紅葉の京都と鳥獣戯画展③～鳥獣戯画展と祇園～

2014/11/21 - 2014/11/24

紅葉のピークの時期の3連休に京都に行きました。
人が多かったけど、それでも郊外中心に回ったのでそこまで被害には合わずに済みました。
むしろバスのタイミングとかは上手くいったので、いい旅でした。

1日目　平等院鳳凰堂
2日目　二条城、東本願寺
　　　 鞍馬・貴船
3日目　鳥獣戯画展、三十三間堂、祇園
4日目　三千院、寂光院

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今日は今回の一番の目的、鳥獣戯画展です。
最終日の前日・3連休の中日・紅葉の時季という混むの必至の状況が揃ってるけどどうなるやら…。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 2.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は念願の鳥獣戯画展。
朝ご飯を食べて8時過ぎにはチェックアウトをして出発です。
今回はさすがに紅葉の時季の3連休ということで、3泊同じ宿は取れませんでした。
なので最初の2日だけNISHIYAMA RYOKANに泊まって、今日1泊だけは祇園にある力彌旅館に宿泊です。

旅館の人の話だと土日は2時間待ちはざらということと、京都博物館のある七条駅までアクセスもあまりよくないということで、
少しでも早く京都博物館に行くためにタクシーを選択。
荷物はNISHIYAMA RYOKANに預かってもらえたので、旅館でタクシーを呼んでもらって京都博物館へ。

10〜15分くらいで京都博物館に着いたけど、すでにすごい人。
入り口でタクシーを降りたけど列は更に続きます。
京都博物館を取り囲むようにぐるっと列が回ってます。
最後尾まで歩いていったけど、妙法院の方まで列が伸びてました。
タクシーで最後尾まで着けてもらえばよかった、なんて冗談が出るぐらいの列。

そしてこれがまだ会場していない状態でこんなに人が並んでるなんて…
でも待ちに待った鳥獣戯画のためですもの！並びますとも！！！

少しずつだけど列は動いてて、15分くらいで京都博物館の敷地内に入れました。
前売り券を持ってたからチケットの列をスルーできたのは運がよかった。
入場も5人くらいずつで制限しているらしく、ゆっくりだけど確実に列は進みます。
結局、会場内に入れたのは1時間後くらいかな？
思ったより早く入れた！！
ちなみに京都博物館の庭園には鳥獣戯画の兎と蛙のパネルが至る所に置いてありました。
そして入り口近くにあるテントには鳥獣戯画の見所が貼ってあって、待ち時間も楽しめる工夫がしてありました。

入り口で佐々木蔵之介がナビゲーターになってる音声案内も借りていざ鳥獣戯画展！
入場も人数制限がしてあるから会場内はそこまで込んでいなかったけど、それでも展示を見るのは少し大変。

最初は鳥獣戯画が置かれてる高山寺の紹介や高山寺を開いた明恵上人のご紹介。
内容は面白いものもあったけど、ここで時間と体力を費やしすぎたと反省。。。

展示がどんどん進んでいよいよ鳥獣戯画の番！
と思ったらここから更に長蛇の列が…。更に1時間半待ちと！！！！
案内の人の話によると、後ろからは見れるけど最前列で見るにはこの列に並ばないといけないとのこと。
少し悩んだけど、ここまで来て後ろから、人の隙間から見るなんてもったいないと並ぶことを決心。
並ぶための部屋？にも鳥獣戯画の修復の様子が展示してあったりして、飽きさせない工夫はありました。

そして1時間半もかからず（実質3~40分？）鳥獣戯画の展示室へ！！！
さすがに立ち止まってじっくりは見れなかったけど、恋い焦がれた鳥獣戯画が目の前に。
生き生きとした兎・蛙・猿たちの絵巻物ににやける。
変な人と思われてもかまいません。だってここにいる人たちはみんな同じ反応だと思うもの。
歩きながらだけど鳥獣戯画を堪能しました。

そして鳥獣戯画といえば擬人化された動物たちが有名だけど、
普通の動物が描かれてたり、人が描かれている部分もあってそこも面白かったです。
会期の前半と後半で展示している箇所も違って、隣の部屋では前半に展示していた絵巻物の写しも展示してありました。
2015年の春には東京博物館にも来るみたいなので、そのときは今回見れなかった箇所を見に行きたいなー。

鳥獣戯画の展示が終わったら高山寺にある動物たちの展示に。
鹿や子犬の像がかわいかった。

大満足の鳥獣戯画の後は京都博物館の常設展へ。
こちらは疲れたので早足で。
仏像や日本刀、陶磁器、絵巻物など展示内容は充実してたけど、いかんせん疲れた…。

常設展を見終わったころにはもう13時過ぎ。
ということでお昼に。
でも京都博物館のレストランも周辺のお店もみんな並んでる…。
どこに行こうか…と七条の方まで歩いて、これはもうマックしかないのか…と諦めかけたときに比較的空いてるお店発見！
さほど待たずに入れました。
九条ネギがたくさん入ったおうどん。栗ご飯も付いてておいしかったー。

さて、お昼の後はまた駅とは反対側に戻って三十三間堂へ。
ここ昔来てとても圧倒されたというか怖かったイメージしかない。
再び来た感想も圧倒…としか。
今回は千手観音だけでなく二十八部集にも注目。

三十三間堂の後は一度NISHIYAMA RYOKANに荷物を取りにいきました。
電車で三条まで行って荷物を取ってそこからタクシーで祇園へ。
今日の宿の力彌旅館は高台寺の目の前です。
にしても人も車も多すぎてタクシーが全く進まない…。
あまりに進まないからタクシーでうたた寝。
気づいたら高台寺の手前に付いてました。（寧々の道は車進入禁止なので近くで下車）

寧々の道を歩くとすぐに力彌旅館は見つかりました。
早速チェックインしたけど…なかなかの雰囲気の旅館です。
申し訳ないけど妖怪が出ような感じ。
詳細は口コミにて。

午前中の鳥獣戯画展と京都博物館でくたくたなので、宿で夕方まで休憩。

ダラダラしてたら5時半過ぎ。辺りは既に真っ暗です。
少し祇園周辺の観光と夜ご飯のために外出です。

宿を出てびっくり、すごい人の列。
どうやら高台寺も夜間ライトアップをやってて、そのチケットを買う人の列みたい。
試しにその列に並んでみるけど、チケットを買うまでに1時間半、
入場はそこから更に並ぶということでさすがにそんなに待てないーーーってことでパス。
並んでる人の列を横目に高台寺の入り口からなかの様子を眺めてみました。
そうしたらそこそこ紅葉もライトアップも見れたのでこれで満足、ということで高台寺観光は終了！
（お行儀悪くてすいません…）

高台寺の駐車場から京都市内の夜景がきれいに見えました。
遠くに京都タワーも見えます。

それから夜の祇園をフラフラ。
さすがに人が多い。
でも人が集まるのが納得できるぐらいキレイ。

八坂神社を通って河原町の辺りまで出てきて夕ご飯のお店探し。
でもさすがに観光地。人も多ければ物価も高い。
そして母がワインが飲みたいというからお店探しは更に難しく。
どこかいいところは無いかしら、と裏道の方を歩くと洋食屋の看板が。
試しに2階のお店を覗いてみると席がありますが、店員が足りてないので暫くは料理を出すのが遅くなるとのこと。
それでもかまいません、宜しくお願いしますと入店しました。

メニューを見てみるとワインもボトルの種類が豊富で食事も養殖中心でおいしそう。
早速、スパークリングワインで乾杯して、簡単な前菜をいくつか頼む。
ワインもなかなかおいしいし料理が派手さは無いけどおいしい！！！
料理が出てくるペースもそこまで気にならなく、むしろそのお味に大満足！！！
かにクリームコロッケと九条ネギのペペロンチーノが絶品でした。
女性のシェフが仕切ってて、店員さんの接客もとても気持ちいい。

結局ワインをボトルで4本くらい開けて、お腹いっぱい食べて一人4,000円って安すぎませんか？
たぶんおまけをしてくれたんだとおもうけど、そんな必要ないくらい大満足な京都最後のディナーでした。
悔やまれるはお店の名前を控え忘れたこと！！！！！

酔っぱらいのままで冷えた京都の街を歩きます。
コーヒーが飲みたい！と帰りがけにあったスタバに寄って、大満足の夜は更けていきました。