2014/12/07 - 2014/12/13
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mas98765さん
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1.火薬庫から出発して王の道を歩き、カレル橋を通ってプラハ城に行こうとしたら、未遂に終わった話
2.天文時計をよく眺める話
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2014年12月9日(火)
昨日見た天気予報では今日は晴れでしたが、朝から靄がかかっていました。それでもだんだん晴れてきました。いい天気になることを祈ります。8時45分、火薬庫に向かいます。 -
8時48分、火薬庫前に到着。市民会館も見えます。
この火薬庫から始まって旧市街広場を通り、カレル橋を渡って、プラハ城につながる「王の道」という道があります。この道に沿って、歴代の王が戴冠パレードをしました。この道に沿って歩き、プラハ城をめざしたいと思います。
※周辺の地図
https://maps.google.com/maps?ll=50.087268,14.427763&spn=0.003191,0.008256&t=m&z=18 -
8時49分、向こうに渡ろうとして、子供たちの列に阻まれ、しばらく待ちます。
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8時49分、火薬塔のアーチをくぐった方向に向かって、ツェレトゥナー通りを歩いていきます。
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Googleのストリートビューのようなものになってしまいますが、以下時刻だけ書いて手抜きをします。これは8時50分。
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8時51分
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8時52分
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8時53分
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同じく8時53分、向こうに旧市庁舎の塔が見えてきました。
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8時54分、旧市街広場に到着。ここでしばらく、周囲の景色を眺めます。
※周辺の地図
https://maps.google.com/maps?ll=50.087503,14.421181&spn=0.003191,0.008256&t=m&z=18 -
旧市庁舎の塔
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8時56分、また歩きだします。
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旧市庁舎の天文時計を右に眺めて進みます。
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8時57分
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8時57分
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8時58分、ここは小広場と呼ばれる三角形の空間です。
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8時59分、さらに進みます。
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8時59分、突き当たるので左に曲がります(左にしか曲がれません)。
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曲がるとこのようになっていて、
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8時59分、またすぐ右に曲がります。
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このような道を進み、
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つきあたりを、
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9時01分、右に曲がって、
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この後、
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9時01分、またすぐ左に曲がります。ちなみに、この位置で右側を振り返ると、
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クラム・ガラス宮殿の正面玄関があって、アトランテス像があります。
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9時01分、2つ前の写真で左に曲がると、このような道があって、
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まだ9時01分
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9時02分
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9時02分
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9時03分、ちょっとした広場があります。左へは曲がらず、道なりにまっすぐ行きます。右手にはクレメンティヌムの建物があります。この建物は、カレル橋の手前までずっと続きます。
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9時03分
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9時03分、向こうにカレル橋の橋塔が見えてきました。右手に屋外レストランが細長く続きます。その右手はクレメンティヌムの建物です。
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9時04分、カレル橋の手前の信号まで来ました。
※周辺の地図
https://maps.google.com/maps?ll=50.086036,14.413741&spn=0.003191,0.008256&t=m&z=18 -
信号待ちをして、
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9時06分、カレル橋のたもとに到着。でも、
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なんじゃこりゃ、プラハ城が見えない。
というわけで、本日のプラハ城行きはまたもや中止となりました。明日は必ずプラハ城に行きます。
戻ります。 -
巨大な掃除機
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またも旧市街広場にやってきました。この辺はこんなに空が青いのに、プラハ城周辺は全く天気が違うのです。
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塔の屋根と
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てっぺんと
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真ん中のあたり。
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旧市庁舎の建物。建物が並んでいますが、その昔は並んだ建物すべてが市庁舎の一部だったようです。
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左を向くと
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一分の家があります。これも旧市庁舎の一部だったようです。ルネサンス様式の建物で、黒地に白で絵がかかれていて、遠くから見ると凹凸があるように見えます。これは一種のだまし絵で、スグラフィット装飾というそうです。
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旧市庁舎の一連の建物のうち、観光案内所になっている建物の窓
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天文時計のあたりの様子
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カップルが写真を撮っていました。
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ここで、天文時計をよく見ます。とは言っても、実際にはよく見ていなくて、きれいなデザインの時計だな、とだけ思っていました。でも、後で調べると、いろいろな情報のつまったハイテク時計でした。
教訓:天文時計はじっくり写すべし
プラハで天文というとぴんときませんが、実は天文学にすごく関係があるのです。ティコ・ブラーエがプラハで行った膨大な観測記録をもとに、ティコの助手としてプラハに来たケプラーがケプラーの法則を発見し、惑星の動きを説明することができるようになったのです。しかもここの天文時計は、のちに改良などを加えられたものの、ケプラーよりずっと前の15世紀からあったそうですから、プラハってすごいんですね。 -
この時計からわかることを並べます。
1.ローマ数字の文字盤が24時間制での時刻を表します。時刻は、金色の手が指し示しています。ちなみに今は9時35分で、金色の手はIXとXの間にありますね。
2.金色の手と同じ腕に太陽があります。
3.アラビア数字(1,2,3...)は、バビロニア時間というもので、昼間の時間を12等分し、日の出からの時刻を表しています。円盤上の弧と、太陽の位置で読み取ります。この場合は見にくいですが3時頃かな。
4.円盤の一番外側のわけのわからない文字盤は古ボヘミア時刻で、日没を基準とした時計らしいです。 -
5.文字盤は色分けされています。黒い円形の部分が夜を表し、青い部分が昼間を表し、茶色い部分がその中間を表します。左側の青い部分にはORTUS(ラテン語で上昇という意味)、茶色い部分にはAURORA(夜明け)と書かれています。右側はこの写真では隠れていて見にくいですが、青い部分にOCCASUS(日没)、茶色い部分にCREPUSCULUM(黄昏)と書かれています。
6.黄道12宮の円盤があって、星座の印が並んでいます。太陽と月がどの星座の方向にあるのか分かります。太陽がいて座で、月(右下)がかに座のようです。
7.左下の星は春分点を表します。太陽と重なった日が春分になります。
8.真ん中に地球が描かれていて、その中心がプラハの位置です。 -
9.月は白と黒で塗り分けられていて、その時の月の形がわかります。満月を少し過ぎたあたりだったので、あまりよくわかりません。(上の写真では月が黒っぽく見えますが、同じ日のもう少し後で撮った写真を拡大すると、このようになっています)
以上、こんな風にたくさんの情報が詰まっています。 -
時計の左側には2つの人形があります。左は虚栄心を表していて、鏡を見て自己満足しています。右は貪欲を表していて、金の袋を手に持っています。正時ごとに天文時計では、時を告げる仕掛けがありますが、そのとき人形が首を振って動きます。
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時計の右側には、死と喜びの人形があります(英語のWikipeiaや英語のガイドブックでは喜びとなっていますが、日本語のガイドブックでは異教徒の侵略と書かれています)。死を表す骸骨は、正時の仕掛けのとき、左手に持った砂時計をひっくり返し、右手で何回もひもを引きます。ひもは、ずっと上の部分につながっていて、チンチンとベルが鳴ります。
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時計の下には、もう一つ円盤があります。これはカレンダリウム、つまりカレンダーです。
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無理やり写真を拡大したものがこれです。人々の絵が描かれた大きな丸が3個見えますが、上から1月、2月、3月を表します。
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続いて、左から4,5,6月を表します。
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続いて下から7,8,9月
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右から10,11,12月です。今日はちなみに12月9日です。12月の初旬のあたりに金色の目印があります。その外側に細かく日付などが書かれています。なぜか12月7日のあたりを指していました。内側にも小さな丸が並んでいますが、これは黄道12宮を表す絵になっていて、この写真では右からさそり座、いて座、やぎ座、水瓶座が描かれています。
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カレンダリウムの左には、やはり2つ人形があります。英語版のガイドブックによると、左側は哲学を表し、右は大天使ミカエルです。大天使ミカエルは空高く剣を上げています。
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右手にも2つ人形があります。左は天文学、右は修辞学を表しています。(日本語のガイドブックでは、4つの像は歴史記録者、天使、天文学者、哲学者となっていました)
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天文時計の上の部分
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そこの天使
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天文時計のあたり左側
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逆に右側
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右側の離れたところから見たところ
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このあたり(旧市庁舎の東側)には27個の+印があります。ビーラー・ホラの戦いでハプスブルク家に敗れたチェコの指導者たち27人が1621年に処刑され、その首を置いた場所だそうです。
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ところ変わって、市民会館にやってきました。市民会館の中を回るツアーを予約するためです。市民会館の中は、ツアーに参加しないと回れません。13時と15時のツアーがありました。
※周辺の地図
https://maps.google.com/maps?ll=50.087647,14.428021&spn=0.003191,0.008256&t=m&z=18
ツアーまで、中途半端に時間があります。 -
ティーン教会の裏側に来てみました。
※周辺の地図
https://maps.google.com/maps?ll=50.087551,14.422297&spn=0.003191,0.008256&t=m&z=18 -
反時計回りに一周します。
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これが裏側
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その右側
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向こうに見覚えのあるクリスマスツリーが見えていて、ここを通り抜けると、旧市街広場です。
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左手にチケット屋さんがあります。コンサートなどのチケットを扱っています。
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旧市街広場に出てしまいました。何をしていたかというと、ティーン教会の入口を探していました。実は入口がわからず2周もしてしまいました。ここで左を向いて、
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教会の前にある建物のアーケードを進み、左に行く通路を入っていくと、先ほどのチケット屋さんの裏手を通りながら
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教会の入口にたどり着きました。
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入口の手前で上を見上げると、こんな感じです。
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中はあいにく撮影禁止でした。仕方がないので絵葉書を買いました。
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今度はスメタナ博物館に行ってみました。なんと、今日は火曜日で定休日でした。
※周辺の地図
https://maps.google.com/maps?ll=50.08553,14.413376&spn=0.003191,0.008256&t=m&z=18 -
博物館の前にはスメタナの像があります。
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このあたりからは、プラハ城とカレル橋が一緒に眺められます。夜もいい撮影スポットです。朝よりはましですが、相変わらず霞んでいます。
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鳥がいます。
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川にはちょっとした段差があります。
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市民会館のツアーまで中途半端に時間があるので、暇で仕方がありません。また旧市街広場をうろつきます。この辺りは、本当にいい天気です。
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そろそろ12時です。
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天文時計の窓が開き、チンチンというベルの音とともに、12使徒が次々に窓に現れます。でも、かなり高いところにあるので、真下から見るとこんな感じで、ものすごく感動するということもなく、
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そのうち扉が閉まって、あっけなく終わってしまいます。すると、今度はチンチンより低い音の鐘がカンカンと時報を鳴らします。
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てっぺんに鶏がいます。この鶏が音をたてたのかどうか、よくわかりませんでした。
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旧市街広場では、演奏家のパフォーマンスをやっていました。
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ウィンナーと串焼きが積み重なっています。
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煙が出ていて、おいしそうです。
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60コルナのものを買って、
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本日の昼食とします。
以上、時間を無駄に過ごした記録でした。
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