2014/12/06 - 2014/12/12
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nobunyさん
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いつかクリスマスの時期のヨーロッパに行きたいな、と以前から漠然と考えていました。
14年にJALグローバルクラブのステイタスを取ろうと決めて、こつこつポイントを貯めていましたが、少々足りない。
これは今年中にもう一度旅に出るしかない、そうだドイツのクリスマスマーケットを見に行こう、と決心。
上司を口説き落として有休をもらい、今年2度目のベルリンに旅立ちました。
この時期、クリスマスの飾りつけで街はキラキラ、バレエにコーラス、オーケストラとステージもキラキラ。
寒いけど思い出深い旅になりました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
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-
12月6日
千葉県に住んでいますのでいつも成田には車で向かいますが、今回の旅ではJRで来てみました。
スーツケースを引きずって歩くのは大変ですが、往復で1500円しかかからない。
車で来ると高速代+駐車場代で最低でも4倍はかかります。
しかも時間的にもあまり変わらないので、お得ですね。
さて、成田空港でもクリスマスツリーがお目見え。
俄然気分が盛り上がりました。 -
JALでヘルシンキ乗り継ぎ、夕方にはベルリンです。
一回目の機内食。 -
2度目の軽食。
soup stock tokyoとのコラボご飯でした。 -
フィンランドのヴァンター空港で2時間程時間がありましたが、意外なほどクリスマスの飾りつけがありませんでした。
ヒンメリが飾られていると思っていたのですが、小さく地味なクリスマスツリーが隅っこにある程度。
この日はフィンランドの独立記念日だったようです。
空港のショップに以前来た時には特に気がつかなかったフィンランド国旗が沢山置いてありました。
スウェーデンやロシアの支配が長く続いたフィンランド国民にとってはこの日はクリスマスよりずっと大切なのでしょうね。 -
ヘルシンキ乗り継ぎを選んだのは、フライト時間が一番短いからということもあるのですが、実はイッタラのシティマグを集めており、ヴァンター空港に売っているのではないかと思っていたからなのです。
ついでにお友達が欲しがっていたオリゴのスナックボウルもお誕生日プレゼントに購入しようと目論んでいました。
ところが、クリスマス間近のこの季節、イッタラの取り扱いはキラキラ光るガラスの食器が大半で、ティーマもオリゴもほとんど見かけず。
もっとも、シティマグはヘルシンキ市内のイッタラショップでしか取り扱いがないことは後から知りました。
はああー、あとヘルシンキとストックホルムだけなんだけどな。
あ、写真は空港の女子トイレのドアです、なんか面白いデザインだったので。 -
ベルリン到着、ティーゲル空港も4度目の利用で慣れたもの(嘘です)。
バスでツォー駅に向かいます。
今回も宿泊は9月に行った時に利用した地下鉄エルンスト・ロイター・プラッツ駅近くのHotel OTTO。
今回はツォー駅に着く前にホテル最寄のバス停に停まることに気がつきました。
ここで降りれば徒歩5分かかりません。
ますます便利なホテルです。
バス停からホテルに向かう途中の眼鏡屋さんにウィンドーディスプレイされていたツリーはなんとキッチンスポンジ製です。
アイデアに脱帽ですね。 -
一番お安い部屋を予約。
低いフロアにあるだけで、お部屋の広さは前回泊まったデラックスダブルと変わりませんでした。
お部屋のカラーは今回はピンク。 -
そして、今回はバスタブがあるといいなとリクエストしてみたら、ちゃんと付いていました。
これでクリスマスマーケットで体が冷え切っても温まることができます。
この時期、やはり想像通りかなりの寒さでしたがセントラルヒーティングのおかげで部屋の中は寒さを全く感じませんでした。
この部屋は共同廊下からドアを入ると玄関のようにもう一枚ドアを隔てているのですが、この玄関部分も広いウォークインクロゼットも全然寒くない。
部屋にいると「今日は外も暖かいのかな?」と誤解してしまうほどの快適さ。
人のいる部屋だけを温めて、トイレも寝室も風呂場も寒い日本の家とは大違い。
どうしてこのセントラルヒーティングという便利なシステムが日本では普及しないのかしら。 -
12月7日
寒いけど快晴。
Sバーンの北駅に来てみました。
ベルリンの分断時代にはゴーストステーションとして、通り過ぎるだけの駅になっていたようです。 -
駅の構内には分断時代の写真が展示され、博物館のようになっていました。
封鎖された入り口の写真。 -
駅を出てベルナウアー通りに出ると、以前壁のあった部分がポールで表されていました。
今は並ぶポールの間を通り抜けることもできるし、向こう側を見渡せますが、分断時代にはコンクリートの壁が威圧していたんですね。
芝生の部分は分断時代は緩衝地帯だったとのことです。 -
この一帯はごく普通の住宅街を無理やり分断した地域だそうで、壁に近いアパートは取り壊されたそうです。
アパートの上階から飛び降りたり、トンネルを掘って西側に脱出した人もいたそうです。
トンネルの場所や取り壊されたアパートの一部などの遺構がわかるように説明プレートがあり、沢山の人達が熱心に読んでいました。
緩衝地帯に残された末に爆破された教会の跡地に今は和解礼拝堂が建てられています。
内部見学自由なのですが、訪問時はちょうどミサの最中で礼拝室には入れませんでした(日曜日のお昼は要注意です)。 -
結構な距離があるので、途中トラムに乗りました。
Eberswalder駅を過ぎたところで降りました。
お花屋さんの店先に、キャンドルを飾ったクリスマスリースが沢山売られていました。
アドヴェント毎に火を灯すキャンドルを増やしていくというアレですね。
このまま日本に持って帰りたいくらい素敵でした。 -
コルヴィッツ広場にはBIOにこだわりのあるクリスマスマーケットが出ているとのことで、クリスマスマーケット巡り第一弾は明るい時間にふさわしそうなここにしてみました。
木製でできた子供用遊具も設置されていて、子連れ家族が沢山来ていました。
木製の小さなメリーゴーラウンドもありましたよ。 -
このマーケットの名物らしい木の枝でできた色鉛筆。
-
規模はそれほど大きくありませんが、オーガニックのおいしそうなものが色々ありました。
火を通さずに作るというフルーツペーストのお店で味見をして、パッションフルーツペーストを5ユーロで購入。 -
朝ごはんは軽くカップスープで済ませただけなので、お腹がすいてきました。
暖かいミルクコーヒーとハム・チーズのクレープを頼んで食べ歩き。
さて、最寄り駅まで歩きましょう。 -
給水塔。
給水のための設備に人が住めるようになっています。
後から改築したのか、そもそも人も住めるように作ったのか、謎です。 -
Senefelderplatz駅から地下鉄に乗り、一度ホテルに帰ろうと思ったのですが、途中6月14日通りの蚤の市に寄り道。
シャープなカッティングのクリスタルガラスの燭台を見つけてこれも5ユーロで購入しました。 -
戦利品をホテルに置いて、ジャンダルメンマルクトにやってきました。
この辺はおしゃれなショップが多く、デコレーションもきらびやかです。 -
ジャンダルメンマルクトのクリスマスマーケットはベルリン一、いや、ドイツ一綺麗なのだそうです。
まだ明るいですが、お揃いの白のとんがり帽子の屋台がかわいいです。 -
で、今日のメインイベントその1。
ジャンダルメンマルクトにあるKonzerthausでドレスデン聖十字架合唱団によるコーラスを聞いてきました。
少年合唱団のa cappellaコンサートなのかと思っていましたが、弦と木管と大人のソリストも加わって重厚な曲もありましたよ。
コンサート終了後のKonzerthaus、日が暮れてライトアップされていっそう綺麗。 -
そのままジャンダルメンマルクトのクリスマスマーケットに入場。
ここは入場料1ユーロが必要です。
こんなチケットを売り場で購入、入るときは少し破って印をつけます。 -
入り口、本当に夢のような美しさ。
-
他にもいくつかのクリスマスマーケットに行きましたが、揃いのテントを使用していたのはここだけ。
とんがり屋根に美しいライト。
厳かな大きなツリー、周囲に双子の教会ドームがあり、幻想的です。 -
ガラスのオーナメント屋さん。
素敵だけど、壊れそうで持って帰れませんね。
カード屋さんで吟味してクリスマスカードを購入。 -
グリューワインのマグ。
テレビ塔などベルリンの名所が優しい絵柄で書かれていました。
お土産に持って帰ろうか迷いましたが、マグは沢山持っているのでやめました。
ところで、このグリューワイン、実は苦手なんです。
気化したアルコールにむせるのですよね。
しかし、体が温まるのは確かです。
さすがにいくら好きでもこんな寒い中でビールを飲む気にはなりませんものね。 -
チョコバナナ発見。
日本の縁日のよりgood designです。 -
さて、今度は今日のメインイベントその2に向かいます。
Stadmitte駅からPotsudamerplatz駅で降りて歩いていくとここのクリスマスマーケットも見えました。
人工ゲレンデ?があり、ライトアップもジャンダルメンマルクトとはまた全然違う雰囲気です。 -
本日のメインイベントはフィルハーモニーでドイツ交響楽団のコンサートです。
今回はあえて指揮者と向かい合うステージ後方のお席を取ってみました。
指揮ぶりがよくわかって楽しい。
子供時代にブラスバンドで合奏に打ち込んでいた日々を思い出しました。
しかし、時差ぼけのせいかだんだん眠くなってきて、こんなステージのすぐ後ろの席で眠ってしまっては失礼だと思い(しかも目立ちそう)、メインのシベリウスの交響曲第2を前に会場を後にしました。
盛りだくさんの第2日目これにて終了です。 -
12月8日
今日はAM11時からドイツ劇場のバレエ「ヘンゼルとグレーテル」のチケットを取ってあります。
ドイツ劇場はホテルの最寄り駅から地下鉄でたった1つ。
地下鉄駅に行くとなぜか子供、子供、子供であふれています。
なんだか嫌な予感が。 -
平日の午前中に始まるステージ、出演者がユースと書いてあったので、きっと子供向けなんだろうとは思っていました。
どうやらこれは出る人も見る人もみんな子供。
子供向けの発表会+芸術鑑賞教室のようなもののようです。 -
出演者の家族らしき人や引率の先生がわずかな大人で後はみーんな子供です。
私のようになんの関係もなくチケットを取った人は他にいないかも。
まあ、チケットは18ユーロと安かったし仕方ないですね。 -
主役のヘンゼルとグレーテルは本当にお子ちゃまでバレエというよりはお遊戯のような感じでしたが、脇にはそれなりに上手な子もいて楽しめました。
振り付けも面白いし、魔女がユーモラス。
保護者が写真もビデオも取り放題だったので、私もカーテンコールくらいなら許されるだろうと思って、写真撮らせてもらいました。 -
森の中の鳥をやった子達はかなり上手でしたよ。
衣装も黒とブルーのみ、ブルーは不織布のような素材感です。
客席の子供達は終始ざわざわして、見せ所ではやんやの喝采。
普段ステージ中にうるさい客がいると気になりますが、ここまでざわついていると逆に全く気にならず。
気軽に見ることができてよかったです。 -
終演後、ドイツ劇場のはす向かいにスーパーマーケットがあったので、お土産や朝食用のフルーツなどを購入しました。
ここのパン売り場にあったレモンクグロフはしっとりしていて安いのにとても美味しかったです。
日持ちもするのでお土産にしたのですが好評でした。
Deutsche Oper駅の構内にはゆかりの作曲家の名前が描かれています。 -
お昼ごはんはクーダムのWitty'sでカリーヴルストを。
このお店は前回行きたかったけど行けなかったのです。
オーガニックの材料のみを使っていて、他に比べるとちょっとお高いです。 -
じゃーん、CurryWurst und Pommes。
ケチャップかマヨネーズか聞かれて、ここのマヨネーズがおいしいらしいので両方頼んだのですが、ソーセージにすでにカレーケチャップがかかっているのでマヨだけでよかったです。 -
この日は今年お世話になった知人にクリスマスカードを書いて郵便局から送ってみました。
カードはハガキと同じ0.75ユーロで送れましたよ。
その後月曜日は入場無料のドイツ銀行クンストハレ美術館を鑑賞し、品揃えの面白いミュージアムショップを冷やかしてホテルに帰りました。
帰り道のKant通りのイルミネーション。
まだ時間もあったのでライトアップが素敵だというシャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケットに繰り出そうか迷ったのですが、18時過ぎに時差ぼけの影響か猛烈に眠くなりやめておきました。
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