 -
今度は黒鬼の登場です。
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黒鬼は荒鬼です。
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鬼になって暴れます。
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この火の粉を浴びると無病息災です。
同じように外周を暴れながら3度回ります。 -
今度は赤鬼と黒鬼の決闘です。
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決闘です。
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最大の見せ場です。
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床に転がって撮るのは地元紙のカメラマンです。
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次に「鬼の目」と言う餅が撒かれ、観客と鬼と取り合いです。
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餅の取り合いです。激しい争奪戦です。
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最後に鬼が参拝客の尻や背中を火のついた松明で叩き、1年の無病息災を祈願します。
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厄払いですから、思いっきり叩きます。
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この火祭り見学、服装には十分気をつける必要があります。
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入れ替わり立ち替わり祈願をします。
もう11時です。ここらで退却とします。
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