2014年祈りと美食のピエモンテ④（ビエッラ・オローパ編）

2014/08/08 - 2014/08/18

ピエモンテの旅も中盤、北部へ移動してアルプスに近いビエッラの町へ。聖地オローパのサクロ・モンテも訪れます。

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

４・５泊目はビエッラ駅前にあるホテル・アストリアに宿泊。

部屋はこんな感じで近代的で清潔。

バスタブはジャグージ付き。

リチェット・ディ・カンデーロに出掛けてランチに食べたパスタ。カレー＆クリーム味。胃に優しい味。

４日目夕食はビエッラのバラッカ（http://www.baraccaristorante.it/cucina.html）。ガンベロ・ロッソ誌１つエビ。ビエッラの伝統料理の店。前菜盛り合わせは地元のTomaチーズを使った濃厚な味。

キノコのタリアッテレも濃厚なチーズのコク。

仔牛のレバー。ネットリとした食感。

ビエッラ名物「パニッサ（Panissa）」。小豆、ラルド、ラ・ドゥーヤ（la duja）と呼ばれるラルド漬けの地元特産のサラミ、玉葱、セロリ、ニンジンが入ったリゾット。赤飯ぽい香りもする、かなりヘビーなリゾット。２人で３８ユーロはお得。

５日目のランチは聖地オローパの境内にあるリストランテCroce Bianca（http://www.ristorantecrocebianca.it/）。

ユバッラ（Juvarra）の回廊を使った贅沢な店内。

付き出しはラルドの乗ったフォッカッチャ

店の代表料理ポレンタ・コンチャ（Polenta Concia）。ポレンタに地元特産のトーマ・チーズとバター、牛乳を入れ、塩・胡椒・セージで味付けただけのシンプルで高カロリーのポレンタ。素材の限られた山あいの町の滋味たっぷりの郷土料理といった感じ。

ひき肉を詰めたラビオリ。

食後のカフェ・マッキアートにcanestrelliというチョコレートを挟んだビエッラ名物のウェハースが付いてきた。２人で２９ユーロと上品な雰囲気とサービスの割に良心的。

Caffe Vergnano 1882。EATALYと提携しているCaffe。

カッフェ・マッキアートも完璧。因みに一緒に出てくる水はコーヒーを飲む前に口を
漱ぐためのものだとか。

EATALYへの提供商品も陳列。

５日目の夕食はホテルに近いPositano。お目当ての店が夏休みだったため、代わりに「フレッシュ・ポルチーニ入荷」の看板につられて何となく入店。

フレッシュ・ポルチーニのリゾット。ビエッラのリゾットはチーズが濃厚。

エビのタリアッテレ。

羊のあばらの炭火焼。手掴みで骨の周りの肉を食べる。２人で４０ユーロ。

４日目はビエッラ郊外のリチェット・ディ・カンデーロ（Ricetto di Candelo）へ。平時は倉庫、戦時は要塞になった中世の町。

観光客もまばらで静か。

ビエッラのドゥオーモ

ビエッラのドゥオーモの内部。

ドゥオーモの脇に建つ洗礼堂。ビエッラの中では最古。

ビエッラの町の有名な惣菜屋モスカ（Mosca）。肉・魚・ハム・乾物・その他高級食材が揃う。

ビエッラの郷土博物館。太古の昔は海だったビエッラの郷土の歴史を辿る。

特別展示してあったボッティチェッリのビーナスの誕生の習作。本物と比べて髪の毛の波立つ感じが未だない。

ビエッラで出土した紀元１世紀頃のガラス細工。１世紀のものとは思えないスタイリッシュな鳥のガラス細工。

ケーブルカーでビエッラの丘の上ピアッツォ（Piazzo）へ。

ピアッツォの中央広場。中世のビエッラの町が残る。

サンジャコモ教会。13世紀創建。

５日目は駅前からバスに乗って聖地オローパ（http://www.santuariodioropa.it/db/it/）へ。高野山のように高い山の上にある。あいにくの霧模様。世界遺産。

到着した時は一面霧の中。

オローパの中央の庭。

オローパの新ドゥオーモ。

オローパのサクロ・モンテ。マリアの一生を辿る。

フィナーレはマリアの戴冠。

旧ドゥオーモ内にあるオローパの至宝、黒マリア像。

旧ドゥオーモ内部

ビエッラを後にディーゼル列車でノバッラを目指します（続く）