京都が大雪と聞いたので（その1、雪化粧の金閣寺）

2015/01/03 - 2015/01/03

4日間休む間もなく動きまわった年末年始の旅行からクタクタになって帰って来た翌日の1月2日は流石に疲れから昼まで寝ていました。ようやく目が覚めてしばらくニュースサイトを見ているとどうやら京都が雪景色で賑わっているそうな。「あぁ見に行きたいなぁ」と思いつつも体力も気力も今の状態ではムリ・・・と今回の雪景色はスルーするつもりでしたがどうやら3日も雪景色が見られそうな気配、次はいつ見られるかもわからないし行ってみましょうか。

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩

自宅近くの駅で18きっぷにスタンプを押してもらい、いつも通り新快速に乗って京都へ。神戸や大阪は全くと言っていいほどありませんでしたが、高槻を過ぎて京都が近づいてくるとだんだんと線路上や周りの景色にも雪が見えてくるように。

京都到着前、桂川を渡るところで嵐山の方の状況を確認。おぉ、山が真っ白になってる！これは後で行かなきゃ。

スゴイです、京都駅に着く直前にはこの積雪量。どこの雪国でしょうか・・・

京都駅 駅

先ほど見えた嵐山は後にして、まずは雪景色の京都といえば定番の金閣寺へ行きましょう。京都駅から直接バスでも行けますが雪で普段より時間もかかることでしょう、時間短縮のため引き続きJRで円町まで乗ってそこから金閣寺を目指すこととします。

円町駅 駅

到着したバスは超満員でした。。。みんな考えることは同じなのね。身動きも取れない状態のまま金閣寺道に到着。ここでドサッと降りますが、今度はすでに金閣寺を見終わった人が乗り込んでいきます・・・

では、はやる気持ちを抑えつつ早速行きましょう、参道の両脇は見事なまでに雪景色です。

鹿苑寺(金閣寺) 寺・神社・教会

年末に行った中尊寺は人も少なく「雪景色で静かなお寺はいいなぁ〜」と思いましたがこちらは逆に朝から大賑わい。外国人も多く、違いを見せつけられています。

どちらを見ても見渡すかぎりの雪。総門をくぐっていよいよ中へ。

鐘楼の屋根にも重たそうな雪が。

雪を載せた木の枝と庫裏の屋根。

日が出てきて鮮やかな光景が目の前に広がります。しかし雪解けも早くなりそうですね〜

さていよいよ金閣が・・・とその前に物凄い人混みが・・・それほど広いわけでもないスペース、普段なら十分でしょうがその何倍もいるのでしょう。ようやく一番前まで出られたのでカメラを向けます。ついに念願の雪化粧した金閣が目の前に！

ちょっと引いてみます。日差しに照らされてキラキラ輝いています。

昨日は凍っていなかったようですが、今日は手前の池が凍っていてさらにその上に雪が積もっています！鏡湖池という名前の通り、鏡写しになった写真をよく見ますがこれはこれで良いんじゃないですか。

少し場所を移動して別の角度からも。写真だけ見れば静かで落ち着いているように見えるかも知れませんが自分の後ろにも人が山のように待ち構えています・・・

青空も部分的には見えているものの金閣と合わせようとするとなかなか難しそう。ちょっと引いて無理矢理（？）青空と組み合わせてみたり。

縦位置で。

金閣ばかりに目が行きがちですが前の池だけでもなかなか絵になります。

先へ進めば金閣が近くなってきました。

目の前に広がる庭園と合わせて。

見上げるような角度で。青空の下で輝いています。

それでは金閣を離れて奥の方へと進んでいきましょう。

小さな滝ですが龍門の滝と名付けられているようです。

真ん中に浮かぶ小さな島に石塔が建っている池は安民澤、木々に囲まれてひっそりと佇んでいます。

茶室の夕佳亭近くから西向きに見る金閣、夕日の頃が綺麗だと言うので一度見てみたいものですね〜雪景色と合わせてというのはかなり難易度高そうですが。。。

再び安民澤、こちらも表面が凍っています。

そんな池に集まっている鴨たち。

夕佳亭

見事なまでに雪化粧した金閣を見ることが出来て大満足、これだけでも京都に来た甲斐がありました。写真では何度もその綺麗な姿を見たことがありましたが、やはり自分の目で見てみると更に印象に残るものですね。それではせっかくの雪が残る京都に来ているので他の場所も見に行きましょう。行きの電車から見た嵐山に予定通り行くのがいいかな？とりあえず歩きながら考えましょう。