2014年祈りと美食のピエモンテ⑥（トリノ完結編）

2014/08/08 - 2014/08/18

ピエモンテ州の旅の最終目的地トリノを巡りました。

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

８日目はトリノのプリンチピ・ディ・ピエモンテ泊（http://www.atahotels.it/principi-di-piemonte）。

ベッドも広々。

ソファースペースも十分な広さ。

バスルームは重厚な大理石。シャワーブースは別。

朝食もサラダを含めて種類豊富で豪華。

夕食に行ったSotto La Mole。モーレ・アントネッリアーナの向かいにあるリストランテ。ただし、雰囲気・サービスはトラットリア的で寛げる。

付き出しのトマトのスフレ、ブラータチーズ載せ。

今回の旅でお世話になったグリッシーニも食べ納め。

鶏のサラダ。

野菜のタヤリン。

トリノで食べるミラノ風カツレツ。少し上品。

パンナコッタ。トリノはフランス人の観光客も目立ち、店員もフランス語が流暢。

最終日のランチ。Eataly本店のイートインのCarne Cruda。

ロースト・チキン半身。ボリュームたっぷり。

ストゥピニージ城（Palazzina di caccia di Stupinigi）。サボイア公アメデオ２世が1730年代に建設。フィリッポ・ユバッラ設計。狩猟のための別荘。正面屋根に鹿の銅像が飾られている。

狩猟のシーンの壁画を眺めながら狩猟前に獲物への期待を膨らませていたのかも知れない。

城内の装飾はPalazzinaということもあって、若干質素。

本館中心にあった豪華なシャンデリア。

カステッロ広場近くにある老舗のカフェBaretti e Milanoで昼食。歴史を感じさせるカフェ。

トリノ王宮。

トリノ王宮内で見つけた印象的な壁画。サボイア公の歴史を神話風に描いている。

ボールルームにあった踊りをモチーフとした壁画。

王宮からそのまま武具博物館に行ける。古代のヘルメット。

戦場の華、騎馬の鎧姿。博物館内に日本の武士の鎧兜も展示してある。

王宮に隣接するサン・ロレンツォ教会内部。

受胎告知の大理石像。

イタリア独立時の議会が置かれたカリニャーノ宮。

リソルジメント博物館へ。

イタリア統一後に開かれた議会。

イタリア王国初代首相カミッロ・カブール像。

イタリア統一の立役者ガリバルディが義勇軍のユニフォームにしていた赤シャツ。

ガリバルディ像。

イタリア王国２代国王ウンベルト１世王妃のマルゲリータ（本名：Margherita Maria Teresa Giovanna di Savoia-Genova）。ピッツァ・マルゲリータに名を残す。

Tranviaに乗ってトリノ郊外のスペルガの丘へ。

スペルガ聖堂。1700年代アメデオ２世の治世に創建。

スペルガ聖堂の裏手にある1949年5月4日に起きたアリタリア機墜落事故現場の追悼碑。乗客31名全員が死亡する中にACトリノの選手18名と監督・スタッフ5名が含まれていた。ACトリノは当時セリエAの強豪で1948年から始まったシーズンも好調を維持しリーグ5連覇も目前という状況だった。

モーレ・アントネッリアーナの夜景。1850年代に元々シナゴーグとして建設が始められた。今やトリノのシンボル。

最終日、新しくなったエジプト考古学博物館を見学。ロンドン、NYと並んで世界３大エジプト博物館と言われている。

魅力的なイシス像。館内は展示スペースも広く、展示品も目を見張るものが多い。

ポー川沿いにある中世の町（万博時に中世の町を再現したもの）

中世の町（Borgo Mediovale)。

トリノと言えばFIAT本拠。ということで、立派な自動車博物館がある。自動車好きの聖地らしい。

マッハ・ゴーゴーゴーのような車。

F1車の歴史

マセラーティ社100年。自動車愛を感じさせる博物館でした。

帰国土産を買いにイータリー本店へ。

相変わらず、グルメな食材が並んでいる。

地下のワイン売り場も品揃え豊富。最近、機内持込みの制約が厳しいので見るだけ。

タクシーの運転手とイタリアの政治が２流だから経済が良くならないという話で盛り上がりつつトリノ空港へ。今回のピエモンテ州の旅もこれで終わりです。