2014/12/23 - 2014/12/23
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アルプ・グリュムさん
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「お江戸みたけりゃ佐原へござれと」に誘われて佐原を訪れました。
小野川と重要伝統的建築が残る街並みを散策しました。
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散策のスタートはJR佐原駅から始めます。
高速バスの停留場も駅前のこの場所ですので便利です。佐原駅 駅
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観光地図を入手するために観光案内所へ向かい地図を入手しました。
但し、有料で30円しますが地図に掲載された店舗で飲食して地図を見せると30円の割引となります。 -
駅前をまっすぐ行くと諏訪神社があります。
この鳥居を左に曲がると街並みに出ます。 -
諏訪神社の手前の諏訪公園に寄ります。
ここには伊能忠敬の銅像が建っています。 -
伊能忠敬の銅像の全体ですが伊能忠敬の名前はありません。
彫られているのは、「仰いでは斗象を眼、俯しては山川を書く」です。 -
伊能忠敬は、延享2(1745)年、今の千葉県九十九里町で生まれましたが、17歳で佐原の伊能家の跡継ぎとなり、以降30年余りこの町で暮らしました。
そして、50歳になってから江戸へ出て西洋流の天文学を学び、55歳のときから、幕府の命によって、何回も測量旅行におもむき、17年もかかって、全国の海岸線を測量して精密な地図をつくりました。
忠敬は測量旅行のたびごとに、その地方の地図をつくり、最後にその総まとめとして日本全図をつくりはじめました。文化15(1818)年、江戸において73歳で亡くなりましたが、日本全図は、弟子たちの協力によってその3年後に完成しました。
日本の国土の正確な形は、忠敬によって、初めて明らかにされました。
この銅像は、忠敬測量中の姿で、大正8(1919)年に建てられました。
台石の文字は、漢学者塩谷時敏が書いたもので、「仰いでは斗象を眼、俯しては山川を書く」とあり、意味は「天体の観測を行って、りっぱな地図をつくった」ということで、忠敬の功績を讃えています。 -
諏訪神社境内へ向かいます。
10月の秋祭りは諏訪神社から小野川の西側一帯を14台の山車が曳き廻される拠点となります。諏訪神社 寺・神社・教会
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128段の階段の登り口にある立派な碑は「万國衣冠して冕旒を拝すの碑
大正三年建」
大正天皇御即位記念として建てられたものです。 -
諏訪神社 本殿
1853(嘉永6)年に建築されたものです。 -
神社での参拝を済まして地図に載ってある展望台へ行って見ました。
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せっかく神社の128段もの階段を上がって、さらに展望台に上ったのですが何の変哲もない普通の景色にがっかりして地上に戻りました。
しかし、この辺りは利根川水系のため平地だとばかりと思っていたので貴重な高台には感心しました。 -
酒造が軒を連ねてあり、その中の一軒の馬場本店です。
馬場本店の創業は天和年間だそうです。馬場本店酒造 専門店
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清宮秀堅宅
立派な平屋でかなりの床面積がある屋敷ですが住居部分は立ち入り禁止です。 -
清宮秀堅宅
漢学者として多くの著書を残した清宮秀堅(1809〜1879)の屋敷です。
村長として村政にも関わりながら、「下総国旧事考」「新撰年表」などの著書を記しています。 -
小堀屋本店の別館(旧千葉銀行 佐原支店)
日本の古来の建築の横にあるため洋館は目を引きます。 -
福新 小堀屋本店 茶房 正文堂と歴史的建築が並んでいます。
福新呉服店(県指定有形文化財)
小堀屋本店 創業天明2年(1782)といわれるそば屋です
茶房さかした
正文堂 明治13年(1880)築 幕末期創業 -
正文堂
明治13年築、書店で重厚感が溢れる造りです。 -
左側から福新 小堀屋本店 茶房さかした 正文堂の歴史的建築が軒を連ねます。
川越にも同様の重厚な建築物見られますが車両の通行量が極めて少ないのが最高です。小堀屋本店 グルメ・レストラン
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伊能忠敬邸から樋橋を見ています。
樋橋 名所・史跡
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伊能忠敬邸
無料で入館できます。伊能忠敬旧宅 名所・史跡
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伊能忠敬邸前の家訓書
第一 仮にも偽をせず、孝悌忠信 にして正直なるべし
第二 身の上の人ハ勿論、身下の人 にても教訓意見あらば急度相用堅く守べし
第三 篤敬謙譲にて言語進退を寛裕ニ諸事謙り敬ミ、少も人と争論など成べからず -
伊能忠敬邸
「この一歩から 測量の日」の碑 -
伊能忠敬邸
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伊能忠敬邸内から見た樋橋
外からジャージャーと水の流れる音が聞こえたので外に出ると30分に一度の演出が始まっていました。 -
樋橋、通称「ジャージャー橋」
樋橋 名所・史跡
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樋橋
江戸時代の初期に灌漑用水を流すために架けられたのは始まりだそうです。
かつてここを流れた水が小野川に流れ落ちジャージャーと音がしたことから、樋橋のことを通称「ジャージャー橋」と呼ばれています。 -
樋橋
今は観光用の演出で水を流していますが樋(とよ)から水田に水を送るためのものです。 -
樋橋から見える光景が左に見える洋風の民家と素晴らしく調和しています。
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「小江戸さわら舟めぐり」の乗り場
樋橋の横にあります。 -
樋橋の上流からの眺め
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金清
大正13年築、昭和32年頃まで和服の仕立て屋・裁縫教授所の屋号で現在は会計事務所。 -
伊能忠敬記念館
結局入館しませんでしたが今になって後悔しています。伊能忠敬記念館 美術館・博物館
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小野川からの景色は旅の思い出になります。
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中村屋商店
明治7年から雑貨商を営んでいます。 -
佐原町町並み交流館と三菱館
ここでは無料の地図を入手できます。佐原三菱館 (佐原街並み交流館) 名所・史跡
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三菱館は言うまでもなく三菱銀行佐原旧支店の建物で明治13年に建てられた西洋建築です。
今では隣の佐原町町並み交流館となっています。 -
小野川沿いの景観
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小野川沿いの新築したばかりの民家ですが周囲の景観に見事に調和した造りになってます。
このような場所に絶対にマンションはあってほしくはありません。
以前、川越を訪れた時には林立するマンションには閉口した記憶があります。 -
小野川沿いの景観
この景観の中に一軒のマンションが写っていたらすべてが台無しです。 -
「お江戸みたけりゃ佐原へござれ」の碑
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中橋と上州屋酒店
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「小江戸さわら舟めぐり」ボートが通り過ぎていきました。
船外機で進むのであっと言うです。
やはりゆっくりと艪で漕いでこそ風情が生まれるのだと思います。 -
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正上醤油店
天保3年築の醤油店です。 -
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北川商店
建築は明治年間、当初は米蔵でしたが -
民家と山車庫
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4つ並んだ山車庫
大祭の時期だけは活躍しますが普段はは大事に保管されています。 -
八坂神社と境内の奥に山車会館があります。
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八坂神社祇園祭である7月の夏祭りは、小野川をはさんで東側一帯(本宿地区)を10台の山車が曳き廻されます。
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山車会館に入館してみました。
常時2台の山車が展示してありその実物を目にすることができます。
狭い所に展示されてあるので山車が全体が収まりません。水郷佐原山車会館 美術館・博物館
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山車会館
3階の展示室には上仲町の太田道灌 -
山車会館
一階の展示室の八日市場の鯉
次回は佐原の大祭の時期に訪れたいと思っています。
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